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クルミットです♪
第75話では、ソ・ヒジェ(=シン・ジュギョン、ハン・ジワン)がチャン・ギユン(イ・シガン)に対して嘘をつき、それに激怒するギユン、そして葬儀場へ行くヒジェを阻む場面が印象的でした。
ギユンの不信感は最高潮で、私には、ヒジェが一瞬の油断で全てを失うかもしれないと感じられました。
さらに、ヒジェは内心「あなたのせいでウヒョクの母が死んだ」と叫びたい思いを胸に秘め、悲しみと憤りが交錯する中、ウヒョクがヤン・ヒチャン(パン・ヒョンジュ)と抱き合う光景も描かれます。
「嘘で切り抜けるヒジェ、ギユンの不満爆発」
帰宅したヒジェは、ギユンの問い詰めに対し「急なキャスティングの用事だった」と嘘をつきます。
実はウヒョク母の死を弔いに行くつもりなのに、この嘘は明らかにギユンに火をつけるだけだと私も感じました。
ギユンは激怒し、「なぜウヒョクのために動くのか」と疑念を強め、ヒジェが外出することすら許さない態度を見せます。
ギユンは愛を求めているつもりでしょうが、その独占欲と疑念は私には狂気に映ります。
「心の中で叫ぶヒジェ、『あなたが殺した!』」
実際にはギユンによってウヒョクの母が死へと追いやられた事実を知るヒジェは、心中で「死んで当然なのはギユン、あなたなのに」と独白します。
この言葉にヒジェの苦しみが痛いほど伝わります。大声で叫びたい気持ちを押し殺し、ただ歯を食いしばっている姿に胸が締めつけられます。
「弔いに行くんだ、ウヒョクの元ではなく亡くなった方を弔うためだ」と言い切り、ギユンの制止を振り切る様子は、ヒジェの人間性がかろうじて残っている証拠のように思えます。
「葬儀場でのヤン・ヒチャンとウヒョクの抱擁」
一方、ウヒョクは葬儀場でヤン・ヒチャンと再会し、言葉にはできない感情を抱えながら「来てくれてありがとう」と告げます。
ヤン・ヒチャンは一応「ごめん」と謝るものの、心中では正当化の念を捨てていないはずです。
本来なら許せない相手なのに、ウヒョクは母の死を前にして複雑な感情を抱え、結局受け入れてしまうような雰囲気があります。私はこの場面に悲しさと不条理を感じます。
今回の感想
第75話は、ヒジェが嘘でギユンをやり過ごそうとするも、それが逆にギユンの不信感を増幅させ、関係がより緊張したものになる展開が印象的でした。
ヒジェの心中には「あなたが殺した」と叫びたい怒りと悔しさが渦巻き、私はその葛藤が痛いほど分かる気がします。
さらに、葬儀場でヤン・ヒチャンとウヒョクが対峙し、抱擁まで交わす場面は、愛憎が交錯する複雑な家族関係を浮き彫りにしているようでした。
誰もが嘘と隠し事を抱え、何が真実で、誰が誰を裏切るのか、この苦しい状況が続く中、私は次回以降に起こるさらなる波乱を想像せずにはいられません。
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