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クルミットです♪
キム・ジンサがついに息子への想いを口にした20話。マクスンへの非難、ダリの告白、そしてカン・ポスがクィドンに語った言葉。何気ないやりとりのように見えて、じわっと引っかかりが残る回でした。
捕盗庁が貧しい民を片っ端から捕らえていく場面は、見ていてきつかったです。薬代のために黙っていただけの人たちまで罰せられる。老人たちが「一文も着服せず全部配ってきた」と語り合うシーンとの落差が、ひどかった。
それでは20話を一緒に見ていきましょう!
チャクペ〜相棒〜 20話のあらすじ
キム・ジンサが息子に「いつから入れ替わりの事実を知っていたのか」と問い詰めます。息子は「恐ろしくて言えなかった。チョンドンには知られてはならない」と打ち明け、キム・ジンサはこう答えます。「誰が何と言おうとお前は私の命より尊い息子だ。天下を与えられても再びチョンドンとお前を入れ替えるつもりはない」と。
キム・ジンサってずっと冷たい印象があったので、この言葉は少し意外でした。本物の息子への罪悪感がどこかにあるのかどうか、その辺はまだよくわからないけど。
乳母のマクスンは「乞食の小屋で産んだ自分の子を放っておけなかった」と言い訳をしますが、「人倫に背いている」と非難されます。「クィドンに母と呼ばれないなら生きていても意味がない」と嘆くマクスンに、「ただの一度でもチョンドンのために泣いたことがあるか。世の中で一番可哀想なのはチョンドンだ」という言葉が返されます。
マクスンの話を聞いていると可哀想に見えてくる瞬間もあるんですが、チョンドンの話を持ち出されると「あ、そうだった」となる。
夫人は数日食事も取れず寝込んでいて、クィドンからの連絡を気にしながらも「来るように言わないで」と命じます。旅閣を出て行こうとする人物に「あなたが出て行ったら私のそばには誰もいなくなる。離れないでくれ」と引き留める場面もあり、それぞれの立場が少しずつずれてきています。
捕盗庁では、我来賊(がらいぞく)から金をもらって告発しなかった貧しい民たちが次々と捕らえられます。「薬代で命を繋いでいるのに告発などできない」「覆面をしていて顔は見ていない」と訴えても聞いてもらえない。上の人間は「歓迎しているのは卑しい者たちだ」と一蹴し、「牢屋がいっぱいでも300人でも4000人でも無制限にすべて捕らえよ」と指示を出します。
4000人って言葉が出た時、さらっと言いすぎていて怖かった。数字で人を見てる。
ダリが我来賊の一味だということが発覚します。「ずっと前から私の心は我来賊だった」と明かし、抜け出すよう説得されても拒否。「お前は商人として世の中を利する道を歩め」とだけ告げます。
また、ある男がドンニョの見舞いに行くよう相棒に頼みますが、「これ以上ドンニョには会いたくない。彼女の心の中には君しかいない」と断られます。
クィドンはカン・ポスに「ダリを我来賊から外してくれ」と頼みますが、「彼女の選択だ」と断られます。「一握りの一味で世の中を変えられると考えるのは火に飛び込む蛾のようで愚かだ」と批判するクィドンに、カン・ポスはこう返します。
「誰かが太鼓を背負って高楼に登り、民を目覚めさせねばならない。良心ある民たちが私の太鼓の音を記憶してくれることを望むだけだ」
「記憶してくれることを望むだけ」って、覚悟を決めた人の言葉だなと思って、ちょっとひやっとしました。
その後カン・ポスは市場で正体が発覚し、追手から逃げて仲間に密旨を渡します。「この密旨を頭領に伝えてくれ」と。
カン・ポスはチョンドンを我来賊に引き入れたいと話しますが、ダリは「チョンドンには彼の道がある」と反対します。そして我来賊たちは、平壌監営から戸曹に送られる貢物の馬車を奪う計画を立て、「命は助けてやるからどけ」と脅して護送隊を襲撃します。
終盤では「私を囮にして我来賊を一網打尽にする計画だ」という声も出てきて、「お前は我来賊だ。お前をどうして愛さずにいられようか」「私が世の中を知らなすぎました」という言葉が交わされます。
20話を見て引っかかったこと
カン・ポスの「太鼓の音を記憶してくれることを望むだけ」が、見終わってもずっと頭に残っています。
世の中を変えるというより、何かを残そうとしている。止まらない人間ってこういうんだよなと思った。クィドンが「愚かだ」と言ったのはわかるんですが、カン・ポスは正面から返していなかった。別の次元で話していて、なおさら怖かった。
マクスンへの「ただの一度でもチョンドンのために泣いたことがあるか」という言葉も気になっています。誰の言葉なのかが字幕からははっきりしませんでしたが、チョンドンの不在をちゃんと拾ってくれた一言だった。チョンドンの名前が出てくるたびに、この人は今どこで何をしているんだろうという気持ちになります。
カン・ポスが「チョンドンを我来賊に引き入れたい」と言ったのに、ダリが反対したのも少し引っかかりました。チョンドンには彼の道がある、というダリのあの一言、何か知っているのかな…。
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