韓国ドラマ『優雅な帝国』第83話あらすじ・ネタバレ感想|暴かれる父の暗行、崩れゆく家族の絆

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
第83話では、チャン・ギユン(イ・シガン)がヤン・ヒチャン(パン・ヒョンジュ)の最悪の秘密をウ・ヨンラン(イ・ミヨン)に明かし、長年の家族関係が根底から崩れそうな展開が描かれます。
家族という最後の砦すらも、一瞬で崩れていく様子を前に、私は息苦しいほどの緊張を感じました。

「ヤン・ヒチャンの悪行暴露、ウ・ヨンランの衝撃」

ギユンはヨンランに「ヤン・ヒチャンが息子ウヒョク(カン・ユル)を殺そうとした、しかもその母ジュニ(キム・ミラ)までも犠牲になった」と告げます。
私には、ヨンランがこの瞬間、世界がひっくり返るような絶望を味わっただろうと思うと胸が痛みます。信じていた夫がそんな残酷な行為を?と想像するだけで身が震えます。
ヨンランは「そんな…うちの旦那がそんな惨いことをするはずがない」と否定しますが、ギユンはあっさり「生き残るためなら何でもするのが当たり前」と冷たく言い放ちます。

「帰宅したヤン・ヒチャン、妻からの厳しい追及」

帰宅後、ヨンランは「あなた、本当にそんなことを?」と問い詰めると、ヤン・ヒチャンは否定せず認めるしかない状態に。
私はここでヤン・ヒチャンという男が、本当に救いようがない人間なんだと再確認しました。血を分けた子を手にかけようとしたなんて、あまりにも非人道的です。
ヨンランは激怒し、「あなたは人間じゃない、獣以下だ、こんな殺人者とは暮らせない」と罵倒し、ついに「離婚よ」と決断します。

「離婚と自責、ヤン・ヒチャンの迷走」

ヤン・ヒチャンは「自分が何を言えるだろう」と無力な態度を見せ、「自首する」と宣言しますが、その前に「ウヒョクを救いたい」と言い出します。
私はこの場面でヤン・ヒチャンの中に残った微かな父性を感じましたが、そんな程度で罪が許されるとは到底思えません。あまりにも手遅れです。

「崩れゆく家族、瓦解する信頼」

この一連の出来事で、元々脆かった家族関係は完全に崩壊しそうな気がします。ヨンランは夫を見限り、ウヒョクは父に絶望し、ギユンはこの混乱を愉しむかのように立ち回っています。
私には、もう誰も救われないような闇が広がっているように感じられます。愛や血のつながりでさえ、この帝国では守れないのでしょうか。

今回の感想

第83話は、ヤン・ヒチャンの悪行が明るみに出て、ヨンランが夫を見限る決定的な回でした。
私としては、この世界で人間らしい感情を持つことがどれほど危険なのか、再度思い知らされました。ヨンランが感じた衝撃と絶望は計り知れませんし、それを引き起こしたヤン・ヒチャンとギユンの冷酷さに心が凍るようです。
愛も信頼もあっという間に崩れ去る環境で、次回以降、ヨンランやウヒョクがどう動くのかを思うと、胸が詰まる思いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください