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クルミットです♪
ドジュンがオ・セヒョンと手を組んでミラクルを立ち上げ、早速アジン自動車を狙い始めた5話。スニャングループとの攻防が動き始めたかと思えば、ユン・ヒョヌの記憶をたどって母親の家を訪ねるシーンがあって、そこがずっと頭から離れないです。生卵の話をされたときのドジュンの顔。あの場面だけで5話を見る価値があった気がします。
それでは5話を一緒に見ていきましょう!
財閥家の末息子 5話のあらすじ
「準備してきた人間は自分一人だ」——チン・ドジュンがそう宣言し、オ・セヒョンと共に投資会社ミラクルを立ち上げます。最初の買収ターゲットとして選んだのはアジン自動車。ただしチン・ドジュンはユン・ヒョヌのサインを使って動いています。チン・ドジュンでありながら、ユン・ヒョヌとして。
一方、青瓦台(大統領府)での集まりでは経済の構造調整が話題になります。チン・ヤンチョル会長は「アジン自動車の買収はスニャンがやる」と明言。周囲が反対しても「これは選択ではなく生存だ」と言い切りました。
チン・ヤンチョル会長、いつも断言するんですよね。迷ってる素振りが一切ない。あの確信の強さが怖くもあり、でも妙に引きつけられる。
留学から帰国したチン・ソンジュンを祖母と会長が歓迎する中、モ・ヒョンミンは空港まで出向いて先手を打ち、チン・ソンジュンに自分の手札を見せていました。計算高いなとは思いますが、あの家族の中でぼーっとしていたら生き残れないというのもわかる。
チン・ヤンチョル会長が貸出限度による資金不足に怒っているところへ、ミラクルのオ・セヒョンがアジン自動車を狙っているという情報が入ります。オ・セヒョンはアジン自動車を実際に訪問し、「雇用承継と経営権を保障する」と伝えます。社内の誰かに「チン・ドンギ社長に知られるとまずい、ハ代理が決めてくれ」と言われたハ代理は、「休暇だ」と一言。
…この一言の重さが、見ているこっちにはじわっと来ました。
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5話でいちばん長く見ていたのは、チン・ドジュンが母親の家を訪ねるシーンです。
ユン・ヒョヌの記憶をたどって辿り着いた住所。ドアに挟まれた請求書を見ていると母親が帰ってきます。「そうなってしまいましたね。最近はみんな大変な世の中じゃないですか」と声をかける母親。立ち去ろうとしたチン・ドジュンが「ご飯はありますか」と尋ねて、二人でキムチチゲを食べるんですが。
母親が、卵を取り出すドジュンを見て「生卵は食べないんですか? うちの息子も食べないんですよ」と言った瞬間、もうだめでした。
自分の息子と同じ癖を、他人の中に見つける母親。その子がまさか目の前にいるのに、気づかない。なんか胸のあたりに刺さりました。台詞はなんでもないことを言ってるだけなのに。
そこへ父親が花を持って帰宅しますが、母親は喜ばない。父親の「アジン自動車が崩れれば大韓民国が滅びる」という言葉に、母親は「大韓民国は滅びた」と返す。父親は「私がそんなに悪いことをしたのか」と言って出て行ってしまいます。
その会話を聞いていたチン・ドジュンは、ユン・ヒョヌだったころの記憶を思い出します。「妻子を立派に養うこと、父親にそんなことを言う資格があるのか」と言ったあの記憶を。
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エレベーターでモ・ヒョンミンと鉢合わせしたチン・ドジュンは、ユン・ヒョヌの記憶を持ちながら彼女を見つめます。「そんなに見るのか」とモ・ヒョンミン。
アジン自動車の買収協約書を書くよう指示を出しながら、チン・ドジュンはチン・ヤンチョル会長に直接「なぜ雇用承継に反対するのか」と問いに行きます。会長の答えがこれです。「使用人を育てて暖かく満腹にさせると、自分が主人だと勘違いする。お金が正道だ」。
チン・ドジュンとは真逆の考え方。でも会長は本気でそう信じている。
チン・ソンジュンとの初対面では、「忘れられない顔だから」とドジュンが返します。ユン・ヒョヌの記憶があるから当然なんですが、初対面の相手に言われたチン・ソンジュン、そりゃ走って逃げるよという感じでした。
モ・ヒョンミンは父親からチン・ドジュンが盆唐(ブンダン)に5万坪の土地を持っていると聞き「主人公だけを変えて、シナリオを書き直そう」と話します。この人の発想は毎回冷静で、少し怖い。
ソ・ミニョンがアルバイトをしている店でコーヒーを買うシーンもあって、「私ではなくウィンナーコーヒーのため?」というソ・ミニョンの言葉が軽やかでした。この二人のやりとり、この話の中では唯一空気が軽かった。
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クライマックスはオ・セヒョンとの論争です。「私は金になる商売をする人間だ」と言うオ・セヒョン。なぜ雇用承継にそこまでこだわるのかと聞かれたチン・ドジュンは、ユン・ヒョヌの記憶の中で母親が亡くなる場面を思い出します。
チン・ソンジュンから「青瓦台からテヨン自動車を中心にアジン・スニャン自動車を合併せよという指示が来た」という情報を得たドジュン側は、交渉の構図を変えます。「二人三脚ではなくボートで競おう」——グローバル自動車の持分を渡し、雇用承継とアジン自動車の持分を条件に、ミラクルの資金でアジン・スニャン自動車の買収を進めるという取引が成立しました。
決着がついたチン・ドジュンは「その家のキムチチゲをいつまでも食べたい」という理由で、母親のアパートを契約します。
「前世で自分の人生は失敗に終わった。しかし終わりは始まりであり、今生は自分へのチャンスだと信じていた。私は間違っていた。今生は私にとってチャンスではなく奇跡だ」——そう思いながら、気分よく母親の家に向かったチン・ドジュン。しかし、母親はすでにこの世を去っていました。
財閥家の末息子 5話で一番きつかったシーン
最後の場面です。
キムチチゲを食べて「ここに住もう」と決めて、喜んで向かったのに。間に合わなかった。
チン・ドジュンには前世の記憶があって、転生したことを「奇跡」だと感じていた。なのに、本当に守りたかったかもしれない人を守れなかった。
会社の買収はうまくいって、財閥の中での立場も固まってきて、なのに一番大事なところで間に合わなかった。この落差がきつかったです。
「奇跡だと思っていた」というモノローグの直後にこれだから、余計に重い。
母親との食事で「生卵は食べない」と言われたとき、ドジュンはどんな顔をしていたんだろうとずっと思っています。あの場面、もう一度見直したい気がします。
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