裏切りの花束をあなたに 96話あらすじ&感想|アラの“切り札”炸裂…そしてジソクとジョンヘの過去が再び動き出す回

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95話ではアラがヨンソクを追い詰める“動画”を手にし、ヨンソク側の崩壊が本格化していました。
そして96話は、その動画を武器にアラが今度は“権力者を脅す側”へ。
一方でジョンヘとジソク(チョンウク)のすれ違いが深まり、家族の秘密がまた一つ動き出した回でした。

それでは96話を一緒に見ていきましょう!

裏切りの花束をあなたに 96話のあらすじ

アラ(キム・ヒョンジョン)はついにヨンソクの“急所”を握りました。
それは92話で撮影した──
ヨンソクがサングクを殴りつける決定的動画。

アラはスマホ画面を突きつけ、冷たく告げます。

「二度と私を追い出そうなんて思わないことね。
じゃないと、この動画……すぐ世間に出すわよ。」

ヨンソクは震えながら何も言えません。
立場は完全に逆転し、アラが“支配する側”へと変貌していきます。

これまで怯えていたアラが、ついに“武器を手にした女の強さ”を見せた瞬間でゾクッとしました。

 

一方、病院に閉じ込められていたアラの叔父ドクベが意識を取り戻し、
「妹(オクソン)を探してくれたら解放してほしい」と訴えます。

しかしアラは冷たく言い放ちます。

「私に“妹”なんているわけないでしょ。」

その頑なな否定に、ドクベは深く失望。
アラがどれほど孤独の中で生きてきたのかが伝わってくる場面でもありました。

アラが“妹の存在すら信じられないほど心を閉ざしている”のは胸が痛くなりました。

 

ユジンは、パク常務への不正疑惑の責任を押しつけられ、
「父とアラの間で何かあったんじゃないか?」
という強烈な違和感を抱き始めます。

「父の弱みを握ってるんだろ?
お前なら…やりかねない。」

アラは動揺を隠せず、ユジンとの関係にも深い亀裂が走ります。

 

その頃ヨンソクは、自身の操れる“新たな代表候補”として専務を推しますが、
セリンはその弱点を素早く見つけ出しました。

専務の甥の“採用不正”を掘り起こし、世間に知られる前に
専務自身が辞退せざるを得なくなる状況へ。

ヨンソクは再び追い詰められます。

 

そんなヨンソクへ、アラは新たな取引を持ちかけます。

「“ペーパーカンパニーの横領”をマンジュン会長がやったことにすればいい。
あなたは被害者になればいいのよ。」

ヨンソクは迷わずこの嘘に乗り、
役員たちへ「ペーパーカンパニーは父の指示だった」と説明。

しかしセリンとヨンジュンはすぐに見抜きます。

「今度こそ、絶対に逃がさない。」

ヨンソクはさらに、娘ユリへ“知らない男との政略結婚”を強要しますが、
ユリは強い声で拒否。

「知らない人と結婚なんて絶対に嫌。
お父さんのための人生は歩まない!」

ヨンソクは苛立ちを隠せません。

ユリの“勇気ある拒絶”に胸が熱くなりました。犠牲になる子どもではなく、立ち向かう存在へ成長した瞬間でした。

 

そしてついに、ジソク(チョンウク)の話が大きく動きます。

ジソクは「誰かに“チョンウクさん”と呼ばれた」とヨンソクへ話します。
ヨンソクはその一言で凍りつきます。

「兄さんをチョンウクと呼ぶのは……
あの女しかいない。」

その “あの女” こそ── ジョンヘ(テヤンの母) でした。

ヨンソクは会社に現れたジョンヘを見て、
過去の全ての秘密が崩れ始める恐怖に固まってしまいます。

ジョンヘもまた、ジソクの顔を見た瞬間に時間が止まったような表情に。

しかしジソクは、事故後の後遺症のせいでジョンヘを覚えていません。

「……誰ですか?」

ジョンヘは静かに涙を浮かべます。

この瞬間、二人の“止まっていた時間”がまた一つ痛みとともに動き出したようで、胸が張り裂けそうでした。

ヨンソクはジョンヘの存在に動揺し、
“ジソクと彼女の関係”が明るみに出る未来を恐れます。
そして物語は不穏な空気のままエンディングへ…。

裏切りの花束をあなたに 96話の感想まとめ

96話は、「悪の崩壊」「愛の再会」「ひとつの嘘がもう隠せなくなる瞬間」が重なった濃密な回でした。
アラは追い詰められながらも、“動画”という切り札ひとつでヨンソクを逆に支配しようとし、その姿は怖いのにどこか哀しさもありました。

一方、ジョンヘとジソクの再会は胸が痛くてたまらず、
30年のすれ違いがこんな形で描かれるなんて…と涙が滲むほど。
二人の物語がどこへ向かうのか、切なさと期待が入り混じる感情になりました。

そしてセリン、ヨンジュン、テヤンがヨンソクを追い詰める手は着実に効果を生み、物語は完全にクライマックスへ。
97話ではアラの切り札がどう動くのか、ヨンソクがどこまで抵抗するのか、そしてジソクとテヤンの真実がどう描かれるのか──ますます目が離せません。

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