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クルミットです♪
ついに都を飛び出し、二人きりの生活をスタートさせたジニとジョンハン。教坊の主役だった彼女が荒い煙にむせび、エリート官僚だった彼が重い薪を割る……。華やかだったこれまでの日々が嘘のような、不器用で愛おしい新生活が始まりました。二人を執拗に追いかけるピョッケスの影や、芸を捨てた弟子を思うペンムの複雑な胸中。愛を守り抜こうとする彼らの決断が、どんな波紋を広げていくのか。それでは15話を一緒に見ていきましょう!
ファン・ジニ 15話のあらすじ
ミョンウォルという名と、芸妓としての華やかな生活を捨てたジニは、ジョンハンと共に山奥の小さな村へと逃げ延びました。二人がたどり着いたのは、質素な一軒の民家です。昨日まで絹の服を着て、多くの人々に囲まれていた二人が、今日からは自分たちだけで生きていかなければなりません。
かつての絶世の美女ミョンウォルが、顔を真っ黒にしてお釜と格闘している姿に笑っちゃいました。火おこしに苦戦する不器用さが、逆に愛おしくてたまりません!
ジニはまず、慣れない炊事に挑戦します。しかし、火おこし一つとっても思うようにはいきません。煙にむせ返り、顔を真っ黒にしながら一生懸命にお釜と格闘する姿は、かつての面影を感じさせないほど必死です。あんなに指先一つで人々を魅了していた彼女が、お米を炊くのにも一苦労しています。
一方、ジョンハンもまた、筆を置いて斧を手に取ります。エリート官僚として生きてきた彼にとって、薪割りはあまりにも過酷な重労働でした。手のひらにはすぐにマメができ、体中が痛みに悲鳴をあげます。それでも、家に戻れば愛するジニが待っている。その事実だけで、ジョンハンは今の生活に満足していました。
ジョンハンがあんなに立派な手でマメを作って斧を振るうなんて。彼が本気でジニとの未来を選んだんだという覚悟が、手の傷から伝わってきて胸がギュッとなります。
二人は、自分たちの正体がバレないように、名前を変えて夫婦として暮らし始めます。夕食の席で、ジニが作った決して上手とは言えない料理を、ジョンハンは「おいしい」と言って微笑みながら食べます。そんな彼を見て、ジニもまた幸せを噛みしめるのでした。高級な山海の珍味よりも、愛する人と囲む質素な食卓の方が価値がある。ジョンハンの優しさが心に染みます。
しかし、都では二人の失踪を巡って大騒ぎになっていました。特に、ジニに執着するピョッケスは怒り狂っています。彼は権力を使い、あらゆる手段を使って二人を追い詰めようと画策します。ジニを育てたペンムもまた、愛弟子の失踪に心を痛めていました。ペンムは、ジニが芸を捨ててまで男を選んだことが信じられず、怒りと悲しみが入り混じった複雑な表情を見せます。
そんな中、ジニたちの隠れ家にも少しずつ不安の影が忍び寄ります。村の生活は、ロマンチックなことばかりではありません。冬の寒さは厳しく、食料も十分ではありません。ある日、ジョンハンは自分の衣類を売って、ジニのために一足の新しい靴を買ってきます。ジニは、自分のために苦労を惜しまないジョンハンの姿を見て、申し訳なさと愛おしさで胸がいっぱいになります。
自分の服を売って靴を買うなんて、優しすぎます!でもその一方で、お金が減っていく様子を見ていると、こっちまで胃が痛くなりそう。
ジニは、ジョンハンの手のマメを見て、彼がどれほど過酷な労働をしているかを知ります。彼女は夜、ジョンハンが寝静まった後に一人で針仕事をしたり、村の女たちの手伝いをしたりして、少しでも家計を助けようと動き出します。自分もまた、ただ守られるだけの存在ではなく、ジョンハンを支えるパートナーでありたいと願ったのです。
村の人々とも少しずつ打ち解けていく二人。しかし、ジニの隠しきれない美しさと気品は、どうしても周囲の目を引いてしまいます。村の男たちがジニに鼻の下を伸ばしたり、女たちが噂話をしたりする中で、正体が露見するのは時間の問題のようにも見えます。
いくら地味な服を着ても、隠しきれないオーラが漂っちゃってますね。この圧倒的な華やかさが、今はただの災いの種にしか見えません。
ある夜、二人は月を見上げながら語り合います。「後悔はしていないか」と問うジョンハンに対し、ジニはきっぱりと首を振ります。芸を極める道も大切だけれど、今はただ、この人の隣で一日の出来事を報告し合える生活が何よりも愛おしい。ジニは、ジョンハンの胸の中で静かに涙を流しました。それは悲しみの涙ではなく、ようやく見つけた「自分の居場所」への安堵の涙でした。
しかし、その平穏を壊す知らせが届きます。ピョッケスの追っ手が、この村の近くまで迫っているというのです。
ジニとジョンハンの逃避行を見て思うこと
何よりも印象深かったのは、二人の生活力のなさです。偏差値38の私でも突っ込みたくなるような慣れない手つきでしたが、それが逆に二人のお坊ちゃん・お嬢様育ちを強調していて、とても健気に感じられました。特にジョンハンが、エリートのプライドを完全に捨てて、ジニのために泥にまみれて働く姿には、言葉以上の重みがありました。
愛を形にするって、こういうことなんですね。ただ口で甘い言葉を並べるのではなく、冷たい薪を割り、自分の服を売って相手の足をいたわる。そんな積み重ねが、二人にとっての贅沢な時間なんだと感じました。
でも、やっぱりピョッケスのあの執念深さは異常です。ラストシーンで迫りくる影を感じて、平和な食卓が壊されるのが目に見えて怖い。せっかく手に入れた安らぎなのに、なぜあんなに意地悪な追っ手ばかりが寄ってくるのか。ジニがペンムの元を離れて選んだこの生活が、簡単に引き裂かれないよう祈るばかりです。
物語が急展開を迎えて、泥臭いけれど温かい二人の日常に、冷たい北風が吹き込んできました。次回、この静かな幸せがピョッケスの怒りによってどう崩されてしまうのか。ジニが再び舞うのか、それともこのまま愛を選び抜くのか。嵐の予感しかしない中で、二人の選択がどこへ向かうのかを見守ります。
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