二度目のトキメキ 111話 あらすじ・感想まとめ|許しの重さと、終わらない贖罪

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111話は、家族の罪や“許し”というテーマがより深く突き刺さる回でした。ただ「罪を償えば終わり」ではない――その現実と苦しみ、そして誰もが“本当の許し”を探し続ける姿に、私も胸が締めつけられました。

二度目のトキメキ 111話のあらすじ

チャ・ユンヒがギョンジュンの目を失明させたことがついに明かされます。
病院に行こうと促されても、「自分は悪くない」「あの時あなたは5歳だった」と言い逃れるチャ・ユンヒ。
ここまできても自分の罪とちゃんと向き合えない――こういう“大人”現実にもいるから、余計に見ていてモヤモヤします。

ナ執事が生前に残した手紙で、ギョンジュンの角膜移植の真実も浮かび上がり、「お前の罪で家族は苦しんだ」とイジェがチャ・ユンヒを家から追い出します。
「一度だけ助けて」とすがるユンヒに、「あなたが犯した罪は、ひとつも許されない」と言い放つ場面は、親子の情を断ち切るほどの絶望や怒りが、画面越しにも伝わってきました。

一方、家族の平和を守りたかったギョンジュンも、「どうしてもっと早く言わなかったの?」と問い詰められます。
「兄にとっては敵でも、私には母だった」とつぶやき、母の靴とバッグを差し出して「もう僕の母じゃない」と涙で別れを告げる姿――
憎しみと愛情が複雑に絡み合うこのシーン、私ももらい泣きでした。

そのころ、家ではオ・ウンスクがミリネを想い、ソ・ボッキは「イヨンが帰ってこなければ、今度はあなたを家から出す!」とまで言います。
誰かを責め続けることでしか、自分を保てない家族の姿――現実にもありがちで胸が痛みました。

イヨンは家を出て、ミリネと新しい生活を始めようとしますが、不安と孤独は隠せません。
そんな中、強いお腹の痛みでウンジンに連絡し、助けてもらう場面も。

ミリネは小さな叔父と鶴を折って過ごし、子どもなりの“癒し”を求めているのがいじらしいです。

そしてキム・ヘミはジャン・セジュンに「一緒に警察へ行こう」と連絡。
でもセジュンは、「数年の刑務所暮らしでは、全然償ったことにならない」と自分を責め続けます。
どれだけ謝っても、罰を受けても――“本当の許し”は得られないのかもしれない…そんな重い現実が突き刺さる言葉でした。
ヘミは「変なこと考えないで」と必死に止めようとします。

二度目のトキメキ 111話の感想まとめ

今回は、「許すことの難しさ」「贖罪の終わりなき道」が心に深く残る回でした。

家族って一度壊れると、たった一言で戻せない。
罪や後悔を抱えたまま、どう生きていけばいいのか――
誰もが正解を持っていなくて、ただ必死に前を向こうとあがいている…そんな人間らしさがリアルでした。

「何年刑務所に入っても足りない」
そんな絶望の中にこそ、本当の救いや再生のヒントが隠れているのかもしれません。

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