恋人~あの日聞いた花の咲く音~ 第1話 あらすじ 「花の音が聞こえる」—イ・ジャンヒョンがギルチェを見た瞬間

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ユ・ギルチェって、「夢で見た男が実在した」という状況を序盤でそのままやるんですね。しかもその相手が、婚姻しない主義の問題男。しかもギルチェ自身、村の男たちを話術でころころと虜にして、女たちから嫌われているタイプ。最初からちょっと面倒くさい二人です。

ただ、冒頭の血まみれのシーンが頭から離れなくて。

それでは1話を一緒に見ていきましょう!

恋人~あの日聞いた花の咲く音~ 1話のあらすじ

物語は、持平(朝鮮時代の監察官職)のシン・イリプが、昭顕世子の史草(史官が書いた草稿メモで、のちに朝鮮王朝実録に編纂されるもの)を調べるところから始まります。その記録に繰り返し登場する「イ・ジャンヒョン」という名前。一体どんな男なのか、調査が始まります。

同じ場面に、白髪になって閉じ込められた老人の姿も映し出されます。誰なのかは明かされない。ただそこにいる。

さらに場面が変わって、血まみれで満身創痍のイ・ジャンヒョンが現れます。彼が語る言葉が「待っていたか、そなたを。ここでとても長く……」そして「花の音が聞こえる」。

タイトルの意味がいきなり冒頭で出てくる。この段階では何も状況がわからないのに、妙に引きつけられます。

ここから時代が遡ります。二人が出会う直前の話です。

ユ・ギルチェは落郷した両班・ユ・ギョヨンの娘。夢に何度も現れる「運命の郎君様」を待ち続けていて、その夢に出てくる男のシルエットがイ・ジャンヒョンの姿そのものです。

彼女、自分の美貌をちゃんと自覚していて、話術で村の男たちの心を次々と掴んでしまいます。当然ながら、村の他の女たちからは嫉妬と反感を買っています。

嫌われるのわかる気がします。ただギルチェ本人に悪意がなさそうなのが絶妙で、単純に「意地悪な女」にもなれない。

そこにイ・ジャンヒョンがやってきます。彼は両班の出ですが、生き方が一般のソンビ(学者階級)たちとかなり違います。訳官(外国語の通訳を担う官職)として活動しながら、恋愛はするけれど婚姻はしないという非婚主義を貫いている。そのせいで多くの女性を傷つけてきたという悪評が全国的に広まっていて、村での第一印象もあまり良くありませんでした。

ちなみにジャンヒョンは、この村に来る前からギルチェの噂を聞いていたようです。「尻尾が99本ある狐」と呼ばれる女、と。実際に目の前にしてみると、一目で惹かれてしまいます。その瞬間に彼が感じた言葉が「花の音が聞こえる」でした。

冒頭の血まみれのシーンと、同じセリフです。

あのボロボロの状態のジャンヒョンが、恋に落ちた瞬間と同じ言葉を口にしている・・・・。これだけで1話、かなり引っ張ってきますね。

1話の終盤では、ギルチェが乗っていたブランコが突然壊れます。空中に放り出されて地面に叩きつけられそうになったところを、ジャンヒョンが受け止めました。

1話を見て思ったこと

一番印象に残ったのは、やっぱり冒頭の構成です。「花の音が聞こえる」というセリフが、血まみれのシーンとギルチェへの一目惚れのシーンの両方で出てくる。1話の段階でそれだけ情報が出ているのに、何も答えが出ないまま終わります。

ギルチェについては、序盤は「自分の美貌に自信がある天真爛漫な子」という印象でした。それが嫌味にならないのが不思議で、演じているアン・ウンジンさんのせいなのかもしれない。村の女たちに嫌われるのも、彼女が意地悪だからじゃなくて「そういうタイプ」というだけ。なんとなく憎めない。

イ・ジャンヒョンはまだよくわかっていません。非婚主義で全国に悪評が広まった訳官、というだけで1話は終わっています。冒頭の白髪の老人が気になっていて・・・・あれは誰なんでしょうね。

ブランコで受け止めるシーン、ちょっと軽やかすぎて「おいおい」となりました。まぁ時代劇なのでそういうものかもしれませんが。

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