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クルミットです♪
前回までのエピソードでは、天ガ徳場(干しタラの生産地)を破壊されてしまい、仲間たちを救うために奔走するボンサムの姿が描かれましたね。
さらに、赤ちゃんをめぐる争いや、ソサとの間に漂う不穏な気配も気になるところ。
それでは31話を一緒に見ていきましょう!
客主-商売の神- 31話のあらすじ
全羅道(前羅道)方面で、天ガ徳場製の干しタラ(黄太)が“偽物”として出回っているという報せを受け、チョン・ボンサム(演:チャン・ヒョク)は急いで出発することになりました。本当なら、妻のチョ・ソサ(演:ハン・チェア)と話したいことがあったのですが、タイミングを逃してしまいます。実はソサは、バン・グミ(演:ヤン・ジョンア)の死に国事堂ママ・メウォル(演:キム・ミンジョン)が関わっているのではないかと疑っていました。
ソサの中で“真実を言いたい”気持ちと“ボンサムを送り出したくない”気持ちがせめぎ合っているようで、見ていて胸が痛みます…!
一方、全羅道に向かったボンサムは、ナジュの客主が古い干しタラを黄色く染めて“天ガ徳場の高級黄太”と偽って売っていることを突き止めます。これはギル・ソゲ(演:ユ・オソン)と元山(ウォンサン)・マチスン客主が仕組んだ策略でした。しかしボンサムは、「食べ物に嘘をついて売るなんて絶対に許せない」と激しく叱咤し、即座に在庫回収と差し替えを命じます。
相手を責めるだけでなく「実際に回収させて差し替える」行動力こそ、ボンサムの頼もしさを改めて感じさせますね!
いっぽう、自分のもとを離れたギル・ソゲはキム・ボヒョン(演:キム・ギュチョル)と結託してシン・ソクジュ(演:イ・ドクファ)を陥れようと動き出します。メウォルもまた、嫉妬に駆られたまま「ソサがいなければボンサムが自分のものになる」という勘違いを押し進め、ソサの周辺を狙います。
そして、ソサが留守番するソンパマバンにメウォルがやってきて、“神様のお告げ”を口実にソサを追い詰めます。そこに生まれた隙を突いて、ユス(ボンサムとソサの子)を抱えて逃げだしたのです!
あくまでも「運命」だと信じ込むメウォルの姿勢が恐ろしい…。ソサとユスが狙われ続ける展開が怖いですよね。
メウォルから赤ん坊を受け取ったシン・ソクジュは、かつての野望通り「この子こそ自分の後継だ」と嘘ぶき、高官たちが集まる場で披露しようと目論みます。ところが、ソンパマバンのマンチ(演:パク・サンミョン)たちが突如会合の場に乗り込み、「ユスは大行首(シン・ソクジュ)の子ではない」と衝撃の事実を突きつけます。高官たちは動揺し、シン・ソクジュは一気に信用を失ってしまうことに。
この場面は一種の逆転劇で、シン・ソクジュの傲慢さがガラガラと崩れ去る快感がありましたね!
そんな中、キム・ボヒョンやギル・ソゲは“シン・ソクジュ失脚”の決定打を作り出し、さらに民ケムホ(名性皇后の兄)まで絡んでシン・ソクジュに引導を渡す形に。シン・ソクジュは失意のあまり倒れ込み、“大行首”の地位も追われる瀬戸際まで追い詰められてしまいます。
そしてソサは無事に子どもを取り戻し、ボンサムへの報告をしようとする矢先、メウォルが再び暗躍。ソンパマバンに姿を現してソサに迫るところへ、遠方から急ぎ戻ってきたボンサムが姿を見せ、「ユスを連れ去ったのはお前か!」と激昂。30話はこの緊迫の瞬間で幕を下ろしました。
客主-商売の神- 31話の感想まとめ
30話では、シン・ソクジュの“子どもに対する執着”が完全に空回りし、彼が大恥をかく形で失脚が始まる展開は痛快でしたね。同時に、ソサとユスが辛うじて再会を果たしたところはホッとするものの、メウォルの狂気じみた行動がさらに加速していて不安要素が尽きません。
メウォルの嫉妬がこんな形で爆発するなんて…。最初は悲恋のはずが、徐々に恐ろしいまでの執念に変わっていく様子が切なくもあり恐ろしいです。
また、ボンサムの干しタラ偽装騒動の解決力や、ソンパマバン仲間の機転で借金を返済していく場面は、商売ドラマとしての見どころが十分。ギル・ソゲやキム・ボヒョンが裏から糸を引いてシン・ソクジュを追い落とす策略も、今後大きな激震を呼びそうです。
ラストで激怒するボンサムとメウォルの対立がどのように決着するのか、ソサがバン・グミの死の真相をどう暴いていくのか、さらに“真の黒幕”を暴くことになるのか…。次回も手に汗握る展開が続きそうですね!
ボンサム夫婦が“静かに幸せを築ける日”はいつ訪れるのか…。見守りたくなる切なさがありますね。
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