カーテンコール 第6話あらすじと感想|暴かれる真実の影――“偽りの舞台”に迫る危機

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第6話では、いよいよジェホンの正体が危うくなってきました。
ホテルで偶然出会った友人たち、執拗に疑い続けるセジュン、そして本物のリ・ムンソンの動き――。
それぞれの思惑が絡み合い、穏やかだった“偽りの家族劇”が一気に緊迫感を帯びます。

それでは『カーテンコール』第6話を一緒に見ていきましょう!

カーテンコール 第6話のあらすじ

親子鑑定で疑いを一度は晴らしたはずのジェホンでしたが、セジュンの不信感は消えていません。
「弟と組んでホテル売却を妨げる気じゃないのか?」
セジュンの胸にはそんな思いが渦巻いていました。
一方のセヨンは、ジェホンを信じようとしながらも、兄との対立に苦しみます。

“信じたい気持ちと疑う気持ち”が交錯する、重苦しい空気が続きます。

ジェホンはグムスンの提案でナグォンホテルに勤め始め、偶然、かつての劇団仲間たちと再会。
気を抜いた瞬間、昔の口調で話してしまい、そこにセヨンが現れて大慌て。
すぐに北の訛りに戻してごまかしますが、危うい場面でした。

仕事を終えた後、友人たちに“今、自分はホテルで特別な演技をしている”と真実を話してしまうジェホン。
「これ、うっかり喋って大丈夫?」とハラハラする展開です。

その夜、ペ・ドンジェが仕掛けた“食事会”にセヨンとジェホンが招かれます。
明らかに探りを入れるつもりのドンジェに対し、ジェホンは飄々とした態度で応戦。

「南では政略結婚なんて本当にあるんですか?」

挑発めいた言葉に、ドンジェは堪えきれず席を立ち、怒りのまま会場を後にしました。
その様子にユンヒは不安を隠せません。
「どうしてわざわざ挑発なんてするの」
彼女の苛立ちの裏には、ジェホンへの複雑な想いが滲んでいました。

ユンヒの嫉妬と戸惑い…“演技の妻”ではいられなくなっていく姿が切なかったです。

翌日、グムスンは次男セギュに静かに語りかけます。
「お前が兄と妹の間で、どれだけ頑張ってきたか知ってるよ。私がいなくなっても、家族を守っておくれ」
その言葉に、セギュは涙をこらえきれず、俯いたまま顔をそらしました。

家族の心が少しずつ揺れ動く一方で、セヨンはジェホンに自分の過去を明かします。
両親が飛行機事故で亡くなったこと。
そして兄セジュンがホテルを憎むようになった理由。

「母は、北の家族のことばかり心配していた。父はそのせいで疲れ果てて…」
ナグォンホテルは家族を繋いだ象徴であり、同時に失った象徴でもあったのです。

“ホテル=家族の記憶”という構図が、このドラマの核を強く浮かび上がらせました。

一方で、中国の吉林省では本物のリ・ムンソンがついに動き始めます。
「25万元あれば南に行ける。必ず行くんだ」
荒んだ生活を抜け出し、祖母に伝えたいことがある――その決意を胸に韓国行きを準備。

グムスンの知らぬところで、もう一つの“現実”が動き出していました。

そしてグムスンは、最後の大きな舞台を準備します。
「これが私の人生最後の宴になるかもしれない」
孫たちに10枚ずつ招待状を渡し、「本当に大切な人にだけ渡して」と微笑みました。

数日後、盛大な宴が幕を開けます。
ユンヒは出席者の中に母親の姿を見つけ、驚きのあまり顔を上げられません。
母はセジュンの顧問弁護士を務めていたのです。

さらにセヨンの隣には、ジェホンが顔を知る人物の姿が――。

その表情が固まり、音楽が止まる。
まるで舞台の幕が再び閉じるかのように、第6話は衝撃の中で終わりました。

“逃げられない舞台”が始まる――次回への期待が高まるラストでした。

カーテンコール 第6話の感想まとめ

第6話は、穏やかな“嘘の物語”が一転して緊張のドラマへ。
ジェホンが仲間に正体を話してしまう軽率さや、ユンヒの嫉妬、セヨンの過去など、人物の心情がより立体的に描かれていました。

特に印象的だったのは、グムスンの「最後の宴」を準備するシーン。
死を前にしてもなお、人を想い、愛を伝えようとする彼女の姿に胸が熱くなりました。

“人生という舞台の幕が下りる前に、誰に微笑みを向けるのか”――その問いが静かに心に残ります。

次回、第7話では宴の中でついに“偽りの孫”の秘密が暴かれるのか!?
本物のリ・ムンソンも韓国へ到着間近。
運命のすれ違いが交錯する瞬間を見逃せません。

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