偽りの雫-あらすじ-最終回(122話)-結末は!?

韓国ドラマ-偽りの雫-あらすじ-121話-感想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

偽りの雫 タイトル


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クルミットです♪
いよいよ最終回を迎えましたねぇ。悪魔スンヒを止めて復讐は果たせるのか、ジョンウォンはハッピーエンドを迎えるのか?みんなが本来あるべき姿に戻れるのか?
神様は正義の味方だってことをこのドラマを通じてても見てみたいなぁと思っちゃいました。
登場人物のみんなのことが気になります。それでは最後の122話をお伝えします。

【偽りの雫】(ネタバレあり)

最終回(122話)

就任式中、スンヒのスピーチが行われる番だ。これから私はデヨングループの会長役を務めさせていただき、誰よりも会社の為に先頭に立ち奉仕することを約束致します。この場に先代会長のチャ・オクシム会長が参加して頂けたらもっと意味のある就任式になると思いますが…。
その時だ。私が居ない状態で進めていけないじゃない! ビョン女史が登場した。
その後、ジョンウォンが本当のオクシム会長を登場させた。
オクシム会長が二人も居る式場はパニック状態になった。
ビョン女史が口を開けた。あちらの方が本当のチャ・オクシム会長です。それから私はチャ・スンヒに脅されて会長に成りすました詐欺師のビョン・チュンザです。申し訳ございませんでした。そして前回取締役会議に参加したのも私でした。会長役を辞めさせて頂くと発言したのも、ここに居るチャ・スンヒから脅されたからです。
大きい声で保安チームを呼ぶスンヒだが、保安チーム員たちは動く気配がない。もう式場内の雰囲気はスンヒの味方ではないようだ。
オクシム会長も口を開けた。まだ滑らかに話せなく、片言でゆっくりと話しをする。
デヨングループの会長、チャ・オクシムです。私チャ・オクシムはデヨングループをここに居る副会長ではなく、専門経営者に任せる考えです。また私の持ち分のすべての株をデヨングループの本当の持ち主である全社員に分ける考えです。
オクシム会長の発言を認めないスンヒが暴れ出すが、ジョンウォンがスンヒを止める。ジョン秘書から提供して貰ったスンヒの不正資金に関する資料をばらしたのだ。
それから二つの動画が流される。スンヒがギョンジュの前で自分の罪に対して自白した動画と、4年前の事故当時のドライブレコーダーの動画だ。
ホン議員が警察と同行して式場に入って来た。あなたとオレは今までの罪を償う時が来た。もうこれで止めるんだ!
まだ認めたくないのか、暴れ出すスンヒだが、警察はスンヒの腕に手錠を掛けて式場から連れ出す。連れ出されるスンヒの姿を見るオクシム会長の心は重たいのだ。
警察の取り調べに対してスンヒは全面的否定をしている。
参考人としてジョン秘書が取調べ室に入って来た。ジョン秘書を見たスンヒは、お前が私を裏切ったのね?私が放って置くと思うの?スンヒの言葉に対しジョン秘書は言い返す。やれることならやってみれば~? 
ジナはアメリカに帰ることにした。チワンと別れの言葉を交わしている。今度会う時は友達として楽な関係で会えればいいなぁ!握手をする二人。
ビョン女史が二人のところに来た。ビョン女史もジナに別れの言葉を言いたいようだ。
一度だけ抱きしめてもいいの?と聞くビョン女史に対して、ジナは答えの代わりにビョン女史を抱きしめながら、今日の活躍、格好よかったわよ。お母さん!
ジナはビョン女史をお母さんとして受け入れたのだ。

スヒョクがホン議員に面会に来た。
スヒョク。お父さんの顔、楽に見えるよ。
ホン。ありがとうなぁ!君が最後まで反対してたらオレは自首なんか出来なかった。君は予定通り足を直しに行くんだ。それが君のお母さんとオレの為のことだ。
スヒョク。二人を残して私一人で行ってもいいのかな?
ホン。君は一人ではないんだ。どういう意味か気づいてないスヒョク。
ホン議員はチワンとの会話を思い出す。
ホン。今から自首しに行くつもりだ。
チワン。大丈夫ですか?すべてを失いますよ。
ホン。罪を犯したら、その罪を償わなければいけないよなぁ。その単純な真理を背いて失ったことがあまりにも多すぎるんだ。最後に一つお願いしてもいいのかなぁ。スヒョクのことを頼む。オレが犯した罪はしっかりと償う。だが、スヒョクは君の弟じゃないか。

空港だ。スヒョクが歩き難いような歩き方でキャリーバックを持って歩いている。後ろからチワンが現れて来た。チワンはスヒョクの保護者としてリハビリ専門の病院に向かう為に来たのだ。スヒョクは気まずいような言い方で、お兄ちゃん!と呼んでくれる。

チワンのお見送りにジョンウォンが走って来る姿を見たスヒョクは二人の為に席を外す。
ジョンウォン。いつ戻ってきますか?長いですか?
チワン。まだ分かりません。スヒョクが一人で歩けるまでは側に居てあげるつもりです。
ジョンウォン。サヨウナラ!チワンの背中を見つめながら涙を流す。
スンヒに判決が下される。被告人チャ・スンヒはリ・ヨンフンを死に至らしめたこと、その事故の重要証拠を隠滅したことと、罪のない人たちへ被害を与えた。それのみならず会社内で職位を用いて不正な資金を集めたことで、懲役10年が下った。
スンヒが刑務所の囚人の部屋に居る。中にはスンヒを含めて3人の女囚人が居る。ご飯の時間にも関わらずスンヒは口にしようしない。囚人の部屋の狭い窓からかかる一筋の光。スンヒは涙を流しながら倒れてしまう。
ジョンウォン姉妹とイェジュン、そしてオクシム会長とウンエが、オクシムの屋敷に入って来た。ジョンウォンの家族を歓迎してくれるマング。
オクシム会長の家でみんなが暮らすことになったのだ。
ミョンスとジョンファはラブラブの電話をしている。

それから
数年が
経った。

ビョン女史、マングとミソン、そしてマングの秘書の親子は、田舎の年寄りの方たちを集めて
オレオレ詐欺に対する対策について講座をしている(笑)
ビョン女史の専門分野?ですからねぇ。
講座を終えた後、みんなは仲良く楽しそうにバーベキューをしている。ビョン女史は探偵事務所を開く予定だ。マングとミソンがビョン女史の探偵ビジネスに投資もすると言う。(笑)
オクシム会長の家では、食卓にみんなが集まっている。ジョンファのお腹が大きくなっているし、みんなは幸せそうだ。
オクシムとジョンウォンが久しぶりに出かけるようだ。向かった先は田舎にある聖堂だ。
シスターは二人に、誰かの話をしている。発作を起こすこともあるけどひどくはない、過去のことを何も覚えていないし、一日一食だけ食べている。と。
二人の目に入ったのは、山盛りの洗濯物を持って歩いて来ているスンヒの姿があった。
スンヒは別人になっていた。オクシムもジョンウォンのことも覚えていないようだ。オクシムがスンヒの好きなまんじゅうとそれ以外に沢山の料理を用意して来たが、スンヒは口にしようとしない。しばらく無言の時間が経ってスンヒは席から立ちあがりどこかに走って行く。
スンヒは後ろを振り向いてオクシムとジョンウォンが見えないことを確認してから、
手を開く。手の平には一個のまんじゅうがあった。嬉しそうにまんじゅうを見るスンヒ。大きく口を開けて一口まんじゅうをかじる。また一口かじる、また一口を…。スンヒは座り込んでしまう。まんじゅをかじりながら悲しく泣く。実はすべてを覚えているかのように…。
チワンが帰国した。歓迎してくれるミョンスと挨拶を交わした後すぐに、チワンはどこかに向かう。その先はホン議員が居る刑務所だ。ホン議員は平穏な顔をしている。
チワンはスヒョクの近況を伝える。スポーツを楽しむほど回復したようだ。
ありがとう!と言うホン議員にチワンは、弟の面倒を見るのは当然なことじゃないですか。それに、ありがとう!というお父さんはいないですよ。
ホン。お前、お父さんと言ったよなぁ?!気まずくなったチワンはまた今度…。と言ってホン議員を後にした。
ジョンウォンは港が近くにある水産市場に来ている。誰かと電話をするようだ。電話の向こう側はテレビ局の人のようで新たに始まる料理番組のアイテムについて語っている。
電話切ったジョンウォンは市場のあっちこっちを回りながら写真を撮ったり、屋台でほかほかと湯気の立つおでんを美味しそうに一口かじる。
こういうジョンウォンの姿をカメラに入れる一人の男。チワンだ。
砂浜を素足で歩くジョンウォン。後ろからのシャッター音で後ろを振り向くと、チワンが立っていた。走ってくるチワンに両手を広げて抱きしめるジョンウォン。
ジョンウォンのナレーションが聞こえながら、沢山のシーンが流れる。
田んぼの小道でミソンに指輪を渡すマング。
チキンの店で幸せそうなジョンファとミョンス。
刑務所から出所したのか、どこかに向かって元気よく歩いているギョンジュ。
無事に赤ちゃんを出産したジョンファ夫婦と、赤ちゃんを抱くオクシムとウンエ。
料理番組に出演しているジョンウォン。
ジョンウォンのナレーション。
二度と人を信用出来なくなった時期があった…。
私はもう一度信じてみることにした。人こそが希望であり、人こそが癒しである事を…。

最終回(122話)の感想

ドラマのタイトルに相応しく沢山の偽りを見ました!(笑)
偽りに傷つけられ苦しんだ人と、その偽りの元は厳しく罪を償って貰うことを。ホン議員とチワンの会話でのセリフだったのですが、単純な真理を背いて失ったことがあまりにも多すぎる…。そうですねぇ。私も色んな意味で単純なことを忘れていたのではないかと、ふっと思い浮かびました。
このドラマで笑ってしまうことも、腹が立つことも沢山ありましたねぇ。
でも、何より、このドラマでの感想は、人から傷つけられたことは、人により癒されるということではないかと思いました。
人は希望と愛がなければ生きていけないとも言うのですよねぇ。皆さんも愛する人たちへ暖かいメール一通でもいかがですか? ((´∀`*))

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