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クルミットです♪
第8話では、これまで隠し通してきたジェホンの正体が、ついにセヨンに知られてしまいました。
優しさと罪悪感の狭間で揺れる彼、そして“嘘”を知ったセヨンの衝撃。
一方で、本物のリ・ムンソンも韓国行きを決意し、物語は一気に佳境へと向かいます。
それでは『カーテンコール』第8話を一緒に見ていきましょう!
カーテンコール 第8話のあらすじ
グムスンの最後の宴で、間一髪で正体を隠しきったジェホンとユンヒ。
ですが、二人を疑う人の目は日に日に増していました。
特にジェホンが“新しい相続人”に追加されたことで、家族内の不信感は高まります。
“善意の嘘”が少しずつ人々の心をかき乱していく――その緊張感が見事に描かれていました。
ある日、ホテルのイベント会場で、ジェホンは思いもよらない人物と再会します。
彼の正体を知る女性。
しかもその女性は、よりによってセヨンの親しい友人でした。
「久しぶりね。コーヒーでもどう?」
断れない状況の中、ジェホンは渋々カフェへ向かいます。
短い時間で切り上げ、何とかその場を切り抜けますが、心の中は穏やかではありません。
自分の嘘がいつ崩れるか――そんな不安が常に付きまとっていました。
その夜、セギュがジェホンを呼び出し、酒を注ぎながら意味深な話を切り出します。
「祖母が亡くなれば、相当な財産を手にすることになる。どう思ってる?」
ジェホンは静かに答えました。
「私は、ハルモニに会って、よく見送って、ちゃんと帰る。それだけ考えて来ました」
その言葉に嘘はなく、セギュの表情も和らぎます。
“演技”ではない、素直な心の言葉。ジェホンという人間の真っ直ぐさが伝わるシーンでした。
その後、セギュは「グムスンがいなくなったあと、セヨンはひとりぼっちになる。そばにいてやってくれ」と頼みます。
ジェホンは返事をためらいながらも、胸の奥で彼女への想いを確かに感じていました。
一方で、中国では本物のリ・ムンソンが動き出します。
彼を利用していた組織との間で激しい衝突が起こり、命がけの戦いに。
壮絶な乱闘の末、彼はついに韓国へ行く決意を固めます。
「25万元さえあれば、南へ行ける。必ず行く」
彼の表情には復讐とも再会ともつかない、強い決意が浮かんでいました。
そんな中、グムスンはユンヒに一本の髪飾りを渡します。
若いころ、南で再婚した夫からもらった大切な品でした。
「これは私の想いそのものだと思って、持っていてちょうだい」
その優しい言葉に、ユンヒは深く頭を下げます。
“愛の証”を託すような場面に、グムスンの人生の重みを感じます。
一方、セジュンは裏切りに気づきます。
長年の部下・キム常務がペ・ドンジェに情報を流していたのです。
怒りに震えたセジュンは、容赦なく彼を解雇。
土下座して許しを請うキム常務を一蹴し、冷たい目で去っていきます。
その姿に、彼の中にある“愛よりも復讐を選ぶ男”としての悲しみが見えました。
ホテル売却を巡る争いはさらに激化。
セヨンが必死に株主を回って味方を増やす一方で、セジュンは一歩も引きません。
「僕は最後までやり抜く」
兄妹の戦いが、家族の亀裂をますます深めていきます。
そんな中、セヨンはジェホンの筆文字に注目し、ホテルのイベントで書道ブースを提案。
彼の才能を見せるチャンスを作りますが――そこに再び“あの女性”が現れます。
「その人、俳優よ。演劇してるの」
何気ないその一言が、セヨンの世界を一瞬で崩しました。
「まさか…そんなはずない」
必死に否定するセヨンに、女性はジェホンが舞台に立つ写真を見せます。
目の前で笑っていた“弟”が、すべて嘘だった――。
愕然としたセヨンの表情を映しながら、第8話は幕を閉じました。
ついに真実が明るみに…! 静かで残酷な衝撃のラストでした。
カーテンコール 第8話の感想まとめ
第8話は、これまで積み重ねてきた“優しい嘘”が崩れ落ちる回。
ジェホンの苦悩、セヨンの混乱、そして本物のリ・ムンソンの登場。
全てが次の大きな波へと繋がっていく、転換点のようなエピソードでした。
特に、セヨンが真実を知るシーンは圧巻。
涙をこらえる彼女の表情には、裏切りだけでなく、愛情と哀しみが入り混じっていました。
“偽り”の中に生まれた“本当の感情”こそ、このドラマの一番の真実。
次回、第9話では、セヨンがジェホンの嘘をどう受け止めるのかが最大の焦点に。
彼女は彼を許すのか、それとも突き放すのか――。
そして、ついに韓国へ向かう本物のリ・ムンソンが何をもたらすのか。
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