偉大なショー 最終回(第16話)あらすじと感想|「最善と次善!」涙のスピーチと“家族の絆”が生んだ最高のフィナーレ

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クルミットです♪

ついに最終回を迎えたtvNドラマ『偉大なショー~恋も公約も守ります!~』。
数々の試練を乗り越えてきたウィ・デハンと子どもたちが、
“本当の家族”としてどんな結末を迎えるのか――感動のラストです!

それでは最終回を一緒に見ていきましょう!

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偉大なショー 最終回(第16話)のあらすじ

デハンは、ハン・ドンナムがカン・ギョンハンから金を受け取り、
“ダジョン出生の録音データ”を渡していた事実を知ります。
怒りを押し殺しながら、デハンはドンナムにひとつだけ頼みます。

「どうか…ダジョンの母と約束してくれ。
このことは墓まで持っていってくれ。」

そして決意を固めたデハンは、翌日候補辞退会見を開くことに。
「今日で総選挙候補を辞退します。
娘の父親に関することは、私が墓まで持っていきます。」

“真実を守るための沈黙”がこんなにも切なく、温かい。自分の名誉より、ひとりの少女の未来を選ぶ父の姿に胸が熱くなる。

しかし、これを止めようとするのがコ・ボンジュとチョン・スヒョン。
「真実を話して謝ろう」と説得しますが、デハンは首を振ります。
「もしダジョンが真実を知ったら、その傷は一生消えない。
だから、俺たちが守ってやらなきゃいけない。」

一方、カン・ジュハンもまた苦悩の中にいました。
「最善と次善、どっちを選ぶ?」
スヒョンの言葉に、彼もまた“事実ではなく真実”を選ぶ決心をします。

記者会見当日。
ウィ・デハンは全国民の前で頭を下げ、すべてを語ります。

「私は政治的な目的で、4人の子どもを受け入れました。
“国民の父親”というイメージを得るためでした。」

会場がざわつく中、立ち上がったのはハン・ダジョン。

「血がつながってないことが、そんなに大事ですか?」

涙ながらに彼女は言葉を続けます。

「お父さんだけが私を利用したわけじゃありません。
私たちも最初は、お父さんを“便利な大人”として利用しました。
でも今は違います。お父さんは、私たちの“たったひとりの父”です。」

「お父さんは完璧じゃないけど、
誰よりも人の痛みに寄り添える人。
そんな人が、夢を諦めるなんて嫌です。
だから――どうか、立ち止まらないで。」

ダジョンの涙のスピーチが心を震わせる。血よりも深い“家族の絆”を描いた、このドラマらしい名シーン。

その後、インジュ市場の人々も声をあげます。
「謝るより、票で審判を受けなさい!」

そしてデハンは子どもたち一人ひとりに感謝を伝えます。

「お前たちと過ごした時間が、俺の人生で一番幸せだった。
本当にありがとう、そして愛してる。」

一方で、事態は思わぬ方向へ。
ハン・ドンナムがテレビ番組に出演し、
「カン・ギョンハンに買収され、ウィ・デハンを中傷するよう指示された」と告白。

すべての裏工作が暴かれ、世論は再びデハンを支持します。

怒りに震えるジュハンに父ギョンハンは叫びます。
「親の言葉がそんなに 믿えないか!」
しかしジュハンは静かに答えます。

「信じるかどうかじゃない。真実は変わらない。」

選挙の最終日。
ジュハンは街頭でマイクを握り、
「父は不正を犯しました。権力を使って人を傷つけました。」と公に謝罪。

デハンの前で頭を下げます。

「僕の父のせいで傷ついたすべての方々に、心からお詫びします。」

デハンは彼の肩に手を置き、穏やかに微笑みます。
「君は父親に似てないな。
……いや、似なくてよかった。」

そして二人は**“争う政治ではなく、対話する政治”**を誓い合います。

敵だった二人が、最後に“未来を共に作る仲間”になる展開が温かい。理想を信じる力が、こんなにも美しい。

やがて開票結果が発表されます。
僅差――たった190票差でカン・ジュハンの勝利。
惜しくも落選となったデハンですが、表情は晴れやかでした。

そして再び戻った“ウィ・デハンファミリー”。
ダジョン、タク、双子の弟妹と共に夜空にランタンを飛ばします。

「俺の家族。これ以上ないくらい誇りだ。」

数年後。
デハンはエンターテイナーとして再びテレビ業界へ。
人々の心を笑顔にする“国民アッパ”として愛される存在に。

スヒョンとの結婚も正式に許され、
「もう水一滴も触らせない!」と笑顔を見せます。

ランタンに書いた願いを問われたデハンは答えます。
「“今度こそ本当に、国会でちゃんとやりたい”って書いた。」

――そしてカメラに向かって、にっこり。

「もし叶わなかったら、 청와대(青瓦台)も 괜찮습니다!」

笑いと涙、そして希望。どんな結果でも前を向くデハンの姿に、最後は拍手を送りたくなる温かな結末。

偉大なショー 最終回の感想まとめ

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最終回は“真実の強さ”と“家族の温もり”が凝縮された最高のラストでした。
血ではなく心でつながる家族、敵ではなく共に歩む政治――
このドラマが伝えたかったすべてが、穏やかな笑顔の中に詰まっています。

どんな立場でも“最善”を尽くすこと、
もしできなくても“次善”を諦めないこと――。
ウィ・デハンの人生そのものが、そのメッセージを体現していました。

完璧じゃなくてもいい。失敗しても、また立ち上がる。その姿が何よりも“偉大なショー”だった。

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