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クルミットです♪
94話では、アレックスがついにアラと決別し、ヨンソクの失墜が決定的になりましたね。
そして95話は、これまで隠されてきた“テヤンの父ジソクの過去”と、“アラの新たな策謀”が交錯する濃厚回でした。
切なさと怒りが交互に押し寄せる、感情の振れ幅が大きい回だったと思います。
それでは95話を一緒に見ていきましょう!
裏切りの花束をあなたに 95話のあらすじ
ヨンソクが解任されたことで、次期YJグループの代表としてパク常務の名前が浮上します。
しかしアラはその昇進を阻止するため、パク常務とインターンが児童施設でボランティアしていた事実を利用し、
“就職斡旋の不正” があったと嘘をでっちあげます。
一方、ジョンヘはテヤンに会いに来た帰り道、偶然にも ジソク(若い頃の名前はチョン・ウク) と再会。
彼は30年前に姿を消した、かつての恋人でありテヤンの父でもあります。
「チョンウクさんですよね? 私よ、ジョンヘ。」
しかし事故の後遺症で知能が低下したジソクは、
「誰ですか? 僕はチョンウクじゃありません。」
と、ジョンヘをまったく思い出せません。
ジョンヘはショックでその場を離れ、ただ家へ戻るしかありませんでした。
何十年も心にしまっていた“彼への思い”が目の前で消えてしまうようで、胸が締めつけられるほど切なかったです。
ジョンヘの脳裏には、若き日のチョンウク=ジソクとの時間が鮮明に蘇ります。
二人は結婚の約束までしていた仲。
しかしジョンヘの母が倒れ、手術費がどうしても必要になり、
チョンウクは治療費を工面するためマンジュンの元へ向かったのです。
けれどそのタイミングで、YJグループの後継者問題に揺れていたヨンソクが、
“兄ジソクへの嫉妬と恐怖”から事故を仕組み、彼の人生を奪ってしまいます(※85話参照)。
ジョンヘはその事実を知らないまま、チョンウクは姿を消し、
たったひとりでテヤンを産む決意をしたのでした。
ジョンヘの強さと孤独、そして“愛する人の帰りを待ち続けていた年月”を思うと胸が痛くて…彼女の涙がそのまま視聴者の涙にも重なるようでした。
場面は再び現在へ。
パク常務への疑惑はすぐにテヤンが見抜きます。
採用資料に“31番”と印字された裏紙が混ざっており、
それがアラが以前使っていた裏紙と一致していたのです。
セリンは懲戒委員会で、
「パク常務にぬれぎぬを着せたのはアラだ」
と事実を明らかにします。
アラは罪を隠すため、ヨンソクと取引をします。
「マンジュン会長が倒れた日の映像を渡します。
その代わり、私を守ってください。」
ヨンソクはその映像を奪われたままでは困るため、アラの要求をのみ、
ユジンに責任を押しつけようとします。
「ユジン、お前が全部の責任を負え。」
しかしユジンは反発。
「僕がYJの後継者なのに、なぜ僕が?
まさかアラに弱みを握られてるんじゃありませんよね?」
ヨンソクはそれ以上何も言えず、ユジンも父の異変を感じ取り始めます。
ユジンの“目が覚めていく過程”がじわじわ丁寧に描かれていて、ここからの反撃が本当に楽しみになりました。
ついにヨンソクの怒りは限界に達し、アラへ怒鳴りつけます。
「もう出て行け! 二度とこの家の敷居をまたぐな!」
しかしアラは引き下がりません。
「あなたが冬子の父を殺すよう指示したこと──
それを隠すためサングクも消したこと──
全部知っています。」
アラが取り出したのは、
ヨンソクがサングクを襲う“現場の動画”(92話参照)。
ヨンソクは愕然とし、追い詰められます。
アラが“完全に悪女モード”に戻りながらも、どこか哀しさのある強がりに見えて…複雑な気持ちになりました。
裏切りの花束をあなたに 95話の感想まとめ
95話は、“過去の愛”と“現在の策略”が交差する、非常に濃い回でした。
ジョンヘとチョンウク(ジソク)の再会は、幸せだったはずの思い出と現実の残酷さが重なり、胸に突き刺さるようでした。
彼女がテヤンを一人で育ててきた強さは本当に尊敬しかありません。
一方、アラは追い詰められながらも必死でしがみつき、ヨンソクへ“逆襲”を開始。
悪事が悪事を呼び、もはや彼女自身も止められない加速状態になっていて、その姿は怖いのにどこか哀れでもあります。
そしてヨンソクは、家族・会社・仲間……すべてから信頼を失い、いよいよ崩壊寸前。
セリン、テヤン、ヨンジュンは真実を掴みつつあり、物語はラストへ向けて一気に加速しています。
96話では、アラがこの証拠動画をどう使うのか、
ヨンソクが追い込まれながらどんな最期を迎えるのか、
そしてジョンヘとジソクの物語がどこへ向かうのか──
さらに涙と怒りの展開が続くはずです。
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