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クルミットです♪
今回の「ホジュン」第51話では、大切な師匠との突然の別れが描かれ、登場人物たちの苦悩や決意がより色濃く浮き彫りになっていましたね。悲しみと衝撃を抱えながらも、それぞれが自分の信じる道を進もうとする姿に思わず胸が熱くなりました。今後の展開に目が離せません!
それでは51話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 51話のあらすじ
今回の物語は、ホジュンの師匠であるユイテが自ら命を絶った衝撃的な場面から始まります。師匠の死を目の当たりにしたホジュンは心を強く痛め、しばらくの間はまともに食事もとれず悲嘆に暮れていました。しかし、師匠の旅立ちをドジへ知らせるため、ホジュンはハニャンへ向かうことを決意します。
ドジは、師匠であり父でもあるユイテの死にどうしても納得がいかない様子でした。さらに、ユイテの妻であるオ氏も、家族として最期を看取れなかったことや、ミリャンに埋葬されたことに対して強い不満を抱いているようです。ホジュンがユイテの意志を継ぐために用意した解剖図は、ユイテの遺志そのもの。しかしドジは、それを受け入れることができず、父の愛情を奪われたという怒りをあらわにします。
私には、ドジの心情も痛いほど伝わってきました。大事な父を失うだけでなく、父親の思いが自分ではなくホジュンへ向かっているように感じたのかもしれません。
ユイテのお墓の前で、ホジュンは「病に苦しむ人を救う医者になる」と師匠の教えに報いることを心に誓います。その一方でドジは、解剖図を通じて父の愛を受けたホジュンに対して強い対抗心を燃やし、「いつか自分がホジュンを超える名医になってみせる」という思いを固めるのでした。
これまで何度も衝突してきたホジュンとドジですが、この時点で決定的な対立関係に入っていくように感じました。仲間でありながらライバルという複雑さが、物語に深みを与えていると思います。
ユイテという存在がいかに大きかったかは、彼の死後に医局が閉鎖されてしまったことでより明確に描かれます。日々治療を求めていた多くの患者たちが行き場を失い、一緒に働いていた人々も職を失ってしまったのです。オ氏の行動に驚く人も少なくありませんが、長年夫と心が通わなかった彼女にとっては、ある意味やむを得ない選択だったのでしょう。
私は、この一連の出来事で「たった一人がいなくなるだけで、こんなにも大きな穴が空くのか」と痛感しました。人の人生に深く関わる医師という存在の尊さを改めて考えさせられますね。
ホジュン 51話の感想まとめ
第51話では、師匠でありながら父でもあったユイテの死が、ホジュンとドジに対してまったく異なる感情と決意をもたらすところが見どころでした。ホジュンは悲しみを抱えながらも医術への道を揺るぎなく進もうとし、ドジは父の愛を奪われた怒りから「もっと優れた医師になってやる」という対抗心を燃やします。
私自身は、ホジュンの素直な悲しみと師の思いを受け継ぐ真摯な姿勢に強く心を打たれました。一方で、ドジの哀しみにも共感してしまいます。愛情を感じられなかった子どもの悔しさや苦しさを、どこにぶつけたらいいのか分からないのだろうと想像してしまいますね。
また、医局の閉鎖で多くの人々が困難に直面する姿は、ユイテという存在がどれほど重要だったかを雄弁に物語っていました。次回以降、ホジュンたちがこの大きな穴をどう埋め、医術をどのように発展させていくのかがとても楽しみです。悲しみを乗り越えた先に、彼らはどんな新たな道を切り開くのでしょうか。
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