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「御史(オサ)とジョイ」第3話では、イオンとジョイがそれぞれの道を歩みはじめるかと思いきや、再び危険な事件に巻き込まれていきます。暗行御史としてのイオンの使命、そしてボリを想い続けるジョイの心情が切なくも力強く描かれ、ふたりの距離感がどう変化していくのかドキドキの展開でした。
それでは3話を一緒に見ていきましょう!
御史(オサ)とジョイ 3話のあらすじ
王宮で育ったイオンは、幼い頃から世子(セジャ)と兄弟のように過ごしてきました。世子から武術を習い、「いつか大切なものを守るため、真剣(しんけん)を握る日が来る」と言われていたイオンは、その言葉を胸に秘めています。
そんな中、パクスンは“暗行御史の遺体”が発見されたとの報告を受け、忠清道を混乱に陥れたことを責められ焦っていました。彼のまわりでは、ホンソッキやパク・テソといった面々が、それぞれ闇の取引や財産を巡って不穏な動きを見せています。
一方で、前回イオンに不正を暴かれたサト(地方官)は、正体不明の刺客に襲われてしまいます。矢に貫かれ即死するサトの姿に、観衙(かんが)は阿鼻叫喚の大混乱となりました。ジョイも驚きを隠せません。
刺客を追え、と騒ぎになる中、ジョイはイオンに「逃げ道をふさぐなら、少人数でこちらの道を追うべきだ」と提案。地元の地理を把握しているジョイは、自ら先導を買って出ます。
前回から思っていましたが、ジョイの行動力は本当に頼もしいですね!
刺客を探しているうちに、ジョイは妙に賑やかな「仮面の舞踊(脱춤)一座」を見かけます。そこに刺客が紛れ込んでいると直感したジョイがじっと見つめると、案の定、矢を放たれそうになり、イオンが身を挺(てい)して守ってくれました。イオンは刺客を捕まえることに成功し、その華麗な立ち回りにジョイも思わず感心します。
暗行御史のスキル全開のアクションシーンが見ごたえありました!
イオンは「君のおかげで刺客を捕らえることができた」とジョイに礼を述べますが、ジョイは「むしろ私に生きる道をくれたのはナリ(イオン)だ」と返します。そんなジョイに対し「おまえは自分の力で人生を取り戻したのだ」と告げるイオン。二人の信頼関係が少しずつ深まっているように見えました。
報奨を提案するイオンに対し、ジョイは「ボリのお墓を作ってほしい」とお願いをします。ひとりで生きていくにはお金があったほうがいいのではと心配するイオンですが、ジョイは「後悔しないためにもボリを弔いたい」という思いを貫きます。
ジョイの強さと優しさが表れた、胸がジーンとする場面でしたね。
その後、イオンは刺客の身体に口が利けないよう処置された痕跡を見つけ、さらに矢の素材が“초오(チョオ)”という薬にも毒にもなる珍しい植物だと気づきます。世子がチョオの入った薬を口にしていた記憶を思い出し、「ここに来たのは正解だった。必ず事件の黒幕を突き止める」と決意を新たにするイオン。
一方で、ジョイは義母の家をようやく出て、新たな人生を歩むために旅立ちます。イオンが残したメモを頼りにボリの墓へ向かい、ボリの形見だった赤ちゃんの産着をそっと埋めて手を合わせるジョイ。その帰り道、偶然出会った老人から“능소화(ヌンソファ)の種”を受け取り、どこにいても決してくじけることのない花言葉に元気づけられます。
まるでジョイ自身を象徴するような花の種に、じーんときました…!
いっぽうパク・テソは、銀の密造に成功し“帳簿(チブチェク)”の所在を突き止めようと躍起になっています。父親のパクスンは「おまえが暗行御史を殺して全ての罪を被るがいい」と突き放し気味。表向きには「アホ息子め!」と言いながら、裏ではどんな思惑があるのか、ますます怪しい雰囲気です。
やがて、イオンとジョイはそれぞれの道を行くかに見えましたが、お互い道に迷った末、偶然同じ“ソナンダン(서낭당)”にたどり着きます。そこには“離婚した女性が待っていると、最初に通りかかった男と結婚しなければならない”という習わしがあり、思わずイオンは青ざめてしまいます。
一瞬、イオンとジョイの強制再婚フラグ…!? と焦りました(笑)
結局、大げんかをして「もう二度と会わない!」と険悪ムードになったふたりでしたが、そこへ突然山賊が現れて拉致される事態に。山賊たちは「俺たちはパク・テソの手先と取引している」と話しており、どうやらイオンが“次の暗行御史”であることを探っている模様です。
イオンとジョイは穴に生き埋めにされそうになりますが、何かの物音に怯えた山賊が突然逃走。イオンは隠し持っていた小刀でお互いの縄を切り、なんとか脱出に成功します。ほっと一息ついたのも束の間、今度は謎めいた“処女幽霊”が出現…!?
最後に怪しげな幽霊が出てきたときは思わず「え、どうなるの?」と声が出てしまいました!
御史(オサ)とジョイ 3話の感想まとめ
今回もアクションあり、コメディあり、ロマンス(?)の気配ありで、あっという間の一話でしたね。イオンの暗行御史としての本領発揮シーンには胸が高鳴りましたし、ジョイの“自分らしく強く生きる”という姿勢には共感が増すばかりです。
お互いをなんだかんだで助け合う姿は、見ていて微笑ましくもハラハラさせられます!
さらに今回、謎の暗殺者が使う“초오”の正体や、世子やパクスン一派との関係など、より大きな陰謀がうごめきはじめた気配が濃厚になってきました。ラストに登場した幽霊(?)の存在も気になりますし、山賊とパク・テソのつながりも見逃せません。
離婚で自由を勝ち取ったはずのジョイですが、イオンと再び絡むことでどんな運命が待ち受けているのか…次回はいよいよ二人が本格的に手を組むのか、それともさらなる波乱が巻き起こるのか。待ちきれないですね!
ポジティブな空気を纏いつつも、事件の核心に迫る緊迫感が絶妙に混ざり合う「御史(オサ)とジョイ」。次回はどのような冒険と笑いが待っているのか、引き続き楽しみにしたいと思います♪
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