江南ロマンストリート-あらすじ-21話-22話-感想付きネタバレありで!

韓国ドラマ-江南ロマンストリート-あらすじ-21話-22話-の想付きキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。


ついに自分が校内ビリのハン・チャンスの本当の母であることを
皆に明かしてしまったカン・フェソク!
父の敵を討つために復讐計画を立てては次々と成功を収めるイ・ヒョヌ!
しかし、成功しているにも拘わらずイヒョヌの心は一向に晴れない・・・

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【江南ロマンストリート】ネタバレあり

21話

皆にチャンスの母であり、ジウンの母でない事を知られ、ショックで寝込むカン・フェソク・・・
その母を看病するハン・チャンス・・・
自分に辛く当たった母であるが・・・眠っている母の手を握り・・・看病をするハンチャンスだった・・・

ハン・ヒョンソプはムン・ジョンエから飲酒運転バス事故の復讐の呪いの話を聞き
一人密かに納骨堂に行きイ・ヒョヌの父イ・ジェチョルの菩提を弔うのだった・・・
そして浴びるように酒を飲み・・・ハン・ソンジュンに背負われて家に帰宅するハン・ヒョンソプ・・・
やっぱり、ハン・ヒョンソプはイ・ヒョヌの父と関連が有ったんですね・・・

ハン・ソンジュンに背負われるハン・ヒョンソプの姿を見たイ・ヒョヌはやるせない思いで一杯だ・・・

イ・ジェチョル「すみません・・・許して下さい・・・私が刑務所に入れば幼い二人の子供達が・・・」
ハン・ヒョンソプ「お前は、他人の子供を殺そうとしたのに、自分の子の心配をするのか!?お前みたいな奴消えて無くなれ!」
と乱暴にイジェチョルを突き飛ばす・・・
イ・ヒョヌ「お父さん!」
ハン・ヒョンソプ「家に帰って首を洗って警察が来るのを待って居ろ!このゴミのようなアル中め!」
と捨て台詞を残し家の中に入って行った・・・

イ・ジェチョル「ヒョヌ・・・父さんが居なくなっても、弟のサンウの面倒をちゃんと見れるだろ?」
イ・ヒョヌ「ウン・・・」
イ・ジェチョル「これからは、サンウだけを家に置いてくるんじゃないよ・・・」
イ・ヒョヌ「はい・・・」
そして、ハン・ヒョンソプが突き飛ばした時に落ちてしまったハン・ヒョンソプのネクタイで・・・
イ・ヒョヌの父イ・ジェチョルは首を吊って死んでしまったのだ・・・
家族の死って・・・普通でも心が痛いものなのに・・・
自殺はイヒョヌの心に何を何を残したんでしょうか・・・

そのネ・クタイが今・・・イ・ヒョヌの手にある・・・
父の苦しみが詰まった古いネクタイを握り締め・・・
叫び椅子を振り上げ自分の作ったバンベ洞の町の模型をぐしゃぐしゃに潰すイ・ヒョヌ・・・
イ・ヒョヌの家に来たジョ・ムギョンはこの有様を見てビックリし
イ・ヒョヌを羽交い絞めにして止めようとするが・・・
イヒョヌの怒りは止まる事を知らず・・・部屋は滅茶苦茶になっていく・・・
ハン・ジョンウンが遊びに来てこの有様を見てビックリする・・・
イ・ヒョヌは怒りに我を忘れ、ハン・ジョンウンがいる事すら認識出来ていない!
自分が投げつけた家具で傷付いたのか、足の甲から血が出ている・・・
ハン・ジョンウンは何が何だか分からないながらも、ジョムギョンに頼まれ薬局に行き・・・
暴れるだけ暴れたイ・ヒョヌは、力尽きたのかその場に座り込む・・・
ジョ・ムギョン「代表・・・しっかりして下さい・・・ハン・ジョンウンのお嬢さんに全部見られましたよ・・・」
イ・ヒョヌ「もう・・・疲れたよ・・・もう、終わりにしよう・・・こんな風に復讐するのもう、うんざりだよ・・・俺の前であいつ等は互いに愛して大切にして楽しそうに笑ってる姿をこれ以上、見てられないよ・・・ハン・ソンフンとハン・ソンシクも一気に潰してあの父親も潰して、アメリカに帰るよ。俺は怒りを抑えることが出来ない!」
ジョ・ムギョン「・・・」
イ・ヒョヌ「何で承知したって直ぐに答えないんだよ!俺の父親をあんな風に殺して、のうのうと暮らしているあの家族をこれ以上見てられないんだよ」
ジョ・ムギョン「この計画を立てたのは代表ですよ」
イ・ヒョヌ「緻密で残酷な計画にしたかったからな、ゆっくりと息の根を止めて遣りたかったからな・・・」
ジョ・ムギョン「だから、私はその計画通りに行いました・・・愛する恋人の家の近くにすむ女のように、ハン・ヒョンソプの家のすぐ傍に引越ししました」
イ・ヒョヌ「それが俺の気を狂わせるんだよ!あいつ等家族が幸せそうに暮らしているの見ないといけなくなる!俺は独りなのに、父の死と弟の失踪、毎日見る悪夢にうなされ、気が狂いそうなのに!あいつ等は幸せそうに暮らしている!俺が罠を仕掛ける度に!お互い理解して大切にして愛しながら暮らしている!」
ジョ・ムギョン「我慢なさいませ・・・」
イ・ヒョヌ「我慢できない・・・今すぐ殺して遣りたい・・・」
ジョ・ムギョン「代表・・・その前にお知らせしたい事が・・・」
イ・ヒョヌ「何なんだよ」
ジョ・ムギョン「ハン・ヒョンソプの末っ子のハン・ソンジュンですがハン・ヒョンソプと他の女性から生まれた子では無く、孤児院から連れて来た子供だそうです・・・」
イ・ヒョヌ「何だって?」
ジョ・ムギョン「実の子としての入籍ではなく養子というのが気に掛かります・・・時期サンウが失踪した時と重なります・・・」
イ・ヒョヌ「それはどういう意味だ?」
ジョ・ムギョン「私も信じられませんが、全ての可能性は残さないとなりませんので・・・孤児院の場所は把握しました・・・明日の朝、訪問する予定です・・・ハン・ジョンウンさんがもうすぐ薬局から帰ってきます。傷の手当をして、恋人のように振舞って下さい。残り僅かですので我慢なさって下さい・・・」

ハン・ジョンウンは帰って来てイ・ヒョヌの傷の手当をする・・・
ハンジョンウン「何を隠しているのかは聞かないわ・・・でも、これも何時かは話して・・・お父さんが何故亡くなったのか・・・弟はどうして失踪したのか・・・今日は何故こんな事をしたのか話して・・・」
イ・ヒョヌ「・・・」
ハン・ジョンウン「さ、出来たわ。私が一緒に居てあげてもいいけど?」
イ・ヒョヌ「いや、いい・・・一人で居たいんだ・・・」
ハン・ジョンウン「分かったわ・・・」
ハン・ジョンウンはイ・ヒョヌとの間に自分では埋められない大きな溝があるのを感じたのだった・・・
普段は煩いだけのハン・ジョンウンですが以外と尽くすタイプなんですね~
しかし、イ・ヒョヌの裏の顔を知ったらどうすんでしょうね・・・

次の日・・・二日酔いでうんうん唸っているハン・ヒョンソプ・・・
ムンジョンエはハン・ソンジュンに尋ねる・・・
ムン・ジョンエ「父さんはどうしてあんなにお酒飲んだの?何か知ってる?」
ハン・ソンジュン「分からないよ・・・電話が来て迎えに行っんだよ・・・」
ムン・ジョンエ「父さんがあんなにお酒飲んだの10年ぶりよ・・・それに、夜中に叫んで、誰かに謝って・・・まるで映画一場面みたいだったわ・・・何か思いつくような事ない?」
ハン・ソンジュン「・・・」
ムン・ジョンエ「ソンフンはチキン店開いて、ソンシクは事務所を開業して、ジウンとチャンスもそれぞれの家に適応してるみたいだし、あの人が酒を飲む理由が無いのよ・・・悔しかったり、楽しい事を言えばソンジュン、アンタだけよ・・・」
ハン・ソンジュン「え・・・僕?」
ムンジョンエ「アンタの結婚の問題・・・私がこの前あの財閥のお嬢さんと結婚したらって言ったら、お父さん、反発してたでしょ?ソンジュン、アンタの好きなようにさせろって、結婚の時がきたから、アンタの本当のお母さんを探さないとって思ったんじゃないかしら・・・」
ハン・ソンジュン「母さん」
ムン・ジョンエ「ソンジュン、アンタ本当の母親探してみた事無いの?」
ハン・ソンジュン「無いですよ」
ムン・ジョンエ「何故?」
ハン・ソンジュン「母さんがこうして僕をちゃんと育ててくれたじゃないですか?だから僕は母さん以外の他の人を探そうとは思わないよ。今までもそうだし、これからもそうです」
ムン・ジョンエはその言葉を聞き、涙を流す・・・
ムン・ジョンエ「ごめんなさい。母さんが変な事聞いたわ・・・」
自分の子でも育てるのが難しいのに・・・他人の子をしかも、愛人の子を育てるのは並大抵じゃなかったと思います。でもその誠意ちゃんとソンジュンに伝わっていて良かったですね・・・

ソ・ヘジュは夫ハン・ソンフンに今日あった事を話す・・・
ハン・ソンフン「本当か?それにしても酷い人達だな・・・出身大学まで持ち出して・・・」
ソ・ヘジュ「本当よ。最近は子供よりその親達の方が問題よ!この世が良くなるには母親達がちゃんとしないと。正直言って、子供にとって一番影響があるのは誰?父母でしょ?その中で父親は毎日会社で忙しいし、酒飲んで遅くに帰ってくるから、誰が一番子供と一緒にいるのよ」
ハン・ソンフン「当然母親だろ?」
ソ・ヘジュ「そうでしょ?で、その母親が競争的で自分勝手で自分だけ良ければよくて、他の奴を蹴落としてでも一番になれって教育して御覧なさい?あの子達、大きくなって何になるのよあの子達が大人になった時にどんな世の中になってるのよ!」
ハン・ソンフン「いや~ウチの奥さん、ママさん会に行って大きな悟を啓いて帰って来たようだな~」
ソ・ヘジュ「あなた・・・私どうしよう・・・私、会長になっちゃったんだけど・・・」
ハン・ソンフン「何?」
ソ・ヘジュ「3年生のママさん会の会長になっちゃったの」
ハン・ソンフン「おい!そんなモノになってどうするんだ!」
ソ・ヘジュ「知らないわよ!校内一位の母親だから遣れって・・・私どうしよう・・・」
ここではママさん会としてますけど、正式には学校父母会で
中学生の頃からソウル大やいい高校に入れる為に、あくせく学校に通ったり
情報を集めたり、また、塾の講師を自分達で招待したりとかなり忙しいんです・・・
ソヘジュは会社でも忙しいのに両立できるんでしょうか・・・

ショックで寝込んでいるカン・フェソク
カン・フェソク「もう、終わりよ・・・終わったわ・・・あなた、引越ししましょ。何処でもいいからカンナム(漢南)から離れたいわ・・・もう、あの学校に行けない・・・」
ハン・ソンシク「駄目だ!絶対駄目だ!カンナムでする事があるんだ!」
カン・フェソク「あなたが何するってのよ。ここから、またソウル大にでも行くの?」
ハン・ソンシク「お前はカンナムといえば学校しか頭に無いのか?カンナムは政治の一番地、新しい流れの一番地だろ?」
カン・フェソク「それ、どういう意味?」
ハン・ソンシク「俺、政治家になるんだ」
カン・フェソク「何馬鹿な事を・・・」
ハン・ソンシク「俺は今回ソチョ洞(瑞草洞)の選挙に立候補するんだ。俺は洞長になる!」
カン・フェソク「また、おかしな事を・・・誰かあなたを押してくれる訳?」
ハン・ソンシク「押してくれる人が居るから遣るんだよ。だから、もう子供に執着しないで少しは夫に尽くせよ。俺がお前を校内一位の母親には出来ないが、もしかしたら、10年以内にファーストレディーにしてやれるかも知れないんだぞ?」
カン・フェソク「笑わせないでよ。誰が貴方に投票してくれるのよ!」
ハン・ソンシク「どうしてそう思う!俺は弁護士もして、TV放送にも出てたんだからいけるだろ!」
カン・フェソク「私生活はどうなの?子供が入れ替わってて、おまけに校内359位だと知られて見なさいよ。誰があなたを選ぶってのよ!」
ハン・ソンシク「そんなにチャンスが心配なら、今から他の才能を探せばいいじゃないか!」
カン・フェソク「あの子に何の才能があるってのよ!」
ハン・ソンシク「無ければ相撲でも遣らせろ!体は適してるじゃないか!」
そんな二人の会話を陰で聞いてしまい・・・こっそり涙を流すチャンスだった・・・
チャンスの才能って何なんでしょうかね・・・
何かに秀でていないと認められないって可哀想ですね・・・

一方自分の才能を発揮し作家の道を歩み始めたオ・ドンヒ・・・
祖母のオギブンが作ったオミジャ茶と餅を配る
キムPD「ありがとう」
パクジンサン「ほう、これが脚本の祝い品か」
キムPD「オドンヒに拍手!」
皆が拍手をし、オ・ドンヒヲ祝ってくれる・・・
パク・サンジン「パン・ミジュ常務、オドンヒの脚本祝いでお祖母さんの手作りのオミジャ茶と餅です。美味しいですよ」
パン・ミジュ「オフィスで何しているの!早く食べて換気して!」
しかし、パンミジュはつっけんどんだ
パク・ジンサン「このオミジャ茶上手いね。もしかして醤油、味噌、コチュジャンとかも作る?俺、田舎の味が恋しいよ。俺の嫁さん毎日スーパーの味噌で料理するからな・・・」
オミジャ茶は五味子茶の事で夏に冷やして飲むと美味しいです~

イヒョヌはハン・ソンジュンについて調べる為、ハン・ソンジュンが引き取られる前に居たという孤児院を訪ねる・・・
院長先生「覚えてますよ。何があったのか、年齢も名前も記憶してませんでしたが、警察署からここに来た時にどれ程泣いたのか・・・声が枯れていましたよ・・・」
イ・ヒョヌ「ここに来てどれ位で養子に行きましたか?」
院長先生「孤児院に来て一ヶ月も経たないである人が来て・・・その子を見てすぐ養子にすると言ったんですよ。何か知ってる子を見つけて連れて行くみたいでした・・・」
イ・ヒョヌ「その子は何処の警察署から連れて来られたんですか?」
院長先生「あ~ソチョ(瑞草)警察署って書いてますね・・・」

イ・ヒョヌはジョムギョンを遣いソチョ警察署を調べる事にする・・・

ハン・ソンジュンはハン・ジョンウンの店に居た・・・
ハン・ジョンウン「どうしたの?そんな暗い顔して・・・もしかして女性問題?」
ハン・ソンジュン「いや・・・違うよ・・・ジョンウン姉さん、僕が初めてあの家に来た時・・・覚えている?」
ハン・ジョンウン「どうしたのいきなり・・・」
ハン・ソンジュン「姉さんなら、覚えているかなと思ってさ・・・」
ハン・ジョンウン「私も特別に覚えている事は無いけど・・・ある日突然、伯父さんが幼いアンタを背負ってきて・・・この子は俺の息子だと言って・・・お祖母ちゃんは気絶して、伯母さんは寝込んで、家が大問題になった事しか・・・」
ハン・ソンジュン「それは僕も覚えている・・・でも、それ以外は何も思い出せなくて・・・幾つか場面は思い浮かぶのに・・・それが本当かどうか分からないし・・・もどかしくて・・・」
ハン・ジョンウン「一体どうしたの?あの家でちゃんと暮らしていたじゃない?何かあったの?」
そこにイ・ヒョヌが入ってくる・・・
ハン・ジョンウン「ヒョヌさん・・・足の怪我はどう?大丈夫?」
イ・ヒョヌ「ああ・・・」
だがイ・ヒョヌの視線はずっとハンソンジュンの方を向いている・・・
イ・ヒョヌ「コーヒー頼むよ」
とハン・ソンジュンの方に近付き・・・
イ・ヒョヌ「相席しても良いかい?」
ハン・ソンジュン「・・・」
イ・ヒョヌは椅子に座り・・・
イ・ヒョヌ「職場は復帰できましたか?」
ハン・ソンジュン「ええ・・・」
イ・ヒョヌ「俺がもうちょっといい職場を紹介出来たのに・・・」
ハン・ソンジュン「すみませんが・・・」
イ・ヒョヌ「俺の事嫌いでしたよね・・・」
ハン・ソンジュン「この前言った筈ですが・・・?」
イ・ヒョヌ「そう言わないで・・・人の縁と言う物はどうなるのか分からない物なんですから・・・
そこにジヨンからハンジョンウンに電話が掛かってくる・・・
ハン・ジョンウン「ヒョヌさんジヨンがちゃんと職場で頑張ってるそうよ。夕方にここに寄りたいって・・・」
イ・ヒョヌ「ああ来てもらって・・・あの時ホテルの前で見た女の子なんだ・・・名前はパク・ジヨン。孤児院『天使の家』出身さ・・・孤児院の子供は満19歳になると自治体から出る500万ウォンを持って孤児院を出ないといけないんだ・・・その金では部屋一つも持てない・・・だから、バーやクラブで働いてまた、不幸な道を歩み始めるんだ・・・こうして不幸を反復して一生を終えるんだ・・・」
ハン・ソンジュン「僕がイ・ヒョヌさんを誤解してたなら謝ります・・・それに、悲しい話ですね・・・しかし、それを僕に話す理由は何ですか?」
イ・ヒョヌ「ただ・・・君が俺の心を理解してくれたらと思ってね・・・」
ハン・ソンジュン「姉さん、僕もう行くよ」
とハンソンジュンは去っていった・・・
イ・ヒョヌはもしかするとハン・ソンジュンが自分の弟かもしれないと思ってるようですね・・・

ハン・ジョンウンは家に帰り・・・
ハン・エリ「アンタは!昨日のパク教授に何をしたの!」
ハン・ジョンウン「だから、言ったじゃない!私はお見合いはイヤだって・・・」
ハン・エリ「アンタは!あの人がどれだけ有名な教授で頭の賢い家系か知ってるの?ずっとあんな男と会ってるから、あんたの格も下がるのよ。埃まみれの様な所で働いてる男と付き合ったら、アンタまで誇りまみれになるのよ」
ハン・ジョンウン「お母さん!もしかして、ヒョヌさんとの交際を反対する理由ってもしかして仕事だったの?」
ハン・エリ「そうよ!それもあるわ」
ハン・ジョンウン「それもあるじゃなくてまさにそれが理由でしょ?お母さんは、一生をお姫様みたいに生きられたじゃないの?苦労せずに、生涯ピアノだけ弾いてきたからでしょ?豪華なクラシックの世界で一生暮らしてきたから」
ハン・エリ「アンタは!母さんがクラシックだから、紹介したと思ってるの!あの人の性格が・・・」
ハン・ジョンウン「嘘吐かないでよ!母さんはただ私にお父さんに似てる人を紹介したかっただけじゃないの!お母さんがどんなに違うと言っても、お母さんはお父さんに囚われて居るのよ!外見は怒ってそうじゃない振りをしても、お母さんは一生お父さんの影に囚われているのよ!だから私にもバリトンなんか紹介するのよ!」
「バシッ」ハン・ジョンウンの頬を叩くハン・エリ!
ハン・エリ「母子の間でも言っていい事と悪い事があるわ!私がアンタをどんな風に育ててきたのか知りもしないで!」
ハンジョンウンはふて腐れて部屋に閉じこもってしまった・・・
お見合いの相手を見たときにちょっとビックリしてしまったけど
なるほど、ハン・エリの昔の恋人の面影が有ったんですね・・・

家でオ・ドンヒはパンミジュからの電話を受け取る・・・
パン・ミジュ「オドンヒ、ハン本部長の携帯が繋がらなくて・・・ハン本部長に代わってくれない?」
オ・ドンヒ「えっ?」
仕方なくオ・ドンヒは2階のハン・ヒョンソプの家にお邪魔し、ハン・ソンジュンの部屋に行く・・・
オ・ドンヒ「パン・ミジュ常務から電話が・・・」
ハン・ソンジュンは携帯を受け取り用件を話した後電話を切った・・・
ハン・ソンジュン「悪かったね」
オ・ドンヒ「あ・・・いえ・・・何かあったんですか?会社でも顔色が優れなかったから・・・」
ハン・ソンジュン「いや、何も無いよ・・・それより脚本は書いてるのか?『文字から学ぶロマンス』もう5~6話でてもいい頃じゃないか?」
オ・ドンヒ「大体書けたわ」
ハン・ソンジュン「じゃ、また、見せてくれよ」
オ・ドンヒ「また見るの?」
ハン・ソンジュン「勿論。また見て直さないとな。その代わり、上手く書けたらそのドラマの制作件はこっちに貰うよ」
つまり上手く書けたらドラマの採用してくれるって事ですね・・・
オドンヒ嬉しそうです・・・

ルンルン気分で出てきたオ・ドンヒだが・・・ムン・ジョンエに見つかり・・・気まずい思いをしたのだった・・・
ムンジョンエは自分の許可も無く
オ・ドンヒがしょっちゅうハン・ソンジュンの部屋に入り浸ってると思っています・・・

ハン・ソンシクは政治家になる為に忙しい・・・
今日は高級クラブにやって来た・・・
何もかも初めてでキョロキョロ見回すハン・ソンシク・・・
キム・ヨンテ「ハン・ソンシク弁護士こっちだ」
ハン・ソンシク「キム・ヨンテ議員、今晩は」
キム・ヨンテ「紹介しよう。ハン・ソンシク弁護士だソチョ洞の選挙に出る。ソンハン・グループのイ会長が押すとても優秀な人物だ。ソンハングループの非正社員の問題とデヨン・グループの新都市計画の撤去作業を彼が上手く潤滑するうように遣ってくれた功労者だ。会長の皆様方も彼に頼むといいよ。」
ハン・ソンシク「今晩は。ハン・ソンシクです」
こうして、ハン・ソンシクは顔を売り始めた・・・

そのクラブに偶然チャンユラが遊びに来ていて・・・ハン・ソンシクを見かける・・・
チャン・ユラ「あら、ハン・ソンシク弁護士。放送を止めたのに何か羽振りが良くなったように見えるわ。で、あの人達と知り合いなの?」
ハン・ソンシク「キム・ヨンテ議員とミジン・グループの副会長とソンハン・グループの秘書室長のことか?」
チャン・ユラ「ソンハングループ?」

そしてチャン・ユラはハン・ソンシクの事務所に来る・・・
チャン・ユラ「いい事務所ね。ソンハングループの会長が直接花輪を贈って下さったの?」
ハン・ソンシク「ああ・・・俺が最近見てやってるからな・・・で、話は何だ?話してご覧?」
チャン・ユラ「私の兄の事なんだけど兄が半導体の生産業をしていて・・・ソンハン・グループともう一度契約を結びたいのだけど、ハン弁護士に頼んだら、宴会の席を設けて貰えるかなと思って・・・」
ハン・ソンシク「さあ・・・それは・・・」
チャン・ユラ「実は兄の会社が大変で・・・先月までソンハン・グループの下請けをしていたのに、今月から出来なくなってしまったの・・・」
ハン・ソンシク「あ~泣くな泣くな・・・」
チャン・ユラ「私と兄が働かなかったら、ウチの家は・・・凄く大変になるの・・・」
ハン・ソンシク「そうだったのか・・・」
泣いているチャンユラを見たハンソンシクは思わずムラムラッと来て・・・抱きしめようとするが・・・
ハン・ソンフン「おい!余ったチキン食うか?」
とノックも無く突然入って来た。
さて、ハン・ソンシクはチャン・ユラをまだ諦めてなかったんですね~
チャン・ユラが泣いてる所が何か胡散臭いですけど・・・

ソ・ヘジュはママさん会の会長になったとたん色々とプレゼントを貰い始めて・・・
シルクのスカーフにビタミン剤・・・
そこに電話が掛かってくる・・・
キョンジュン・ママ「届きました?」
ソ・ヘジュ「じゃ、これは・・・」
キョンジュン・ママ「私が贈ったのよ。会長に良く思われるようにね。ところでジウン君と同じ学校を目指してるのよ・・・だから、ウチの子のこともお願いするわ・・・」
ソヘジュ「あ・・・はあ・・・」
キョンジュン・ママ「一緒に入ってるビタミンも飲んで健康に管理されるといいわ。だって子供を支えるお母さんが健康じゃなきゃね。それじゃまた・・・」
ソ・ヘジュ「え?ちょっと待って・・・」
電話は切れてしまった・・・
ソ・ヘジュ「これ、どうしようかしら・・・」
と言いながら頭にスカーフを巻いてみる・・・
肌触りが凄くいい・・・そして素敵だ・・・
ソ・ヘジュ「今まで私が見た目が悪かったのは、このスカーフが無かったからなのね・・・」
そして、もう一つの箱を空けビタミン剤を取りだし・・・水と一緒に飲む・・・
ソ・ヘジュ「あ~いいわ。この体にすぐに溶け込んで行く感じ・・・フフフ・・・」
とママ友から貰った贈り物を楽しんでいた・・・
いや、使ったら返品できませんよ・・・
それに責任取らないといけなくなっちゃうのに大丈夫なのかな・・・

そこにジウンが帰ってくる・・・
ハンジウン「母さん何してるの?」
ソ・ヘジュ「ゲホゲホッ・・・何でもないわ・・・それよりジウン・・・あなた何位ぐらいなら行けそう?」
ハン・ジウン「えっ?」
ソ・ヘジュ「考えてみたんだけど・・・3年生にもなった事だし、前の成績をそのまま維持してみたらどう?」
ハン・ジウン「えっ?だって10位まで入ればいいって・・・」
ソ・ヘジュ「男が10位なんて言わずに、今までどおり一位になって後で遊べばいいじゃない?」
ハン・ジウン「僕しないつもりだけど・・・僕は特別高校には行かない。一般の高校に行くよ。それにこれから魔術師になるんだ!」
肝心のジウン君は動きそうに無いですね~
あれだけ勉強しようとしてた時は遊べといって、遊んでる時には勉強しろと言う
ソ・ヘジュはまるで天邪鬼みたいですね~

チャンスはテーブルの上にあるチキンにピザに餅を見て驚く・・・
カン・フェソクはまたベッドで寝込んでいる・・・
ハン・チャンス「母さん・・・テーブルの上にあるの何?」
カン・フェソク「アンタの晩御飯」
ハン・チャンス「え?」
カン・フェソク「今日買い物に行けなかったから・・・だから、出前取ったの・・・」
ハン・チャンス「ダイエットしなくてもいいの?」
カン・フェソク「何でダイエットするの?チャンス・・・アンタも私ももう楽に暮らしましょう?母さん、スーパーに買い物に行って来るから、これでも食べてなさい・・・」
と出て行った・・・
久し振りに自分の大好物の物を間の前にしたチャンス・・・
しかし、チャンスは買い物に行った母の後を追い・・・
ハン・チャンス「母さん体の具合が悪いのに・・・持ってあげるよ」
と母の荷物を持つのだった・・・
チャンスは偉いですね~ちゃんと母親の事を考えてます~

ハン・チャンス「僕の所為で悔しいでしょ・・・」
カン・フェソク「そんなの一日や二日じゃないわ」
ハン・チャンス「僕の所為で恥ずかしいでしょ?」
カン・フェソク「恥ずかしいとは言ってないわ」
ハン・チャンス「言わなくても分かるよ・・・だから、僕がどうすれば父さんと母さんに喜んで貰えるかを考えてみたんだ・・・僕は勉強はちょっと・・・父さんの言った通りに相撲でもやろうか?」
カン・フェソク「何!」
ハン・チャンス「僕の体は太ってるから韓国相撲でもすればいいんじゃないかなって」
カン・フェソク「アンタは!呆れた本当に!相撲がアンタみたいな子がやるスポーツだと思ってるの?相撲の選手がどんなに汗を流して一生懸命運動するのか知ってるの!アンタみたいに体が太ってるからって出来るものじゃないのよ!相撲の選手に対する冒涜よ!」
ハン・チャンス「・・・そうなんだ・・・僕は少しは母さんの心が楽になったらと思って・・・」
チャンスの心はちゃんとフェソクに通じているのかな・・・

そして冬休みが終わり・・・ジウンとっチャンスは中学校に登校し始める・・・
ジウンは学校から帰って来て生き生きとしながら父と母の前でマジックを披露する・・・
空中ではじけて紙ふぶきが落ちてくる・・・
それを見ながらソ・ヘジュは半分は喜び半分は心の中で泣きながら
頭に巻いていたスカーフを取り・・・箱に収めるのだった・・・
ハハハ・・・とうとう子供の為にママさん会の会長の座を諦めたみたいですね~

一方チャンスの母カン・フェソクはまだ寝込んでいる・・・
ハン・チャンス「母さん・・・先生が学校に母さんを連れて来いって・・・」
カン・フェソク「じゃ、行かないと・・・多分担任の先生はアンタの成績の事で呼んだんでしょう?」
ハン・チャンス「担任じゃなくて音楽の先生なんだけど・・・」
カン・フェソク「何ですって?アンタまさか!音楽室のピアノ壊したの!?」

そして次の日学校に行ったカン・フェソクは・・・
カン・フェソク「今なんて仰ったんですか!?」
音楽の先生「チャンス君、声楽を学んでみる気は無いですか?」
カン・フェソク「声楽ですか?」
音楽の先生「ええ」
カン・フェソク「アハハ・・・先生、お言葉は嬉しいのですが、それって凄い才能がないと出来ないのでは?音楽、それもクラシックは普通の才能では出来ないものと思っておりますが・・・?」
音楽の先生「お母さん、チャンス君は本当に凄い才能を持っていますよ」
カン・フェソク「えっ?」
音楽の先生「声楽家としての資質が上位0.001%なんですよ、お母さん」
なんとチャンスは声楽家としての才能があるようです・・・

イ・ヒョヌは部屋で「フランダースの犬」の絵本を見る・・・
ジョ・ムギョン「あの日イ・サンウを初めて見たという人物をつれて来ました・・・」
発見者「あの日漢江に行ったんだが魚も取れずに寒い日だったので早くに引き上げ帰る時でした・・・その時男の子が泣いていたんだよ・・・周辺を見ても誰も居ないし時間がかなり経っているのに薄いジャンパーを着て運動靴が履いていたが靴下も履いていなかったんだ・・・それで何かおかしいと思って尋ねてみたんだよ。『どうして泣いているんだい?お母さんと逸れたのか?』ってね。そしたらその子は『兄ちゃん・・・兄ちゃん・・・』と泣きながら呼ぶんだよ・・・」

その話を聞いたイ・ヒョヌは居ても経っても居られず外に出る・・・
そこにハン・ソンジュンがムンチを散歩に連れてやって来た・・・
イ・ヒョヌは複雑な思いでハン・ソンジュンを見つめるのだった・・・

22話

イ・ヒョヌが衝撃な事実を聞かされている時・・・
ハンジョンウンは友達から変な事を聞く・・・
ハン・ジョンウン「何ですって?ゴールデン・ストリートがまだあるですって?そんな筈は無いんだけど・・・あの人会社潰れたって・・・」
ハン・ジョンウンはアメリカで一緒にサンドウィッチの店をしていた友達と電話で話していたんです~

そこに癒しを求めてイ・ヒョヌがハンジョンウンの店を訪れる・・・
いつものようにキュウリのサンドウィッチ作るハン・ジョンウン・・・
ハン・ジョンウン「何かあったの?」
イ・ヒョヌ「君の伯父さんはどんな人なんだ?」
ハン・ジョンウン「えっ?ウチの伯父さん?何?いきなり?」
イ・ヒョヌ「いや、だだなんとなく・・・」
ハン・ジョンウン「前はウチのソンジュン、今度はウチの伯父さん。どうしてヒョヌさんはウチの家の事を知りたがるのかしら?また秘密なの?」
イ・ヒョヌ「・・・」
ハン・ジョンウン「ウチの伯父さん、本当にいい人よ。法が無くても正しく生きて行ける人よ。ただ、自分の子供については絶対的で譲らないから、伯母さんとよく夫婦喧嘩はするけどね。でも私は伯父さん程いい人を見たことが無いわ!・・・これ位でいいかしら?」
イ・ヒョヌ「怒らないでくれよ・・・あの日の夜はすまなかったよ」
ハン・ジョンウン「あの日の夜もそうだし、ウチの店に来てソンジュンと言い合いになってるのもどういう事が知りたいわ!でも尋ねない・・・でもその代わり何時か私が行ったように・・・話したくなったら話して・・・それまで待ってるわ・・・」

イヒョヌは、道でハンヒョンソプを見かける・・・
そっと、後を付けるイ・ヒョヌ・・・
ハン・ヒョンソプは道を歩くお年寄りににこやかに挨拶をし・・・
親子連れに挨拶をしながらお小遣いをあげる・・・
普段どおりのハン・ヒョンソプの姿を見るのだった・・・

イ・ヒョヌ「あんな卑劣な奴がウチの弟を引き取って育てる訳が無い!自分の子供の為に他人の家族を破壊した奴が、自分の手で死に追いやった奴の子供を育てる訳が無いだろう!」
ジョ・ムギョン「理性を持って判断して下さい、代表。まだ、ハン・ソンジュンがイ・サンウである事がハッキリした訳でもありません・・・」
イ・ヒョヌ「23年前、俺はアイツの顔をしっかり見たんだ!ゴミの山に俺の父親を投げ飛ばした時、アイツも俺の顔をしっかり見ていたんだ!」
ジョ・ムギョン「それでもハン・ソンジュンがイ・サンウなら良かったではありませんか・・・」
イ・ヒョヌ「ハン・ソンジュンはウチのサンウではない!アイツも俺の事をどう見てるか知ってるじゃないか!サンウなら俺を見間違える訳が無い!警察に届けたと言うあの男が言ってただろう!母さんじゃなくて兄を呼んでいたと。そんなサンウが俺を分からない筈は無い・・・」
ジョ・ムギョン「でも私はハン・ソンジュンがイ・サンウであればいいと思っています。どうであれ、今のハンソンジュンのように別の人生を歩んでいるのは良かった事ではありませんか・・・イ・ソンウの調査を警察に依頼しています・・・もうすぐ全てが明らかになるでしょう・・・」
イ・サンウはハンソンジュンなんでしょうか・・・気になりますね・・・

カン・フェソクはソ・ヘジュに・・・
カン・フェソク「義姉さん、チャンスに凄い才能が現れたのよ!」
ソ・ヘジュ「才能?何?食べる事?」
カン・フェソク「もう、全く義姉さんは!自分の前の息子をどう思ってる訳?」
ソ・ヘジュ「だって変じゃない!才能と言う言葉とチャンスが結びつかないんだけど?ま、いいわ。何の才能?」
カン・フェソク「音楽よ。それもクラシックよ!」
ソ・ヘジュ「はぁ?クラシック?」
カン・フェソク「そうなのよ!」
ソ・ヘジュ「ブッ・・・ハハハ・・・・チャンスがクラシック!? アハハハ・・・で何?太鼓?カスタネット?シンバル?」
そうですよね~誰が聞いてもチャンスとクラシックなんて想像つかないと思います~

カン・フェソク「義姉さんは前の息子をそんな風にしか見れない訳!」
ソ・ヘジュ「あの子が何の才能を持ってると言うのよ!それもクラシックだなんて!ウチの夫婦はクラシックのクの字も知らないし、そちらの夫婦もクラシックのラの字も知らないでしょ?」
カン・フェソク「チャンスが声楽に才能があるって話よ」
ソ・ヘジュ「声楽?」
カン・フェソク「それも上位0.001%よ」
ソ・ヘジュ「何ですって?誰がそんな事言ったの?」
カン・フェソク「チャンスの学校の音楽の先生よ」
ソ・ヘジュ「本当に?」
カン・フェソク「それでこれを誰に相談すればいいのかって事よ。姉さん身近にクラシックに詳しい人居る?」
ソ・ヘジュ「さあ?誰が居るかしら?私の周囲には会社員、ウチの人の知り合いは皆記者だし・・・アンタの夫の友達は弁護士だし・・・誰も居ないわね・・・どうしよう・・・」

カンフェソクは早速クラシックを勉強する為にCDを買いあさり・・・
店のモニター写った声楽家を見てはチャンスの未来を思い描くのだった・・・

そして、ソ・ヘジュはマジシャンの卵のジウンのまき散らかした紙ふぶきを毎日片付ける日々を送るのだった・・・
ソ・ヘジュ「ジウン、これ毎日しないといけないの?」
ジウン「すみません。完成するまで後もうちょっと練習しないといけないので・・・」
そこにカン・フェソクが地下に降りてくる・・・
慌てて机の下に隠れるアインとギクッと体がこわばるジウン・・・
カン・フェソク「一体この有様は何?」
ソ・ヘジュ「な・・・何でも無いわよ・・・」
ジウン「僕、文房具屋に行って来るよ」
とアインと二人で元の母親を避けるように行ってしまった・・・
カン・フェソクとソ・ヘジュ二人はチャンスの部屋を訪ねる・・・
ハン・チャンスは相撲取りになる為に綱を太ももに括り付けていた・・・
ハン・チャンス「相撲取りになろうと思って・・・母さん、僕をキョンウン中学校に転学させて下さい」
カン・フェソク「何で?」
ハン・チャンス「あそこに相撲部があると聞いて・・・僕一生懸命するよ。僕も何か一つできる事があれば父さんと母さんが喜ぶでしょ?」
カン・フェソク「チャンス・・・聞きたい事があるんだけど」
ハン・チャンス「何ですか?」
カン・フェソク「歌を歌う時どんな気分?」
ハン・チャンス「歌?」
カン・フェソク「そうよ。奉仕活動の時歌ったそうね?歌う時の気分はどう?」
ハン・チャンス「歌を歌う時?言葉で表現するのは難しいんだけど・・・僕の体が宇宙に吸い込まれるようで」
カン・フェソク「宇宙?」
ハン・チャンス「宇宙の中に浮かんでいるようで、いきなり宇宙と一体になるような気がして僕と宇宙は消えて無くなって・・・歌だけが残るみたいなんだ・・・そして・・・目の前が真っ暗な宇宙なのに・・・何処からか歌声が聞こえるんだ・・・でも、その声が天の天使の声なのか?僕の声なのか良く分からないんだ・・・」
その話を聞き確信するカン・フェソクとソ・ヘジュだった・・・
凄いですね宇宙に吸い込まれるような感じってどんな感じなんでしょうね~

オ・ドンヒは旧正月の前に会社で皆にオ・ギブンの特製味噌をプレゼントする・・・
パク・ジンサン「おっこれ、田舎の味噌だ」
ホン作家「本当に持ってきたのね」
ナ・ソヒ「もう!早く蓋を閉めてよ臭いわ!」
パク・ジンサン「だから最近の若い奴は駄目なんだ」
キムPD「本当にオドンヒのお祖母ちゃんが作ったのか?」
と田舎味噌一つで盛り上がる・・・
パン・ミジュ「これは何の騒ぎなの!何この臭い!今度は味噌なの?」
パク・ジンサン「常務のもありますよ。常務のだけ少し多めです」
パン・ミジュ「もう、次からはこんなの用意しなくてもいいわ」
とつっけんどんだ・・・
韓国の味噌って日本の味噌と作り方が違うからか、臭いが凄いんです~
ハン・ソンジュンの分は無かったりします~だってムン・ジョンエがいつも使ってますからね~

そしてハン・ソンジュンは帰宅後オドンヒの部屋に来る・・・
オ・ドンヒ「何の用ですか?」
ハン・ソンジュン「俺も味噌貰おうと思ってね。何で俺にはくれないんだ?前にオミ茶も餅もくれないし、今回は味噌もくれないし、人をこんな風に差別していいのか?オドンヒ社員は本部長には良くみて貰おうとか思わないのかな?あ~俺より上のパン・ミジュ常務にだけするのか~」
オ・ドンヒ「分かったわよ、あげるわよ。さっこっちよ」
と外に出ようとするオ・ドンヒの手をハン・ソンジュンが掴む・・・
ハン・ソンジュン「その前に脚本、見せてくれよ。早く。この間、ちゃんと書いたか検査からしないとな」
オ・ドンヒ「分かったわ。今プリントするからそこに座ってて」
ハン・ソンジュン「分かった。ラーメンでも湯でてて待ってるよ」
オ・ドンヒ「えっ?」
味噌はもちろん口実、そしてもしかするとオドンヒの脚本を見るのも
オ・ドンヒに会う為の口実かな・・・

そして二人はインスタント・ラーメンをすすりながら
ハン・ソンジュンはオ・ドンヒの書いた脚本を見るのだった・・・
そして食事を終えて二人は本格的に討論に入る・・・
オ・ドンヒ「何でここでスキンシップが入るのよ!男に手も捕まれた事の無い女性なのよ。しかも助けてっていってる女性なのに!」
ハン・ソンジュン「作家の癖にコンセプトが分かってないな。これの何処がスキンシップなんだよ。連れて行くために手を掴んでるだけだろ!」
オ・ドンヒ「でも、女性の肩を抱いてるじゃない!」
ハン・ソンジュン「その男、君が作ったキャラクターだろ?女をハンティングする専門家に設定して置いて、何時まで隠すつもりなんだよ」
オ・ドンヒ「そうだと言っても顧客なのに、そんな風に体に触るのかしら。見たじゃないの。自分の顧客には絶対にそういう対象にしない男なのよ。恋愛は切ない物なのよ・・・愛する人の心を掴もうと勇気を出して訪ねていったのよ・・・」
ハン・ソンジュン「その男は既に二度目に会った時に・・・その人を女性として見始めたんだ・・・」
オ・ドンヒ「まさか~」
ハン・ソンジュン「まさか?そうなんだよ!・・・はぁ~頑固なんだから・・・こんな風にドラマ作ったら視聴率が上がらないよ。分かってるのか?作家の考えが時代遅れなんだよ」
オ・ドンヒ「もういいわよ・・・見せない!私が一人でする。脚本返して!」
とオ・ドンヒが手を伸ばすと脚本を引っ込めるハン・ソンジュン
ハン・ソンジュン「何だよいきなり!」
するとオドンヒは立ち上がりハンソンジュンの手にある脚本を取ろうとする・・・
オ・ドンヒ「返して!ハン本部長のいう事聞いてると、何時まで経っても完成しないわ!返してよ!」
オ・ドンヒは脚本と取ろうとしてバランスを崩しハン・ソンジュンに抱きつく形になってしまった・・・
真っ赤になって離れようとするオ・ドンヒ・・・
ハン・ソンジュン「動くなよ・・・これだよ・・・こうして男女が出会ったらぶつかってみないといけないんだ。論理を考えずに、マナーを考えずに」
離れようとするオ・ドンヒを片手で抱きしめる・・・
ハン・ソンジュン「作家になりたいと言ったなら、自分の枠を外して視聴者よりも一歩も二歩も前に行かないと・・・これじゃ視聴者は待ってくれないよ・・・また来るよ・・・君が文章を書くのに俺を呼んだからな・・・」
そしてオ・ドンヒに脚本を渡して去っていった・・・
そうです!カメカップルだと視聴者は待ってくれません~
早く展開して欲しいですね~じゃないと主役がチャンスとカンフェソクに奪われてしまいますよ~

パンガンジンの妹が家に遊びに来た・・・
妹「オミジャ茶ね~美味しいわ。昔の兄さんの家のオミジャ茶みたいね・・・そうだわ昔、兄さんの家の賄い婦覚えてる?私達が高校生の時にいつもおやつに美味しいものを作ってくれたわ」
パン・ガンジン「あ~あの小母さん・・・覚えているさ。料理が上手かった」
妹「その小母さんがウチのビラの清掃婦として来てたのよ。初めは違うかなとも思ったんだけど、間違いないわ・・・でもあの小母さん親を失った孫の面倒を見るからと賄い婦を辞めたじゃない?」
パン・ガンジン「あ~そうだったな。」
パン・ガンジン「その賄い婦が辞めてから兄さんの家が大変だったじゃない・・・カンヌ兄さんの家族が事故で死んで、前会長も行方不明になり、それに、何時まで行方不明のままにして置くつもりなの?まだ、生きて折られるのかしら・・・」
パン・ガンジン「何で又その話しを持ち出すんだ」
妹「この件が処理しないと兄さんが本当の会長になれないじゃない!兄さんがそんなだから株主に舐められるのよ」
会長とはパンガンジンのお母さんの事です・・・しかし、それにしても行方不明ってどういう事なんでしょう・・・

ハン・ソンフンは記者友にソンハングループのイ会長とキム・ヨンテ議員の不正癒着の記事を送り
ハン・ソンシクは裏でそんな事になってるとも知らず・・・キム・ヨンテ議員と会っていた・・・
ハン・ソンシク「今回も綺麗に処理しました・・・」
キム・ヨンテ「う~ン君がやったんだ・・・綺麗に処理できてるだろう。で紹介したい人とは?」
チャン・ユラが入って来た・・・
キム・ヨンテ「おおっ?チャン・ユラ・アナウンサーじゃないか!あえて嬉しいよ。放送に出ていた後輩のお陰で有名アナウンサーにも出会えるとは・・・光栄だな」
そして事情を「その事なら心配するな。イ会長に口を利いてやろう。何を言うかと思ったら、我らの間柄に此れしきの事・・・」
ハン・ソンシクはキム・ヨンテ議員に仲間扱いされて喜びも一入だ・・・
おまけに車の鍵まで渡される・・・
ハン・ソンシク「これ・・・何ですか?」
キム・ヨンテ「何をそんなに驚く?君のお陰でソン・ハングループは助かったんだ。これ位の事をしても当然だよ。まあ、小さな贈り物だ」
そしてキムヨンテ議員を見送り・・・
ハン・ソンシクとチャン・ユラはその車で高級レストランにデートに出かけるのだった・・・
そしてその様子をチキン店からハン・ソンフンが見ていた・・・
ハン・ソンフンの店は一階なのでそういうのは良く見えるみたいですね~
それにしても、チャンユラと一緒のところを見られてどう言い訳するんでしょうね~

レストランの前に車を停め・・・ハン・ソンシクとチャン・ユラとは腕を組んでレストランに入っていく・・・
しかし、その様子を少し離れた車の中から写真に取られている事を気付かない二人だった・・・

そして旧正月を向かえ跪いてお辞儀をし挨拶をするハンソンフン家とハンソンシク家
ハン・ヒョンソプ「今年は我が家にいいことばかり起こる様に祈るよ」
ムン・ジョンエ「あんた達今年は喧嘩しないで仲良くするのよ」
オ・ドンヒとハン・ソンジュンも遅れてやって来た・・・
韓服を着てお辞儀して挨拶する二人・・・
ハン・ヒョンソプ「いいね~まるで新郎新婦みたいだ・・・」
そしてチャンスの歌声が響き渡る~
オ・ギブン「チャンス、本当に歌が上手いわ」
ファン・ミオク「そりゃそうよ、なんたってウチの孫なんだから・・・」

それを肴に一杯やるハン・ソンフンとハン・ソンシク・・・
ハン・ソンフン「おい!黒のセダンの車、キム・ヨンテ議員。そうだろ!」
ハン・ソンシク「ウチの事務所の花輪見なかった?ウチの大学の先輩なんだよ」
ハン・ソンフン「おい!お前!同じ大学出たからって皆先輩か?付き合う人間を選べよ」
ハン・ソンシク「兄さん!羨ましいからって俺の交友関係にまでイチャモンつけるのか?」
ハン・ソンフン「そんな事言ってるんじゃないんだよ!」
バシッとハン・ソンシクの頭を叩くハン・ソンフン・・・
ハン・ソンシク「兄さん!何で叩くんだよ!もう兄さんは記者じゃないじゃないか!」
ハン・ソンフン「この馬鹿!お前を心配して言ってるんだろ!」
ハン・ソンシク「何がそんなに心配なんだよ!俺が上手く行くのが心配なのかよ!」
ハン・ソンフン「おい!今は落ち着いているがな、キム・ヨンテ議員とソンハン・グループは問題が多いんだよ!お前みたいな奴が首を突っ込んだら、刑務所行きになるかも知れんぞ!」
ハン・ソンシク「うわっ!酒臭っ!兄さん酔ってるんだよ!いい加減にしろよ」
ハン・ソンフン「金、名誉、権力に目を奪われていると痛い目みるぞ!お前、兄の言葉胆に命じろよ!」
ハン・ソンシク「わ~聞きたくない!聞きたくない!俺が成功すると思って妬んでるだけだろ!」
ムン・ジョンエ「止めなさい!あんた達は!舌の根も乾かない内に又喧嘩して!あんた達の嫁は何処に行ったの!
ハン・ソンフンはソン・ハングループとキム・ヨンテ議員の不正を
ジンソン日報の記者友に送ってるんですよね・・・
それがハン・ソンシクの首を絞めなければいいのですが・・・

その頃カン・フェソクとソ・ヘジュはハン・エリの家に居た・・・
ハンエリはハンジョンウンと喧嘩してから、この数日、酒びたりの日々を送り、ファンミオクのビラに立ち入り禁止をいい渡されたのだ・・・家の辺りのワインのビンがごろごろと転がっている・・・
ハン・エリ「ハハン~お母さんたら、立ち入り禁止になってからって、私が正月の物食べれないと悔しがるとでも思って?こうして持って来てもらって食べてるじゃない?で、何?チャンスが声楽をするの?」
カン・フェソク「ええ」
ハン・エリ「本当に?」
カン・フェソク「ええ」
ハン・エリ「アハハハ・・・」
ソ・ヘジュ「叔母さん、笑わないで・・・私達深刻なのよ」
ハン・エリ「何の取り得の無い奴でも何か一つは取り得がある物とは言うけれど・・・アハハハ・・・」
カン・フェソク「叔母さん、チャンスが声楽の資質が上位0.001%なんですって」
ハン・エリ「そう言えばチャンスの声帯が普通とは違うとは思ったのよね~体つきもそうだし・・・チャンスの声を見ると・・・テノール歌手ね」
ソ・ヘジュ「じゃあ、チャンスはこれからどうすればいいんですか?」
ハン・エリ「どうするって?ウチの大学のパク教授に行けばいいわ。私の知っている優秀な声楽家よ・・・私が約束を取り付けるから、今度チャンスを連れて行くといいわ」
カン・フェソク「まあ、本当に!」
ソ・ヘジュ「良かったわね」
やっぱり人脈って大切ですねチャンスの未来が一気に開けました・・・

こちらは旧正月早々深刻なイ・ヒョヌ・・・
イ・ヒョヌ「何で警察から電話が掛かってこないんだ?」
ジョ・ムギョン「何しろ、23年前もの事です・・・もう少しお待ち下さい・・・警察の人も何人も替わっています・・・待ってる間に他の報告を聞いてください・・・ハン・ソンフンはジンソン日報にソンハングループとミンソン党、キムヨンテ議員の裏金不正問題の資料を渡しました・・・ハン・ソンシクは代表が貸した車を3ヶ月目に返しに来ました・・・ソンハン・グループから口止めに高級SUV車一台貰ったようです・・・」
イ・ヒョヌ「ハン・ソンフンも捨て置けないな・・・俺達が手を回す前に人一人破壊する気みたいだな・・・」
ジョ・ムギョン「そうですね。ですから、イ・ソンウの事がハッキリするまではハン・ソンシクに関する事を少し保留した方が宜しいかと存じます・・・あれでも、サンウを育てた人達でしょう?」
イ・ヒョヌ「・・・」
ジョ・ムギョン「どちらに行かれるのですか?」
イ・ヒョヌ「新年の挨拶に・・・サンウを育ててくれた家族なら挨拶でもしないとね・・・」
怖いですね~ハン・ソンフンとハン・ソンシクは
まさにイヒョヌの掌の上で転がされているみたいです・・・

そしてハン・ヒョンソプの家にやって来たイ・ヒョヌ・・・
そして父を死に追い込んだ恩讐ハンヒョンソプに、跪きにこやかに新年の挨拶をする・・・
ムンジョンエ「さあさ、召し上がって下さいな」
ムン・ジョンエは膳に食事を載せてイ・ヒョヌの前に置く・・・
イ・ヒョヌの前で囲碁をするハン・ヒョンソプとハン・ソンジュン・・・
ハン・ソンジュンは父に対して痛恨の一手を討つ!
ハン・ヒョンソプ「お前!そこに打っちゃイカンだろ、一手戻してくれよ」
ハン・ソンジュン「駄目だよ。父さん。譲れませんよ」
ハン・ヒョンソプ「俺が教えてやったのに・・・頭ばかり大きくなって・・・」
ハン・ソンジュン「父さん、いい加減に降参して、一万円僕に下さいね」
イ・ヒョヌはそんな仲睦まじいイ父子の様子を見て複雑な心になるのだった・・・
弟かも知れないハン・ソンジュンが自分の恩讐と仲良くしてる訳ですからね~

ハン・ソンジュンはまたもやオ・ドンヒの部屋を訪れる・・・
ハン・ソンジュン「韓服、可愛かったのに何ですぐに脱ぐんだ?」
オ・ドンヒ「何か不便だから・・・で何でここに来たの?今日みたいな日は休んだら?」
ハン・ソンジュン「休日だからって休んだら何時作家になるんだい?ドラマが完成したら、その中の素敵な恋も成就するし、それが終わったら、現実的な恋愛も始まるだろ?」
オ・ドンヒ「・・・コーヒーでも入れるわ」
と動こうとするオドンヒの手を掴む、ハン・ソンジュン・・・
ハン・ソンジュン「また逃げるのか?」
オ・ドンヒ「えっ?」
ハン・ソンジュン「コーヒーはいいよ。脚本の続きを見よう」
二人は座る・・・
ハン・ソンジュン「俺に言ったプロポーズ忘れてないよね」
オ・ドンヒ「えっ? 私が?何時?」
ハン・ソンジュン「今から10年後に有名な作家になるって言ってたじゃないか?その時、俺にドラマ制作して欲しいってプロポーズしただろ?
オ・ドンヒ「あ、あ~あれ・・・」
ハン・ソンジュン「何だと思った?」
オ・ドンヒ「分かったから、やりましょう」
そこにいきなりパンミジュが入ってくる・・・
「二人とも何してるのよ!」
ハン・ソンジュンはもう、オ・ドンヒの部屋に行くのが癖になってるみたいですね・・・
パン・ミジュが入ってきてさぞかし驚いたでしょうね・・・
何か不倫が見つかった旦那さんみたいですよ~

喧嘩して家を出て自分の店に寝袋を持ち込んで寝泊りしているハン・ジョンウン・・・
ケーキを持ってファンミオクの家に行く・・・そこで出てきたイ・ヒョヌに出会う・・・
二人は近くの公園に行く・・・
イ・ヒョヌ「今日はお母さん来なかったね・・・」
ハン・ジョンウン「お祖母ちゃんと喧嘩したからね」
イ・ヒョヌ「俺に対して怒ってる?」
ハン・ジョンウン「ええ、少しね。何も言わずに出て行って、あの後連絡一つ寄越さなかったじゃない・・・」
イ・ヒョヌ「実は・・・」
ハン・ジョンウン「分かってるわ、何か苦しい事でもあったんでしょう?少し待ったけど・・・でも待ち疲れて怒ってるだけよ・・・」
イ・ヒョヌ「俺が今までジョンウンさんの事をみてあげられなかったみたいだな・・・悪かったよ」
ハン・ジョンウン「別にいいわよ。誰も面倒見てくれない人生歩んできたから・・・」
イ・ヒョヌはハン・ジョンウンの腕を掴む・・・が振り払う!
ハン・ジョンウン「放してよ!貴方本当に酷い人よ。貴方は誰?一体どういう人なの?私貴方について何も知らない!少なくとも私がヒョヌさんの事一番良く分かってると思ってたのに・・・私の錯覚だったのね・・・私達・・・恋人同士なんでしょ?付き合ってるんでしょ?3年前ニューヨークで出会った縁でしょ!でもヒョヌさんはどうして私に隠し事が多いの?どうして辻褄の合わない行動をするのよ!本当に酷い・・・」
涙を流すハン・ジョンウンを抱きしめるイ・ヒョヌ・・・
イ・ヒョヌ「俺に付いて知りたい?父が亡くなった後・・・俺と弟は孤児院に入ったんだ・・・7歳だったサンウは俺が学校に行くと・・・孤児院を抜け出して俺を待っていた・・・あの日いつもより遅くに終わったんだ・・・持って来いといわれた準備物を持って行けなくて・・・だから、一人残って掃除をして居たんだ・・・俺を待っていた弟は俺が来ないから・・・孤児院の外に出てしまったんだ・・・兄ちゃんと探すって・・・薄いジャンパーだけ着て・・・それ以降弟を見つけれなかったんだ・・・そしてその後すぐ、アメリカに養子に行ったんだ・・・俺は養子なんだ・・・孤児院出身の養子なんだ・・・そして23年前行方不明になった弟を探す兄・・・それが俺の正体だ」
ハン・ジョンウン「ヒョヌさん・・・」
イ・ヒョヌ「あれから20年以上経ってようやく弟を探せそうなんだ」
ハン・ジョンウン「えっ?」
イ・ヒョヌ「弟、見つかりそうなんだ」

感想

何の取り得も無かったチャンス君ですが何と声楽の才能があったんですね~
カンフェソクは大喜びのようです~これを機に母子の間も深まりそうです
ハン・ソンジュンはオドンヒの事をあれこれ世話を焼いてますが、やっぱり何か下心があったんですね・・・
下心を見抜けず、恋愛にとんと鈍いオドンヒは本当に作家としてやっていけるのでしょうか?
ハン・ソンフンとハン・ソンシクを掌で転がしているイ・ヒョヌですが
ハン・ソンジュンが弟かも知れない可能性に戸惑っているようです・・・
そして恋人のハン・ジョンウンに弟が見つかりそうだと話しているところを見ると
ハン・ソンジュンの事を打ち明けるつもりなのか?
思わぬ展開で胸がドキドキしますね
次回もお楽しみに~

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