パンドラの世界-あらすじ-1話-2話-3話-感想付きネタバレありで!

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バリバリ仕事をこなすキャリアウーマンで42歳という高齢で息子を出産したヒョンジン。
出産後、経験したことがないことの連続に戸惑いながらも退院し、そのまま産後ケアセンターで夫婦で暮らすこととなるも…。

【パンドラの世界】(ネタバレあり)

1話

大手ドラッグストア「オリブリー」で働くヒョンジンは、42歳で最年少女性常務に就任。
昇進に喜ぶ彼女だったが、その最中、妊娠も発覚する。
待ち望んでいた妊娠だったが、常務に就任した最中ということで複雑な気持ちになるヒョンジン。
そして出産前の産休は取らず、出産ギリギリまで仕事に打ち込んだヒョンジンは、取引先との新たな契約締結の瞬間に破水した。

出産直前まで仕事をするとは、なかなかなですね…

そして入院後、出産の準備をし、やがて陣痛がヒョンジンを襲う。
痛みから夫や医師たちに暴言を吐きながら陣痛に耐えるヒョンジン。
するとしばらくして陣痛の痛みは柔らぎ穏やかな時間が流れる。
しかし数時間後、出産の時が近づき再び激痛がヒョンジンを襲う。
そして分娩室に運ばれたヒョンジンは意識を失いかけながらも必死に息み、無事に元気な男の子を出産した。
そしてすぐに我が子と対面したヒョンジン。
我が子と対面すれば出産の痛みが吹き飛ぶほど感動し幸福感に包まれると聞いていたヒョンジンだったが、実際に感じた感想は違った。
「何でこんなに赤いの…?かわいいの…?」
そう感じたヒョンジンは自分の抱いた感情に戸惑うのだった。

喜びよりもその他の様々な感情の方が大きいようです

2話

我が子と対面するも思っていたほどの感動と喜びが感じられなかったヒョンジン。
その後、夫の両親が見舞いに来て赤ん坊・タクプルを喜ぶ。
その様子を見ながらヒョンジンは、息子の誕生を素直に喜べていない自分に戸惑いを感じるのだった。

これまで経験したことのないことの連続に彼女自身も戸惑っているんでしょうね…

その後、病室で夫と赤ん坊・タクプルと3人になったヒョンジン。
「今までお腹の中にいた子がここにいるなんて不思議な感覚…」
ヒョンジンがそう話すなか、突然タクプルが鳴き始める。
どうしたら良いかわからないヒョンジンと夫はとりあえずナースコールを押し、看護師に助けを求めるのだった。
その後、出産さえ終われば元の生活に戻れると思っていたヒョンジンだったが、現実は違っていた。
お腹はまだ少し出たままで戻らない上に、しばらくは入院しなければならず食事も気を使わなければならず好きなものを飲み食いできない。
そんな状況に少しフラストレーションを感じながらも出産後の入院生活を送るヒョンジンは、ある日、どうしてもアイスコーヒーが飲みたくなり売店でテイクアウト。
そして病室に戻ろうとエレベーターに乗り込んだところ、出産を終えたであろう若い女性がくしゃみをした拍子にお漏らしをしてしまう。
すると先にその若い女性はエレベーターを降りてしまい、見舞いにやって来た職場の同僚たちから自分がお漏らししたと勘違いされてしまうのだった。
数日後、ヒョンジンは赤ん坊・タクプルと共に退院。
夫婦は期待と不安を胸に病院から出て行くのだった。

赤ん坊を異常なほど守りながら病院を出て行く2人の姿は笑えましたw

病院を出たヒョンジンはその足で産後ケアセンターへ。
そこでは多くの新米ママたちが集まり、出産という急激な生活の変化に戸惑う新米ママのケアなどを行う施設。
赤ん坊は施設に常駐する看護師がお世話をし、母親は泊まり込みでそこでしばらく生活し他の新米ママたちと交流を深めたり子育てについて学んだりと、これから始まる子育ての準備をするのだ。
こうしてヒョンジン夫婦の産後ケアセンターでの生活が始まった。

3話

産後ケアセンターでの暮らしをスタートさせたヒョンジン。
ある夜中、ヒョンジンは院長に起こされる。
そして母乳が溜まっているということで授乳室へ。
そこでは数名のママたちが穏やかな表情で赤ん坊に授乳をしていて、初めて見る光景に衝撃を受けるヒョンジン。
するとそこでヒョンジンはある女性と再会する。
彼女はヒョンジンが出産した病院でエレベーターでお漏らしをした女性・ウンジョンだった。
ヒョンジンが声をかけるとウンジョンははじめまして感を出すのだった。

周りにお漏らしのことを知られたくないからか、はじめましてを装っていますね

そして授乳も難なくこなすウンジョンの様子を見たヒョンジンは少し劣等感を感じるのだった。
そんななか、看護師がタクプルを運んできてヒョンジンは初めて授乳を行う。
授乳は我が子との2人だけの幸せな時間だと幻想を抱いていたヒョンジンだったが、現実は大違い。
ヒョンジンは授乳の痛みに耐えられず思わず叫んでしまい、授乳は中断され失敗に終わるのだった。
翌朝、ヒョンジンが食堂に行くとウンジョンが他のママたちと食事をしていた。
昨晩の一件からウンジョンに苦手意識を持っているヒョンジンは立ち去ろうとするも、「一緒に食べましょう」と誘われウンジョンたちと朝食を共にすることに。
そこでヒョンジュンはウンジョンや他のママさんたちから妊娠期間に赤ん坊のために色々と準備してきた話を聞かされる。

女性同士のマウンティングが垣間見れますね…

その話を聞きながらヒョンジンは「この世界は私には確実に合わない…」と思うのだった。
周りママたちと話や価値観が合わないヒョンジンはウンジョンたちと対立するなか、ある1人のママと出会う。
彼女の名前はユンジといい、そこでこのケアセンターにはヒエラルキーがあることを話す。
ユンジ曰く、ワンオペ育児6年目で双子を自然分娩で産んだことがあるウンジョンはこのケアセンターではカーストの頂点、その一方でヒョンジンのような初産や高齢出産の人やワーキングマザーはヒエラルキーの最下層なのだとか。

側からみれば変な価値観のヒエラルキーですね…

それを聞き自分が最下層だと知り、衝撃を受けるヒョンジン。
するとユンジは「最下層から抜け出すには授乳を頑張り、母乳の量で母性を見せつけるんです」と助言するのだった。
一方、ヒョンジンの夫・ドユンはケアセンター内で先輩パパ・ジュユソクと仲良くなっていた。
どうやら彼は4人子どもがいるようで、ヒョンジンは彼から子育て中の妻への接し方など夫婦関係を円満に保つコツなどを教えてもらうのだった。

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感想

1話ではヒョンジンが妊娠し出産に至るまでが描かれました。
仕事中に破水するほど出産ギリギリまで仕事に打ち込んだりとヒョンジンのパワフルなキャリアウーマンっぷりが垣間見れました。
2話ではヒョンジンが男の子を出産するも、息子の誕生を素直に喜べない自分がいたりと思い描いていた感情とのギャップに戸惑う姿が描かれました。
ヒョンジン夫婦が退院の際に赤ん坊を異常に守りながら病院から出る場面は、面白く共感しつつ笑えました。
そして3話ではヒョンジン夫婦が産後ケアセンターで暮らすことになるもそこでママたち同士のヒエラルキーがあることが判明したりとなかなかドロドロした展開になりました。
ヒョンジンがマウンティングを取り合う他のママたちとどのようにケアセンターで過ごしていくのか、今後の展開が楽しみです。

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