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クルミットです♪
儒教を学んだ者は徴兵されません。儒生名簿をみて判断されるのですが、イヒョンの名が記されている筈のその名簿は燃やされてしまった。儒生の証がないから徴兵されてしまった。
こんな腑に落ちない経緯で郷兵になる羽目になったイヒョン。
この事だけでも大きなダメージだというのに、次々と過酷な現実が彼を待ち構えているのです。
できることならこの私めが、若様を清らかな世界にお連れして差し上げたい!!
今回は10話からご紹介していきますので、お楽しみください♪
【緑豆の花】(ネタバレあり)
緑豆の花 10話
共に東学党の乱を起こした友人の安否を気遣い訪ねてきたチョン・ボンジュンに、ファン・ソクジュは冷たい態度をとり、今は友人ではなく敵だと言う。
イガンは東学党が通過するまで隠れられる場所に家族を連れて行き、道理を尽くして去る。
イガンは道端の死体を土に葬りながら、殺めてしまったチョルドゥに詫びを呟く。
父からイヒョンの事を聞いて白山に向かい、戦闘の中イヒョンを助け出して、東学党は罪の無い郷兵を絶対殺したりしないと知らせる。
そして、ここから先は一緒に行けない。自分はペク・イガンの道を歩んでいくからと、別れを告げる。
そしてまた戦闘の中に戻り、東学教徒側に立って戦い、火薬庫を守ろうと体を張った。
残念ながら火薬庫は吹き飛んでしまい、イガンはしばし意識を失う。
意識が戻ったイガンは東学党に受け入れられていた。
イガンは喜び、チョンに手を差し出す。弟に習った新しい挨拶だと教えている。
その様子を陰から見守るイヒョンは寂しそうだった。
イガンとして生きようとする兄の姿は嬉しいけれど、今度は自分が不本意な立場、兄と対立する立場に立たされているという…
白山の武器庫に戻ったイヒョンを、ジャインが慰める。どんなにタフな男でも、初戦闘では精神がやられると。
そして、イヒョンからイガンの様子を聞いて胸がいっぱいになるのだった。
1894年陰暦3月下旬の白山蜂起。東学教徒として生まれ変わったペク・イガンの始まりだ。
緑豆の花 11話
全羅道、古阜、茂長、白山と徐々に勢力を広げてきた東学軍の義兵は1万人を超える数だ。
射撃訓練にも精が出るが、イガンの手では使いものにならず、僧侶ヘスンに銃を取り上げられてしまう。
納得いかず対決を挑むが、ヘスンの並外れた強さに太刀打ちできず。
だがイガンはヘスンやチョンの助言で、銃がなくても戦えると頭を切り替え、一人訓練に励む。
政府軍は威張り腐り、根性も腐ったような者達で、軍商ジャインに毎日最上級の肉と酒を用意しろと言う。
郷兵達はまともな水も与えられず、皆体調を崩していた。
そんな中、イヒョンにミョンシムの梅の刺繍の衣が渡された。
束の間の癒しだった。
このあとには、軍曹から脱走未遂の郷兵を罰せよと命じられ、何の罪もない人を己の刀で切る羽目に…
イヒョンの精神はますます破壊されていくようだった。
緑豆の花 12話
1894年陰暦4月、黄土ヒョンで政府軍と東学軍の戦闘が起こる。
ジャインはイガンの身を案じて死体を確認して回るが、イガンは無事だった。
イヒョンは「兄に心で共に闘う人がいてよかった。」とジャインに微笑む。
イヒョンはホン吏房に、自分が徴兵された経緯を追及し、ファン進士の仕業だったと知る。
大切な師匠の笑顔が思い浮かび、イヒョンの心の傷はますます深くなっていく。
イガンはこれまで悪事を働いてきたので、東学軍の全員から信頼を得ることが難しい。が、イガンの信念はぶれず、いつも機嫌よく過ごす事で徐々に打ち解け始めている。
右手の手袋を褒められたり、冷やかされたりもしている。
ジャインの愛に守られてるみたいですものね♪
翌日、東学軍は政府軍上層部が酒宴をしている時を狙い、先制攻撃を仕掛ける。
戦闘の最中、イガンとジャインは出会えたが、次々と襲われる中またどんどん離れてしまうのだった。
10話から12話までの感想
あぁ…イヒョン様!
神さま脚本家さま、この清らかなるお顔に、どうか、人の生血など浴びせないでやって下さいまし!!!
こんなにお人柄が良く、人知れず苦労されてきたお方に、これ以上苦労させてはなりませぬ!
聡明なお肌に血しぶきは残酷すぎます。
美しすぎるお顔立ちに影が宿ると、悲しみが増してしまいます。
ううぅぅぅ……。
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