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この回で、物語はさらに苦しい局面へ進みます。
新たな敵は、復讐相手でも悪女でもありません。
守るべきはずだった“家族”そのものです。
それでは第56話を一緒に見ていきましょう。
ピンクのリップスティック 第56話 あらすじ
ホゴル会長の娘ソユは、父の会社に出入りするハ・ジェボムに密かな想いを寄せていました。
有能で誠実、そしてどこか寂しげなその姿に惹かれ、胸にしまった初恋。しかし、その想いは最悪の形で打ち砕かれます。
ある日、ソユはジェボムに告白しようと後をつけます。
そこで目にしたのは、ジェボムがガウンの手を握り、「愛している、諦めない」と迫る姿でした。
それが自分の継母であると気づいた瞬間、ソユの世界は崩れ落ちます。
「初恋と家族の裏切りが同時に来るの、残酷すぎる…」
「お義母さんとジェボムさんが…不倫?」
事実は違えど、ソユにとっては受け止めきれない衝撃でした。
自分が慕っていた継母と、好きだった男性が、昔から想い合っている――その現実は、嫉妬と憎悪へと変わっていきます。
ジェボムは、何も知らないソユのアプローチを「心に決めた人がいる」とはっきり拒絶します。
その“決めた人”がガウンだと知ったソユの心は、さらに荒れていきます。
第115話。
嵐は家庭の中で爆発します。
家族揃っての食卓で、ソユは突然ガウンを睨みつけ、言い放ちます。
「お義母さん、ジェボムさんとどういう関係?」
食卓が凍りつきます。
ホゴルは言葉を失い、ガウンも答えられません。
ソユは泣き叫びます。
「パパと結婚しておきながら、裏で昔の男と繋がってるなんて汚らわしい!」
「出て行って!」
物を投げつけ、激しい言葉でガウンを罵倒するソユ。
ガウンは反論できず、「ごめんなさい…」と頭を下げることしかできません。
「ここで言い返せないのが、ガウンの優しさであり苦しさ」
ホゴルは娘をなだめようとしますが、怒りは収まりません。
「パパも知ってたの?」
「なんでそんな女を家に置いておくの!」
愛する妻と、愛する娘。
二人の板挟みになったホゴルは、ガウンを無理に引き止めた代償が、家庭崩壊という形で返ってきたことを痛感します。
ピンクのリップスティック 第56話の感想まとめ
第56話は、
最も逃げ場のない敵が現れた回でした。
ミランのように切り捨てられる相手ではなく、
ソユは“家族”であり、“被害者”でもあります。
だからこそ、ガウンは攻撃できず、ただ耐えるしかありません。
「正論も復讐も通じない相手ほど、きついものはない」
特に辛いのは、
ガウンが誰も裏切ろうとしていないのに、
結果的に全員を傷つけてしまっていること。
四角関係は、さらに複雑化しました。
ガウン、ジェボム、ホゴル、そしてソユ。
同じ男を巡る想いが、家庭を内側から壊していきます。
「ここまで来ると、誰が悪いのか分からなくなる」
第56話は、
復讐後の世界が、決して平穏ではないことを突きつける回でした。
ガウンに残された選択肢は二つ。
ナリのためにこの家に留まるか。
それとも、皆を守るために自分が去るか。
答えはまだ出ていません。
そしてその決断は、
このドラマで最も苦しいものになるはずです。
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