韓国ドラマ『優雅な帝国』第87話あらすじ・ネタバレ感想|血と裏切りが渦巻く取引、崩れゆく関係と父子の悲劇

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第87話では、チャン・ギユン(イ・シガン)がヤン・ヒチャン(パン・ヒョンジュ)を排除しようと企み、その過程でジョン・ウヒョク(カン・ユル)が悲惨な暴行を受ける場面が描かれました。
残酷な計画の中、子を思うヤン・ヒチャンの哀れな叫びや、ウヒョクの流す血、そしてヒジェ(=シン・ジュギョン、ハン・ジワン)の葛藤が入り乱れ、私は息が詰まるほどの緊張感を感じました。

「ギユンとヤン・ヒチャンの取引決裂、暴行へと転落」

ヤン・ヒチャンは逃亡者となり、ギユンが彼を追い詰めます。ギユンは金で取り引きを持ちかけ、ビリな要求を押し付けようとしますが、ヤン・ヒチャンが約束した物を渡さず去ろうとしたため、ギユンの部下たちが暴行へと転じます。
私には、この場面が完全な地獄絵図に見えました。信頼など初めから存在せず、力と脅しだけが支配しています。

「ウヒョクの介入、愛憎うずまく救出劇」

そこへウヒョクが飛び込み、父を救おうとしますが、逆にウヒョクが負傷してしまいます。
ウヒョクが血を流す姿は痛ましくて、胸が締めつけられました。父を助けるために自ら危険に飛び込んだのに、結果は悲惨で、私は怒りと悲しみに震えます。
ヤン・ヒチャンは「ああ、俺は最低の父親だ」と嘆き、ウヒョクに対する罪悪感を露わにしますが、今さら何を言っても許される道はないように感じます。

「ギユン、ウヒョクを苦しめビリのUSBを確保」

ギユンはこの混乱の中で、ビリ(不正)のUSBを確保し、「ヤン・ヒチャンが息子を見殺しにしても、結局私が勝つ」といった態度を示します。
私はこのシーンでギユンの徹底した冷酷ぶりに改めて戦慄しました。人の命や血縁など紙切れよりも軽く扱う、その姿勢が恐ろしくてたまりません。

「ヒジェの苦悩、娘を思い揺れる心」

一方、ヒジェはギユンに正体がバレたにもかかわらず、子どものために彼の家に留まろうとします。
「ギユンは『忘れてやり直そう』なんて言い出したけれど、当然信じられません。それでもスア(ユン・チェナ)の幸せを思うと、心が揺れる」とヒジェは告白します。
子を思う母の苦悩が、絶望的な状況をさらに複雑にするように感じ、私も息苦しくなります。

今回の感想

第87話は、人間関係が底なしの泥沼へと沈んでいくような展開でした。
ヤン・ヒチャンとギユン、ウヒョクを巻き込んだ暴行シーンは観ていて胸が痛く、正義も愛も粉々に砕かれた世界に絶望します。
ヒジェは娘のために、危険なギユン宅に留まる覚悟を見せ、母性がこの地獄で唯一の光になり得るのか、私には分かりません。
一瞬たりとも気が抜けない展開に、ただ続きがどうなるのか、不安と期待を抱えています。

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