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クルミットです♪
前回まで、ホジュンは罪を免れ王宮に戻ってきたものの、その間に周囲では人間関係が大きく動き始めました。そして今回は、ホジュンがあらためて“初心を取り戻す”決意を固める重要なエピソードとなっています。果たして、彼はどんな道を選ぶのでしょうか?
それでは104話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 第104話のあらすじ
コンビンがかつて残した「すべての苦しみは執着から始まる」という言葉が印象的に響く回です。ホジュンはひとたび命を救ったコンビンを、その後も懸命に治療し続けましたが、 一人の医師として“命が尽きる運命”までは変えられないこと を痛感させられます。コンビンは最期に「二人の王子をどうか頼む」と託し、静かに世を去ってしまいました。
さらに、ホジュンの過去の罪を知るペチョンスは、イフク兄であるホソクの内情を探りながらも「もはや追及を控えたい」といった態度を示します。実はホジュンがペチョンスに掛け合い、ホソクの悪行を許してほしいとお願いしたのがきっかけで、ペチョンスも心を動かされたのです。ホソク自身は、幼少期からホジュンを憎んできた理由を打ち明けながらも、あらためて“憎悪を持ち続けることの苦しさ”を吐露。
長年のわだかまりが「心の病」になっていたともいえるホソクですが、ついにホジュンの家族と和解し、甥っ子とも対面を果たしました。
そして、ホジュンには新たな変化が訪れます。コンビンを救えなかった責任を追及されることもなく、王はむしろ彼の働きを認める構え。しかしホジュン自身は「私の医術はまだまだ未熟で、目の前の命を救えなかった」と自分を戒め、一時的に王宮を離れて山に篭る道を選びました。
この“初心を取り戻す”旅では、師匠ユイテの墓を訪ね、かつて解剖で得た学びを振り返るなど、医師としての原点を見つめ直そうとしているようです。
ユイテの墓前で、ホジュンは「これまで官職や立場に少しは執着してしまったのではないか」と反省しつつ、再び“貧しい人々を直接救う医術の探求”に専念する決意を固めました。昔の薬草採取を思い出すかのように、山野を歩き回り、新たに効能を調べたりしながら 「もっと多くの病を治すため、地位に固執せず、真の医師になる」 という強い意志を新たにしています。
ホジュン 第104話の感想まとめ
「初心に返る」とは、もともと目指していた理想や志を改めて思い出すこと。ホジュンは今回、出世や王宮での生活に身を置くうちに、いつのまにか少しだけズレを感じ始めていたようにも見えます。
その中で、 “最後まで救いたいと思っていた命を救えなかった無念さ”や“師匠ユイテの遺志を本当に全うしているのか”という疑問 が改めて湧き、もう一度原点を見つめようという流れは、大きなターニングポイントだといえるでしょう。
同時に、ホソクとの和解によって、ホジュンは「憎しみや恨み」という別の面でも区切りをつけられたように見えます。そんな決断ができたのも、数々の困難を経てさらに成長したホジュンだからこそかもしれません。
次回以降、彼が山や村を巡りながら、どんな新しい発見や治療法を会得するのかが楽しみですね。再び都へ戻るまでに、一回りも二回りも成長した姿を見せてくれるのではないでしょうか。また、ドジや後宮勢力がどんな動きを見せるのかも気になるところ。次のエピソードも見逃せません!
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