ホジュン30話あらすじ・感想ネタバレ!“焦って得た富と名声は幻想?―挫折するホジュンの行方”

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前回、ホジュンが受け取った紹介状が燃やされてしまい、せっかく手に入れたはずの“出世の切符”を失ってしまいました。そこからの落差があまりにも大きく、ホジュンが立ち直れるのかどうかハラハラしてしまいますよね。今回は、そんなホジュンが自暴自棄になってしまう姿と、その周囲で進むさまざまな思惑が描かれています。

それでは30話を一緒に見ていきましょう!

ホジュン 30話のあらすじ

紹介状を失ってしまったホジュンは、わずかな可能性にすがる思いで、再度チャンニョンのセンダイカンのもとを訪ねます。しかしセンダイカンはすでに一足先に都へ向かっており、ホジュンの期待は無残に砕かれてしまうのでした。元々は“正当なやり方で医術を極めたい”と考えていたホジュンですが、目の前に“楽になれるかもしれない道”ができてからは、その失敗がより大きな打撃となって襲ってきます。

あまりにあっという間に天国から地獄へ落ちてしまい、自暴自棄にならないほうが難しいですよね

やり場のない怒りと虚しさから、ホジュンは再びノミや酒に溺れる日々へ逆戻り。母のソン氏や妻のダヒ、さらに自分を慕ってくれる人々にも辛く当たってしまいます。彼らを傷つけているとわかっていても、自分を責める気持ちが強すぎて、どうにも立ち直れないのでした。

一方でドジやオ氏は、新たに行われるらしい内医院の試験に向けてやる気を取り戻し、再び努力を始めています。ドジは前回の試験で理不尽な仕打ちを受けた経験もあり、今度こそ絶対合格をつかみ取ろうと意気込むばかり。そんな彼と対照的に、ホジュンは自身の“医師になる夢”から大きく外れてしまったように見えます。

さらにはダヒと結婚させた“仲人”のような存在であるイェジンが、ホジュンの窮状を見兼ねてひそかに米を持ってきたりするのですが、その行動をドジやオ氏は誤解してしまいます。イェジンが内心ホジュンを想っているのでは…と変な疑惑を抱かれ、ますます関係がこじれていくのです。

こうしたすれ違いは厄介ですが、登場人物それぞれの“欲”が互いに悪影響を与え合っているようにも感じます

クイルソ一家も“お腹の子どもが男の子であってほしい”などと願い、誰もがそれぞれの“手に入らないもの”を追いかけているよう。結局、ホジュンにしてもドジにしても、結局は“実力を積み上げてこそ”生き残れるという当たり前の事実から逃れられないのですが、今はまだ迷走の日々が続きそうです。

ホジュン 30話の感想まとめ

ほんの少し前まで、“医術を極めたい”という素朴な思いを持っていたホジュンが、紹介状の誘惑によってあっという間に翻弄されてしまったのは、あまりにも皮肉でした。焦りや欲望は、一時的には大きな原動力になるものの、いったん失敗すると取り返しがつかなくなるほどの落差を生むのだと、改めて痛感します。

ただ、今回の挫折も完全に無駄ではないはず。真の成功を望むなら、結局は自分の技量を高めるしかないと気づく機会になるのでは…と感じます

また、ドジのほうは“いよいよチャンス到来”とばかりに活気づいており、ホジュンとの対比が鮮明になっています。ライバル同士がともに誤解や欲望に翻弄されながらも、どんなふうに学びを得ていくのか注目です。
挫折から立ち直る方法を見つけられるのか、そして医術への情熱を取り戻せるのか――次回のホジュンの動向が待ちきれないですね。

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