韓国ドラマ『優雅な帝国』第70話あらすじ・ネタバレ感想|流される血の代償、失われた命と燃え上がる復讐

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第70話では、チャン・ギユン(イ・シガン)の非情な行為によってジェクリーン(ソン・ソンユン)が最も大切な命を失ってしまいます。
ここまで残酷な仕打ちを目にして、私はただ息を呑むことしかできませんでした。
そしてこの悲劇が、ジェクリーンを新たな復讐者へと変えていくように感じます。すでに混迷を深める帝国は、さらに地獄への一歩を踏み出すかのようです。

「冷酷な仕打ち、奪われた小さな命」

ギユンはジェクリーンを呼び出し、冷凍倉庫へと閉じ込めるという常軌を逸した行為に出ます。
こんな非道な行動、想像を超えた残酷さです。愛も情もない、まさに“人でなし”としか言いようがありません。
血を流し、倒れかけたジェクリーンは、辛うじてヒジェ(ハン・ジワン)とウヒョク(カン・ユル)の助けで脱出しますが、病院で自分の子を失った事実を知り、涙を流します。

「母としての悲しみ、失われた子を想うジェクリーン」

ジェクリーンは「もう自分は死にたかったのに、代わりに赤ちゃんが死んだ」と嘆きます。
その苦しさを思うと胸が痛みます。まだ見ぬ我が子を失う悲しみは、きっと想像を絶するものでしょう。
「ホウ籍に載せなくても、自分が産んで育てようと思った」と言い、母としての気持ちが彼女の言葉からにじみ出ます。
同時に、かつては理解できなかったシン・ジュギョン(ヒジェ)の流産時の痛みを、今になって初めて理解し、「今ならあの時の彼女の辛さがわかる」と涙します。
敵対していたジュギョンの悲しみに共感できるようになったなんて、人としての感情が切ないほど生々しいです。

「復讐への決意、悪魔ギユンへの報復誓うジェクリーン」

ジェクリーンは、自分が必死に助けを乞うても、ギユンが最後に口にした言葉は「金」だったことを思い返します。
この男は本当に心が凍りついているのでしょうか。愛も情も、微塵も感じません。
愛もなく、金と権力しか視野にないギユンに対し、ジェクリーンは「私の子がギユンのせいで死んだ」と怒りを燃え上がらせ、「必ず復讐する」「自分の手で処断する」と誓います。
これまで屈していたジェクリーンが、新たな火を心に灯した瞬間です。私は、この強い決意に圧倒される思いがします。

今回の感想

第70話は、ギユンの非道な行いがジェクリーンの愛する命を奪い、彼女を完全に変貌させる回でした。
ジェクリーンが泣きながら、失われた子への思いを語る場面は胸が締め付けられますし、その悲しみが新たな復讐心に火を付ける展開には息が止まりそうです。
これまで、私はジェクリーンを単なる野望家や被害者の一人と見ていましたが、今や彼女は本当の意味で“復讐者”となったように思えます。
愛も情もない地獄のような帝国で、新たな復讐者が誕生する…次回以降、この復讐劇がどんな形で進展するのか、とても気になります。

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