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この回で、
長くガウンを苦しめてきた“親友”の物語が、
ついに終わりを迎えます。
ただし、それは救いではなく、
哀れな転落として描かれます。
それでは第52話を一緒に見ていきましょう。
ピンクのリップスティック 第52話 あらすじ
夫に金を持ち逃げされ、見知らぬ街に一人取り残されたミラン。
空腹と寒さ、そして絶望の中で、彼女の思考は歪んだ方向へ向かいます。
「ナリさえいれば、やり直せる」
それは母性ではなく、最後の拠り所を求める執着でした。
ミランはボロボロの姿で、ナリがいる場所――ガウンの家や学校付近へ現れます。
しかし、その行動はすでに一線を越えています。
ナリを連れ去ろうとした瞬間、ガウン(あるいはジェボム)が立ちはだかり、計画は失敗に終わります。
ほどなくして警察が到着。
ミランは取り囲まれ、ついに告げられます。
「キム・ミラン、殺人教唆および横領の容疑で逮捕する」
ミランは泣き叫びながら抵抗します。
「私はやってない!」
「全部ジョンウがやったのよ!」
しかし、言い逃れは通じません。
冷たい手錠がかけられ、彼女は連行されていきます。
「ここまで落ちても、まだ他人のせいにするんだ…」
パトカーに乗せられる直前、ミランは遠くに立つガウンと目が合います。
勝ち誇るでもなく、怒りを見せるでもない。
ガウンの視線は、ただ静かで、冷たく、どこか哀れむようでした。
拘置所での面会室。
ガラス越しに再会した二人。
囚人服を着たミランは、憎しみをむき出しにします。
「あんたのせいでこうなった!」
「呪ってやる!」
それに対し、ガウンは声を荒げることもなく、淡々と答えます。
「まだ分からないの?」
「あなたをここに送ったのは、私じゃない」
「あなた自身の欲望よ」
「この静かな言葉の方が、どんな罵声より刺さる」
ミランの目に、反省の色はありません。
その姿を見て、ガウンは理解します。
もう情けをかける必要はない――と。
一方その頃、金を持って逃げたジョンウは、安宿やネットカフェを転々としながら潜伏していました。
テレビで流れるミラン逮捕のニュース。
「次は俺だ…」
恐怖に支配されたジョンウは、追い詰められていきます。
そして彼は考え始めます。
「このまま終われるわけがない」
自分を破滅させたガウンを道連れにするか、
あるいは最後の金を奪うために――
ガウン、もしくはナリを狙うという、最も危険な発想へ。
「失うものがない男ほど、怖い存在はいない」
ピンクのリップスティック 第52話の感想まとめ
第52話は、
ミランというキャラクターの終焉を描いた回でした。
華やかなデザイナーから、
番号で呼ばれる囚人へ。
彼女が選び続けた道の、行き着く先です。
「因果応報だけど、あまりに虚しい終わり方」
特に印象的なのは、
逮捕されてもなお反省しない姿。
最後まで他人のせいにし続けることで、
彼女が本当に“何も学ばなかった”ことがはっきりします。
一方で、物語はまだ終わりません。
ミランは捕まりましたが、
より卑劣で、より追い詰められたジョンウが、
まだ自由の身で残っています。
「ここからが一番危険な局面だと思う」
ミランは塀の中へ。
残るはジョンウただ一人。
第52話は、
一つの悪が裁かれ、
最後の悪が暴走を始める直前を描いた回でした。
物語はいよいよ最終章。
次に待つのは、
逃亡者ジョンウとの“最後の決着”です。
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