緑豆の花-あらすじ-16話-17話-18話-感想付きネタバレありで!

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クルミットです♪
人の命も、人の心も、すべて平等に尊くて、敬い合うべきものなのに、それを怠る人の浅はかさによって、命を失い、汚れのない心を汚してしまう事がある。
それが切なく、心に刺さるドラマです。

今回は16話からご紹介していきますので、お楽しみください♪

【緑豆の花】(ネタバレあり)

緑豆の花 16話

軍商で稼いだお金をユウォルと一緒に整理していたジャインは、血や泥がこびりついた硬貨を見ているうちに戦中の光景がよみがえり、張り詰めていた糸がほどけたように一気に涙が押し寄せて、ユウォルの肩を借りて泣きじゃくるのだった。
あんなに衝撃的な体験をしたら一人では抱えきれないですよね。常に凛としているジャインの心は、流さず貯めていた涙の洪水だったのでしょう…

一方イヒョンは父の跡を継いで吏房になると言い出す。
猛反対する父に、貴方の夢は完璧に破れたという事を認めて下さい、私のやり方で人生に挑みますと、説き伏せる。

これでミョンシムとお付き合いする事も許されない立場になり、ミョンシムは深く悲しむ。 
イガンは別働隊への復帰を許され、勝利のあとの酒をみんなで楽しんでいた。
そんな時、国王の使者がやってきて、国王からの手紙を読み上げる。軍を解散しないと反逆罪に問うと。
チョンは国王に我々の声が届くまで解散はしないと伝えてほしいと言ったが、使者は融通がきかず、即刻チョンの刀に斬られてしまう。
チョンは、どうか本気で闘う気持ちのある者だけ残ってほしいと義兵たちに訴えるが、全員がその場に残り「緑豆将軍万歳!」と改めて団結した。

そうして全州に入城する。
古阜の観察使は大慌てで隠れ逃げ、民衆は歓迎した。
イガンは母に再会し、母は泣いて喜んだ。しっかり抱き合う二人をジャインが優しく見守っていた。

郡守はファン進士を呼び、自分が全州に行ってる間、古阜を頼むと話していた。
そこへイヒョン吏房が来て、ファン進士が郷兵の引率に打って付けだと提案する。郡守も賛成し、話の流れ上ファン進士も引き受けざるを得なかった。

「私が補佐役を精いっぱい勤めます」と言うイヒョンと、かつての師匠の緊迫した日々が始まろうとしている。

緑豆の花 17話

ミョンシムは嫌な予感がして、イヒョンに兄をお許し下さいと願う。が、「許すには尊敬しすぎていた」と答えるイヒョン。

行商人達の地方組織は、これまで汚職役人と結託して利益を不当に得、民衆からも搾取してきた部分が大きい。
その罪を問うため、東学軍は全州旅客を閉鎖させた。
その後片付けを一人寂しくするジャインに、イガンは話をしに行く。
自分を産んですぐに亡くなった母の代わりに、行商人の人々が自分を育ててくれた、この全州旅閣が私の故郷だと話してくれた。
そしてたわいなく遊んではしゃいだ。
 
爽やかな空気が流れていたのも束の間、京軍の砲撃が始まった。

古阜の郷兵も合流し、イヒョンはさっそく狙撃の腕前を披露する。
東学のヘスンを狙い撃ちして手柄を得たイヒョンを、京軍のリーダーホン・ゲフンが直接使いたいと、ファン進士に言い出す。

その夜イヒョンはホンの指示で、休んでいる東学軍を狙撃し、数名の命を奪ってしまう。
イガンの機転で慌てて火を消し、狙撃はおさまった…。

翌朝早く、チョン・ボンジュンは天気をつかみ、早朝攻撃を決断する。

緑豆の花 18話

深い霧の中、対戦は始まった。
イヒョンに早くも師を撃つチャンスが巡ってきた。
だが銃をかまえる頭にミョンシムがちらつく。
気づくとファンの側にボンジュンがいる。ボンジュンの刀が振り上げられた瞬間、イヒョンの引き金は引かれた。

ボンジュンが大ケガをして動揺が収まらないイガンを、ジャインは励まし、自分の気持ちを伝えながら抱きしめる。
イガンはジャインを悲しませたくないからこそ、すぐ散る義兵に思いを寄せるなと言うしかできなかった。

羅州でも戦が起きてしまい、ギョンソンが羅州の指揮をとりに行く事になり、イガンを隊長に指名する。

全州慶基殿で、国王に要求する12箇条の改革案を書くボンジュンに会いに行くイガン。
この12箇条を望んだだけなのに、今朝だけで500人もの命が消えてしまったと、なげく将軍。将軍は己とも闘わなくてはならないが、コシギに勝ったお前なら隊長の座にふさわしいと激励される。
イガンは義兵にさせてくれたボンジュンに、改めて感謝の思いを伝えるのだった。

ジャインの父は任房をつぶした東学軍に、剣挙という暴力組織と組んで復讐しようと考えている。ジャインはイガンの身を案じる。

夜な夜な狙撃してくる者の存在を、東学軍では“鬼”と呼んで恐れていた。寒くても火はつけずに耐える日々。
そんな中、悪ふざけの多いキム接長と数名がキセルを吸おうと打ち火しだした。
イガンが止めるのを無視して、ついに一人撃たれてしまう。
イガンとボンゲ、ポドゥリのチームワークですぐ様鬼に反撃。ポドゥリの銃が見事鬼に命中する。
一行は鬼を捕らえに向かった。

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16話から18話までの感想

12箇条の国民の願い。この12の文を国王が読み、リアクションする事が、どうしてスムーズに叶わないのでしょうか。
大掛かりな事をして無駄な労力と時間とお金をかけて、何千という命を犠牲にしても尚、国民の声を聞こうとしない。
歯がゆいばかりです。

さすがのチョン・ボンジュンも心が折れそうでしたね。
でも新たに生まれ変わろうとする強さと情熱を持つイガンの存在によって、ボンジュン自身救われる部分があるのだと思ってます。

狙撃手に変貌した弟に会って、イガンがどう出るか…気になりますね。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • はじめは訳も分からず怖いと言っていましたが
    どんどん話に吸い込まれて?引き込まれています。

    優しくてきれいなお坊ちゃまのイヒョンが鬼に変貌するのが悲しい。
    ファン進士に復讐を告げる怒りはどこにい向かうのか。

    イガンとジャインもどうなっていくのか?心配でもありワクワクします。
    素直に愛情を表現したジャインに「義兵に思いを寄せるな」とクールにいうイガン
    お互いの立場もあり苦しいですね。

    おじさんがジャインに大人になったんだ。
    「恋だよ恋」と言うセリフに初恋のジャインの素顔がかわいかったです。

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