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ここまで積み重ねられてきた悲劇が、
一気に形を持って襲いかかる回です。
父を失い、
家を失い、
娘を失い、
そして――
自由までも奪われる。
それでは第31話を一緒に見ていきましょう。
ピンクのリップスティック 第31話 あらすじ
父の葬儀が終わった直後、ジョンウは一切の躊躇なく動きます。
ガウンの前に突きつけられたのは、離婚届でした。
「横領の証拠は、もう警察に渡せる」
「刑務所に行きたくなければ、親権と財産を放棄して判を押せ」
ガウンは必死に拒否しますが、ジョンウは冷たく言い放ちます。
「ナリのためだ」
娘を人質に取られたガウンは、追い詰められます。
声を失い、味方もいない中で、彼女に残された選択肢はほとんどありませんでした。
「“ナリのため”って言葉が、ここまで凶器になるのが本当に怖い」
震える手で離婚届にサインしたその直後、容赦はありません。
ガウンの荷物は庭に放り出され、ジョンウは門の外へ彼女を追い出します。
「二度と敷居を跨ぐな」
その言葉と同時に、家の門は閉ざされます。
ガウンは叫びます。
「ナリだけは連れて行く!」
しかし、そこに現れたミランがナリを抱き寄せます。
「この子は私が育てるわ。あんたみたいな母親は必要ない」
泣き叫ぶガウンを見て、ナリは怯え、ミランに連れられて家の中へ消えていきます。
閉ざされた門の前で、ガウンは雨の中(あるいは冷たい空の下)、叩き続け、声にならない慟哭をあげます。
「このシーン、母親としての人生が“物理的に切り離された”感じがして胸が潰れそう」
しかし、これで終わりではありませんでした。
離婚すれば見逃す――その約束は、最初から嘘でした。
ジョンウは後患を断つため、捏造した横領の証拠を検察に提出します。
やがてガウンのもとに刑事が現れます。
「ユ・ガウン、業務上横領の容疑で逮捕する」
手錠がかけられ、連行されるガウン。
「私はやってない!あの男が犯人よ!」
必死の叫びも、完璧に作られた証拠の前では届きません。
警察車両へと連れて行かれるその瞬間、ミランが姿を現します。
窓越しに向けられたのは、冷ややかで勝ち誇った笑み。
「そこがお似合いよ。永遠に出てこないで」
その顔を目に焼き付けながら、ガウンは連れて行かれます。
行き先は――刑務所。
「ここまで徹底的に奪われると、もう現実感がなくなる…」
ピンクのリップスティック 第31話の感想まとめ
第31話は、ガウンの人生が完全に底を打つ回でした。
父の死。
強制離婚。
財産の没収。
娘との生き別れ。
そして、逮捕。
短い時間の中で、人生にあったすべての支えが破壊されていきます。
「ここまで一気に落とす展開、精神的にかなりキツい」
特に胸に残るのは、ナリとの別れです。
幼いナリにとって、母が“犯罪者として連れて行かれた”という記憶は、消えない傷になります。
それが、後にミランの洗脳を容易にしてしまうのだと思うと、やりきれません。
そしてガウン。
ここまでは、守るための戦いでした。
家族を、父を、娘を守ろうとしてきた。
でも、すべてを失った今、彼女の中に残ったのは――
奪い返すための怒りだけ。
「ここで“守る母”は終わって、“復讐する女”が生まれた」
この回は、
物語としても、感情としても、
取り返しのつかない一線を越えた瞬間でした。
ここから先は、
もう元の生活に戻る話ではありません。
刑務所、喪失、そして変貌――
ガウンの復讐の物語は、さらに深い闇へ進んでいきます。
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