韓国ドラマ-オクニョ 運命の女-あらすじ-1話-2話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。
監獄で生まれ育った天才少女、オクニョを演じるのは、注目の若手女優のチン・セヨン(代表作:私の娘コンニム、ドクター異邦人他)。コ・ス、ソ・ハジュン、チェ・テジュンというイケメン俳優に、カリスマ俳優チョン・グァンリョルなど豪華なキャストにも期待が高まります。
時は16世紀半ば、朝鮮王朝第13代 明宗(ミョンジョン)王の時代(日本は戦国時代で織田信長が活躍していた頃)…獄中で育った少女の波乱万丈のサクセスストーリーが展開。後にこの明宗王とも深く関わっていくのです。
→
ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
このドラマ、「宮廷女官チャングムの誓い」「トンイ」を手掛けたイ・ビョンフン監督の作品とあらば、観ないわけにはいきません。
監獄で生まれ育った天才少女、オクニョを演じるのは、注目の若手女優のチン・セヨン(代表作:私の娘コンニム、ドクター異邦人他)。コ・ス、ソ・ハジュン、チェ・テジュンというイケメン俳優に、カリスマ俳優チョン・グァンリョルなど豪華なキャストにも期待が高まります。
獄中で育った少女の波乱万丈のサクセスストーリーが展開。後にこの明宗王とも深く関わっていくのです。
【オクニョ 運命の女】(ネタバレあり)
第1話
1540年 中宗(チュンジョン)35年
都には美しい町並みが広がっているが、庶民の生活は苦しく、私利私欲に走る両班(ヤンバン 貴族階級)たちが幅を利かせている時代だった。
ここ、典獄署(チョノクソ 監獄)には、今日も多くの罪人が送られてきた。
縄で繋がれた罪人たちは、まず人相書きを作られ、裸になって身体検査を受けた後、監房に入れられるのだった。
この典獄署を取り仕切る役人チ・チョンドク。囚人のチョン・ウチ、イ・ジハム、そして女囚チョン・ナンジョン。
後にオクニョと深く関わることになる人々がこの日、この場所に集まったのである。
演技派俳優が続々と登場してきます(*^_^*)
春とは思えないほど寒い夜更け、チョンドク(チョン・ウンピョ:もうおなじみのベテラン俳優)は部下と2人で監獄の見回りをしていたところ、女囚の1人が牢破りをしたことが発覚し、あわてて捜索する。
女囚の行方はすぐに知れる。彼女は牢を抜け出し、同じ囚人の、病気の夫の看病をしていたのだ。
夫婦と、夫婦の手助けをした囚人たちは、署長に「けだもの」と蔑まれ、激しく撃たれる。
そんな署長に、凛として歯向ったのはチョン・ナンジョン(パク・チュミ 代表作:大王の夢他。結婚、出産でのブランクも実力、美貌に衰えなし)であった。
ナンジョンには、ただ者ではないオーラが出ています。何者? 粗末な服でも綺麗(*^_^*)
時代劇で、髪を結いあげおでこを出すと、美貌がアップするような気がします。
その後、チョンドクの必死の取り成しで、なんとか署長の怒りが収まったのであった。
大勢の刺客に追われ、必死に逃げる男女…女は大きなお腹を抱えている。
女を守る役目を担った男は、身を挺して刺客を足止めし、女は都に逃げのびる。
武官が命がけで守った女性…女性の身分が高いのか?子供の父親の身分が高いのか?どちらかですよね!
今日はチョン・ナンジョンの出所の日だった。
ナンジョンは都一の妓楼の女主人であった。
ナンジョンに一目おき、親切にしていたチョンドクは、その夜、妓楼に招待される。
妓楼に向かうチョンドクの前に、身重の女が現れ助けを求めるのだが、チョンドクは逃げてしまう。
妓楼で接待を受け、女のことなど忘れ浮かれるチョンドクだった。
いい人なんだけど、普通に面倒は避けるチョンドク(^_^;)
刺客に刀で切られ、傷を負いながらも、なんとか逃げ続ける女。ついには子供が生まれそうになってしまう。
そんな時、妓楼帰りのチョンドクが通りかかる。
必死に取りすがる女を、今度は見捨てることができなかったチョンドクは、女を典獄署に連れ帰るのだった。
そして、囚人の産婆が女児を取り上げるのだが、女は死んでしまうのだった。
母の命と引き換えに、オクニョ誕生(T_T)
女に刺客を放ったのは、王妃の弟で、権勢を欲しいままにしているユン・ウォニョン(チョン・ジュノ 代表作:アイリス他。こちらもおなじみのイケメン俳優)だった。
任務に失敗した配下を、即座に切り捨てる残忍なウォニョンは、引き続き女の捜索を命じるのだった…
さわやかなイメージのチョン・ジュノ 今回は悪役なのですねー(^_^;)
チョンドクが、昨夜の妊婦のことを署長に報告すると、面倒を避けるため、秘密裏に始末するように命令される。
母の身体はどこかに運び去られ、赤子は捨てられることになった。
赤子に残された母の形見は髪飾りと指輪だけだった。
しかし、見るからに高価なこの髪飾りは、チョンドクが盗んでしまう。
文定(ムンジョン)王妃(国王 中宗の3番目の王妃)が同じ髪飾りを付けている。髪飾りには重要な意味があるようなのだが…
ムンジョン王妃を演じるのは、こちらもおなじみのベテラン女優キム・ミスク。50代だけど綺麗(*^_^*)
そこへ弟のユン・ウォニョンがやってくる。
ウォニョンは病気の世子(セジャ 王位継承者)が亡くなればムンジョン王妃の息子が王になると喜ぶのである。
弟の軽はずみな言葉をたしなめながらも、妖しい笑みを浮かべる王妃だった。
悪い王妃と弟なんですね=。なかなか手ごわそうな敵です(>_<)
あの女はどうなったと尋ねる王妃に、心配いらないと答えるウォニョン。この先、赤子にも矛先が向くのだろうか。
赤子、つまりオクニョの存在が目障りのようですね(^_^;)
一方、立派なお屋敷の門前に、赤子を置き去ったチョンドクだったが、それを見ていた少年が捕盗庁(ポドチョン 警視庁)に訴えるのだった。
その後、捕盗庁の役人に責められて、チョンドクは自分が育てると言ってしまう。
折よく、署長が栄転することになったので、赤子の秘密を知っているのはチョンドクと部下の2人だけとなったのも、好都合だった。
チョンドクには手に余る子育てを、女囚たちに任せることになり、赤子は、獄女(オクニョ)字を替えて玉女、と名付けられたのだった。
獄中で生まれ、獄中で育つことになったオクニョ…チャングムやトンイと違ってオクニョは架空の人物ですが、それにしてもすごい設定!面白いに決まってるじゃないですか(*^_^*)
15年後 1555年 明宗(ミンジョン)10年
明るく利発なオクニョは、典獄署(チョノクソ)の皆に愛されていた。
少女時代のオクニョを演じるのはチョン・ダビン。2000年生まれの可愛すぎる子役です(*^_^*)
時には、ちょっと厳しい言いつけもあるが、親代わりの優しいユグムがいつも助けてくれるのだった。
また、オクニョは囚人たちから、様々な知識を吸収していた。
スリのチョンドン(ショリ 人気ラッパー)がスリの手本を披露すると、オクニョは、それを1度見ただけで、見事に成功する。
博識なイ・ジハムからは易学や法典を習っている。
一方、オクチョンの父親代わりのチョンドクは、囚人相手に賭博をしていたが、執務室に呼ばれて行ってみると、新任の署長の噂で持ちきりだった。
ダメな父親の典型のチョンドク~賭博→借金→娘に迷惑 韓ドラで何度も見るパターン(^_^;)
新しい署長のチョン・デシクは「あの世の使い」といわれるほど横暴な人物だという
ので、署員たちは恐れおののくのだった。
帳簿を任されているチョンドクは特に慌てている…まさか(^_^;)
その夜、困った顔で座り込んでいるチョンドクにオクニョが声をかけると…やはり、金のことだった。
チョンドクは500両も使い込みをしていたのだ。
1両は1万円程度なので、500万円も?(^_^;)
チョン・デシクが着任した。
いきなり役人を殴りつけたり怒鳴ったりと、予想以上の横暴ぶりだ。
デシクは早速、署内を見て回り…
作業場では囚人を休まず働かせろと言い、食糧庫では、穀物の換金を命じるのだった。
こちらもまた、典型的な悪い役人ですね(^_^;)
厨房で茶母(タモ 下働き)として働いているオクニョをデシクが見とがめる。
まだ15歳の子供と聞いて、すぐに追い出せと言う。
両親も無く、行くあてもない可哀想な子だと皆が懸命にとりなすが、デシクは聞かず、10日以内に追い出せと命じるのだった。
デシクは、なんという非情な男でしょうか(>_<)
オクニョは、自分の事よりもチョンドクの借金の心配をしている。
そこで、囚人の稀代の詐欺師、チョン・ウチに相談を持ちかけるのだ。
オクニョは、両班(ヤンバン 貴族)の囚人に、経国大典(キョングクテジョン 朝鮮王朝時代の法典)や明の時代の法典に記されている罪を並べたて、「旦那様は百叩きの刑になる」と言う。
日本なら、法律や昔の判例を裁判官なみに知っているという感じでしょうか?実はオクニョは天才的な記憶力があるらしいのです!
また、周りの囚人たちも、オクニョの言う事に間違いはないと、はやし立てるのだった。
オクニョの言うことをすっかり信じて「百叩きの刑」におびえる両班に、今度はチョン・ウチが話しかけ、金さえ出せば替え玉を用意すると持ちかけるのだった。
1人の罪人が連行されてきた。
物々しい警戒ぶりから重罪を犯した者と思われる。
罪人は窃盗団の頭(かしら)で、5日後に斬首の刑に処されるのだ。
突然、典獄署(チョノクソ)にユン・ウォニョンがやってくると聞き、署長のデシクは囚人たちを集め、ウォニョンに余計なことを言わぬように釘をさす。
その言葉に歯向ったイ・ジハムはデシクに激しく撃たれるのだった。
デシクには、いつか仕返しをしなくては(>_<)
ついにユン・ウォニョンが典獄署にやってきた。
高官のウォニョンには、別人のようにへつらうデシクだった。
ウォニョンは囚人のイ・ジハムを訪ねてきたのだ。
デシクのせいで身体中痣だらけのジハムに会わせるわけにもいかず、どうすればいいか悩むデシク…今度は、ジハムに頭を下げるはめになる。
ウォニョンはジハムの占いの評判を聞いてやってきたのだった。
運勢を観てくれというウォニョンに、ジハムは、自分ではなくオクニョを薦める。
オクニョがウォニョンを占うことに…
―続くー
第2話
オクニョは、ウォニョンの運勢を観て、帝王の運を持っているので、最高位まで出世をすると告げる。
ここでも、四柱、観相、黄河の石の例えなどなど、知識を使い、説得力があるオクニョです(*^_^*)
オクニョの占いに機嫌を良くしたウォニョンに、署長のデシクは自分がオクニョの面倒を見ていると嘘をつく…これでオクニョが追い出される事はなくなったわけだ。
変わり身の早いデシクには失笑です(^_^;) ジハムはここまで計算していたのでしょうか?
褒美として、オクニョはウォニョンの屋敷に招かれる事になるのだった。
その夜、ジハムに差し入れをするオクニョがいた。
オクニョはジハムに事の次第を報告する。
実はウォニョンには、刑殺の気(刑罰によって死ぬこと)が出ていたのだが、もちろん、賢いオクニョは本人に告げたりはしなかったのだ。
さすがはオクニョ!この刑殺の気、当たるのでしょうね(^_^;)
一方、チョンドクは、囚人カン・マンボに金の工面を頼んでいた。
もちろん、ただで金をくれる訳はないのだが…
町でマンボの仲間から首尾よく金を手に入れたチョンドクは、デシクに気づかれる直前に金を返し、なんとか事なきを得たのだ。
※ここで足りないお金は300両とデシクが言っています。だぶん、カットされているのでは?チョン・ウチのおかげで両班から200両せしめて、この金額になったのではと想像しています(^_^;)
さて、マンボの要求とは、替え玉を立てて脱獄することだった。
マンボは捕盗庁(ポドチョン)に目をつけられているため、とても無理な注文だった。
一難去ってまた一難、チョンドクの悩みはつきない。
チョンドクって本当にダメな父親? 今ではオクニョがチョンドクの世話を焼いてる感じですね(^_^;)
オクニョが独房の前を通りかかった時、昨日見かけた死刑囚に呼び止められ、手紙を託される。
翌日、オクニョは、手紙を港の居酒屋に届けに行く。
手紙は、無事に窃盗団のねじろに届いたのだが…
その直後、捕盗庁の兵士たちが乗り込み、居酒屋にいた手下たちは切り殺されてしまうのだった。
翌日、オクニョはウォニョンの屋敷に招かれる。
広く豪華な屋敷の庭は、ウォニョンに会うべく贈り物を携えた人々であふれかえっていた。
今日は、この家の奥様の運勢を観るのだが…
この奥様こそ、かつて典獄署の囚人だったチョン・ナンジョンである。
今では都一の商団を率い、ウォニョンの側室として権勢をふるっているのだった。
チョン・ナンジョンは実在の人物で、朝鮮三大悪女の1人なのです(^_^;)
オクニョは、ウォニョンの強運はナンジョンのおかげだと解き、ナンジョンを喜ばせる。
そこへやってきたナンジョンの娘ユン・シネは、占いなど信じないのだが、オクニョに褒められ悪い気はしなかった。
オクニョはナンジョンにも気に入られ、褒美に美しい絹の服を着せてもらい、土産ももらって意気揚々と帰路につくのだが、突然、何者かに誘拐されてしまう。
綺麗な服にスキップしてしまうオクニョ、可愛い(*^_^*)
典獄署に帰らないオクニョを心配したチョンドクはウォニョンの屋敷に行き、オクニョのことを話しているところに矢(や)文(ぶみ)が届く。
それは、窃盗団からのもので、頭(かしら)を解放しなければ預かっている娘を殺すという内容の文だった。
さすがのウォニョンも慌てるが、娘のシネは家にいるではないか…そう、オクニョはシネと間違って誘拐されたのだ。
自分たちの娘が無事と知ったウォニョン夫婦は、オクニョのことなど気にもせず、翌日さっさと頭を処刑してしまうのだった。
夫婦そろって冷血ですねー怖い怖い(>_<)
窃盗団のねじろに捕らわれているオクニョ。
ウォニョンの娘と間違われたと知ったオクニョは、娘のふりをするが、頭が処刑されてしまったので、命の危機が迫っていた。
典獄署では、チョンドクと囚人たちがオクニョを助けようと必死になり、詐欺師のチョン・ウチが、囚人から窃盗団のねじろを聞き出していた。
皆の協力で、オクニョは窃盗団によって、まさに首をはねられようとした時、救出された。
その夜、恐ろしい目に合い、また、ウォニョンの仕打ちにも傷ついたオクニョを、典獄署の女たちが手荒く励ますのだった。
宮中のムンジョン大妃を、ナンジョンが訪ねていた。
この2人が手を組むとは、なんと恐ろしいことだ。
この日、大妃の力でウォニョンがまた一つ昇進したのだった。
典獄署では、オクニョが、囚人ユン・テウォンに監房を移りたいと頼まれる。
ユン・テウォン役で、コ・ス様登場です。相変わらずイケメンですね(*^_^*)
チョンドクはカン・マンボを放免することができず、マンボに脅され続け、この日も殴られていた。
チョンドクを心配したオクニョはマンボを排除したいと考える。
師匠のジハムに相談すると、他の者をマンボと戦わせるというヒントをくれた。
翌日、策略を考え付いたオクニョは、まずテウォンに頼みごとをする。
マンボと同じ監房に移ったテウォンはマンボに取り入り気に入られるのだった。
一方、オクニョはデシクの元に行き、ウォニョンに典獄署の様子を知らせなければならないと告げる。
それを聞いて慌てたデシクは典獄署の問題点を正すべく、マンボのところに向かう。
監房に火鉢を入れ、肉を食べ、春画まで持ち込み、そんな好き放題のマンボを見て、オクニョの計算通り、怒り狂うデシクだった。
デシクに半殺しの目に合ったマンボもまた、デシクに復讐を誓う。
悪人同士を戦わせる作戦!今回のオクニョはちょっと悪賢いですよね~ひたすら真っ直ぐなチャングムやトンイとは別キャラ(^_^;)
一方、テファンは就寝中のマンボを鮮やかな手つきで、誰にも気づかれない内に殺してしまい、翌日、何食わぬ顔で出所していったのだった。
いったい、テファンは何者なのか?
―続くー
第1、2話 感想
韓国ドラマって、当たりはずれが多いと思いませんか?特に時代劇は、はずれを観てしまうと時代劇自体が嫌いになってしまうことがあります。現に私もそうだったのですが、最近、また面白い時代劇が増えてきたのです。特にイ・ビョンフン監督は、大当たり作品ばかりなので、今回も期待して観たのですが、さすがに豪華なキャスト、美しい映像。また、典獄署と言う言葉も初めてなら、少女と囚人が関わるなんて想像したこともありませんでした。もちろんお約束の、煌びやかな宮中も出てくることでしょう。今後が楽しみでたまりません。
コメント