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クルミットです♪
ピダムが誤解を抱いたまま反乱の道へ踏み込んでいく。トンマンが「国の敵」と宣言しなければならない相手が、かつて愛した人だというこの状況。しかも体が限界に近づいているのを隠しながら、それでも女王として立ち続けようとするトンマンの姿が、61話では胸に刺さりました。
それでは61話を一緒に見ていきましょう!
善徳女王 61話のあらすじ
トンマンはピダムに最後の手紙を送ります。指定の場所で待つから来てほしい、という内容でした。でもピダムはすでに、ヨムジョンたちが仕掛けた罠にどっぷりはまっていました。
「トンマンが自分を殺そうとしている」という偽の情報を信じてしまっているピダム。
あの二人の間に、こんなにも深い溝ができてしまったのかと思うとしんどかったです。
ヨムジョンたちが巧妙に仕掛けた工作によって、ピダムは「トンマンが自分を捨てようとしている」という疑念を完全に抱き込んでいます。怒りと裏切られた感覚が彼の心を占領していて、もうまともに話を聞ける状態ではありませんでした。
トンマンはピダムが誤解していることに気づいて、なんとか救い出そうとします。しかしピダムの心はもうトンマンから離れていました。彼が選んだのは、かつてのミシル派の残党たちを集めて反乱を起こす道。
まさかそっちに行くのか、と思いながら見ていました。
ピダムは貴族たちを糾合し、和白会議を招集します。和白会議とは新羅における貴族の合議制度のことで、ここでピダムはトンマンの王位の正当性を問い始めます。「新たな国を建てる」と宣言し、いよいよ挙兵の準備を進めていきました。
貴族たちを前に堂々と言葉を並べるピダムを見て、ああもう止まらないんだな、と思いました。怒りのまま、ここまで来てしまった感じが怖かったです。
トンマンはその事実を受け止めながら、深い悲しみの中で女王としての判断を下します。かつて信じて共に歩もうとしたピダムを、「新国の敵」と宣言しなければならない。それがどれだけつらい決断か。
そしてトンマンはユシンに命じます。反乱軍の討伐を、と。月城(新羅の王宮)を拠点とするトンマンの陣営と、反乱を率いるピダムの軍勢が、一触即発の状態になっていきます。
「王とは、数百万の民の命を背負う重い存在だ」とトンマンが語る場面がありました。
その言葉を聞いて、ああトンマンは本当に孤独だな、と思いました。感情で動けない立場というか。女王でいる限り、泣いてる場合じゃない。
この話ではトンマンの体の異変も描かれます。激しい疲労や息苦しさが出るようになっていて、でも彼女はそれを周囲に悟られないように振る舞い続けます。気丈に見せながら、内側では限界に近づいているトンマン。
終盤、ピダムは貴族たちの前で明言します。「女王を廃し、新たな国を築く」と。もう後戻りできない言葉を、あの場で口にしてしまいました。
一方のトンマンは、民衆と家臣の前で反乱勢力の掃討を宣言し、新羅の領土統合の理想へ進む意志を力強く示します。二人がそれぞれ、引き返せない言葉を口にした回でした。
第61話の最後は、トンマンの陣営とピダムの軍勢が真っ向から対峙する準備が整ったところで幕を閉じます。かつて愛し合った二人が、今は国を二分する敵同士として向かい合っている。
決戦の直前で、終わります。
61話を見て一番きつかった場面
ピダムが誤解を抱いたまま突き進んでいく流れが、この話で一番見ていてきつかったです。
ヨムジョンたちが仕組んだ罠なのに、ピダムはそれにはまって「裏切られた」と思い込んでいる。トンマンは救い出そうとしているのに、ピダムにはもうその声が届かない。すれ違いのまま対決へ向かっていく二人を見ていると、単純な悪役対善役の話じゃないだけに重くなります。
トンマンの健康の件も、さらっと描かれていたけれど引っかかっていました。体が限界に近いのに、それでも民の前で力強く宣言している。そのギャップがなんともいえなかった。
ピダムに対してただイライラできないのも、この話の辛いところで。ヨムジョンたちにうまく利用された側面があるピダムが気の毒という気持ちも残っています。でも選んだのはピダム自身だからと思う気持ちもあって、どこにも落ち着けないまま見終わりました。
ユシンが討伐の命令を受けた場面もさらっと流れていったけど、ユシンはこの命令をどう受け取っているんだろう、と少し気になりました。
ラストで両陣営が対峙する準備が整ったところで終わる構成は、続きへの重さだけが残る終わり方でした。ピダムの「女王を廃す」という言葉が、特に頭から離れません。
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