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クルミットです♪
今回の「ホジュン」第63話では、治療を施す側の“心”や“執念”が、いかに大切なのかが改めて強調されていました。患者のためにどこまで尽くせるのか、医師としての本分を守り続けるにはどれほどの覚悟が必要なのか。目が離せない展開が盛りだくさんです。
それでは63話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 63話のあらすじ
ヘミンソでの過酷な日々が続く中、ホジュンは大切な言葉を思い出していました。それは、かつてユイテが語った「医師が患者を治すのではなく、患者自身が回復しようとする意志こそが何より大切」という教えです。医師はあくまで手助けをする存在であり、思い上がってはならない――この言葉がホジュンを支えているようでした。
ユイテの教えを胸に、ホジュンは自分に課された罰を完遂しようと心に決めているように見えます。
国法に違反する形で貧しい患者を治療したホジュンは、前回の処分として“アピルヒョンパン”を1000回唱えながら、相当な距離を往復する罰を科されました。100メートル以上もある道を何度も行き来しなければならず、半ば歩くこともままならない状態へ追い込まれます。
体力が尽きても諦めないホジュンの姿は、見ている側に強い意志を感じさせるところがありました。
それでもホジュンは「病んでいる人々を見捨てずに医師としての本分を全うする」と固く誓い、最後まで罰を受け続けます。その姿に周囲も驚かずにはいられません。重責を担うはずの医官たちが権力や地位ばかり気にする現状と比べると、ホジュンの行動はまさに対照的だといえるでしょう。
いっぽう、ドジは引き続きエジンに対する未練を断ち切れず、オ氏の言葉にも耳を貸しません。ドジの妻である権氏が妊娠している事実を知ってもなお、エジンを振り向かせようと躍起になる姿が目立ちます。しかし、エジンはドジに対して「自ら選んだ道を歩む」意志を貫いている様子。ドジの思いは成就しそうにない状況です。
エジンが自分の意志をはっきり示すことで、ドジとの関係は決定的に変わっていくように見えます。
そして、今回もうひとつ印象的だったのは、医師が抱える“責任”についての描写です。医官や医女たちが王や国家を支えるために最高の医術を尽くすのはもちろんのこと、貧しい人々も含めて「どこまで目を向けるのか」が問われていました。ホジュンのように違反覚悟で患者を救う行為をよしとするか否か――そこに“医師としての姿勢”が投影されているように感じます。
ホジュン 63話の感想まとめ
ホジュンが「病人を見捨てない」という意志を貫き、どんな罰にも屈しない姿は圧巻でした。医師の本分を守るため、自分を徹底的に追い込むその姿勢は、まさに“究極の執念”と呼べるものかもしれません。一方、ドジはエジンへの執着を手放せず、ますます苦しい立場に追い詰められているように見えます。
どうやら、ホジュンの手は土で汚れ、肌は傷だらけになっても、決して歩みを止めないという信念を感じさせられる回でした。
患者を救いたい思いと、医師としての誇り。それを抱き続けるホジュンは、これから先、どのようにして国や王を支える役割を果たしていくのでしょうか。ユイテの教えを胸に、さらに高みを目指すホジュンの奮闘が今後も見どころとなりそうです。次回の展開にも期待したいですね。
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