韓国ドラマ-幸せをくれる人-あらすじ-46話-47話-48話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。
ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ウナが事故にあい、車いす生活になると告げられた前話。辛いです。さらにはパク・ボゲは自分の罪をお金で解決させる為に、ノ運転手を身代わりにさせます。約束通りに減刑を求めるために、あの手この手を使うソクチンたち。その嘘をどう見破っていくかが見どころになるでしょう。ウニの結婚はまだまだ先になりそうです。父イム・シウォンも前話最後で記憶を取り戻す様子がありました。イム・シウォン父もこれからパク・ボゲに対し同反撃するか、見ものですね。
【幸せをくれる人】ネタバレあり
幸せをくれる人 あらすじ第46話
ウナは自分を轢いたのが、パク・ボゲの運転手だったと聞かされるが、納得しない。しかもこのまま一生足が動かないかも」しれない。そんな体にしたのはパク・ボゲだと体中から叫び声をあげる。そんなウナを必死に宥めるウニ。子供の用に泣きじゃくるウナを只抱きしめてあげるうにだった。その頃、父イム・シウォンが突然意識を失い倒れる。目の前で倒れた祖父をハユンはどうしていいか分からずウニに電話していた。しかし程なく目を覚まし、ハユンに大丈夫だと言うイム・シウォン。その時イム・シウォンははっきりと記憶を全て戻していた。
デサンとギョンスンはミョンソンの母親の手掛かりを探していた。デサンはウニの考え、母親探しに協力的だが、ギョンスンは気が乗らない。そこにミョンソンとグァンスの喧嘩の声がお店から聞こえてくる。慌てて行くデサンとギョンスン。ミョンソンは子供の為に結婚を決めたけれど、間違いだったと騒いでいる。原因はグァンスがミョンソンへの指輪と同時に自分の腕時計と何故か母への指輪を用意しようとしていたことに腹を立てているのだ。グァンスは養ってきてもらったから、その感謝の気持ちだと言うが、ミョンソンにはただのマザコンにしか見えず、腹が立って仕方ないのだった。確かに、私も思っちゃいます。マザコンですよ。
ウニは泣き疲れて眠っているウナを悲しそうに見つめていた。そのこゴヌが現れる。パク・ボゲのこと、ノ運転手のことなどゴヌから状況を知らされるウニ。ソクチンが裏で関わっているだろうことをゴヌは話す。ウニはウナのためにも必ず復讐すると誓うのだった。イム・シウォンの誕生日をゴヌの家でしようと話す二人。ウナにも病院の許可をもらい、皆で祝ってあげようと話す。これを機会にウナに元気になってほしいとウニは心から願っていた。ゴヌは結婚をミョンソンに先に越されてちょっと悔しそうだった。ウニはちちがよくなって、ウナのリハビリが成功したらねとゴヌに言うのだった。
帰宅したウニは疲れてソファに眠り込んでいた。ウニにそっと毛布をかける父イム・シウォンが。苦労を掛けたことを詫びるイム・シウォン。目を覚ましたウニに、涙して苦労を掛けたことを詫びる父。父はパク・ボゲの家を教えてほしいとウニに頼む。そしてすべてを思い出したことをウニに話す。ウニは父から全てを聞かされる。それはウニがもしかしたらと思っていた想像以上の話だった。ウニとイム・シウォン父はパク・ボゲの家を訪ねる。ミスクはイム・シウォンおじさんをみて驚く。パク・ボゲが何事かとやってくる。いきなり怒りに任せパク・ボゲの胸倉を掴むイム・シウォン父。ソクチンが慌てて間に入る。イム・シウォン父はパク・ボゲに怒りをぶちまける。ソクチンは賠償金は十分に払いますと言うと、イム・シウォン父はソクチンに娘たちへの償いになるなら払ってくれ。いくら払うんだ?そうソクチンに詰め寄るとソクチンは言い返すことが出来ずに口ごもる。けれどパク・ボゲは娘を守ってやったわよと偉そうに言い返す。ソクチンも母はウニとウナを世話し来たじゃないかと言い出す。ウニはソクチンの顔にミスクが持ってきたコップの水を思い切りかける。そして幼かった頃、パク・ボゲがくれた僅かなお金に何度もお礼を言っていた自分。父にした仕打ちも知らずに・・・。イム・シウォン父は娘たちを保育院に入れ、生き別れにさせたのにどう世話をしたんだとソクチンに詰め寄る。パク・ボゲは、大事な私の息子から離れろと高飛車に言う。イム・シウォン父はそんなパク・ボゲを殴ろうと拳を振り上げるが、まだ良心が勝っていて殴れない。ソクチンが時効は成立ですと言う。その言葉にイム・シウォン父の気持ちが一気に爆発してソクチンを殴る。パク・ボゲは恩は返したわ。自分の子供よりウニとウナの世話をしたんだからと自分のしたことを正当化しようとする。ミスクもそうだそうだと頷く。パク・ボゲはイム・シウォンを探して損したわと言うとウニは先回りして監禁していたんっじゃない。保護ではなく監視していたんじゃないと言う。そしてウナの事故もおかしいとパク・ボゲに言う。ウナは車いす生活になったことを言うと、流石のソクチンの顔色が変わる。それでもパク・ボゲは素知らぬ顔を続ける。イム・シウォンはパク・ボゲにしがみ付き、泣き叫ぶのだった。このシーンは、イム・シウォンの意識がはっきりと戻り、それまでの思いのたけをぶつける見せ場ですね。ウニとイム・シウォンの無念、それを無表情に聞くパク・ボゲ。心の中は葛藤に苛まれているかもしれないソクチン。初めて事の次第を知ったミスク。ここからまた新たな展開が始まるんでしょうね。ウニたちが帰った後、パク・ボゲは部屋で倒れるように寝込んでいた。やりきれない思いで母を気遣うソクチン。部屋から出てきたソクチンをミスクが待ち構えていた。事の次第を聞こうとするミスクを、制するように母へのおかゆを作るように言うソクチンだった。
全てを思い出し、パク・ボゲに真相を突き付けて帰宅したイム・シウォン父。ウナが車いす生活を強いられることはどんな事実にも代えがたい。そんな父に、例え不幸が始まりでも、保育院でミョンソンやハユン、ゴヌに出会えたことが自分のとって幸せだと語るウニを目を細めて見つめる父だった。父の誕生日会をするために、自宅で食事を作ることにするウニ。材料をゴヌがわざわざ部下に届けさせる。ウニはそんなゴヌを自慢の婿でしょと父に自慢するのだった。
ソクチンは母から事実を聞かされていた。お金を持ち逃げして、イム・シウォンを橋から突き落としたことを聞かされ、想像してはいたが、苦悩するソクチン。母の言い訳を、自分勝手だとわかっていても、どうしたらいいのかと考えるソクチン。母は時効が成立したんだからと自分の罪をなかったことにしようとしていた。その様子は余りに当然のように言うので不気味ですらあった。
ウナは父の誕生会を自分も一緒に祝いたいから帰るとごねていた。何でも言うこと聞く、リハビリも頑張ると一生懸命に訴えるウナにゴヌはちゃんと食事をしたら先生に頼んでみようと言う。そこに、イム・シウォン父がウナを見舞いに訪ねてくるとウナは甘えるように父を見て自分も祝いたいから一時退院させてと拗ねる。ゴヌは先生に頼みに行くのだった。
ゴヌ父はイム・シウォンを面倒見ていたと思われる看護師がフィリピンに逃げていることから、ジョンフンにフィリピン支社に協力を得て探すように指示するのだった。
ミョンソンがグァンスの家に行く日。つまりジャギョン一家の仲間入りする。ハユンは寂しそうにする。ウニは心にもないことを言ってしまうミョンソンに、頑張れば幸せになれるのよと言葉を送るのだった。
ギョンスンはミョンソンの母を探し当てたが向こうは会いたくないと連絡が入る。そんなことをミョンソンには聞かせられないと顔を曇らせるギョンスンとデサンだった。
ミョンソンはジャギョンの家に行くと、ジャギョン母に挨拶する、困惑するジャギョン母に、ミョンソンは持ち前の図々しさで仲良くしましょうと媚を売る。ジャギョン母は頭を抱え込むのだった。
。てありがとうとみんなにお礼を言うイム・シウォン父。皆が幸せそうだった。ハユンは家に帰るとその楽しかったことをユリにテレビ通話で教える。ハユンの側にはイム・シウォン父がいた。ユリの電話に突然パク・ボゲが出てくる。ハユンに会いたいというパク・ボゲに驚くイム・シウォン父。ハユンがおばあさんと呼ぶ。イム・シウォン父はそのことに、初めて疑問を持つ。ハユンはパク・ボゲの何なのだろうと・・・。イム・シウォン父はウニにハユンの事を問いただす。流石にパク・ボゲと関係のある子供を何で面倒見ているんだと怒り出す父。ハユンをパク・ボゲに返せといい、ウニを困らせるのだった。
グァンスはミョンソンとの結婚写真をリビングに飾ろうとしていたが、母から止められる。ミョンソンはどうしてですかとジャギョン母に穏やかに言い返す。ジャギョンとミョンソンを悉く比べてミョンソンを馬鹿にするジャギョン母。しかしミョンソンも負けていない。ちゃんと言い返す材料を持ってジャギョン母を言い負かすのだった。ミョンソンが食事を作るようになって、今までこの家では誰も料理をしてこなかったので、うさぎのえさのようなものばかりだったのが、何だかミョンソンのペースに巻き込まれるジャギョン母だった。ミョンソンが来てから太ったわといいながら、ミョンソンの料理を食べるジャギョン母。ジャギョンは、同居は無理と困っているが、ジャギョン母は文句言いながらもミョンソンの話を楽しそうにするんですよね。
イム・シウォン父はハユンがパク・ボゲにの孫だとわかってから、眠れずにいた。ハユンをパク・ボゲに返すようにとゴヌに訴えるイム・シウォン父。ゴヌはハユンのことを実の息子と思っていることを必死に伝えるが、イム・シウォン父には伝わらない。ハユンの顔を見たくないといい、ゴヌの前を腹を立てたまま立ち去るのだった。ウニの店で会っていた父とゴヌ。デサンとギョンスンもその様子を見ていて心配する。デサンはハユンが問題ではなくあの家族が問題なんだからと、イム・シウォン父のわだかまりを解消するためにも、ちゃんと話さなくてはと言うのだった。ゴヌはゴヌ父にイム・シウォン父の話を相談する。ゴヌ父はイム・シウォン父の気持ちも理解できるとゴヌに言う。だが、そこを認めるのは時間がかかるだろう。ゴヌ父がイム・シウォン父と話してみようとゴヌに言うのだった。
ウナのリハビリに献身的に尽くすジョンフン。辛いリハビリを必死に耐えるウナにはジョンフンの支えは何ものにも変え難いほど大きかった。イム・シウォン父はウナの身の回りの世話を毎日来ていた。ウナに毎日来なくてもいいのよと言われる父。イム・シウォン父はウナに好意を持つジョンフンを温かく見るのだった。そんなイム・シウォン父はハユンをどうしても認めないとウニに強く当たる。そしてハユンが来ると部屋に入り一緒に過ごそうとしないのだった。それはハユンにもわかり、どうしてなの?とウニに尋ねる。ウニは何とかハユンを傷つけないようにと上手に説明するのだった。
ミョンソンはジャギョン家でこの上なくご機嫌で過ごしていた。電話で専業主婦は最高とウニに話すミョンソンだった。ウニはミョンソンに父とハユンの事を話す。ミョンソンは今度、力にはなれないかもしれないけれど、イム・シウォン父に話してみるわと電話を切るのだった。ジャギョン母が帰宅する。女優のような大きな帽子で意気揚々と帰宅するジャギョン母。ミョンソンは服装やふくらはぎを綺麗だと褒めたたえるミョンソンに、どう対応すればいいのかと戸惑うジャギョン母だった。
デサンはだれかと電話していた。とても親しげな様子。働き手はないかと頼んでいた。そこにギョンスンが戻り、慌てて電話を切るデサン。ついギョンスンはデサンに嫌味を言ってしまう。デサンもつい嫌味で返してしまう。つんけんしてキッチンに入るギョンスン。しかし、キッチンの厨房の棚の食器の中にデサンからのプロポーズの手紙と指輪を見つける。そこには保育院で見かけたあの日からずっと片思いをしていることが綴られていた。読みながら微笑んでいるギョンスン。すると、いきなりキッチンに入ってきたデサンに驚くギョンスン。手紙を読んだのを見たデサンは、改めて返事を尋ねると、ギョンスンは今はウニたちの事もあるから、お互いを知る時間がほしいわと答える。デサンは思わず嬉しくてギョンスンに抱きつくのだった。
ミスクは何がどうなっているのかを知りたくて兄ソクチンを訪ねて母の店にやってくる。ソクチンからは俺たち姉妹を裕福に暮らさせたくてしたことだ、責めないでおこうと言われるミスク。複雑な思いで兄を見るのだった。責めないでおこうという考えがおかしいことに気が付かないなんて。ソクチンは大バカさんです。何でもやり直すのに遅いからと言い逃れしていてはダメなのに!
ジャギョン宅。ミョンソンはお菓子を頬張りながら、大声で笑ってテレビを見ている。それを苦々しい思いで見ているジャギョン母。ジャギョンがいきなり帰ってきた。今日は投資家に会う予定で出かけたが、服が気に入らないと戻って来たのだ。ミョンソンはそんなジャギョンに服はいいけれど髪型がイマイチだから私がセットし直してあげますという。ミョンソンはジャギョンのヘアをセットしながら自分の思いをあけすけに話す。髪を引っこ抜いてやりたかった、この家に火をつけてやりたかった、けれどその家に嫁ぐなんてね。と言いながらヘアセットするミョンソン。呆れながらもジャギョン母は、貴女は思ったことをすぐ口に出すからストレスとは無縁ねとこちらも遠慮なく言う。何だか似た者同士のような二人だと思えてきました。
ジャギョンが出演できるようになった投資家に会う会食の場を、ソクチンとのことを知らないスタッフがパク・ボゲの店を予約していた。友人でもある監督がソクチンに詫びているが、ソクチンはもう俺たち夫婦は終わったんだからと笑う。しかし監督はそんなソクチンを見て、お前がその投資家だろう?と尋ねる。ソクチンは一瞬黙るが、黙っててくれと頼むのだった。ソクチンは本当にジャギョンを愛しているんでしょうね。痛々しいとしか言えませんが。
ジョンフンは映像を手に入れようとしていたが、ソクチンの方が一足早く、映像は全て処分された後だった。それをゴヌに報告するとそれこそ重要なことを隠そうとしている。何かある証拠だと二人は話すのだった。
ジャギョンはパク・ボゲの店に来たが、そこで出資した投資家がソクチンだと知り、オフィスに向かう。途中顔を合わせる二人。ジャギョンはソクチンに、いい気分でしょ。あしながおじさんみたいね。と嫌味を言う。ソクチンはそんな嫌味を受け流すように、穏やかに話す。ジャギョンはそんなソクチンにこれは慰謝料として受け取っておくわ、けれど今後一切自分に関わらないで!と吐き捨てるようにいい、ソクチンの前を去るのだった。
ソクチンは一人オフィスでウナの事故当時の映像を見ていた。するとそこにウナが車いすで突然訪ねてくる。ソクチンを憎しみこもった目で睨みつけるウナ。どう、ご覧の通りのあり様よ!とソクチンに自分の姿を見せつける。ソクチンはそんなウナを直視できずに目を反らす。ウナはソクチンに父を半殺しにして20年さまよわせて、自分をこんな姿にし、お姉ちゃんも弄んだのよと罵詈雑言を浴びせる。ソクチンは消え入りそうな声で目を伏せて謝る。しかしウナの気持ちは収まらない。一緒に来たゴヌはソクチンに、映像を処分したのはお前だろうといい、何を隠したいのかと尋ねる。そこにパク・ボゲも現れる。素知らぬ表情でゴヌとウナに顔を見せるパク・ボゲ。ウナはパク・ボゲに全てが明らかになったら、パク・ボゲかソクチンが刑務所に入るのよ!と自分の感情をそのままにぶちまけるのだった。
幸せをくれる人 あらすじ第47話
ゴヌはソクチンに、今からでも正直になれ。と言い残しウナと帰っていった。パク・ボゲは二人が帰った後、なぜあの二人が来たのかと尋ねる。ソクチンは母の事故の証拠を隠すためにマンションと店の映像を処分したから来たんだと答える。例え怪しんでも証拠がないなら手は出せないからと答えると、パク・ボゲは、よくやったわと息子を褒める。しかしソクチンは怒っていた。机上のものを手で払い落して、母に向かい言うのだった。「度が過ぎるからこうなるんだ!!」パク・ボゲはそんなソクチンを見て、ソクチンを巻き込みすぎたと考え込んでいた。
ジャギョンはかなり酔っぱらって帰宅する。テンションの高いジャギョンの様子に驚くジャギョン母。そして投資家がソクチンだったと聞かされ更に驚く。ジャギョンはこの投資資金は慰謝料よと言って泣き出す。そんなジャギョンを、これが愛なのよと言う母。忘れてしまいなさいと言われ、やり切れなさとむなしさと切なさで涙が止まらないジャギョンだった。
ソクチンも酔っぱらって帰宅する。そんな兄の世話をするミスク。ミスクはそんな兄に、母が罪を犯したのは兄さんのためよと言う。自分のためにはこんなことをしないものと言うと、ソクチンは俺が何をしたんだと、心の弱音を吐きだす。そして呟くのだった「会いたいよ、ジャギョン・・・・・・」
身重のミョンソンが、ジャージャー面が食べたいと言うので、グァンスが作るためにキッチンに行く。自分の息子をこき使わないで、とジャギョン母はミョンソンに言うと、ミョンソンは、結婚に反対したでしょ、だからこれはちょっとした仕返しですと答える。ジャギョン母はそんなミョンソンに何も言えないのだった。この嫁姑のやり取りが、意外に楽しいです。ミョンソンみたいに図太くならなきゃですね。見習います。
ハユンのお世話をするウニ。二人は本当に親子のようだ。そんな二人を笑いもせずにじっと見るイム・シウォン父。ハユンの胸に大きな傷があるのを見た父は、その傷を尋ねる。すると、ハユンが赤ちゃんの時に手術したことを話す。複雑な顔をするイム・シウォン父。そこにゴヌとゴヌん父が突然訪問する。家政婦さんが休みなんだとウニに甘えるゴヌ父。けれど、本当はハユンの事でイム・シウォン父と話すために来たのだった。ウニはゴヌから話を聞き、納得してくれるか心配する。今はゴヌ父に託すことにした二人だった。ゴヌ父はイム・シウォン父と公園にいた。ゴヌ父は自分の妻の最後を見とれなかったこと、それが原因で長いこと息子ゴヌとも仲違いしていたこと。そんなことを語り始める。そしてハユンが誰の孫かなんて関係ないと伝える。そこにはパク・ボゲが、自分の孫なのに自分のせいで孫を奪われたことが、パク・ボゲの天罰だと語る。
携帯の写真のハユンを見つめて溜息するパク・ボゲ。先日売却したビルのお金の事で部下に電話すると、ソクチンが30億ウォンを何かに使ったと知るのだった。
イム・シウォン父はゴヌ父が帰ったと、ウニに話す。ウニに自分が元気なうちに結婚式を挙げてほしいと。ハユンの事も何とか理解したようだ。ウニは嬉しかった。父にハユンの事とゴヌとの結婚を認めてもらえたことが、心から嬉しかった。父は来週出張から戻ったら式をあげろと急かす父。ゴヌ君のためにも早くしてあげろと言われるウニは面食らうが、父の言葉が嬉しかった。ハユンは部屋で台本を読んでいた。イム・シウォン父はそんなハユンに、ようやく話しかける。ハユンはお祖父さんに、いっぱい稼いでウニママに車を買ってあげるのと話す。小さいころいっぱいおんぶしてくれたの、足が痛いのに・・・。そう話すハユンをイム・シウォン父は今は心から大事にしたいと思うのだった。
ウニはウナの見舞いに来ていた。差し入れを持ってきたウニはウナに食べさせる。そうしながらウナにジョンフンの事を尋ねる。どう思っているのかと聞くウニに、一瞬表情を曇らせるウナ。しかしそこにジョンフンが部屋に入ってきたので、すぐ表情を変える。ジョンフンはそんな二人に、自分の悪口を言っていたの?と心配そうに尋ねる。いい人だと話していたのとウニに言われると、嬉しそうにするジョンフン。ジョンフンはウナが開発中の化粧品を持ってきたのだった。姉に使ってみてほしいと化粧品を渡す。ウニは素直に嬉しいと受け取るのだった。
ウナの会社に来ていたイム・シウォン父は、ゴヌと会う。イム・シウォン父は、パク・ボゲの罪をどうしても償わせたいと思っていたが、22年経った今は裁判も出来ないと言われる。それを聞いたイム・シウォン父は、怒りがこみ上げる。何のために法律があるんだと叫ぶイム・シウォン父。イム・シウォン父は、何とかしなくてはと考える。そしてミョンソンにチラシ作成を頼む。ミョンソンは何かは分からないが、快く引き受けるのだった。
ウナは刑務所に自分を轢いたというノ運転手を尋ねていた。自分が轢いたと言い張るノ運転手に、ウナは必ず真実を暴いて見せると声を荒げて言い切るのだった。
ミョンソンはウニの店のご飯が食べたいと、出前を兼ねてデサンとギョンスンを家に呼ぶ。モリモリ食べるミョンソン。家の中を自由見ていいと言われ、女優の家だとはしゃぐデサンとギョンスン。そこにジャギョン母が帰宅する。最初は二人を驚いてみるジャギョン母だったが、デサンたちがパク・ボゲの話をし始めると、興味津々で一緒に話に加わるのだった。
イム・シウォン父はパク・ボゲの店の前で、自分が受けた仕打ちをミョンソンに頼んだチラシと、ハユンの画用紙帳を使って、道行く人に話して聞かせる。驚いて出てきたパク・ボゲ。やめろと言うと、イム・シウォンはパク・ボゲに俺はお前を許さないと睨みつける。パク・ボゲはイム・シウォン父に掴みかかる。すると、その掴まれた手の指を、イム・シウォンはあの橋でパク・ボゲにされた時のように、指を一本一本引きはがすようにする。まるで、あの時の事を改めて思い出させるように・・・。パク・ボゲの部下に店の前から連れ去られるイム・シウォン。それを怒りに満ちた目で見送るパク・ボゲ。ソクチンにすぐにこのことを対処しろといいつける。そこに店に食事に来ていたジャギョン母は、イム・シウォンとパク・ボゲを見ていて、チラシも手にしてパク・ボゲのオフィスに嫌味を言いに行く。パク・ボゲはジャギョン母に言いたい放題に言われ、心に中はイム・シウォン父やウニたちに対する恨みで胸を掻きむしられるようだった。
ウニは帰宅した父が妙な咳をするため、気になるのだった。父にがパク・ボゲの店の前で抗議活動をしていることを知り、そのことをジャギョン母から動画で知らされ驚くが、父の気持ちがこれで少しでも晴れるならと止める気持ちはなかった。ゴヌは民事を勧めるが、民事は時間がかかりすぎると反対するウニだった。
イム・シウォン父の抗議文を書いてあげているミョンソン。そんなミョンソンは美大に行きたかったのとグァンスに話す。グァンスは自分も整備士になりたかったんだと話す。ジャギョン母はイム・シウォン父とパク・ボゲの動画をジャギョンに見せる。縁が切れてよかったと言うジャギョン母。ジャギョンはその動画に驚くが、ソクチンの先日酔いつぶれた時につぶやいた「母を見捨てられない」という言葉が気になるのだった。
イム・シウォン父は咳が止まらない。そして僅かながら血を吐く。慌ててそれを隠す父。ゴヌとウニが心配して部屋に入ってきたが、病院に行きたくない、寝てれば治ると安心させようとする。明日、一緒にパク・ボゲの店の前で抗議活動をするとゴヌとウニが言うと、それはだめだと拒む父だった。これはパク・ボゲと自分の問題だ、ハユンもいるのにウニやゴヌを巻き込むわけにいかないと思う父だった。
パク・ボゲは考えれば考えるほど眠れずにいた。ソクチンはノ運転手が全額払えと言ってきていることを母に話す。ノ運転手がウナの面会で動揺しているのだ。パク・ボゲは未だにソクチンがジャギョンを思って陰ながら援助していることに腹が立っていた。
ゴヌはゴヌ父にイム・シウォン父の容態を話す。このままだと体が心配だと言うゴヌに、ゴヌ父はイム・シウォン父のことをドキュメンタリーで取り上げたらどうかと提案する。そしてゴヌの誕生日に結婚式をあげてはどうだというと、ゴヌはまだ早すぎると躊躇する。ウナのリハビリもまだ大変だし・・・と言うゴヌにゴヌ父はウナに電話すると言う。すると、今はまだジョンフンが病院にいるよと話すと、ゴヌ父はこんな時間まで男女が二人きりでいるなんてダメだと言い出し、ウナに慌てて電話する。電話口ですぐにジョンフンを帰宅させるよう話す父に苦笑いするウナだった。ジョンフンのウナへの献身的な思いは、観ていて心温まります。ウナもジョンフンの事をちゃんと異性としてみています。二人の幸せを願うばかりです。
パク・ボゲはジャギョンに電話する。ソクチンの事で頼みがあるから会いたいと言う。最初は電話口で話を遮り切ろうとしたジャギョンだったが、不安になり合う約束をするのだった。
ジャギョン家の朝。最近ではすっかり朝食をとるのが普通になっている。ジャギョン母はミョンソンが作ったパク・ボゲの暴露チラシを見ながら、やり過ぎじゃない?と話している。グァンスは自分が同じ目にあったらどうするの?と母に言うと、結婚してから反抗的ねと息子に言い返す。出ていきなさいと言う母に、出来ないのを知ってるくせにと言う息子。ミョンソンはちょっと悲しそうにしてみせて、ジャギョン母の顔を見て拗ねるように言う。ジャギョンがやってきて、横やりを入れると、ジャギョンに、鹿の角の栄養剤を言われる前に用意して渡す。その様子に、ジャギョン母は自分とジャギョンを差別していない?と言い出す。ミョンソンはすました顔で、そうです。だってお義姉さんは家長ですから。ジャギョンはそんなミョンソンを見て、思わずクスっと笑う。ミョンソンは、お義母さんには食事を作ってあげていますから、どこも差別ではないですよ、と言う。ジャギョンは食事の匂いがいやだからと部屋に入る。それを見てジャギョン母はそれ見たことかとミョンソンに言うが、都合悪いことは聞こえないんです、と大きなソーセージを頬張るミョンソンだった。こちらの家族も何だか意外にうまくいっているようです。ミョンソンのようなたくましいお嫁さんで、楽しそうです。ミョンソンも素敵な家族になれるように多分努力しているんですよね。
ミスクの娘ユリはパク・ボゲ抗議のチラシを持ってきて、母ミスク見せる。それを見たミスクは驚き、起きてきたソクチンにそのチラシを見せると慌てて家の外にそのチラシを回収に行く。ミスクが母を見に部屋に行くと、部屋はもぬけの殻だった。パク・ボゲはお店のオフィスにいた。お店の支配人に店の周りにバラまかれたチラシを回収させていた。今はどうこれから動くかを画策する。そしてオフィスにジャギョンが訪れる。そしてジャギョンにお金を渡し、ソクチンと二人で海外に行くようにお願いする。ジャギョンは興味がないからと断る。しかしパク・ボゲはソクチンがこの件に深くかかわりすぎたことを危惧して、この場から遠ざけたいのだった。そのためには、今まだ思いを寄せるジャギョンにソクチンを頼むしかないと考えていた。しかしジャギョンはソクチンから以前、もう元には戻れないと言われたことを話す。ソクチンは自分の話には耳もかさないだろうとパク・ボゲに話す。パク・ボゲは、ジャギョンの家族を面倒見るからと条件を出す。ジャギョンは裁判が終わって初めて再会したが、いつも私たちは不幸のままだと話す。そこにソクチンがオフィスに現れ、ジャギョンの姿に驚く。母とジャギョンを見て、母が何かをジャギョンに言ったことを勘ぐり、ジャギョンに尋ねるが、ジャギョンは答えない。そして決めるのは自分だと答えてオフィスを出ていく。ソクチンは母が意味ありげに、去っていくジャギョンに「考えておいて」と言った言葉に、母が今度は何をしようとしているのかと不安に駆られるのだった。自分の子供の事、ソクチンの事は異常なくらい考えているようですが、そのために例え気に食わない相手でも利用しようとするパク・ボゲ。只々恐ろしいです。ソクチン、早くパク・ボゲを目覚めさせてほしいけれど、この人も常識を忘れてしまうので、どうにもならないですね。ジャギョンが気の毒です。
ミスクはソクチンにアパートの一つを自分の名義にしてほしいと頼む。母の過去の罪を知り、今兄たちのしていることを考えて、自分だけで生きていくために考えたことらしい。ソクチンは母のしたことを否定するが、それが本当だからこそミスクに強く言えない。ミスクもあの時の事を子供ながらに全部覚えていたので、母の子供だからと、どこか諦め、責任もすこし感じているのだった。
イム・シウォン父はゴヌ父と話していた。記憶を失っていた間の事、その時もウナの誕生日やウナの名前は忘れていたが、帰らなければという思いはずっと忘れられなかったことを話す。ゴヌ父はイム・シウォン父に、今、イム・シウォン父のことをドキュメンタリーに撮って世間に伝え、残しておきたいと出演の交渉をする。イム・シウォン父は、少し驚くが、その話を承諾するのだった。
ミョンソンがウニの家に遊びに来ていた。久しぶりに二人は楽しく語り合っていた。
ウニの結婚式が間近である。素敵な結婚式にしましょうと幸せそうに顔を見合わせて言う二人だった。
イム・シウォン父はドキュメンタリーに出演のため、抗議中や薬局に行くところ、一人座り休憩する姿まで撮影される。こんなところまで撮るんですかと照れるイム・シウォン父だった。
ゴヌ父からウニに電話が入る。イム・シウォン父が末期がんだという知らせだった。
幸せをくれる人 あらすじ第48話
ゴヌは急いで状況を確認に家に帰る。頑張って困難に打ち勝ってきたのに、肺がんの末期だと診断されたイム・シウォン父。ゴヌは悔しくて仕方なかった。ウニは寝ていても咳で目が覚める父に、お水を飲ませたりと世話を焼く。そんなウニに、イム・シウォン父は、全部やり終えてから死ぬからと話す。驚くウニ。イム・シウォン父はウニに、お前たちは怒ったらだめだと忠告する。怒ったら病気になるから。お前たちは怒るんじゃないぞというのだった。
朝、ウニはパク・ボゲの家を訪ねていた。家に入るなりパク・ボゲに向かって。貴女が代わりに死んでと叫ぶ。父が肺がんで死んでしまうのと泣きながらパク・ボゲに言う。そのことに少なからず驚くパク・ボゲ。ウニはもう罵りたくないから、貴女が死んでとパク・ボゲに迫る。ミスクがウニに跪いて謝罪する。パク・ボゲはそれを辞めろと怒る。パク・ボゲはウニに、寿命は決まっているの。私はお金も持ち逃げしていないわ、ウニたちを家族になろうとしたわ、自分は最初からお金持ちだったわとまで言い出す。ウニはパク・ボゲの妄想に呆れて家を飛び出すのだった。ミスクは自分の母を、今まで見たこともない人を見るような目で見るのだった。パク・ボゲは食事しながらもイム・シウォンに対し、あの時死ねばよかったのよと口汚く罵り、自分は悪いことはしていないと言い出す。口いっぱいに頬張るようにご飯を詰め込んで食べる母のその様子に、ミスクは何かしら違和感を覚えるのだった。パク・ボゲに何かしら異変がおこったのかな。また新たな展開が待っているような予感です。
ウニは自分の店でゴヌと会っていた。そして夕べイム・シウォン父がウニに言ったことを話す。自分の体の事を悟ったような口ぶりだったと。ウニは手術で治るのよねとゴヌに救いを求めるように尋ねる。ゴヌはそれを願うばかりだと答え、自分の母も肺がんで亡くなったことを話す。ゴヌも愛する人をまた失うかもしれない悲しみを耐えるように、ウニに寄り添うのだった。
イム・シウォン父はウナの看病に来ていた。食事の世話まで焼く父に、手は使えるのよと言うウナ。それでも父はウナに何かしたいのだった。イム・シウォン父は心が軽くなるためにもカウンセリングを受けていた。ウニは父がパク・ボゲとのことで重荷を背負って苦しんでいるのが気がかりだった。しかしイム・シウォン父は自分のがんの事を知っていた。だからこそ、残り少ない時間をウニとウナの為に使いたかった。ウニは結婚式を延期したいとウナに知らせる。父が肺がんの末期だと伝える。ウナは悔しかった。父が可哀そうで仕方なかった。姉妹二人で父の運命を悲しむのだった。
ユリがウニのユッケジャンが食べたいとごねる。ミスクは流石にそれは出来ないと話す。すると事務所にワンソンがやってきて、実家が物入りで解体されてて事務所に寝泊まりしたいと言ってきた。ミスクはワンソンを見て、ユリをウニの店に連れていってほしいと頼む。ユリは無邪気にハユンとの久しぶりの再会に喜ぶ。しかしウニは素直に迎えてあげられる気分ではない。ワンソンもそこは分かっているので、はしゃいでいるユリをたしなめる。それでもウニはミスクに持っていってほしいとユッケジャンのお弁当をワンソンに託すのだった。子供に罪はないし、唯一ミスクはウニに謝ろうとしているので、ウニも複雑ですよね。
ミョンソンがジャギョン母のヘアスタイルをまねしていた。ジャギョン母はそれを見て、拒否反応を示す。ミョンソンは、お義母さんみたいに綺麗になりたかったんですというと、表情が変わる。このヘアスタイルは簡単には出来ないわよ!とジャギョン母はいうが、ミョンソンは15分で出来ましたよと言う。驚くジャギョン母。グァンスはミョンソンが腕のいいカリスマ美容師だからとジャギョン母に嬉しそうに言う。そこにミョンソンにゴヌから電話が入る。ウニの父、イム・シウォン父の肺がんのことを知り、涙するミョンソン。慌ててウニに会おうとウニの店に行こうとする。グァンスとジャギョン母は事情を知らないので、一緒に自分たちも行く。ウニとミョンソンはグァンスたちをそっちのけで話し込んでいた。泣いているミョンソンを見て、ジャギョン母は何かあった様子なのを察する。ミョンソンはウニを励まそうとする。グァンスとジャギョン母がウニたちのテーブルに来て、話に加わる。そこで、ジャギョン母は、自分も店を持ちたいとウニに言いだす。突然の事に流石のグァンスも驚く。ミョンソンはそんな義母のことはさておいて、ウニがイム・シウォン父の看病に専念できるようにバイトに来てあげることにするのだった。感謝するウニ。父の為に健康にいいお茶を煎じたりする。ハユンはそれを見て、おじいちゃんは病気なの?僕の時にもこれを作ってくれたでしょとウニに尋ねる。言葉に詰まるウニだった。ウニは今は父の為に出来ることを全てしてあげたいと思うのだった。父は昔の事を二人は懐かしそうに語る。目の前の大きな人参を見て、父の体にいいのよと言うと、父はウナが見たら腰を抜かすなと笑うのだった。イム・シウォン父はゴヌ父の迎えでゴヌ父の家に行く。ゴヌ父はイム・シウォン父に自身が肺がんだと伝える。そして手術をを勧めるが。イム・シウォン父はそれを拒む。娘の働く姿を見たりしながら過ごしたいと話すイム・シウォン父。ゴヌ父は自分も妻を肺がんで亡くしたからこそ、これ以上大切な人を失いたくないと説得しようとするのだった。その日はイム・シウォン父のドキュメンタリーが放送される日だった。それをゴヌ父と二人で観るイム・シウォン父。ウニやミョンソンたちもその番組を観ていた。ウナはネット動画で観ていた。ウニに電話するウナ。二人は画面に映る父がとても年を取っていることに改めて気が付いた。二人は父を思い、泣くのだった。
ジャギョンはパク・ボゲのオフィスを尋ねていた。パク・ボゲはジャギョンの返事を待っていたが、ジャギョンはドキュメンタリーを観て、あんなことをしたのにハユンをウニに預けたパク・ボゲを信じられない思いで責めるのだった。ソクチンがやってきてジャギョンの姿に驚く。ジャギョンはソクチンにパク・ボゲの言う通り外国に二人で行こうとソクチンに言う。驚くソクチンは、母にジャギョンを利用しないでくれ、ジャギョンとはもう終わったんだ!ジャギョン、お前は幸せになってくれと叫ぶのだった。ソクチンは、自分は母の罪を背負っていく覚悟でいるのでしょう。だからこそ愛するジャギョンと別れたのに、それをまた引っ掻き回すのがパク・ボゲ。この母が全ての元凶です。
ソクチンは自分は刑務所に入る覚悟だと言うと、パク・ボゲはそんなことさせないと叫ぶ。パク・ボゲが立ち去ったと、ジャギョンとソクチンはオフィスで久しぶりにワインを飲みながら語り合う。ジャギョンはソクチンをこのままでは共倒れだと心配する。ソクチンはジャギョンとハユンが一緒なら渡米してもいいとジャギョンに言う。しかしジャギョンは、ハユンが自分たちを望んでいないことをわかっていないとソクチンの考えを否定する。しかしここに来て、ソクチンは嬉しかった。ジャギョンが自分をまだ愛してくれていると感じたからだ。それが分かったことだけでもソクチンは救われる思いだった。
ジャギョン母は本気でお店を出したいと考えていた。しかし、料理はお金ではないし、修業しないとスープは作れないとジャギョン母に話す。ジャギョン母は私にもできるわと言い切るのだった。料理をしない人ができるのかしらね。
イム・シウォン父はウニの作った煎じ茶が苦いとウニに拗ねる。ハユンの時は甘くしてあげたときいたぞとウニに言うと、ウニは笑うのだった。ウナのお見舞いに行くウニと父。そこでウナから手術してほしいと言われる父。ウニも父にお願いする。しかし父は病室にいる時間を奪われたくないといい、手術を拒むのだった。ウニとウナはこのまま別れたくないと必死に説得するのだった。
ドキュメンタリーの放送後、パク・ボゲの店は客足が遠のく。パク・ボゲはウニたちに腹を立て、訴訟を起こそうというが、ソクチンはそれを止める。下手に動けば相手の思うつぼだとソクチンは母に言う。ここは時が過ぎ去るのを待つしかないと母に言うと、母は口惜しそうにするのだった。世間のパク・ボゲへの評価はかなり手厳しいものだった。ドキュメンタリーの反響はすぐにSNSで現れた。人々の辛辣なコメントにゴヌとゴヌ父は一つパク・ボゲを追い詰めたと感じるのだった。
ゴヌに父の説得に失敗したことを話すウニ。ウニの店で話す二人に、デサンは自分の経験を話す。長いこと実の母を介護していたというデサン。今後悔しているのは、無理して手術させたこと。もっと旅行したり美味しいものを食べたりとさせてあげればよかったと話すデサンの言葉に考え込むウニだった。
ジャギョン母は本気でお店を持ちたいとウニに申し出る。驚くが、それならと早速厨房に連れていき、ギョンスンがスープを教える。しかしお玉をまるでつまむ様に持つジャギョン母。その様子に呆れてしまうギョンスン。料理より接客をしたいと言い出すジャギョン母。お金の事ばかり言うジャギョン母に、ウニは改めてお客をお金と考えるなら協力しませんと断る。しかし、ジャギョン母は渋々上着を脱いでエプロンをつける。その様子にギョンスンとデサンは呆れて物が言えなかった。
ウナの退院が決まった。イム・シウォン父は喜ぶ。ウナも父との時間が出来ると喜ぶのだった。ジョンフンがウナの病室のベット脇の机の引き出しを開けると、そこからウナが描いたジョンフンの寝顔のデッサンが出てきた。慌てるウナを嬉しそうに見るジョンフンだった。
ジャギョンはウニとカフェで会っていた。ハユンは元気と尋ねるジャギョン。もうすぐ1年生ですと答えるウニ。呟くようにハユンがそんな年なのねと言うジャギョンを見て、ウニは、今日は何の用ですかと改めて尋ねる。ジャギョンはハユンの為にも実父と養母が争っている姿を見せたくないとウニに話す。罪を重ねるソクチンを見たくないとウニに協力をお願いするジャギョン。しかしウニはウナがリハビリ中だとジャギョンに話す。ジャギョン、貴女ならどうする?とジャギョンに問う。ウニの目を見たジャギョンはそれ以上ウニに言えなくなったのだった。
ジャギョン母はパク・ボゲのオフィスを訪ねていた。ジャギョンをこれ以上利用しないでと抗議に来ていた。パク・ボゲはジャギョン母に対し、相変わらず上から目線で対応するが、ジャギョン母は負けていなかった。言いたいことをズケズケと言ってオフィスを後にする。パク・ボゲは全てはウニたちのせいだと唇を噛みしめるのだった。
パク・ボゲが入院中のウナの病室に、部下に保険会社からの書類を届けに行かせたウナは書類はパク・ボゲに届けるように伝えたはずだと部下の目の前で書類を破り捨てるのだった。パク・ボゲの部下は、仕方なく部屋を出ていくのだった。
ゴヌ父はイム・シウォン父の意向をゴヌに伝える。それは結婚式を延期せずに挙げてほしいということだった。イム・シウォン父は自分の死期を感じているらしいことを話すゴヌ父だった。
イム・シウォン父はウニに、家族写真が欲しいとウニに頼む。携帯ではなく会長たちも一緒に取りたいとウニに頼む父だった。ハユンは夕食が自分が病気の時の食事と一緒だと心配する。ま多病気になったの?と言うハユンにイム・シウォン父は、おじいちゃんが病気なんだ、お前は健康だよと安心させる。翌日、家族写真を撮るウニたち。嬉しそうに笑うイム・シウォン父。ウナ、ウニ、ハユン。そしてゴヌとゴヌ父だった。ハユンが家族写真を撮ったことを嬉しそうにパク・ボゲにメールで知らせる。写真付きのメールを見たパク・ボゲは怒りに震える。ハユンを取り返さなくてはといきりたつが、眩暈をおこし、その場に倒れてしまうのだった。
幸せをくれる人 第46-48話 感想
イム・シウォン父がハユンがパク・ボゲの孫だと知り、流石に難色を示します。まあ、そうですよね。自分のお金を持ち逃げし、殺そうとした相手の孫なんですから。けれど、けれど徐々にハユンのとウニのこれまでのことを知り、気持ちを和らげる父。普通なら中々出来ないと思います。けれど、イム・シウォン父にはまだまだ試練がありました。パク・ボゲの罪を法では裁けないと知り、お店の前で抗議するのですが。自分が肺がんで余命が少ないことを知ります。もう、これって何なのと思います。なんでこんなに苦しめるのと観ている側も辛くなります。ウナはもう歩けないかもしれないと言われてしまうし、本当にパク・ボゲの罪は重すぎるくらいなのに、どうしてなのと画面に向かって睨みつけたくなります。まあ、それだけ役者さんたちの演技がすごいのかなと改めて思ってしまいます。言葉は違っても面白さは伝わりますね。ジャギョンがソクチンをまだ心の底では愛していることがソクチンに分り、ソクチンはこの状況の中でも何だか嬉しいのかな。でも、ジャギョンは巻き込みたくないのに、パク・ボゲが何故かここに来てジャギョンを巻き込もうとしているのが、憎たらしいです。ジャギョンもこの先どうするのか、これからの話の展開がとても気になりますね。続きが知りたい!!
コメント