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クルミットです♪
110話は、赦せない思いと家族への葛藤が爆発し、「この家にいても仕方がない」とイヨンがついに家を出る決断をした回でした。誰もが自分の正しさや悲しみを抱えたまま、でも一歩を踏み出さずにはいられない――そんな切実なドラマが胸に刺さりました。
二度目のトキメキ 110話のあらすじ
キム・ドシクは「私が告訴状を出す」と宣言し、家族の前で強い態度を見せます。
イヨンは「本部長に自首の機会を与えたかった」と話しますが、オ・ウンスクは「そもそもドジンがあなたと出会うべきじゃなかった」と突き放す言葉を浴びせます。
この場面、母親としての怒りや悲しみは痛いほど理解できるけれど、それを受け止めるイヨンの孤独にも胸が痛くなりました。
「私も夫を失ったのに、母として息子を亡くしたあなたには敵わないのか…」と、イヨンは絶望し、「それなら家を出てあなたの望む通りにします」と告げます。
「私はあなたの息子を殺した悪女だと思ってください」とまで言い放ち、ミリネを連れて静かに家を出ていきます。
“自分の存在そのものが誰かを苦しめてしまう”――こんなにも切ない家族の形があるのかと考えさせられる瞬間でした。
家を出るイヨンに「本当にこんなことで終わっていいの?」と父や祖母は戸惑い、「せめて気が済むまで心の整理をして帰ってきて」と声をかけますが、イヨンの決意は固い様子。
一方、家に残ったオ・ウンスクは「結局は憎いあの子を家に入れる気はなかった」と頑な。
ソ・ボッキは「子どもに罪はないのに、嫁を“殺人者”扱いしてどうするの」と苦言を呈しますが、オ・ウンスクの悲しみはなかなか癒えません。
家族それぞれの“正しさ”や“赦せなさ”がぶつかる場面、現実にもよくあるからこそ胸に突き刺さります。
ミリネも「なぜママがパパを殺したことになったの?」と困惑し、子どもの心にまで痛みが残るのがリアルすぎて、見ていて苦しくなりました。
イヨンはキム・ヘミにミリネを託し、「家を出た」と報告。
「母親がこうして家を出ても、子どもはどんな気持ちになるんだろう…」と、私自身も子育ての難しさを改めて感じさせられました。
そのころ家では、「お前のせいで家が台無しになった」と怒るチャ・ユンヒが帰宅し、
セジュンには「一緒に警察に自首しよう」と語りかけます。
ジャン・ギョンジュンもついに「自分の目が見えなくなったのはあなたのせいだった」とチャ・ユンヒに真実を突き付ける場面も。
「母親として子どもに何ができるか」「赦せない思いをどう消化していくか」――
全員が“答えのない問い”と向き合っているのが強烈に伝わってきました。
二度目のトキメキ 110話の感想まとめ
今回は、「家族の赦しの難しさ」や「本当の意味で向き合う勇気」がものすごく心に残る回でした。
愛しているからこそ許せない、
悲しいからこそ一緒にいられない――
それでもみんな「前を向いて進もう」と決めている、その強さや不器用さがとてもリアルで泣けました。
傷ついたイヨンや家族たちが、いつか本当の意味でまた“ひとつの家族”になれる日が来るのか…
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