ショーウィンドウ:女王の家 11話あらすじ・感想|「見たのよ、ユン・ミラ——あの女を」母から娘へ受け継がれた怒りと誓い

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10話で“ミョンソプとミラの地獄劇”が頂点を迎えた後、11話ではついに**ハン・ソンジュの黒化(=覚醒)**が始まりました。
これまで泣き寝入りしてきた妻が、母として、娘として、そして女として反撃に転じる――。
長かった“我慢の時間”は終わり、チェス盤はひっくり返ります。
それでは11話を一緒に見ていきましょう!

ショーウィンドウ:女王の家 11話のあらすじ

ハン・ソンジュ(ソン・ユナ)の娘、シン・テヒ(シン・イヨン)が語る衝撃の証言。
「私、見たの。ユン・ミラっていう女を。」
あの夜、誰かが倒れたその現場に、彼女は確かに“ミラ”を見ていた——。

家族の崩壊、そして娘の目撃

テヒは偶然、父シン・ミョンソプ(イ・ソンジェ)とユン・ミラ(チョン・ソミン)の不倫現場を目撃。
愛していた父への信頼が一瞬で崩れ落ち、ショックのあまり母ソンジュにまで心を閉ざしてしまいます。
そんな娘の苦しみを前にしても、ミョンソプは「妻の育児放棄のせいだ」と責任転嫁。

ソンジュは冷静に言い返します。
「子どもの父親でいたいなら、嘘じゃなく誠意を見せて。」
それでも彼は聞く耳を持たず、もはや父親でも夫でもなく“傲慢な男”の顔だけが残っていました。

頼れる人のいないソンジュ

ラハンの経営も危機に。
ソンジュが担保に出していた株の返済期限が迫り、彼女は誰にも相談できずに苦しみます。

唯一の味方と思っていた弟ハン・ジョンウォン(ファン・チャンソン)も冷たい態度。
しかしその裏には、姉を守るために“ミョンソプを欺く芝居”という意図がありました。
「ごめん、姉さん。あの男を倒すには、俺が近づくしかない。」
やっと誤解が解け、兄妹の絆が戻ったのも束の間――。

二人の会話を、背後で盗み聞くミョンソプの影が静かに笑っていました。

ヨンフンまでも裏切り者

心を休めようとチャ・ヨンフン(キム・スンス)の工房を訪れたソンジュ。
しかし、彼がユン・ミラと密談する姿を目撃します。

「ハン・ジョンウォンに近づけたのも、スキャンダルを仕組んだのも、あなたの計画だったのね?」(ミラ)
「夫婦の溝を作らない限り、あいつは目を覚まさない。」(ヨンフン)

——信じていた“味方”が、まさかの黒幕。

ショックで息を詰めるソンジュ。
涙も出ないほどの絶望の中で、彼女はすべての情を断ち切ります。

「あなたも結局、私を支配したかったのね。もう誰も信じない。」

静かに扉を閉めるその姿は、まるでチェス盤をひっくり返した女王のようでした。

母キム・ガンイムへの罠

一方ミョンソプは、ラハングループの実権を握るため、ミラを再び利用。
「ビジネスの裏帳簿を見つければ、お前をラハンの正妻にしてやる。」
甘い言葉に乗せられたミラは、偽造された証拠文書を作り上げます。

そして結果は最悪。
会長キム・ガンイム(ムン・ヒギョン)が横領容疑で逮捕。
全ての罪をかぶせられ、母は拘置所へ。

ソンジュはその報せを聞き、崩れ落ちながらも涙を拭って誓います。
「ママ、私が全部取り返す。
私はキム・ガンイムの娘、あなたの娘だから。」

母から娘へ、復讐の系譜

一方テヒは、食事の席で「ミライモが恋しい」とわざと口にします。
父ミョンソプの顔が一瞬にして凍りつき、気まずい空気が流れる。
娘はすでに全てを見抜いていました。

そして――最後の一言。
「見たのよ。ユン・ミラって女を。」

その言葉に、ソンジュの表情は一変。
もう迷いはありません。
“母の無実”を晴らし、“娘の未来”を守るための復讐が、今始まろうとしていました。

ショーウィンドウ:女王の家 11話の感想まとめ

11話はまさに「すべてを失った日」。
母は逮捕され、娘は傷つき、味方だと思っていた人々は裏切り者だった――。

それでも最後に立ち上がったソンジュの姿は、これまでで一番美しく、そして恐ろしく感じました。

「私はもう泣かない」
このセリフに、全視聴者が拍手。

白かった衣装を封印し、母キム・ガンイムを思わせる黒のスーツをまとった瞬間、
“黒い女王”ハン・ソンジュが誕生しました。

そして、チャ・ヨンフンまでもが黒幕だったというどんでん返し。
まさに「信じる者は誰もいない」世界。
だがこの孤独こそ、ソンジュが真の強さを得るきっかけになりそうです。

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