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クルミットです♪
韓国ドラマ『優雅な帝国』第21話では、シン・ジュギョンが実の娘スアを取り戻そうとする中で、再びチャン・ギユンとジェクリーンによる陰湿な妨害が描かれます。
ナ・スンピルやホン・ヘリム、さらには周囲の人物がそれぞれの思惑で動くなか、ジュギョンが選ぶ道はどこへ通じるのでしょうか。
「子どもを巡る執拗な攻防、ジュギョンの覚悟が試される」
ナ・エンタの事務所にホン・ヘリム(義母)が怒鳴り込んできます。かつての嫁であるシン・ジュギョン(ハン・ジワン)に「会社をやめて出て行け!」と迫ります。しかしジュギョンはもう黙っていません。「私はもうお義母様の嫁ではない。口出しする権利はないはず」と毅然と反論し、これ以上好き勝手されまいと決意を示します。
ついに義母相手にも引かないジュギョンの強さが頼もしく映ります
一方、ナ・スンピル(イ・サンボ)はジェクリーン(ソン・ソンユン)を訪ね、「これ以上ジュギョンをいじめるな」と諫めます。しかしジェクリーンは「ウアハン(優雅な)エンタを手に入れるには、ジュギョンが障害だ」と意に介さず、「あなたは何もせず待っていればいい」と強気の態度を崩しません。
スンピルの計画すら無視するジェクリーンの独走に、同盟の亀裂が見え隠れします
そんな中、ジュギョンは病院で、娘スア(ユン・チェナ)に虐待の兆候があると聞かされ、ショックを受けます。娘をチャン・ギユン(キム・ジヌ)のもとに置いてはならないと確信したジュギョンは、警察に通報しようとします。しかし、今のギユンはウアハン帝国の会長。強大な権力を背景に「穏便に済ませろ」と迫られ、ジュギョンは思うように動けません。
権力の壁の前で歯ぎしりするジュギョン。母としての焦燥が滲みます
その頃、ホアン・ソンイルは金欠で、ヤン議員とウ・ヨンラン宅、さらにはスンピル代表の家にも頼ろうと画策。一方ジェクリーンとホン・ヘリムは、スアの引き取りを巡って衝突。ギユンはジェクリーン側につきますが、投資金入金の話が出ると、ジェクリーンはより有利な条件を求めようとします。
金、権力、愛憎が交錯する様子は、複雑な政治的・経済的権謀術数を連想させます
そんな中、幼稚園に放置されたスアを見守るジュギョンとウヒョク。誰も迎えに来ないスアを不憫に思い、ウヒョクはスアに電話で誘いをかけ、公園で楽しい時間を過ごします。
一瞬の平和なひとときが、暗い展開の中で唯一の癒しとなります
一方、ジェクリーンはネイルサロンでギユンからの連絡を無視するなど、利害関係がギクシャク。ギユンはスアとジュギョンが一緒にいるのを見て怒りを露わにし、さらにスアの件で迎えに来なかったことが露見してホン・ヘリムがジェクリーンに激怒します。
二人の悪行が自滅的な結果を招きつつあり、崩壊の兆しが見え始めます
ウ・ヨンランは、ジュギョンに「もしジェクリーンとギユンが別れたら、ギユンとやり直さないか」と打診しますが、ジュギョンは全くその気がない様子。ヤン議員まで「二人は格が合わない」と口を出し、ウヒョクが怒ってしまう場面も。
周囲の無責任な発言に振り回されながらも、ジュギョンはブレない姿勢を貫きます
さらにジェクリーンは、スアが具合悪そうな写真をわざとジュギョンに送りつけ、揺さぶりをかけます。ギユンは「会社を辞めればスアに会わせてやる」と条件を提示し、ジュギョンは泣く泣くそれに従おうとします。ウヒョクも同行し、膝をついてまで懇願するジュギョンを前に、ジェクリーンは証拠写真を撮影。
娘を守るため、ついにプライドすら投げ捨てるジュギョンの姿が胸を締めつけます
「娘を人質にした非道、母の涙が逆襲の燃料となるか」
第21話は、娘スアをめぐる卑劣な戦略が繰り返される中、ジュギョンが追い詰められながらも母として必死に抗う姿が印象的です。ギユンとジェクリーンによる条件提示や写真撮影は、明らかにパワハラ的な行為で、限界を超えた非道ぶりに視聴者の怒りを誘います。 しかし、絶体絶命の中でこそ、ジュギョンは新たな決断を下しそうです。守るべき存在がある限り、彼女がこのまま屈するとは思えません。果たして、この屈辱が大きな反撃の引き金となるのでしょうか。今後の展開から目が離せません。
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