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この回は、
復讐の物語が完全に終わり、
愛が人を縛る物語へと変わったことを強く感じさせます。
守るはずの愛が、
いつの間にか檻になっていく――
とても苦しく、切ない回です。
それでは第55話を一緒に見ていきましょう。
ピンクのリップスティック 第55話 あらすじ
体調が回復したガウンは、意を決してホゴル会長に切り出します。
「復讐は終わりました。約束通り、離婚してください」。
それは、復讐のための契約を終わらせ、
本来の自分の人生に戻るための申し出でした。
しかしホゴルの反応は、ガウンの想像を超えていました。
彼は契約書を破り捨てるかのように拒絶します。
「私は君を愛している」
「君もナリも、もう私の家族だ」
「離婚なんて、認めない」
ホゴルは“契約上の夫”ではなく、
“本当の夫”として生きることを宣言します。
「ここで“守る人”から“縛る人”に変わったのが怖い」
ガウンが卑怯だと責めると、
ホゴルはナリの存在を持ち出します。
「ナリには父親が必要だ」
「あの子から、また父親を奪うつもりか?」
ナリがホゴルに懐いている姿を見せつけられ、
ガウンは言葉を失います。
一番大切な存在が、
一番の足かせになってしまいました。
一方、連絡が取れないガウンを心配したジェボムが、
ホゴルの家を訪ねてきます。
しかしホゴルは平然と嘘をつきます。
「妻は、あなたに会いたくないと言っている」
ジェボムは追い返され、
ホゴルの愛は、次第に独占欲と束縛へと変質していきます。
「善意だったはずの愛が、ゆっくり歪んでいく感じがしんどい」
嘘をつかれていると直感したジェボムは、
もはや黙って引き下がりません。
警備員の制止を振り切る、
あるいはガウンの外出先を突き止め、
ついに彼女と対面します。
「ガウンさん、本心を聞かせてくれ」
「本当に会長と一緒にいたいのか?」
その言葉に、
ガウンの中で抑えてきた感情が一気に溢れ出します。
「行きたい…」
「でも、会長には恩があるの」
愛と義理、
自由と感謝。
ガウンは泣き崩れ、答えを出せずに立ち尽くします。
「どっちを選んでも、誰かが傷つくのがつらすぎる」
そこへホゴルが現れます。
ジェボムは一歩も引かず、真正面から言い放ちます。
「彼女を物のように扱うな」
「彼女の心がどこにあるか、あなたも分かっているはずだ」
男たちのプライドがぶつかり合い、
空気は一触即発。
ホゴルは反論しながらも、
その言葉が図星であることを、内心では痛感しています。
ピンクのリップスティック 第55話の感想まとめ
第55話は、
ジャンルが完全に変わった回でした。
もはや敵を倒す話ではありません。
残っているのは、
「誰を選ぶのか」
「どう生きるのか」という、
大人の選択だけです。
「復讐より、こっちの方がずっと答えが出ない」
特に印象的なのはホゴルの人間臭さ。
完璧な支援者だった彼が、
愛ゆえに約束を破り、
見苦しくガウンを縛ろうとする姿は、
彼もまた孤独な一人の男であることを示しています。
そして、ナリの存在。
ガウンにとって一番大切な存在が、
同時に最大の足かせになっている現実が、
物語をより残酷にしています。
「母親である限り、完全な自由は選べないんだよね…」
第55話は、
復讐の物語が終わった後に訪れる、
本当の試練の始まりを描いた回でした。
ここから先に待っているのは、
誰かの破滅ではなく、
ガウン自身の“答え”。
それはきっと、
このドラマで一番苦しい選択になるはずです。
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