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クルミットです♪
海外から成功者となって帰国したジェボムの熱い眼差しと、ビジネス界で冷徹にのし上がるガウンの凍りついた視線。二人の再会は、まさにドラマの空気を一瞬で変えてしまいました。そこに割り込むホゴル会長の独占欲と、陰で糸を引くミランの悪意まで入り混じり、もう誰の目線で見ていいのか分からなくなるほど濃密な第23話です。それでは23話を一緒に見ていきましょう。
ピンクのリップスティック 23話のあらすじ
数年の海外生活を終え、自信と実績を携えたハ・ジェボムが帰国します。街で流れる噂を耳にしたジェボムは、信じられない思いでかつての恋人、ユ・ガウンの元へ向かいます。メン・ホゴル会長の側近として堂々とビジネスの場に立つ彼女を見つけ、震える声で名前を呼びます。
いきなり現れて「無事だったんだね」なんて言われたら、ガウンだって心が揺らがないわけがないのに。この二人の間の温度差が、見ていて本当につらいです。
ガウンは表情一つ変えず、「人違いではありませんか?私はもうその名前ではありません」と冷たく突き放します。かつての優しい面影を消し去り、別人のようなオーラを纏ったガウンに、ジェボムは言葉を失います。しかし、彼女がわざと壁を作っていることを察した彼は、簡単には引き下がりません。
そんな二人を遠くから見つめていたのが、メン・ホゴル会長です。ガウンに馴れ馴れしく接するジェボムに対し、ホゴルは露骨に不快感を露わにします。二人の間に流れる空気に敏感に反応し、「あの男は誰だ」「お前とどういう関係なんだ」と執拗に問い詰めます。
ビジネスのパートナーとして割り切っていたはずのホゴルが、急に嫉妬の色を見せてくるの、何だかゾクゾクします。ガウンへの執着が、仕事を超えたものに変わっていく瞬間ですね。
数日後、ジェボムは再びガウンを呼び止め、彼女が何か大きなものを背負って生きていることを直感します。それに対してガウンは、「今の私に愛なんて必要ない。目的はあの二人を地獄に落とすことだけ」と言い放ちます。
本当は一番頼りたい相手なのに、わざと傷つけるような言葉を並べて遠ざけるなんて。強がっているガウンの横顔が悲しすぎて、胸がギュッとなります。
ジェボムの優しい申し出を毒だと切り捨て、涙を隠して去っていくガウン。しかし、その一部始終をミランが目撃していました。ミランはジェボムに「ガウンは会長の愛人よ」と吹き込み、一方でホゴルには「あの男はガウンの元カレです」と告げ口します。こうして、愛憎が入り乱れる四角関係が動き出しました。
愛を捨てた代償、冷たい孤独
この23話を見て一番強く感じたのは、復讐に手を染めたガウンの「孤独」の深さです。着実に目的を果たし、地位も力も手に入れたはずなのに、一番近くにいてほしいジェボムを自分の手で切り捨てなければならない。その選択こそが、彼女を一番追い詰めているように見えました。
ジェボムだけは、ガウンを「復讐の道具」としてではなく、一人の「人間」として見てくれています。だからこそ、ガウンは彼を一番遠ざけなければならない。その矛盾が、見ていて本当に苦しい。強くなるということは、大切なものを一つずつ自分から捨てることと同義なんだと、ガウンの背中が教えてくれている気がします。
そして、もう一つの火種であるホゴル。これまでガウンにとっての武器であり、盾であった存在が、感情という「火」を持ち始めてしまいました。ビジネスライクな関係だった二人の間に流れる空気が、復讐という計画をどこへ導いていくのか。復讐が順調に進めば進むほど、人間関係という地雷原に足を踏み入れていく。そんな破滅の予感が、この23話の終わりには漂っていました。
誰かを憎むために自分自身の心まで殺してしまったガウンが、これからどんな表情でミランと対峙していくのか。ただの復讐劇では収まらない、人間同士の業の深さを突きつけられた一回でした。
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