緑豆の花-あらすじ-19話-20話-21話-感想付きネタバレありで!

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クルミットです♪
愛する師やミョンシムと家族になる事を諦めて、兄はいないものだと諦めて、本当の家族に尊敬を見出す事を諦めて…
純粋で大らかな愛情のイヒョンが、冷ややかな策略家に変わりつつあります。
その上賢いだけじゃなく、狙撃の名手でもあり、もう何人も襲ってしまって…
誰かの大きな愛が必要です!

今回は19話からご紹介していきますので、お楽しみください♪

【緑豆の花】(ネタバレあり)

緑豆の花 19話

鬼を捕らえに行こうとする一行に、尚も銃弾が飛んでくる。
イガン隊長が先に進むか躊躇している間に、ボンゲが一人で鬼を捕らえに進んでしまった。
鬼と対面したボンゲはショックで攻撃を一瞬ためらってしまう。それはイガンの弟だったからだ。
泣きながら引き金を引くボンゲ。
イヒョンもイガンの顔は覚えていた。
二人はためらいを打ち払い、ほぼ同時に引き金を引き、ボンゲは重症、イヒョンは味方に連れて行かれた。
イガンが追いついた時にはもう鬼の後ろ姿は小さくなっていた。
急所は外れていたのに、出血が多すぎてボンゲは助からなかった。

目覚めたイヒョンは京軍のイ・ギュテに、いくら命令とはいえ度が過ぎると言われる。
そして、ファン進士は古阜に戻るからと郷兵の引率を任命された。
ファン進士と入れ違いに、物々しく清の将軍が現れる。
京軍のリーダーホンが独断で清に援軍を要請していたのだ。

イガンたちは、京軍の兵士を2人捕らえて狙撃手を聞き出そうとするが、郷兵の人らしいとしかわからない。
キム接長がその兵士たちを執拗に痛めつけていた。
イガンが止めるも、ボンゲの死はイガンのせいだとするキム接長と喧嘩になる。

緑豆の花 20話

キム接長の乱暴によって京軍の兵士は息絶えていた。
軍令違反と清軍上陸も怖くなり、キム接長と何人かは離脱してしまった。
隊長としての自信が揺らぐイガンに、ボンジュンは「心が焦げて灰になるまで耐えろ」と鼓舞する。

ジャインは、清軍の力を借りずに戦を終わらせねばと考え、イガンには手を出さない約束で東学軍を京軍に攻めさせる作戦を父に提案してみた。
早速彼女は一人で京軍陣地まで行き、ホン・ゲフンに作戦を持ちかける。
自分達が城門を開けると。

鬼退治のため、ボンゲが倒れた辺りで身を潜めていたイガンは、京軍陣地の方からジャインが来たのでこっそり後をつけ、ジャインの父の隠れ家を突きとめてしまった。

イヒョンは清軍といえば天津条約が浮かび、日本軍も朝鮮に派兵される筈だと案じていた。ホン・ゲフンはそれを承知の上なのかお伺いを立てようとするも、とにかく威張るしか能が無いホンは聞く耳をもたず。ならばとギュテに話してみる。ギュテは聞く耳を持つ男だ。
だがギュテからホンに忠告している間に、日本軍はすでに済物浦に上陸していた。

そこへ、ホン・ゲフンを黙らせる程の権限を持つ後任観察使が到着。
ゲフンは、今夜東学軍を倒せば日本軍も引き返すでしょうと大口を叩く。

そんな殺伐とした世の中で、離れててもイヒョンとミョンシムはお互いの贈り物に想いを馳せ、心は繋がっているのだった。

そして当日夜中、作戦を決行すべく出かけようとするジャインの前に、イガンが現れた。
同時にジャインの父の隠れ家には、別動隊が襲撃していた。
イガンはジャインに「俺を許すな」と囁く。

緑豆の花 21話

ドッキとボンギルは東学軍に捕らえられ、ジャインの作戦は失敗に終わった。
だが二人を傷つけるような事はしないよう、イガンが機転をきかせていた。
ボンギルは娘の男をみる目を誇らしく思うのだった。

ジャインは父とドッキの命と引き換えに全財産と自分の身を投げ打つ覚悟で、ボンジュンに直談判しにやって来る。
ボンジュンは和訳の文書を渡す重大な役割を条件に、取引は成立した。

イガンの護衛付きで再び京軍陣地へ入るジャイン。
観察使の返事を待つ間、イガンはイヒョンに会おうとする。

撃たれた傷がまだ完治していないというのに、イヒョンはゲフンの側近からイジメを受け、ヤケになって義兵を狙撃しに出かけていた。
執拗な狙撃に怒った別働隊は、鬼を追いかけ始めた。
開いた傷口で走って逃げ回るイヒョン。いつしか追っ手から逃れ、傷んだ身体を引きずって歩くしかなかった。ミョンシムのそばに行く道を、完全に見失った自分を情けなく思いながら…。
ふと、兄が目の前にいた。
思い切り一発殴られた。
イガンは、ボンジュンが自分にしたように、その右手をつぶしてイヒョンの中の鬼を退治したかったが、そうはしなかった。
自分の中の鬼と自分で闘って勝て!と。今度鬼として出会ったら殺すからなと言って去った。

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19話から21話までの感想

やはり今のイヒョンにとって必要な、大きな愛はイガンでした!
必要な時突然現れるスーパーマン、イガン。
イガンの愛が伝わりますように。
イヒョンらしく生きて、ミョンシムのそばに行く道を見つけられますように。

ミョンシムもとても可愛いのです。兄が縁談を持ちかけても、「いいなずけが戦場にいるのに他の人と会うなど、ケダモノ以下の行為!」と言い放ち、しつこく縁談を持ってくるおばさんに、たらいいっぱいのお水をぶっかけたり!
自分の気持ちを尊重して、壊されないように闘っているところ。それはイコール、イヒョンという人を尊重して守っている事にもなる。可愛い人です!

これほど愛してくれるミョンシムの為にも、頑張れイヒョン!

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