韓国ドラマ-ヨンパリ-あらすじ-最終回(18話)の感想をネタバレありで最終階までお届け!
「グッドドクター」で医師を演じたチュウォンが再び医師としてドラマに登場!
高額なお金さえくれたら、どこでも誰でも関係なくヤクザでさえも往診をする腕のいい外科医「ヨンパリ」が、病院で眠っている財閥令嬢ヨジンに出会いながら、様々な運命が動いていく――。果たして貧しい家柄ながら自力で医者になったヨンパリは、医者として成功するのか?また、巨大グループ会社の第一相続人であるヨジンの運命はハッピーエンドを迎えるのか?
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クルミットです♪
いよいよ最終回を迎えたヨンパリ。終わってみれば最終回も20.4%と同時間帯でトップを独走でしたね。
さて、それぞれの復讐の結末は?ヨジンとテヒョンは無事にハッピーエンドになるのか?ヨジンの病気は治るのか?いろんなことが気になりますね。早速18話を見ていきましょう!
韓国ドラマ ヨンパリ(ネタバレあり)
ヨジンが病院に戻ってきて終わった前回。これからヨジンの復讐が始まるのでしょうか?それとも更に身の危険にさらされてしまうのでしょうか? 11話の視聴率は19.3%、12話は、19.1%と以前、高視聴率をキープしているヨンパリ。早速続きを見ていきましょう!
17話
ヨジンの悲鳴を聞いて急いで駆けつける執事と専属警備員。「大丈夫ですか?会長」と執事は心配するがあまりの幻覚で答えられないヨジン。警備員に外で待っているように伝え、二人きりになった執事は再度、ヨジンに大丈夫か尋ねる。ヨジンは大丈夫だと答え、ベッド横に置かれていた水を飲み、飲み終えたグラスをちゃんと置けず、落として割ってしまう。
ヨジンは助かるんでしょうか(><)
「執事、お兄さんどこいったの?」とヨジンに尋ねられた執事は怪訝な顔をする。「何をおっしゃっているのか・・・」という執事に対し、「今日、パーティに行く日なのに、お兄さんどこにいるのって」と言って現実と幻覚の区別がつかないヨジン。
一方、「院長、そんなにご気分がいいですか?」と笑みがこぼれるテヒョンに聞く修道士。何が?とテヒョンは聞き返すが、「全部聞きましたよ。昨晩、ソフィアがここに来たって。顔にも書いてありますよ」という修道士の言葉に否定もせず幸せそうに笑うテヒョン。
「良いにはいいけど、ちょっと心配なんだ。どこか悪いみたいなんだけど、ずっと大丈夫だとばかり言って」とテヒョンはヨジンの心配をする。
秘書室長は偶然通りかかった戦争ルームのドアが開いていて、そこからパソコンの音が聞こえるのを不思議に思い、近づいていく。中では、テジョンの戦いのために、ラベンダーという暗号を解読したハッカーが何かのデータを読みとっていたが、人の気配に気づき、慌ててパソコンのスクリーンを切り替える。
「ここで何をしているんだ」とイラついてる秘書室長に、「ここだとサーバーがよくて。ネクタイもきちんと締めました。すぐに終わらせて行きます」と説明する。秘書室長はパソコンの画面にちらっと眼をやるも、おかしな点には気づかず、「早くして出て行け」と言って立ち去った後、ハッカーはCTの検査結果を見つける。
「先生、何かされたんですか?」と、言いながら修道士は法廷から書留がやってきたとテヒョンに見せる。心当たりのないテヒョンだが、封を開けてみると、ヨジンが申請したという接近禁止仮処分についての通知だった。
その頃、ヨジンの会長室に副会長たちと一緒にたチェヨンは、テヒョンか電話がかかってくる。接近禁止処分についての連絡を受ける。「なんでか分からないんだ。昨日だって戻ってくるって言ってた人が…。ヨジンも電話に出ないんだ。お姉さんが調べてくれる?」というテヒョンに、「分かったわ、私が直接会ってみるわ」と言うチェヨン。
このチェヨンの悪事もちゃんとばれるんでしょうか。
副会長たちはあざ笑っていて、「心配する必要がありますかね?」と楽観視しているが、「キム・テヒョンはそんなに甘い人じゃない。自らあきらめる様に仕向けなければ、何をするか分からないわ」と言うチェヨン。
テヒョンの元にハッカーがやってくる。「本日休診」という文字を目にするもあきらめず、ドアをノックして病院の中に入ってみる。「今日は診療しません」と言うサンチョルだが、それでもハッカーは、「すみません」と診療室に向かって声をかける。「今日は診療しませんってば」と再びサンチョルに言われ、帰ろうとするハッカーだが、「どこが悪くていらっしゃったんですか?」とテヒョンが出てくる。
ハッカーは、「CTの写真だとは分かりますが、どういう意味かわからなくて・・・解説をお願いします」とテヒョンにCTの画像を見せる。まず見てみましょうと言ったテヒョンは、そのCT画像を見て、「この方は、肝臓がんのようです。Ⅱ期ぐらいの。」と言うが、驚くハッカーは「肝臓癌ですか?」と呟く。
テヒョンは更にCT画像に書かれている個人情報を見て、「女性で、年齢は31歳・・・」と言ったところで、ハンシン病院のデータだと気づく。
「ハンシン・・・」と言ったところで、「私共の会長でいらっしゃいます」と答えるハッカー。
ヨジンの状態が分かったテヒョンは、チェヨンに電話をする。「今、ヨジンに会いに行くところよ。ヨジンに会ってから折り返すわ」と言うチェヨンに、「お姉さん、ヨジンは癌みたいだ」と言うテヒョン。「何?まかさ。でもどうしてそう思うの?」と驚いた振りをするチェヨン。ハッカーは身振り手振りで自分のことは黙っているようにテヒョンに合図を送る。
「眼の色もそうだし、昨日来た時も、触診もしてみて」と説明するテヒョン。それもヨジンに聞いてみると言うチェヨンに、「もうひとつ。ヨジンに会ったら、つらかったら13階に俺が行くからって伝えて。無理に1階に下りてくる必要もないって」と伝言を頼むテヒョン。
チェヨンはヨジンの家に到着すると、出迎えた執事に向かって、今日は私を追い出さないのねと嫌味を言う。連絡をうけていると言う執事に、「誰?新しい主人から?」と言うチェヨンだが、「誰が新しい主人になるのかはまだ分からないのではないですか。」と執事に言われる。
メイドを見たチェヨンは「久しぶりね、私にも水を頂戴」と言って、メイドが持っていた水を手に取るが、「奥様」と慌てて止めるメイドはアイコンタクトをする。「冷たいの、お持ちしましょうか?」と言い、「そうね?それがいいわね、オレンジジュース?」と言ってチェヨンも話をあわせる。そんなやり取りをみて何かを考える執事。
「そう、お水よ」と心の中で呟く執事。
執事は秘書室長の側に寝返ってないってことですかね!? そうだといいなぁ。
ヨジンの体調について聞かれた執事は、「ご存知の通り、疲労に風邪で・・・」と答えると、「そうよ、そうやって答えなきゃ。執事は、主人が変わっても、おそらく、長くいるでしょうよ」と言うチェヨンに、「ありがとうございます」と言う執事。
ヨジンの寝室を訪ねたチェヨンは、「ヨジン」と何度も呼びかけるが、ヨジンは座っているだけ何も答えないので、一人で話し出す。「ここに訳もなく来ちゃったわね。復讐って痛快じゃなきゃだめなのに」と言ってヨジンの元を後にする。
チェヨンはすぐさまテヒョンに電話をし、「キム院長、当たってたわ。ヨジンが癌だって。だからみたいよ、接近禁止仮処分を申請したの。」と話す。どういう意味か聞くテヒョンに、「ヨジンがこれ以上あなたに会うのがつらいみたいよ。」と続ける。「昨日訪ねてきたのに」と信じられないテヒョン。
チェヨン「最後にもう一度会いたかったんだって。どうするの?ヨジンが可愛そうで…そう長くもないみたい。」
テヒョン「さっき言ったこと、話してくれました?」
チェヨン「え? もちろん、聞いてみたわ。自分は絶対ハンシ病院の12階には行かないって。それに勿論一階医院にも行かないって。ただ家で静かに一人で・・・」
テヒョン「本当に?本当にそう言ったの?」
チェヨン「そうよ、さっき私が聞いた話なのよ」
テヒョン「わかりました、ありがとう」
秘書室長が家にやってきて、チェヨンに奥様と言って挨拶をする。「なんで?またイ・チェヨンさんって呼ばなきゃ」と嫌味を言うチェヨン。秘書は笑って、「あの時は会長の指示でどうすることもできなくて」と言うが、「ヨジンが本当にそうさせたのか、死ぬ前に確かめたいわね」とチェヨン。
「待ってなさい。私がまたあんたの主人になれば、ずたずたに・・・」と心の中で呟くチェヨン。秘書も「申し訳ないが、そんなことはありえませんよ、イ・チェヨンさん」と心の中で呟いて、笑いながら中に入っていく。
やっぱりこの二人はお互いを信用してないんですね~(# ゚Д゚)
「俺は確かに、つらかったら俺が13階に行くと伝えてって言ったんだ。無理に1階に来る必要はないって。それにヨジンがその言葉をわからないはずがない。それなら・・・」とテヒョンはチェヨンが言った言葉を思い返し、チェヨンがヨジンに自分の話を伝えてないのではと疑う。
「最近はどうですか?」とリビングにやってきたハンシン病院の院長にヨジンの様子を聞く秘書室長。「肝不全のために肝性昏睡になったようです。癌が・・・」と説明する院長の言葉を執事が遮り、ほかのメイドたちに聞こえるかもしれないから声を小さくされるか、別の部屋を使うように言う。
「ところでどのくらい残っていますか?」と嫌味ったらしく声を小さくしてヨジンがどのくらい生きられるか聞き、笑う秘書室長。
もう本当に、あくどいですね~(ノ`Д´)ノ
長くないだろうと言う院長。執事は、ヨジンを東館の別館にお連れすると言う。「ここは出入りする人の人目が多いので、統制しにくいです。」と説明する執事に、院長もそれに同意し、秘書室長も「そうだな。どうせ今日の7時にここで集まりもあるから、お客さんたちが気兼ねしないだろう」と言う。「お客様ですか?」と執事は初めて聞くのか驚くが、「副会長と社長数人に奥様もいらっしゃいます」と説明する秘書。そして小声で「遺言状を新たに作成しなければならないんですよ」と笑いながら話す。
執事は、そんな計画があるのなら、教えてくれれば前もって来客の準備ができるのに、という執事に、「執事も今回、一儲けしようと?」と冗談を言う秘書室長。
執事は車椅子にヨジンを乗せて別館に移動する。メイドが水を入れたグラスを置くが、「お疲れ、もう行きなさい」とメイドを行かせた後、ヨジンは水をくれるように執事に言う。執事は水の入ったガラス瓶を投げ捨てて割り、「この水を召し上がったらいけません。」とヨジンに言うが、それでも水をくれというヨジン。
「会長、しっかりしてください。ヨジン、しっかりしてください。どうしたのヨジン」と執事は泣きながら何度もヨジンに語りかけて嗚咽する。
。・゚・(*ノД`*)・゚・。 やっぱり執事はヨジンの見方だったんですね、感動…
「奥様はなんて?」とテヒョンに聞くサンチョル。「おかしい」というテヒョン。
サンチョル「ほんとうに変だな。昨日の会長をみても理解できないな。もし会長が本当に、兄さんに会いたくなかったら、俺も撤収させてただろうに。でも何の連絡もないんだよな」
テヒョン「どういう意味だ?お前を撤収させる?」
サンチョル「え?・・・ああ、実はまだ兄さんの専任警備員なんだ。会社じゃなくて、会長が雇った秘密の警備員。すみません。会長が絶対に内緒にしろとおっしゃって。」
テヒョン「いいから。この事実を誰が知ってる?」
サンチョル「誰も知りません。会長だけご存知です。あ、それと執事は知ってます」
サンチョルがテヒョンに本当の身分を明かし、執事に電話をかける。電話が来たと同時に、電話のやりとりのモニタリングを始める警備室。
電話に出た執事はサンチョルが話す前に、「あんた、指輪のことで電話したのね」と言い、「指輪?」と戸惑うサンチョル。「あ~忘れてたのね、あんたのお兄さんが買った指輪置いてったのよ。」という執事の言葉に、「ああそうです」と話を合わせるサンチョル。「置いてた場所にそのままあるから、あんたが来て、探しなさい。今日、来たらいいんだけど。7時にお客さんが来るから、余裕がないわね。その前に来て持って行ってね。じゃあ忙しいからきるわね。それと、あんたがいないから、他人の犬がよく入ってくるのよ」と謎めいたことを言って執事は電話を切る。
電話を終えて、通話内容を聞いていた保安室では、メモした紙をぐちゃぐちゃにする。
執事はうまく伝えましたね~~
「どういう意味?」と要領を得ないサンチョルは、「お前、兄さんがいるのか?」とテヒョンに聞かれて、「いません」と答える。
テヒョン「今ヨジンは、俺が使っていた東館の寝室にいて、7時にお客さんが来るから、その前にヨジンを連れて行けってことだ」
サンチョル「待ってどうやってそういう意味になりますか?なら他人の犬って?・・・犬の穴!」
テヒョン「犬の入り口があるのか?」
サンチョル「ええ、俺が作ったのが・・でも執事がどうやって分かったんだろう」
キム刑事と移動中のイ刑事の電話が鳴り、「おっと、名医のキム・ヨンパリ先生。お久しぶりです。どうしてお偉い方が電話を」と応答する。「家の主人が通報をすれば可能ではありますが・・・え、本当に?」と驚くイ刑事
いったい、テヒョンはどんなことを話したんでしょう。
テヒョンとサンチョルは、犬が入ってくる金網からヨジンの家の敷地に潜入し、サンチョルが玄関の前に立っていた警備員を殴って気絶させた隙に、テヒョンは東館に侵入する。鍵がかかっているドアを体当たりして開け、車椅子に座っているヨジンを見つける。
「ヨジン」と言って急いでかけつけるが目も合わさないヨジン。テヒョンが大きな声で呼びかけてようやくテヒョンが来たことを分かったヨジンは、「本当にあなたよね、そうよね」といいながら泣き出して、テヒョンの名前を呼びながら抱きしめる。
7時になり、チェヨンや会長たちがやってくる。「執事、新しい主人によく見られようと、心を決めたみたいね。」とチェヨンは執事に言って、すぐに葬儀をする家の雰囲気が晴れ晴れしいんじゃないかとも言う。「葬儀は戴冠式ではありませんか?」という秘書室長に、「誰かがそんなことを言って、死んだんじゃない?」とチェヨンが言い、笑顔が消える秘書室長。「お嬢様がいるのに、こうしてもいいのか?」と聞く社長だが、「ゲストハウスにいらっしゃいます」と秘書室長が言う。「うまくやった」と言って笑うチェヨン派の社長たちだが、そこへサンチョルがあわられ、「会長が降りていらっしゃいます」と言うので眉をひそめるチェヨン。
一同が振り返ると、テヒョンに支えられて降りてくるヨジンがいた。「一体どうなっているの」と驚く。秘書は警備員を呼んで、二人を引き摺り下ろす様に言うが、サンチョルが前に立ちはだかる。「何をしている、お前の所属はどこだ。首になりたいのか」とサンチョルに向って言うが、「ミン室長、あんたは今日で解雇よ」とヨジンが言う。「みんな、引きずりだして、私の家から」と付け加える。
ヨジン宅の前に到着したイ刑事やチーム長たち。
「急襲なら、叫んで『手を上げろ』なんて言うのに、これは・・・」と高いゲートを見ながらなすすべない刑事たち。「インターホン鳴らして急襲しなきゃいけないのか?これはどうしたらいいんだ」とチーム長まで言う。
そういってるところで門が自動で開き、「これ本当に泥棒が入った家であってるのか。」とイ刑事が言うが、中に入っていくと、警備員に止められるが、執事が中に通す。「ここで少しお待ち下さい」と執事が中に入っていくと、警備員たちによって秘書たちが連れ出されてくる。
ほっ、無事に捕まりましたね^^
「まずは、不法家宅侵入、拉致監禁、それにとにかく毒を盛って、それと私文書偽造」という刑事の言葉に、「検察でなく警察?」と見くびる社長たち。「長官は休暇中だから後で電話して。とにかくいろいろとすごい容疑で皆さんを緊急逮捕します」と言うイ刑事。それでも慌てない秘書室長は令状を見せろという。イ刑事は、住民が通報したから必要がないと説明する。
そこへヨジンとテヒョンが出てきたので、「通報したの、合ってますよね」と確認を取るイ刑事。「はい」というテヒョンの一言で、連行される社長たち。イ刑事はテヒョンと目を合わせ、ウィンクをして戻っていく。
最後に連行されたチェヨンは、テヒョンと目を合わせるも言葉を交わすことなく去っていく。
その場で倒れてしまったヨジンは病院に救急搬送される。ICU看護師がやってきたので、ヨジンが中毒になったことを話し、ヨジンの症状を的確に伝えて処置を頼む。 ヨジンはテヒョンの腕を握り、「行かないで、テヒョン」と弱々しく言い、「心配するな、そばにいるから。どこにも行かない」とヨジンの手を握り返して話すテヒョン。
ヨジン、助かるのでしょうか(TT)
ベッドの上で目を覚ましたヨジンは傍で寝ているテヒョンに気づき、起き上がって顔をなでる。
そこへイ科長がやってくるが、「出て行け」と言うヨジン。
それでもイ科長は「会長はエチオニンという毒物に長い間、蝕まれました。この物質は、幻覚を引き起こして、急性肝臓癌を引き起こします。」と説明する。「癌?」と驚くヨジンに、「Ⅱ期からⅢ期に進行している段階です。幸いにもほかの場所に転移してなく、肝移植手術をすれば生きられますが、3年前に事故で手術した部位と重なって癒着が多く難しいです。それでも当時手術をした私が手術をするのがいいでしょう。」と言うイ科長。
ヨジンは、「出て行け」と言うが、イ科長は「私がここから出て行けば、その後、誰もこの部屋に入って来ないでしょう。会長を引き受けるという人が残念ながら私だけです。」と説明する。「可能性がないみたいね」と呟くヨジン。「正直言うと、少ないです。」とイ科長は打ち明ける。
イ科長、ヨジンを助けて~m(__)m
ヨジン「なら、あなたが権力者になって、私が下になるのね?」
イ科長「いいえ、ただ医師と患者になるだけです。」
ヨジン「そう?あなたは医者だったわね・・・。」
「もうちょっと生きたいのに。この人ともう少しだけでも幸せに暮らしてみたかったのに。今までこの人を傷つけただけだった。復讐のせいで。最後まで会長の座にいるために。患者として頼むわ。私に、もう少しだけ生きられる時間をちょうだい。この人を幸せにしたいの」と言ってヨジンは泣く。
イ科長は、「医者としてお約束いたします。最善を尽くします。」と伝える。
ヨジンの病室から出てきたイ科長を一礼して迎えた執事は、「先生、私の肝臓を移植して下さい。私が、会長と血液型が同じで3年前の検査の時も合いました。」とイ科長に頼む。「そうだったらいいですね」とイ科長は言って去っていく。
ρ(・ω`・、)やっぱり執事はいい人だったんですね
イ科長はヨジンの検査結果を見ながらどこかに電話をかけるも机をたたいて悩んでいる。
「俺が言ったじゃないか、これは病み付きになるって」とテヒョンは、言ってヨジンは飲み物を飲んでいる。突然目を閉じたヨジンに、テヒョンは呼びかけるが、ICU看護師にとめられ、「体が持たないのよ。できるだけ動かないようにしたら少しでも持ちこたえられるじゃない。」といわれる。
頭を抱えるイ科長の下にやってきたテヒョンは、肝臓の提供者が出たか尋ねる。イ科長は神妙な面持ちで「テヒョン、今この状態で肝移植も話にならないが、前に受けたウィップル手術の癒着を取り除くのがもっと話にならない。今、それをやるという人がいない」と言う。それを聞いたテヒョンは自分がやると言うも、「しっかりしろ。お前もそれがありえないって分かっているだろう。そう、俺はお前みたいなやつがこの国に一人でもいれば、どうやってでもしてみる、狂ったみたいにな。でもいないんだ。前みたいに良心がなかったら、『そうか、お前がしろ、お前の手でヨジンを死なせる。俺には責任がない』って言って。でも今俺も状況が変わったじゃないか。お前のせいで良心が生まれたんだ。そうやってはっきり分かってるのに、死なせることはできない」とイ科長に言われたテヒョンは、「じゃあどうしたら」と言って涙を流す。
「少しだけ待ってみろ。我こそはって思う専門医と会議をする。そこに望みをつなごう」と言ったイ科長は、専門医とインターネットを使って会議をするが、一人、また一人とヨジンの手術ができないと言って会議からいなくなっていく。あげくにはハンシン病院の外科科長やほかの医療陣でさえ、会議から席を立ち、イ科長とテヒョンだけが取り残される。
ヨジン、絶体絶命ですねρ(・ω`・、)
ヨジンの病室に戻ってきたテヒョンはイ科長に「科長がして下さい」と手術を頼む。「テヒョン、俺がしないっていうのじゃないだろう。できないんだ。CTもMRIもお前も見ただろう。専門医でさえ無理だと。」と言って立ち去ろうとするイ科長を引き止めて、「科長が救ってくれたんじゃないですか。」というテヒョン。それでもイ科長は、今はもうだめだと言ってテヒョンの手を振り払う。
テヒョンは、イ科長に跪き、「あの時も助けてくれたから、今回も助けて下さい」と懇願する。「俺にどうしろと」ともどかしいイ科長。「お願いだから、ヨジンを助けて」と言って泣くテヒョン。ヨジンもまた涙を流していた。
やっぱり助からないのかな、ヨジン・・・。
「私、手術受けない」というヨジンに、手術受けられるから、少しだけ待ってと言うテヒョン。嘘言ったら分かりやすいのね、とヨジンが言うが、「嘘じゃない。手術はできる」と言うテヒョン。「ところで、なんで指輪くれないの?指輪、買っておいたじゃない。なんではめてくれないの」とテヒョンに催促するヨジン。「元気になって、風の丘で渡そうと」と言うテヒョンの言葉に、「今連れてって」とヨジンは頼むが、「分かった。手術してよくなったら」とやんわり断るテヒョン。「テヒョン、次じゃなくて、今行こう。私の最後の願いかもしれないのに」と言うヨジンの言葉に、テヒョンは涙を浮かべる。
結局、テヒョンはヨジンを救急車に乗せて風の丘に連れて行く。
「おじさん、もうちょっとスピードをあげて。できるだけ早くハンシン病院に到着しなきゃ」とタクシーの中で言うシンシア。横には、見知らぬ男性が乗っていた。
「私重いでしょ?」と風の丘にやってきたテヒョンはヨジンを背負って頂上までやってきた。「こんなに簡単に来れるのに、なんで今までこれなかったかしら。」とヨジン。
「ここが風の丘だって。愛する人とここでキスをすれば、二人は永遠に別れないんだって」とテヒョンと来たときのことを思い出している。
テヒョンは指輪を取り出しヨジンの指にはめ、涙を流す二人。「2回目のキスをしたら永遠に離れないんだ」と言ってテヒョンはヨジンとキスをする。
ハンシン病院の12階にやってきたシンシアを見つけたイ科長は、「シンシア、どうしたんだ」と驚く。「今、忙しいから後で話しをしよう」とヨジンのことで頭がいっぱいの科長は足早に立ち去ろうとするが、「まだ決心できてないんですか?お嬢様の手術」というシンシアにまた驚くイ科長。シンシアは「挨拶されて下さい。こちらはヨンパリです」と一緒に連れてきた男性を紹介する。男性は、ハイ!と英語でイ科長に挨拶し、「ヨンパリ?」と耳を疑うイ科長。「私のビジネス・パートナーです。決心するのに力になれるかと思って、違法往診に来ました。」と言う。
シンシア、カムバック! (@@) ヨジンが助かるのか!?
そこへイ科長から電話を受けたテヒョンは、早く戻って手術室に連れてこいと聞く。手術ができるとヨジンに言うが、ヨジンはこん睡状態になっていた。
手術着に着替えたテヒョンはシンシアに会い、「この人は?」と尋ねる。「俺もヨンパリ」だと挨拶をするシンシアのビジネス・パートナー。
シンシア「韓国から養子に出された人で、ジョンズ・ホプキンス大学出たんです。レジデントをしてた時、ドクター・キムのように事情があって・・・今はヨンパリです。一度信じて。こう見えても手術はすごいのよ。」
イ科長「それになによりも、ウィップル法の成功もしている。」
テヒョン「それで、何してる?着替えもしないで」
無事、手術が成功しますように・・・
「癒着が多いから気をつけろ」とイ科長のアドバイスもあり、慎重に手術を始めていくテヒョンたち。そんな様子を心配そうな顔つきで見守っているレジテントたち。
一方、外科科長は、「心配しないでください、気を楽に」と言って、手術台の上に横たわっているヨジンの執事に声をかける。
ということは、執事の肝臓を移植するんですね・・・。執事、やっぱりいい人・・・。
「悪夢から出る方法は、目を覚ますこと。でも目を覚ますことを拒む私は、悪夢がずっと続いている。その悪夢はまたひとつの現実となり、その現実は永遠に終わることはない。彼が私の名前を呼ぶまでは。」とヨジンの心の声。
「ヨジン、ヨジン、俺の声が聞こえる?」というテヒョン。
目を開けたヨジン。
テヒョン「俺が誰か分かる?」
「ヨンパリ」と目を開けて心の中で呟くヨジン。
最終回感想
あっと言う間の全18話でしたね~。最後は、反ヨジン派のチェヨンやメイドのせいで体が蝕まれてしまったヨジンですが、シンシアが連れてきた新ヨンパリ(意外な登場!)のおかげで無事に手術もできて、結局はハッピーエンドでしたね!(^^)最後の最後に、ヨジンが呼んだ名前がテヒョンではなく、「ヨンパリ」だったので、本当のハッピーエンドなのか一瞬考えますが、ヨジンは死なずに生きているということで、この意味は見る人に委ねられているってことでしょうか。とにかく最初から最後まで同時間帯ドラマの1位を譲らなかったという視聴率が表すほど、毎回次のエピソードが早く気になるドラマでした!
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