裏切りの花束をあなたに 第9話あらすじ&感想|父の涙と暴かれた素顔―女たちの運命が交わる夜

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クルミットです♪

第9話では、ついに“仮面がはがれる瞬間”が訪れました。
ギョウルの父・ヒョンテが、娘のために立ち上がる姿が胸を打つ一方で、
エラの過去が少しずつ明らかになっていきます。
愛と罪、そして父の優しさが交錯する回でした。

それでは第9話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 第9話のあらすじ

チョン・ギョウル(シン・ゴウン)は視力を失いながらも、
夫ナム・ユジン(ハン・ギウン)と娘ソヒと共に静かな日々を過ごしていました。
しかし、ユジンは相変わらずチュ・エラ(イ・チェヨン)との関係を断ち切れず、
そのことを知った義父チョン・ヒョンテ(チェ・ジェソン)の心は乱れていきます。

ヒョンテは娘の幸せを壊したくない一心で、ユジンに向かって「もう一度だけ見逃す。だがエラとは別れろ」と告げました。
ユジンは涙ながらに「申し訳ありません」と土下座。
しかしエラは「私は絶対に引かない」と言い放ちます。

父として娘を守ろうとするヒョンテの覚悟に涙がこぼれました。

そんな中、チャ・ヨンラン(キム・イェリョン)はエラに「新作のバッグを買ってきて」と頼みます。
エラはその場でヨンランに取り入ろうとし、いつものように巧みに立ち回ります。
その時、義妹ナム・ユリ(イ・ミンジ)がお茶を運んできましたが、
エラはわざと足を引っかけて転ばせ、ヨンランの前で“自分が庇ってケガをした”ように見せかけました。

ヨンランはエラの肩を見て「あなた、大丈夫なの?」と心配します。
エラは微笑みながら「私は大丈夫です。ソヒちゃんを守れただけで幸せです」と答えました。

計算された“善人の演技”があまりに完璧でゾッとしました。

その頃、ギョウルとユジンが外出から帰ると、
ギョウルは白杖を手にしており、視覚障害のリハビリを始めたようです。
エラはその姿を見てわざと涙を浮かべ、「本当に立派なお嫁さん」とヨンランに話しかけ、
周囲の信頼をさらに深めていきます。

その直後、エラはヨンランに「最後のご挨拶を」と言って別れのふりをし、
裏では新たな策略を進めていました。

別れを演じながらも、次の罠を仕掛けている…。
エラの冷酷さがもう人間離れしています。

しかし、ヨンランはその裏で怒りを募らせ、
「あなた、うちの婿に何を言ったの? どうしてエラを辞めさせようとしたの?」とヒョンテに詰め寄ります。
「ユジンとエラが不倫でもしているとでも?」
ヒョンテは苦しげに何も言い返せませんでした。

真実を知っているのに、娘を思って黙るヒョンテの姿があまりにも切なかったです。

一方、セリンの姉セヨン(イ・スラ)は、
ソ・テヤン(イ・ソンホ)が濡れ衣を着せられた事件の真相を追っていました。
事件の鍵を握る“酒場のママ”を訪ね、「あなたの証言ひとつで、彼の人生が救われる」と訴えます。
ママは「助けた女性の名前はチャンミだ」と答えました。
セヨンは「その女性さえ見つければ全てが明らかになる」と信じ、必死に捜索を開始します。

ところが――探偵事務所が連れてきた“チャンミ”と名乗る女性は偽物。
真実はさらに闇の中へと沈んでいきます。

嘘が嘘を呼ぶ展開に、見ているこちらまで息苦しくなりました。

さらに驚くべき事実が明らかになります。
テヤンがかつて助けたという“チャンミ”こそ、実はチュ・エラだったのです。
つまり、テヤンが罪をかぶった殺人事件の裏に、エラが関係していた可能性が浮上しました。

すべての線がエラに繋がっていく――この構成、鳥肌が立ちました。

そしてセヨンは、真実を確かめるためにエラのもとを訪ねます。
「エラさん、この人を覚えていますか?」
彼女が差し出したのは、若き日のソ・テヤンの写真。
しかしエラは何事もなかったかのように、「知りません」と冷たく答えました。

嘘を重ねるその瞳には、もはや人間らしい感情がありませんでした。

裏切りの花束をあなたに 第9話の感想まとめ

第9話は、“父の愛”と“悪女の過去”が交差する濃密な回でした。
特に、ヒョンテがユジンの罪を知りながらも娘のために耐える姿には胸を打たれます。

「守ることが愛なのか、真実を告げることが愛なのか」――この問いが心に残りました。

一方で、エラの過去とテヤンの事件が繋がり始め、物語は新たな局面へ。
優しい人々を利用し続ける彼女が、どんな結末を迎えるのか目が離せません。

次回、第10話では“エラ=チャンミ”という衝撃の事実がさらなる波乱を呼びそうです。
ギョウルの知らないところで、運命は静かに動き始めています――。

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