裏切りの花束をあなたに 94話あらすじ&感想|アラとの決別、ヨンソクの暴走…そして“テヤン誕生の秘密”が涙を呼ぶ回

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クルミットです♪

93話でついにヨンソクの解任案が可決。
そして94話は──
アラとアレックス、ヨンソクとアラ、ユリとヨンジュン…
人間関係が次々と崩れ、立場がひっくり返っていく怒涛の回。

さらに今回は テヤンの母ジョンヘの過去 が明かされ、胸が締めつけられるようなエピソードも描かれます。

それでは94話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 94話のあらすじ

前回の株主総会で、パンドラ投資代表アレックスは“ナム・ヨンソク解任案”に賛成票を投じました。

その裏には、亡き父との深い因縁がありました。

アレックスの父はかつてYJグループの協力会社社長。
しかし ユジンの横暴と不当な契約破棄 により生活が壊れ、抗議運動の最中に命を落としてしまいました。

アレックスはアラと手を組み、

「ユジンをYJグループから追い出し、父の無念を晴らそう。」

と約束していたのです。

しかし──
セリンからアラの悪事、裏切りの数々を聞いたアレックスは冷たく言います。

「復讐は自分でやる。
アナタとはここまでだ。」

アラは完全に切り捨てられ、パートナーを失います。

アレックスの目が冷たく変わった瞬間、アラの“終わりの始まり”を感じて鳥肌が立ちました。

 

ヨンソクの怒りの矛先はアラへ

解任された怒りと屈辱を抱えたヨンソクは、アラに掴みかかります。

「アレックスと組んで……俺を裏切ったのか!?」

アラは必死に否定しますが、ヨンソクの怒りは収まらず、
“家からも会社からも追い出される寸前”に。

 
新代表候補は“パク専務”?

ヨンソクはさらに絶望。

「パク常務は俺の言いなりにはならない…」

そこでアラに命じます。

「パク常務を失脚させる理由を探してこい。」

アラは自分の保身のためにも協力するしかありません。

アラはパク常務の過去を徹底的に調べますが──
平社員から努力一本で役員になった“完全な努力型キャリア” で、スキャンダルの欠片もなし。

そんな中、アラは
「パク常務が訪れる児童施設に、秘書室インターンも頻繁に出入りする」
という情報を聞き、二人を“癒着、人事ビリ”としてでっち上げる計画を始めます。

アラが追い詰められるほど、嘘と陰謀に逃げ込む姿が痛々しくて…それでも止まれない彼女が恐ろしく見えました。

 
ユリの別れ…ヨンジュンとの決裂

ユリはヨンジュンに涙をぶつけます。

「私を利用したんですか?
父を落とすために、私の心を使ったんですか?」

一度は想いを寄せた相手に背を向け、
ユリは別部署への異動を決断。

ヨンジュンの胸の痛みが伝わる沈黙がリアルで、二人の関係の崩壊が本当に切なかったです。

 
そして…テヤンの父の秘密 “黄色い傘”の真実

94話で特に胸を打たれたのが、
ジョンヘ(テヤンの母)の過去が明らかになるシーン。

ジョンヘは昔の写真を取り出し、涙を落とします。

その写真に写っていたのは──
若き日のジョンヘと ナム・ジソク。

ジョンヘは静かに呟きます。

「あなた……あの日何も言わずに去ったけど……
理由があったんでしょうね。
でも私は、あなたの子を守りたかった。」

ジョンヘはジソクの子を妊娠し、
家族の反対を押し切って テヤンを産んだ のです。
その後、姉とは30年以上断絶。

ジョンヘが写真を撫でる手が震えていて、母としての強さと孤独が一気に押し寄せて胸が締めつけられました。

黄色い傘は、ジソクとジョンヘを繋ぐ“二人だけの思い出”。
テヤンの存在はまさに“愛の証”だったのです。

株主総会の余韻とアラの反撃

ヨンソクが解任され、パク常務が代表候補に浮上。
しかしアラは、パク常務の“黒い噂”を作るため動き始めます。

そんな時、アレックスの裏切りを知ったアラは激しく動揺。
一方で、
「ヨンソクの代わりに自分こそ後継者に」
と野心を燃やし、ヨンソクへ交渉しに行きます。

「この反対票の委任状をあげます。
その代わり……私をYJの後継者にしてください。
まずは“本部長の席”を。」

ヨンソクは怒りに震えながらも、
アラの条件を飲まざるを得なくなっていきます。

アラが“泥水をすすってでも這い上がる執念の女”に完全に変貌していて、怖いのに魅力的でした。

裏切りの花束をあなたに 94話の感想まとめ

94話は、
アラの崩壊→逆襲
ヨンソクの失墜→焦り
テヤン誕生の秘密→涙
株主たちの裏切り→再逆転
と、感情が休まる暇のない回でした。

アラがアレックスに裏切られ、ヨンソクにも見放されながら、それでも執念で這い上がろうとする姿は、悪女としての迫力が最高潮。
でも、その背景には孤独と必死さも垣間見えて、複雑な気持ちになりました。

そしてジョンヘの過去……。
テヤンに父の存在を一切語らず、ひとりで育て上げた彼女の人生があまりに健気で苦しくて、静かに涙がこぼれるようなエピソードでした。

次の95話は、ヨンソクの追い詰められ方、アラの暴走、セリンの反撃……
すべてが最終局面に向けて繋がっていくはず。
ますます目が離せません!

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