幸せをくれる人-あらすじ-49話-50話-51話-感想付きネタバレありで紹介!

韓国ドラマ-幸せをくれる人-あらすじ-49話-50話-51話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

幸せをくれる人

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クルミットです♪
イム・シウォン父の命があまり長くありません。その事実にウニ、ウナ、ゴヌ、ゴヌ父、ミョンソンたちは現実の辛さをそれぞれが感じています。ソクチンも本当は自分の母の犯した罪がここまで根深く皆を傷つけていることに、自分なりに打ちのめされそうになっています。けれどソクチンは母を守るという間違った方法を選択してしまったがために、これからは転落の一途をたどるのか。唯一ジャギョンの愛を知ったことで救われる思いはあるようですが・・・。パク・ボゲは、自分の罪とどう向き合っていくのか。目が離せない展開がまだまだ待っています。

【幸せをくれる人】ネタバレあり

幸せをくれる人 あらすじ第49話

ウナがゴヌの家に帰宅した。久しぶりに家族が揃うゴヌ家の居間。家族写真をハユンがパク・ボゲに送ったよと楽しそうに話す。皆は複雑な顔をする。その頃、自宅の部屋で倒れたパク・ボゲは、ミスクとユリが心配する中目を覚ました。何で倒れたのかと心配するミスクは母の手元の携帯の画面にハユンと映るイム・シウォンの画像に目を止める。目を覚ましたパク・ボゲはミスクにハユンに会いたいから連れてきてと言う。そんなこと出来ないし、連れてきてもハユンの話はウニやウナの話ばかりよと母を慰めるのだった。

ウニとウナは父イム・シウォンが手術を望んでいないと知り、何とか手術をしてほしいと主治医を尋ねる。しかし主治医の返答は、さらに、がんが進行していて、手術しても手遅れ状態だと言われる。抗がん剤治療も然程の効果は望めないと言われショックを受けるウニとウナ。二人はその事実に悲しくて涙が止まらない。父イム・シウォンは、そんな娘二人を見て自分で断るつもりが、医者に断られたことでショックを受けたが、泣くわけにいかないと強気でゴヌ父には話す。ウニたちの前では泣かずに我慢していたイム・シウォン父。ゴヌ父の前では堪えきれずに男泣きに泣いてしまう。そんなイム・シウォン父はお酒を飲みたい気分だと話し、ゴヌ父と二人泣きながら男親同士お酒を飲むのだった。

ソクチンがウナの病室に保険会社の書類を持って現れる。書類をウナに投げるように渡し、ポケットに手を突っ込んで、まるで謝罪の意は感じられない。ベッドの上のウナを見下ろすソクチン。早く捺印しろと迫るソクチン。ウナはソクチンに怒りをぶつける。イム・シウォン父の病気はパク・ボゲのせいだと書類をソクチンの目の前で破り捨てる。ウニはソクチンにジャギョンが訪ねてきたことを伝える。パク・ボゲが奪ったのはお金だけではない、歳月も奪ったのよとソクチンに訴える。パク・ボゲに謝罪してほしいと泣きながら訴えるウニ。ゴヌも運転手の起こした事故は彼ではないと突きつける。そしてイム・シウォン父を保護ではなく記憶が戻るのを恐れて監禁したことを認めて一言でいいから謝罪しろと詰め寄る。ソクチンは動揺を見せまいとする。ウニはソクチンに、全財産を持ち逃げし、橋の欄干に掴まって助けを求めたのに、父の指を引きはがして橋から落としてこと。その父を逃げたと嘘を言われ、20年間くそ親と呼んできた自分。記憶がなくなっても自分たちの事は忘れなかったお父さんを恨んできたこと。それは全部パク・ボゲのせいだと訴える。ソクチンはいたたまれずに背中を向けて部屋から出ようとする。ゴヌはその背中にイム・シウォン父がもうあまり時間が残っていないことを伝える。そして、それはパク・ボゲのせいだとにとっても謝罪のしないままだと、罪から解き放たれずに終わることも告げる。しかしゴヌの言葉にもソクチンは自分に指示するなと強気に言い放ち、部屋を出ていくのだった。
中々の見せ場だと思います。ここで、ウニとウナ、そしてゴヌはパク・ボゲの罪をソクチンに突き付けますが、ソクチンはそれが間違いだと分っていても母を守るのは自分だとばかりに、背を向けてしまいます。ここで母を説得する方に気持ちを切り替えていたら・・・・。ソクチンは母のオフィスに戻ると、弁護士が来ていることに少なからず驚く。パク・ボゲは訴訟を起こす準備を始めていた。そんな母にイム・シウォンの病状を伝える。謝罪する気はあるのかと尋ねると、そんな気はサラサラないことをいい、更には自分たちが金持ちだったと言い張る母。ジャギョンと早くここを離れろと、ソクチンを引き離そうとする母。ソクチンの手にはもう負えない状況だった。ソクチンはジャギョンに会いに行く。ジャギョンはウニに会った時、ハユンへの入学祝を渡されると思っていたようだが、自分は思いつきもしなかったことを寂しそうに話す。そんなジャギョンにソクチンは知らなかったとはいえ、あの時連れていかれた学校にお前がいた。だから貧乏には戻りたくなかった。恥をかきたくなかったと告白する。子供心に母の何かを感じてはいたが、それを黙っていたこと自分も見えを張るために知らぬふりをしたことが罪だとソクチンは自分を責めていた。ジャギョンはそんなソクチンにパク・ボゲに何とか謝罪をさせてほしいと言うが、ソクチンは拒むのだった。

イム・シウォン父の咳が夜中止まらず、苦しそうでウニは心配でたまらない。辛そうな父をを心配そうに見ているウニに、父はやはり長女だなといい、思い残すことはない、幸せ者だと言う。そんな父の言葉に涙するウニ。ウニは本当はもっともっとずっと親孝行したくて仕方なかった。

ウニがお店の準備をしていると、デサンを訪ねて一人の男性が訪ねてくる。デサンが調理場で働いていると言うと、驚く男性。騒ぎを聞きつけ、デサンが出てきてが男性を見ると慌てた様子。するとウニが男性の顔を見て気が付く。なんとテレビでもおなじみの有名シェフキム・ハクミンその人なのだ。キムシェフは気が付いてくれてありがとうと素直にお礼を言うが、キムシェフはデサンの方がこの業界ではもっと有名ですよと言い出す。デサンは慌ててキムシェフを外に連れ出していくのだった。あっけにとられるウニとミョンソンだった。

グァンスの商売も順調だった。リピーターも増えて家族を養うためにも張り切っていた。

デサンが実は隠れたカリスマシェフだったことに驚くミョンソンとウニ。ギョンスンを好きになって地位も名誉も捨ててウニの店に来ていることに二人は感動する。デサンはギョンスンとのことを二人に後押ししてくれとさり気なくもお願いするのだった。ここにきてデサンの正体がわかりました。なんとカリスマシェフだったとは・・!面白い展開にニンマリです。

イム・シウォン父が病院で治療にきていた。ウナの病室に愚痴をこぼしに来た父。そこにジョンフンも訪れる。今度みんなで昔のようにピクニックに行くためのお揃いのトレーナーを用意して持ってきていた。それぞれの家族で色をそろえたと言うジョンフン。イム・シウォン父には黄色の色を用意していた。ひよこみたいだと拗ねるイム・シウォン父。ウナは来てほしいわとばかりに可愛く父を睨みつける。すると、父が急に咳込み始め、咳が止まらずに苦しそうにする。その姿にウナは涙を浮かべて父を見るのだった。

ピクニックに訪れた。ゴヌ父とイム・シウォン父は黄色のトレーナー。ジョンフンとウナは白いトレーナー。ウニとウナ、ハユンはピンクのトレーナー。ウニたちが遠い昔母がいたあの頃に来た楽しかったピクニックを思い出させる。ゴヌとハユン、ウニはキャッチボール。ウナは松葉づえをつきながらジョンフンに支えられて照れながらも楽しそうにしている。ゴヌ父とイム・シウォン父もチェアーに座り、男同士の会話に花が咲いている。そこには家族という幸せな時が流れていた。一方パク・ボゲはたった一人で食事をしていた。誰もいないダイニング。携帯のハユンを見て溜息をつく。これが自分の犯した罪の報いなのだろうか・・・。ウニたちとは対照的なパク・ボゲだった。ウニは幸せそうな父を見て嬉しかった。父はこんなに素敵な人たちに囲まれて幸せだと言う。夜にはウニの結婚式の予行練習したいと言う父。ゴヌ父はウナのバージンロードは私が歩きますと言う。イム・シウォン父は妻が生きていたころのピクニックを思い出していた。あの頃のようになんて幸せなんだろう・・・・。まるで眠るように幸せな表情のままイム・シウォン父は天に召されたのだった。数奇な運命に翻弄されたイム・シウォン父。最後が幸せそうな表情だったことが唯一の救いと思います。でも、本当はもっとこれから親孝行したかったでしょうね。パク・ボゲの罪はとうとう償われることは叶わない状態ですよ。父の葬儀を終えたウニとウナ。遺影を見て涙する二人。ハユンもおじいちゃんがソルお姉ちゃんみたいに遠くに行ってしまったと泣いてゴヌにしがみ付いて泣くのだった。ミョンソンはイム・シウォン父の訃報を聞き、怒りがこみ上げて仕方がない。喪服のミョンソンにジャギョン母が、どうしたのと暢気に声をかける。イム・シウォン父の訃報を伝えると、流石のジャギョン母とジャギョンは驚くのだった。ソクチンに伝えてほしいとミョンソンはジャギョンに八つ当たりする。ジャギョンはミョンソンが出かけた後も、このことに考え込んでしまう。ソクチンに会いに慌てて家に出かけるジャギョン。ウニの父が亡くなったことを知らせる。ジャギョンはソクチンにパク・ボゲと一緒にウニのところに謝罪に行ってほしいと頼むが、ソクチンは断るのだった。一人部屋にいるパク・ボゲは、突然部屋にイム・シウォンが現れ驚く。そしてイム・シウォンの幻に生きて苦しみ続けろ、そしてあの世で会おうと言われ目が覚める。夢だったのだ。声に驚きミスクが部屋に入ってきた。汗をかいて顔色悪いパク・ボゲに、イム・シウォン父が亡くなったことを知らせると、パク・ボゲは驚く。ウニたちを口汚く罵り始める母。イム・シウォン父、ジャギョンに恨みの言葉を吐き出す母の姿に悲しくなるミスク。たまらずに部屋を出るミスクだった。兄ソクチンにウニたちに謝りに行ってと頼むミスクだったが、ソクチンは断りミスクに不動産の権利証を渡す。そしてここを離れろとミスクに言う。自分は母と暮らす覚悟でいた。そんな兄にミスクは感謝する。ミスクが部屋から出ると、ソクチンは一人考え込んでいた。あの時、マンションでイム・シウォンおじさんを見つけた時の事だった。そして生きているときに本人に言えなかった言葉を一人呟くのだった。「許してください、おじさん・・・。」

父を埋葬するウニたち。写真には沢山の笑顔を一緒に父の笑顔が映っていた。ウニは、父とウナに再会できたことを感謝する。涙が止まらないウニとウナを見つめるゴヌだった。家ではハユンがミョンソンとお留守番していた。ミョンソンにハユンは、おじいさんはもう家に戻らないの?と尋ねる。そのあどけない顔にミョンソンは泣き出してしまうのだった。

ゴヌが会社のスタッフに声をかけられる。イム・シウォン父に実は撮影の時に渡してほしいと頼まれたビデオがあったのだ。ウニたちに見せてほしいと言われたビデオ。それはウニたちへのメッセージビデオだった。病気の事を知っていた父は、もう少し早く出会えていたらと後悔を言葉にするが、出会えた娘たちは幸せなのが嬉しかったと語る。これからは人を恨まずに過ごしてほしい。パク・ボゲに時間を費やすなと言う父。ゴヌ父に友達のような人に出会えたと喜ぶ父。ハユンにもたくさん愛してあげたかった。小学生になったら勉強頑張れと励ます父。最後は最近覚えたような明るいジェスチャーをする父。画面から去っていく父を納めた映像は、そこまで撮られていたことを知らなかった父の、涙でしゃがみ込む姿まで映していた。その映像を見たウニ、ウナ、ゴヌ、ハユン、ミョンソン、グァンス、ゴヌ父にいつまでもイム・シウォンという人物の存在を刻みつけるのだった。

ミスクはウニに謝罪の言葉を送ろうとmailの文面を考えては消し、考えては消しを繰り返していた。ワンソンは文面だけになるからやめて置けと忠告する。ミスクはワンソンに自分の家の恥も全部晒して、それが不思議と安心する自分だった。ワンソンの何気ない気遣いが、気負いなく嬉しく感じるのだった。

ユリとパクボゲは孫と祖母としての会話をしていたが、パクボゲがユリにお小遣いを渡すと、ユリの姿がかってのウニの姿に重なるパク・ボゲ。思わずため息をついてしまうのだった。

ソクチンは経営の苦しい現状を打破する為に、色々いらないものは処分だ。オフィスの金庫を開けようとするが、暗証番号が分からない。試しに自分の誕生日を入力すると開錠される。ソクチンほんの少し動揺する。金庫の中から黒い手帳を見つけて取り出す。中には沢山の手書きのメモ。ソクチンはその内容を携帯に写メしておく。何が書かれているのかは顔目見当がつかないのが、金庫に入れている以上、母にとっての何か重要なことに違いないと思うのだった。

ウニは父の葬儀後まもなくではあるが、お店の準備に来ていた。デサンが手伝いながら、二人はこれからの直営店の事を話す。とてもいい立地の物件を見つけたデサン。あそこはシェフの憧れの場所。話題のエリアだとジョンフンがアドバイスしてくれたと話す。デサンはウニに少々落ち着かない様子で、先日の自分の正体のことをギョンスンには内緒にしていてほしいと頼む。ウニもそんなデサンの気持ちを分かり、分かったわと承諾する。肩書では勝負したくなかくて、ありのままを見てほしいと素直に言うデサン。ウニが土地購入にはお金が沢山言ったでしょうと聞くと、自分だけでは無理だったが、ゴヌが協力してくれたと話す。そこにゴヌが現れる。ウニは自分が知らなかったことにほんの少し拗ねるが、あの場所を決めたのはゴヌの案だと教えるデサン。ウニはゴヌに感謝する。二人は今、幸せな思いでいた。会話の様子から、直営店の場所がすごく気になります。

ウナが開発していた化粧品がいよいよ臨床試験も終わり発売までこぎつけた。ウナの代わりにジョンフンがここまでこぎつけたのだ。ゴヌはジョンフンにウニの直営店のことも面倒見てくれている親友に感謝する。ジョンフンは目まぐるしくてウナのリハビリに行けないのが少々不満な様子だった。

ウナとギョンスンがウニの家にいた。幼いころのウナの様子を話すギョンスン。ウナは自分のお母さんのようなギョンスンの存在をとても嬉しく思っていた。

ミョンソンはジャギョンの制作発表への出席の手伝いをしてあげていた。ヘアセットをしてあげながら、ジャギョンの事が好きになってきたと話すミョンソン。ジャギョンに親の事を聞かれ、顔を知らないのよ、くそ親の事なんかと言うミョンソン。ジャギョンはそんな言葉ハユンには聞かせないでねと呆れる。なんだかんだと仲良くなっている二人だった。

直営店のオープンが今週末だと話すゴヌ。そのことにゴヌ父はパク・ボゲの顔が見ものだなとほくそ笑む。ソクチンとパク・ボゲもお店の目の前の不動産を買い取ったのがウニたちの直営店だと聞かされ驚く。ウニとゴヌとデサンは直営店を見に来ていた。もうすぐ開店で気持ちが高揚するウニ。すると、そこにパク・ボゲが現れ、嫌味を言うのだった。ウニはパク・ボゲを真っすぐ見据え、料理でパク・ボゲに勝ちます、父は亡くなりましたが、これからが始まりですと宣戦布告するのだった。

幸せをくれる人 あらすじだい50話

ゴヌとデサンとウニは今週末に開店する直営店の中にいた。先ほどパク・ボゲの怒鳴りこみにも怯まず、はっきりと言い切ったウニを絶賛するゴヌとデサンだった。仕事に向かうゴヌを店の前で見送ろうとするウニたちの前にソクチンが現れる。顔を曇らせるウニ。ソクチンの嫌味な態度にゴヌが言い返す。1か月以上開店休業でも平気だっただったパク・ボゲの店。急にお金が必要になったのか、半値で売られていたから買い取ったんだとゴヌが言う。何に急に必要になったんだとさり気なく突っ込みを入れるゴヌ。そしてソクチンにパク・ボゲが陰で“パク・ボゲが闇金の女王、チョンダムの黒熊”と呼ばれていること教えると、ソクチンの顔色が変わるソクチンもそこまでは知らなかったのかしら。母の裏の顔をここでまた曝け出され、息子としてはやはり知りたくなかったかなソクチンはゴヌとウニに自分にも考えがあると言うと、立ち去るのだった。そのことを会社に戻りゴヌ父に話すゴヌ。ゴヌ父はソクチンの事を笑って意に介さない。ウナも会社に来ていた。ウナも自分の化粧品のマーケティング戦略を話しに来ていたのだ。ゴヌ父はそんなウナを頼もしく見るのだった。

ジョンフンはウナのオフィスをお出迎えモードに飾っていた。さり気なくウナが描いた自分のデッサン画も机に置いたりする。ウナがオフィスに入り、ジョンフンの姿に嬉しそうにする。しかしまずは商品のコマーシャルを確認。広告の内容にチェック。しかしウナはついジョンフンに目がいってしまう。話し合いが終わり、ジョンフンと改めて話すウナ。ジョンフンはウナに最近の出来事を色々語りだす。ウナはそんなジョンフンの言葉を制する。そしてジョンフンに期待する言葉を言ってほしいとばかりに可愛く見つめる。ジョンフンは、緊張しながらもウナに「自分の恋人になれ」と命令口調になる。ウナは笑いながら呆れて、お願いするんじゃなくて命令なの?と聞き返す。ジョンフンは一生懸命にウナを守る強い男になろうと演じている様子。ウナはあっけなくジョンフンの恋人になるわと承諾する。3アウト制よと言われ、慌てるジョンフンもお前も3回怒らせたらだぞと言い返す。そしてジョンフンはウナにブレスレットをプレゼントして、照れくさそうにオフィスを出ていく。会社からでたジョンフンは浮かれていた。ゴヌからタイミングよく電話が来る。ゴヌもジョンフンがウナへのプロポーズに成功したことを祝うのだった。あっちもこっちもバラ色ですね。あとはデサンとギョンスンですね。

ウナとウニはウニの自宅でラーメンを食べていた。ふとウナの腕にブレスレットがあるのを見たウニは尋ねると、ジョンフンからのプレゼントだと嬉しそうに言うウナ。ウニはジョンフンとウナの仲を心から喜ぶのだった。するとウニの携帯に衛生検査を再調査すると連絡がギョンスンから入る。先日終えたばかりなのになぜ?と思うウニ。恐らくソクチンの仕業だろうと疑う。ウナはすぐにゴヌに連絡するのだった。

ウナはワンソンと会っていた。そしてあるお願いをしていた。話の内容に戸惑うワンソン。ウニのお店の広告にハユンとユリを使いたいと申し出たのだ。流石のワンソンが躊躇するのも分かるが、ウナはお葬式にとてもお世話になったと感謝する。ワンソンはウナにミスクが謝罪したがっていることを伝えるとウナは意外だと答えるのだった。ミスクはウナが帰った後にその話を聞いて驚く。母の事を考えると考えてしまうミスク。ワンソンはお母さんと君は違うからとこの話を受けるように勧めるのだった。いよいよ撮影。ウニのお店でテーブルを囲むハユンとウニとミスク。ウニは必要以上に緊張しているが、演技経験のあるハユンがユリとウニにアドバイスする。ユリも緊張でひたすら食べてばかり、ワンソンがユリにいつも通りにねと声をかける。撮影は順調に進んでいった。広告の事をジャギョンの髪のセットをしてあげながら、ミョンソンが話す。ジャギョンは複雑ながらも、ハユンの事を教えてくれてありがとうとミョンソンに感謝するのだった。ジャギョンが変わったことも大きいのでしょうけれど、この二人の義理の姉妹関係もとても順調そうです。

ジャギョンの家でジャギョンの密着撮影のようなものが行われている。キッチンでお料理をしてみせるジャギョン。子供のころからしていますと嘘を言うジャギョン。傍らで観ていたミョンソンは口をへの字に曲げる。偽りの世界に慣れないミョンソンだったが、ジャギョン母やグァンス、ミョンソンの家族写真を笑顔で撮られるのだった。

ソクチンとパク・ボゲはゴヌ父があちこちから融資をしている事実を、何かしらあるのではと勘ぐっていた。何とか弱みを見つけたいパク・ボゲ。するとパク・ボゲの店の前にウニの店の広告があったそチーフマネージャーが持ってくる。それは先日、ユリとハユンとウニの撮影写真の広告だった。青ざめた顔で広告チラシを握りしめるパク・ボゲとソクチンだった。ジャギョン母もそのチラシを見て、みょんそんと二人でニンマリしていた。パク・ボゲの顔が思い浮かぶわと言う二人。ジャギョン母が今からステージママの集まりにパク・ボゲのお店に向かうという。今からパク・ボゲの店の売り上げと血圧を上げてくるわねとミョンソンに言うとミョンソンはもろ手を挙げて送り出すのだった。ジャギョン母はパク・ボゲのオフィスでわざわざパク・ボゲに色々と嫌味を言いに訪れていた。顔色変えずにジャギョン母の話を聞いていたが、ジャギョン母がオフィスを出ていくと、その顔は険しいものになっていた。

ミスクはユリの広告を複雑な思いで見ていた。ユリはとても喜んでいたが、一緒に喜べない。家に帰ると案の定母から責められる。しかしミスクはこの時言わなければ言えないと思い、ウニへの謝罪を母に言うが、ソクチンは口を出すなと言い、母も聞く耳を持たず、部屋を後にする。ソクチンはミスクに早く家を出て行くように促す。ここを離れる方がミスクにはいいとソクチンは考えていた。ミスクはこの先どうなっていくのか恐ろしくて仕方なかった。

ジョンフンが、ノ運転手のことでゴヌ父に報告する。ノ運転手の家族と連絡が取れないのだ。恐らくノ運転手は運転していなかったのだ。だから今行方をくらませているのだろうとゴヌ達は考えていた。

ウニはデサンが実は有名なカリスマシェフだとギョンスンに話していた。デサンがそうしてくれというからだったが、ギョンスンは怒り出す。まるで有名人には簡単に靡くような女だと思われた気分だったからだ。慌ててギョンスンの後を追いかけるデサンだった。

ウニを訪ねてパク・ボゲがウニの店を訪ねてきた。どうも少し飲んでいる様子だった。イム・シウォン父のことを酷く言うパク・ボゲ。ウニも負けずに言い返す。パク・ボゲはウニに思い切りとびかかり突き飛ばしてしまう。ウニは頭を打って気を失ってしまう。パク・ボゲはウニの様子に青ざめ、慌てて店を飛び出して逃げていく。そのすべての様子を厨房から見ていたハユン。パク・ボゲはウが店から逃げていくと、急いでウニのところへ駆けつける。身体を揺さぶってウニを呼ぶがウニはびくともしない。ハユンは何が起ったのか、ただ恐怖で泣き出してしまうのだった。

ゴヌがウニの病室のベットの傍らでウニを心配そうに見ていた。家ではハユンがうなされていた。ハユンの怯える姿に一緒に寝ていたウナが驚いてハユンを起こす。ハユンは汗をかいて辛そうな様子を見せる。そして「おばあさん・・・」と呟くとそれ以上何も言わない。ウナはそのハユンの様子に何があったのか分からないが不安になるのだった。ゴヌはウニがなぜ倒れていたのか分からず途方に暮れていた。あの時ハユンからの電話で慌てて駆け付けたゴヌ。ゴヌとゴヌ父はウニが疲れから倒れたと思っていた。ウニを暫く休ませようと話すゴヌとゴヌ父。ゴヌはウニがこんなになるまで気が付かなかった自分を責めていた。パク・ボゲは家で落ち着かなかった。あの時ウニを突き飛ばして逃げてしまったことが気にかかっていた。あの後ウニはどうなったのだろう。電話してみたかったがどうにも聞けずにいたのだ。ユリにハユンへ電話するように促すパク・ボゲは。ミスクが母に声をかけると、いきなり大声で怒鳴りつけるパク・ボゲ。ミスクは何があったのかユリに尋ねるが、何も分からなかった。部屋にいる母を追いかけていくと、母からあなたのせいで血圧が上がったと罵られるミスク。いつもならここで黙り込むミスクだが、今回は違った。ミスクは、ユリよりハユンの事ばかりの母に今まで抱えていた不満や色んな思いをぶつける。ウニの父への謝罪の気持ち、そして母への不安と恐ろしさを口にして部屋を出る。パク・ボゲはミスクに腹が立ち、その気持ちを紛らわそうとハユンに電話する。しかしハユンは携帯の画面に出てきたパク・ボゲの名前に怯えてしまうのだった。そしてウニが目を覚まさない状態に、ゴヌとゴヌ父は気をもんでいた。担当医も、どうして意識が戻らないのかが分からないでいた。転倒による脳震とうのはずなので、待つしかないという医者にゴヌは怒鳴りつけてしまう。医者ならどうにかしてでもウニを助けろと語気強く言って取り乱しているゴヌを、ゴヌ父は、あの植物状態になると言われたウナも元気になったんだから気を落とさず待とうと宥めるのだった。ゴヌもこれからって時にウニが倒れて本当に辛いです。でも本当の理由知ったら・・・。腹が立つなあ!ゴヌ父は寝ているウニに優しく語りかける。ゆっくり目を覚まして、それから目を覚ますんだぞ・・・。

ハユンはウニがパク・ボゲにひどい目に合わされたことを目撃してから言葉を話さなくなった。医者は母ウニのことにショックを受けたからだろうと診断する。ウナ、ゴヌ、ミョンソンはウニの事も、ハユンの事もどうすればいいのかと心配でたまらなかった。

ソクチンとパク・ボゲは、ウニたちがオープンイベントを延期したことを知り、ソクチンは疑問に思うだけだが、パク・ボゲはあのことが原因だと考えていた。パク・ボゲはソクチンにさらにウニとゴヌ父を困らせるためにも、自分たちもウニの店の前に支店を出そうと言い出す。しかしソクチンはそんなに現金を使えないと渋るが、パク・ボゲは強気で押し通そうとするのだった。

ウニの店は厨房の二人が険悪な状態だった。ギョンスンはデサンが有名シェフだったことを黙っていられたことがどうしてか許せない様子だった。

パク・ボゲはウニの店のユッケジャンをオフィスで試食していた。チーフマネージャーが買ってきたそれを口にするパク・ボゲ。しかし一口食べると舌打ちして味を批評してしかめ面をする。チーフマネージャーもパク・ボゲのユッケジャンの方が美味しいと媚を売り、パク・ボゲに新しい支店を自分に任せてほしいと直談判する。パク・ボゲはそんなチーフマネージャーに自分の為に何でもするかといい、何かしらかんがえてを巡らせるのです。この人の考えとはもういいことないです。このチーフマネージャーを使って今度はまた何をするつもりなんでしょう。パク・ボゲは、もう一つ気がかりがあった。あのウニを怪我させた日からハユンと連絡が取れず状況がつかめないことだ。何がウニたちに怒っているのかが気になってしょうがないのだった。パク・ボゲはどうしてもハユンに会いたくて、ハユンがいると思われるウニの入院する病院にやってくる。ハユンとウナを見かけ声をかけるパク・ボゲ。しかしハユンはパク・ボゲの姿を見た途端、ウナの後ろに隠れてしまう。ウナがハユンを庇おうとするとパク・ボゲは更にハユンに声をかけると、ハユンはしまいには耳を塞ぎ大声を上げて叫ぶように泣き始める。その姿に驚くパク・ボゲとウナ。ウナはハユンを急いでウナのいる病室に行くように話し、ハユンにまだ声をかけるパク・ボゲを制する。パク・ボゲはウナに、ウニが倒れたのはハユンを奪って罰だと言ってのける。人としての良心を問うパク・ボゲにウナは呆れて物が言えなかった。ウナを手で押してその場を去ろうとするパク・ボゲ。しかしウナも負けじとパク・ボゲを押すと、みっともなくその場に倒れこむパク・ボゲ。立ち去るウナを悔しそうに見送るパク・ボゲだった。ウニの病室ではゴヌがウニの顔を見て辛そうにしている。ウナが飲み物を勧めても首を横に振る。ハユンが心配そうにもう一度勧めるとハユンを見て飲み物に口をつけるゴヌ。ウナはハユンがパク・ボゲを見てハユンが怯えていたことを話す。どうして病院にパク・ボゲがいたのかと訝しく思うゴヌ。それよりもウニが目覚めないのが心配でたまらないゴヌはウナに、ウニを暫く休めせるからと話す。ウニがこんなになるまで気が付かなかった自分を責めているゴヌだった。

ユリがハユンに会いたいと連絡してきたハユンは気が進まない様子。ハユンをとりあえずワンソンのいるオフィスに連れていくと連絡するゴヌだった。

パク・ボゲはチーフマネージャーに、これに成功したら店を1件任せると何やら話している。チーフマネージャーは、その言葉に任せてくださいと言っているが、彼女の手にある黒いビニール袋の中身が何なのか。人の弱みを利用してまた何かを画策しているパク・ボゲ。もうこの人の心は腐りきっています。ウニが自分のせいで倒れたことをハユンに見られていることを知らない彼女は、これからの展開が見ものですね。

グァンスの店に女性が訪ねてきていた。突然グァンスを見た女性はグァンスに抱き着いてくる。驚くグァンスに女性は更に自分はミョンソンの母親だと名乗る。馴れ馴れしくグァンスに話してくる女性にグァンスは戸惑うのだった。

ウニの店ではミョンソンがお店番をしていた。お客は一人きり。そこにグァンスからの連絡で母親が来たと言われるミョンソンは顔を強張らせて会わないと電話で怒鳴る。声を聞きつけギョンスンとデサンが来るが、ミョンソンの話を聞いて複雑な思いでいた。ギョンスンは特にミョンソンの母親の状況を分かっていたのでミョンソンを気の毒に思っていた。話し込んでいるギョンスンとデサンの様子を伺いながらお客がさり気なく厨房に入り、出てくる。デサンたちはお客の女性が厨房から出てきたのを見て驚く。女性は間違えましたと言い訳しながらお店を慌てて出て行く。入り口でお客の女性とすれ違うジャギョン母。あまり気にしてはいない様子のギョンスンとデサンだったが、このお客こそパク・ボゲの店のチーフマネージャーだった。

ミョンソンが来るのをグァンスとミョンソンの母が待っていた。ミョンソンはグァンスのお店に入るとグァンスに出かけるようにお願いして店から出す。ミョンソンの母親はお店に現れたミョンソンを見るなり顔を伏せて声を出して泣いている様子。しかしグァンスがいなくなるとミョンソンは母親に泣きまねはよしてという。すると徐に顔を上げた母の目には涙はなかった。ミョンソンは高校生の時に一度自分の母親を探していた。だから自分の母親がどんな人間かを知っていた。そう指摘すると母親はミョンソンを煙たそうな目でみるのだった。家に戻りジャギョンに母親の事を話すミョンソン。そしてミョンソンはその話の中で、ハユンがウニが倒れてから言葉を話さなくなったことを話す。ジャギョンは驚きを隠さず、ハユンの事を心底心配するのだった。

ミスクのオフィスに訪れたハユンとゴヌ。ユリとの久しぶりの再会だが、ハユンはゴヌに必要以上に甘えたように縋り付く。するとそこにパク・ボゲが現れる。その姿を見たハユンはゴヌにしがみ付き怯える。パク・ボゲはゴヌにハユンから離れろときつく言い放つが、ハユンはパク・ボゲに対して、涙を浮かべて嫌いだ、あっちへ行ってと睨みつける。そしてパク・ボゲがウニと突き飛ばして逃げたことを叫び、激しく泣きじゃくるハユンだった。そのことにゴヌは驚いてパク・ボゲを見る。その表情はこわばり、ウニがどうして倒れていたのかを知るのだった。パク・ボゲも、まさかあの瞬間の全てをハユンが見ていたことに動揺するのだった。

幸せをくれる人 あらすじ第51話

ハユンの証言で、ウニがパク・ボゲに突き飛ばされて気を失ったことが分かった。そのことでゴヌはパク・ボゲがまたウニとハユンを傷つけたことに憤りをぶつける。しかしパク・ボゲはウニが勝手に倒れたと言ってのける。そして勝手にユリとハユンを広告に使ったりしたと責め、ハユンを自分から奪ったことなど自分勝手な不満をゴヌにぶつける。ゴヌは警察に暴行罪で訴えると言う。パク・ボゲは平然と自分は悪いことはしていないとその場を後にする。愛するハユンに激しく拒絶されたパク・ボゲの表情。知られたくなかったことを見られていたやましさと自己中な八つ当たりの表情は役者さんの演技に拍手。本当に憎たらしく演じてくれる素晴らしい役者さんです。

ウニの店では事件が起こっていた。おっ客に出された食事が異常なほどの塩辛さで客から苦情が出ていたのだ。突然のことに困り果てるギョンスンだった。

ミョンソンはウニの為にパク・ボゲの家に乗り込むと息まいていた。それを必死に止めるグァンス。二人の大声にジャギョン母はもう離婚の危機なの?と二人を嗜める。理由を聞くとミョンソンは自分は刑務所で子供を産みますと言い出す。あまりの話の内容に驚くジャギョン母。ミョンソンの真剣な顔に何が何やら分からないが、つい承諾してしまうジャギョン母だった。この人たちのやり取りも、何だかコミカルにで内容は結構シビアなはずなのに笑えてしまいます。

ゴヌはゴヌ父に事の次第を話していた。呆れて言葉が出てこないゴヌ父。ゴヌは、更にパク・ボゲに父子家庭は躾がなっていないとゴヌとゴヌ父を悪く言われたことにも怒りが抑えられなかった。ゴヌ父もそこまで言われる筋合いはないとパク・ボゲの勝手な言い分に怒りが収まらなかった。そこにジョンフンからウニの店での問題が知らされる。塩は工場用の塩が大量に使われていたらしい。ウニの不在に起こった不祥事の原因究明を必ずするようにとゴヌ父はジョンフンに命じる。ジョンフンは更にはソクチンが主要銀行に行ったことをゴヌ父に報告する。何かしらソクチンたちが事を起こしているのだろうか・・・。ジョンフンの報告にゴヌ父は深く考え込むのだった。

ミスクはユリとワンソンから母パク・ボゲがウニを突き飛ばしたせいでウニが意識あ戻らないことを知らされる。そして自宅でそのことを母に尋ねる。母はウニが勝手に倒れたのよとまたも知らぬふり。しかしハユンが話さなくなった原因がそのことにあることを指摘する。ソクチンは母の所業にまた頭を抱え込む。すると警察が家に乗り込んできた。ウニへの傷害容疑だった。母はソクチンに助けを求める。何もしていないと言い張るが、ハユンに見られたのよとソクチンに言う。事実なのかと改めて聞くソクチンに一瞬ためらいながら否定するパク・ボゲ。とにかく警察に行ってソクチンは自分が解決するからと動揺する母を落ち着かせるのだった。警察にはゴヌとハユンがいて、ハユンは事件の状況を話す。すると、その証言を聞いたソクチンは、ハユンに嘘を言うなと静かな口調で脅しをかける。しかしハユンをゴヌがしっかりと抱きしめ、見たことをそのまま話していいんだよと勇気づける。パク・ボゲはウニの店に行っていないと言い張る。ハユンは恐ろしくてゴヌに抱き着き「パパ」という。それを聞いたソクチンは俺がパパだろ、正直に言え!と声を荒げてハユンを怒鳴る。事情聴取する警察官も、状況が掴めずにいたが、ゴヌの言葉にハユンは勇気をもって真実を話す。パク・ボゲはハユンに助けを求めるように声をかけるが、ハユンはパク・ボゲとは目も合わせようとしなかった。自業自得の展開ですね。自分の罪を隠そう隠そうとすればするほど、現れてくる。本格的な仕返しの始まりと言っていいのかな。ハユンに嫌われたパク・ボゲがいい気味です。パク・ボゲに犯行と思われるその時間はどこにいたのかと問う警察官。ソクチンが母は家で僕と居て寝ていましたと嘘を言う。パク・ボゲもそのソクチンの回答に乗って家で寝ていたと言い張る。警察官は現状、店に防犯カメラがないし、被害者の証言が得られないため、後日また改めて確認するというのだった。帰ろうとするソクチンにゴヌは忠告する。お前の母は変だ。病院に行って診察してもらえと。パク・ボゲの様子は常軌を逸しているのか、本当に記憶に問題があるのか・・・・。それは誰にも分からなかった。ゴヌはウニの為に徹底的にパク・ボゲ親子と戦う覚悟を決めています。自分を睨みつけるハユンにパク・ボゲは流石に打ちのめされている様子ですが同情など一切することはないですね。ハユンが怯えていた原因がわかり検査と治療を受けさせるゴヌとゴヌ父。ゴヌはウナの時の二の舞にならないよう、周囲のカメラ映像を全て回収させていた。その中にパク・ボゲがウニの店から出てくる姿が確認されたとゴヌ父から報告を受けるゴヌだった。一方ウニの店の問題も分かる。業務用の塩が大量に料理に入っていたとジョンフンから知らせを受けるデサンとギョンスン。ウニの事も業務用の塩のことも突然の事で流石のデサンも怒りが収まらないでいた。

パク・ボゲはソクチンにハユンを連れて来いと無理を言う。そんな母を見てソクチンは流石に母の様子が気になり病院に行こうと誘う。そんなソクチンにパク・ボゲは、お金がもったいないと拒みハユンがウニとゴヌに騙されているという。ソクチンは母を見て溜息をつくのだった。

ハユンは悲しさで悲鳴を上げそうなほど苦しんでいた。そんなハユンを優しく抱きしめるゴヌ。ハユンもゴヌにしっかりとしがみ付き不安な心を預ける。その姿はもう本当の親子の姿だった。

ミョンソンの母がまたグァンスの店に来ていた。グァンスは愛するミョンソンの母に、愛想よく接していた。プレゼントのワインを快く受け取るグァンス。仲睦まじい様子の二人に呆れるミョンソン。しかしミョンソンは母の意図を分かっていた。自分の事業がうまく言っていた時には娘の事は思い出さず、事業がうまくいかなくなった今は都合よく思い出す母。しかもお金持ちに嫁入りしたことをテレビで観て知り、明らかに下心ありの母に、嫌味を言うミョンソン。そんなミョンソンに母は臆面もなくお金を貸してくれるのかと尋ねる。ミョンソンはそんな母にあからさまに嫌悪を現す。帰宅したグァンスはミョンソンに対し実母への態度を嗜める。ジャギョン母はミョンソンに貴女はくよくよしない子でしょと言ってあげるがミョンソンは気持ちが晴れない。ミョンソン母から受け取ったワインをジャギョン母が開けてみる。そのワインを見たジャギョン母は、思わず口ごもる。慌ててグァンスもそのワインを見ると、なんと「サンプル」と書かれていた。余りのことにショックを受けたミョンソンは言葉もなく部屋に入ってしまう。ミョンソン母のこのけち臭さ。ここにも腹の立つ人が出てきてしまいました。ミョンソンが可哀そうすぎます。大体妊婦にお酒を手土産とかが、無神経です。母親失格。部屋で泣いているミョンソンを気遣うグァンス。ミョンソンは強がっているが、自分で自分に必死に大丈夫だと言い聞かせていた。

ジャギョンは母からハユンが離せなくなった原因を聞き驚いていた。まさかパク・ボゲがウニを意識不明の状態にさせていたとは知らず、ソクチンに対し何をしているのかと腹が立ち、ボゲの店に乗り込んで行くジャギョン。しかしソクチンはジャギョンに対し、こんなことの原因はジャギョンにあると言い出す。あの裁判でジャギョンが証言したことが原因で母はああなったんだと、ジャギョンに責任転嫁する。ジャギョンは呆れてしまう。そして明らかにパク・ボゲの様子が変だとソクチンに突き付ける。しかしソクチンも常軌を逸していた。ウニとゴヌに目にもの見せてやるというその様子にジャギョンは恐ろしくなるのだった。

ウニはまだ目を覚まさないでいた。必死にウニに語りかけるゴヌ。これから幸せになろうと誓ったのだ、お願いだ、目を覚ましてくれ・・・・その思いがウニに届いた。目を覚ますウニ。そばに泣いていたゴヌを見つける。そっとゴヌの頭を撫でると、驚いてウニを見上げる。ゴヌは思いが通じた嬉しさでウニを強く抱きしめるのだった。翌朝ウニの病室には、ゴヌ父、ゴヌ、ハユン、ウナが駆け付けていた。皆安堵の表情。ゴヌ父がゴヌが泣いてばかりだったと冷やかす。ウナも兄を茶化す。ウニまでもが、ゴヌの嗚咽で目が覚めたと言い出す。ゴヌはハユンに助けを求める。しかしハユンもゴヌの涙を拭いたよと屈託なくいい、ゴヌは苦笑いをする。ウニの周りに再び幸せの空気が満ちていた。

朝食を食べようとソクチンとパク・ボゲが食卓に着いていた。しかしパク・ボゲはおかしなことを言い出す。まるでジャギョンがまだ家にいると思っている、ハユンも家にいると思い込んでいる。その様子に驚くソクチン。ハユンを探しに席を立つパク・ボゲ。するとソクチンの携帯に電話がかかる。横柄な口調の男。男はパク・ボゲに雇われてイム・シウォン父のことを面倒見ていたという。巻き込まれたくなくて海外に逃げていたという男。あのドキュメンタリーを見て事情を知った男はウニたちを連絡を取ろうかと思うとソクチンを脅して電話を切るのだった。

ウニはウナにあの時のことを話していた。ハユンが見ていたとは知らなかったウニ。しかしハユンの事を心配して、もう二度とハユンを警察に連れていったり証言をさせないでと頼む。更にはウニはゴヌ達が話していた言葉、「塩テロ」に何かしら不安を覚え、ウナに尋ねた。ウナはスープに業務用塩が混入していたことを話す。驚くウニに、ウニが倒れた翌日で、厨房に女性が入り込んだことを話す。恐らくその人物が犯人だというウナ。ウニはいてもたってもいられずにいたが、ゴヌからまだ病院を退院はさせないと注意されるのだった。

ウニの店にはウニから店を分けてもらった店舗の夫婦たちが来ていて、損害賠償を訴えてきていた。デサンはそんな彼らに対し、まだ捜査中だというが、彼らは納得せずにデサンとギョンスンに詰め寄る。デサンはそんな彼らにハッキリと事の真相、犯人を突き止めること、Hグループがマスコミに謝罪と訂正を求めることを伝える。驚く経営者夫婦たち。Hグループが外食事業部でウニたちの店をしっかりバックアップで運営することを伝える。さらに直営店の社長として経営者たちに名前を名乗る。経営者たちはデサンの名前を聞いてさらに驚くのだった。有名スターシェフのカン・デサンの名前とHグループにバックに安心する経営者たちは、皆安心して帰っていった。全てを聞いていたジャギョン母は、デサンを見直すのだった。そんな3人は事件当時店に出入りしていた客の映像写真を見ていた。ジャギョン母は一人の女性を見て、その人物がパク・ボゲの店のチーフマネージャーだと気が付くのだった。ウニも病室で同じものを見ていた。そのマネージャーの人物をウニも知っていた。ウニはこの女性が塩を入れた人物だと気が付く。やはりパク・ボゲの仕業だったのだとゴヌ達も急いで全容解明に急ぐのだった。

ソクチンは弁護士と話していた。しかしイ会長と対峙しようとするソクチンに、財力で負けるという弁護士。しかし協力させる為に弁護士の弱みを突くソクチン。そこに警察が塩混入で警察が来たとマネージャーから知らされ、慌てて母に真相を確認する。パク・ボゲは平然とそうだという。ソクチンは母の所業に呆れ果てる。またソクチンに電話が入る。部屋から出たソクチンを見たパク・ボゲはすぐにマネージャーに失敗したこと責める電話をする。そしてホン・セラ(ジャギョン母)がマネージャーのことを証言したことを知るのだった。ソクチンへの電話はイム・シウォン父の看護師からの脅迫電話だった。ソクチンはどうしていいのか困り果てていた。

無事退院したウニはゴヌ家にいた。ウニはお店のオープンをする意思を父に伝えていた。ゴヌ父はウニの身の安全を守るために、ウニの為に護衛と車を用意していた。ウニは恐縮する。ゴヌも躊躇するが、有難くその気持ちを汲む二人だった。ゴヌは本当は自分が護衛したいと思っていたが、父には見抜かれていた。ゴヌ父は、これは友達のようなイム・シウォン父のためだといい、イム・シウォン父の写真を懐かしそうに見つめるのだった。

ウナは開発した化粧品の発売に向けて邁進していた。ジョンフンとの仲も順調に進んでいるようだった。

護衛と一緒に店に来たウニに驚くデサンとギョンスンとジャギョン母。ジャギョン母はウニを見て、流石に財閥の嫁だわと感嘆するのだった。ウニは業務用の塩の入った料理を食べてみた。余りの酷い味に怒りがこみ上げるウニだった。ウニはパク・ボゲの店に乗り込む。パク・ボゲに塩を投げつけ頭から残りの塩ぶっかける。業務用ではなく食品用だから体には悪くないわよとウニはパク・ボゲに言うと、パク・ボゲは怒りでウニに手を上げようとする。しかしウニの護衛に腕を掴まれてしまう。パク・ボゲは怒りの目をウニに向けて、嫌味を言うが、ウニも正面からパク・ボゲを見据えるのだった。

ウニの武勇伝に手を叩いて喜ぶミョンソン。ウニはミョンソンの母のことを聞いていたので、どうなったのか尋ねると、ミョンソンは母の事をあからさまにけなすのだった。グァンスの店にまた現れたミョンソン母。グァンスがミョンソンから母に会わないと言われたことを口には出せず、プレゼントで追い返そうとしたところにジャギョン母が現れる。ジャギョン母はすまして妊婦のミョンソンにワインを送る非常識な母だと言ってのける。ミョンソンのことをよく確認してなかったミョンソン母は妊娠していることに気が付いていなかった。そんなミョンソン母にジャギョン母は、結納を送ろうと来てくださったのねと突拍子もないことを言い出す。あんぐりをするミョンソン母。ミョンソンが昨夜ワインを送ってきた実母の真意は何なのだろうと悩んでいたが、自分は直ぐに気が付いたわといい、結納品の欲しいものリストを作ってきたとミョンソン母に見せる目を丸くして言葉も出ないミョンソン母。更には親子の縁は切っても切れないものですわ、捨てた娘でも俳優の家に身一つで嫁ぐのが肩身が狭いだろう、立ち仕事で大変な思いの娘を心配してきてくださっているのねと、さり気なくミョンソンの状況を話し、上手く話を持っていくジャギョン母。グァンスは側で聞いていてヒヤヒヤしていた。言い訳するミョンソン母に、ジャギョン母はリストを見せると驚きで目をむくミョンソン母だった。

公園で久しぶりにキャッチボールするハユンとゴヌ。ハユンはゴヌの事を「パパ」と呼びかける。驚くゴヌはハユンを嬉しくて抱きしめる。もう一度読んでとねだるゴヌ、ハユンは甘えたようにパパとゴヌを呼ぶのだった。

ソクチンとパク・ボゲはお店で誰かを待っていたが、中々現れないでいた。ミドゥム銀行の頭取を待っていたが、現れたのはゴヌ父と秘書。頭取は現れないとゴヌ父は伝える。そしてパク・ボゲにたいし、お前たちにはなにも手を出せないとハッキリと告げる。パク・ボゲも負けじと言い返すが、ゴヌ父の言葉につまるのだった。

パク・ボゲは昼間、ハユンが一人で出かけたのずっとつけていた。そして誰も見ていないのを見計らって、無理やりハユンを車に押し込めて連れ去るのだった。

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幸せをくれる人 第49-51話 感想

パク・ボゲの悪行がウニたちを襲いますが、ハユンが見ていたため罪が暴かれます。更にはそれまで唯一ハユンが慕っていたはずなのに、これをきっかけにハユンからの信頼も失ってしまいました。まさに自業自得ですね。やることがもう幼稚です。塩を入れたりとか何かすることがもう呆れてしまいます。ソクチンも母の事をおかしいと感じていても、それを正してあげる強さを持っていません。流されて取り繕うことばかり。気の毒に思う部分もありますが、ソクチンも母を庇うことばかりで正すことをしてあげないからこんなことになったのだとわかっていません。まあ、話の展開からすると、ドンドン落ちていくパク・ボゲとソクチンたちにはいい気味だとしか言えませんね。しかし今回の最後の部分で、ハユンがパク・ボゲにさらわれてしまいます。どこまで強欲なんでしょう!早くウニとゴヌの幸せを見たいです。ミョンソンの母も登場して悪母ぶりを見せてくれています。悪母に一人だったジャギョン母が、今ではウニ側に回り、すっかり良いひとのように見えてしまいます。ミョンソン母をやり込める辺りは何だか気持ちよかったです。気持ちよかったと言えば、デサンもそうです。経営者たちに詰め寄られ、どうにかしろと言われたデサンとギョンスン。ギョンスンはただ頭を下げるばかりだが、デサンはしっかりと現状を伝え、彼らの不安を払拭してみせます。ここが、男デサン!と見直してしまいました。まだまだこれからの展開が待っています。楽しみです。

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