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クルミットです♪
前回はホジュンがブサンポの詐欺騒動に巻き込まれ、ユイテから見放される形で医局を追われるところまでが描かれました。今回の33話では、さらに人々の複雑な感情が浮かび上がり、それぞれの胸の内が一層切なく映ります。ついにホジュンは“三的大師(サンジョクデサ)”のもとを訪ね、ダイフウショウ(ハンセン病)を抱える患者たちと出会うことに。苦しみを抱える者同士が、どんな形で助け合うのか気になる展開です。
それでは33話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 33話のあらすじ
ドジは、イェジンが“心の病”を患い床に伏せっていると聞いて胸を痛めます。かつては自分に少しは想いを寄せてくれると信じていたイェジンが、別の相手――つまりホジュンを慕うようになってしまったのではないかと考えると、どうにも抑えきれない悔しさが込み上げるようです。二人は幼いころから兄妹のように親しく、ドジはイェジンに何度も想いを伝えてきたのに、一向に心が通じないまま。
“こんなに近くにいて、なぜ自分じゃないのか”と煮えきらない気持ちに苛まれます。
一方ホジュンは、ユイテに再び拒絶されて自分の居場所を失い、さまよったすえサンジョクデサのもとを訪ねることに。そこは外界から隔絶されたダイフウショウ(ハンセン病)患者たちの集落でした。ここで暮らす人々は、“体が徐々に蝕まれていく”恐ろしい病を抱えながらも、世間から差別され続けてきた経緯があります。ホジュンは、そんな悲しみや苦しみを背負った患者たちを目の当たりにして衝撃を受けるのです。
さらにサンジョクデサの息子・ソンファは、父への激しい怨みと絶望を抱えていました。どうやら幼いころの出来事をきっかけに、サンジョクデサを“自分を苦しめた元凶”としか見られないらしく、怒りのあまり刀を向ける場面まで。
ホジュンはソンファの悲痛な叫びを前に、かつて自分が味わった“やり場のない憎しみ”と重ね合わせる気持ちになったように見えます。
物語は、これからホジュンがどうやってダイフウショウの患者たちと向き合い、サンジョクデサやソンファとの関係を築いていくのか――というところで区切りとなります。イェジンの心情もまだはっきりせず、ドジとの間でどう決着がつくのか、次回に期待が高まります。
ホジュン 33話の感想まとめ
今回のエピソードでは、イェジンとドジのすれ違い、そしてホジュンが初めて踏み込むダイフウショウ(ハンセン病)の村が大きな見どころでした。どこか閉塞感漂う集落の雰囲気が、ホジュン自身の行き場のなさとも重なって見えます。これまでユイテのもとで学んできた医術が、差別を受けている患者たちの力になれるのか。ここがホジュンの大きな試金石となるかもしれません。
また、サンジョクデサと息子のソンファの間に横たわる“溝”は深刻ですが、その背景にはどんな経緯があるのでしょうか。ホジュンが彼らの苦しみに寄り添い、一人前の医師としての道を再び歩み出すきっかけになると期待したいところです。
心の奥底でホジュンを想い始めたイェジンの気持ちがどんな変化を迎えるのかも気になります。ダヒやドジとの絡みでまた一悶着ありそうな予感ですが、今後の展開を見逃せませんね。
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