ピンクのリップスティック 第16話あらすじ|鉄格子の中で宿り、失われた命…涙が枯れた夜

ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪

この回は、
もう「辛い」という言葉では足りません。

希望が見えた瞬間に、
それを叩き潰される――
そんな残酷さが、容赦なく描かれます。

それでは第16話を一緒に見ていきましょう。

ピンクのリップスティック 第16話 あらすじ

刑務所での過酷な生活が続く中、
ガウンの体に異変が起きます。

激しい労働と心労で倒れ、
医務室へ運ばれたガウンに、
医師は淡々と告げます。

「妊娠しています」

その瞬間、
時間が止まったような表情を見せるガウン。

お腹の中にいるのは――
自分を裏切り、
父を死に追いやり、
すべてを奪った男、
ジョンウの子供でした。

「こんな形で“つながり”が残るなんて、残酷すぎると思った」

最初は戸惑いと恐怖。
この命は呪いなのか、
それとも――
神様が残してくれた、
最後の救いなのか。

ナリを奪われ、
父を失い、
すべてを失ったガウンにとって、
お腹の中の命は、
生きる理由そのものでした。

「この子だけは、絶対に守る」

そう誓い、
ガウンは再び
母として立ち上がろうとします。

「どれだけ奪われても、まだ“守ろう”とするのがガウンなんだよね…」

一方、
塀の外の世界では、
まるで別の物語が進んでいました。

ジョンウとミランは、
ガウンの父の会社を完全に掌握し、
贅沢で華やかな生活を送っています。

笑顔、
祝福、
成功――
すべてが彼らのもの。

「この対比が本当にえげつなくて、見ていて胸が痛い」

そして第35話。
ガウンに、
さらに残酷な現実が突きつけられます。

刑務所の中で、
ジョンウとミランが
結婚式を挙げた、
あるいは公に夫婦として認められたという知らせを知るのです。

自分をここまで追い込んでおきながら、
何事もなかったかのように幸せそうな二人。

怒り、
悔しさ、
絶望。

それらが一気に押し寄せ、
ガウンの心と体を蝕みます。

「ここで心が壊れない方がおかしい…」

極度のストレス、
あるいは刑務所内でのトラブルが重なり、
ガウンは激しい腹痛に襲われます。

助けを求めても、
その声は届きません。

冷たい独房の中で、
ガウンは流産してしまいます。

床に広がる赤い血。
守ると誓った命は、
あまりにもあっけなく失われました。

「もう、何も残らなかったんだ…と呆然とした」

泣き叫び、
声が枯れるまで絶望した後、
ガウンの目は、
ゆっくりと変わっていきます。

神はいない。
誰も助けてくれない。

ならば――
自分が罰を下すしかない。

お腹の子を守れなかった無念と、
ジョンウとミランへの憎悪が溶け合い、
ガウンの中で、
何かが完全に切り替わります。

ピンクのリップスティック 第16話の感想まとめ

第16話は、
ガウンという人間が生まれ変わる回でした。

父を失い、
ナリを失い、
自由を失い、
そして最後の希望だった命まで失う。

「ここまで奪われたら、人はもう“別の存在”になるしかない」

特に辛いのは、
この妊娠が
希望で終わらなかったこと。

一瞬だけ差し込んだ光を、
これ以上ない形で奪う演出は、
正直かなりきついです。

でも同時に、
ここでガウンは
“泣く女”を終わらせました。

涙は枯れ、
情は削ぎ落とされ、
残ったのは
冷たい決意だけ。

「ここでようやく、復讐者としてのガウンが完成した気がする」

鉄格子の中で失われた命は、
決して無駄にはならない。

その死は、
ガウンに
“生きる目的”を与えました。

ここから先の彼女は、
もう以前のガウンではありません。

ピンクのリップスティックを塗る理由が、
この回で、
はっきりと刻まれたのだと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください