麗(レイ)-花萌ゆる8人の皇子たち-あらすじ-5話-6話-視聴率11.3%のドラマを感想つきで

韓国ドラマ-麗(レイ)-花萌ゆる8人の皇子たち-あらすじ-5話-6話-の画像つきキャスト情報をネタばれありで!
キャスト情報など、最終回までの感想を全話配信します。

麗―花萌ゆる8人の皇子たち.jpg
月が太陽を覆う時
千年の時を超え二人は出会った!
韓国で大人気だった 時代を超えた愛
イジュンキ IU主演の皇宮ロマンチック・ラブ・ストーリー


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クルミットです♪
ヘ・ス(コ・ハジン)は自分の危機の度に救ってくれるワン・ウク(王旭)対し
ヘ・スはいけないと思いつつも自分の恋心を抑えられない
そしてその恋心を知りながらも見て見ぬ振りをするワン・ウクの妻
ヘスの恋は実るのか?
【麗-花萌ゆる8人の皇子たち】(ネタバレあり)
5話
8番目のワン・ウク(王旭)皇子がヘ・スの為に薬草を送ってきた。
へ氏「ヘ・ス、この沢山の薬草で一体何を作るの?」
ヘ・ス「洗浴剤よ」
洗浴剤って今で言う石鹸の事です~
ヘスは石鹸を作りながらにんまりしてますね~^^
楽しそうに洗浴剤を作るヘ・スを遠くからじっと見つめているワン・ウク(王旭)
ヘ氏「あんなに楽しそうなヘ・スを見るのは初めてよ。后妃様にも差し上げたいと張り切ってるわ」
ワン・ウク「私達には言わなくても記憶がないと不安だろう。でも出来ることは思い出せるようだ」
ヘ氏「頭を打ってからのヘ・スがもっと大人になったようです。前より大人のような事を言ってみたり、時々私から見ても幼く可愛く見えて、あの子を何回も故郷に帰そうか、と思ったこともありましたけど、今は手元に置いて良かったと思います」
笑ってるヘ・スを見ながら
ヘ氏「此処であの子に、いい相手を見つけてあげたいわ。私達の手元にずっと置いてあの子の笑ってる姿を見ていたいわ。」
ワン・ウク「…ええ、私もそうしたいですね」
ヘ・スはヘ氏の頼みで
筆の墨を下ろし溶く為に書室に入る。するとそこに居たのはヘ氏ではなくワン・ウク(王旭)だった。
ワン・ウク「妻は咳が酷くて今休んでる。代わりに書いてくれと頼まれた」
そして墨を下ろし溶くヘ・ス。ワン・ウクの書いてるものを横から見ると凄く達筆だった。
ワン・ウク「東洋の有名な詩だ。読んだ事あるだろう。」
ヘ・ス「ええ、まあ」
ワン・ウク「妻は手紙を送るとき必ず詩を一筆書くんだ。ヘ・スお前は詩を書くときどうする?短詩が好きか?歌謡(長歌)が好きか?」
ヘ・ス「当然、歌謡(曲)よ。」
ワン・ウク「へぇ、そう?凄いな、貴族の女が庶民の文に惹かれるとは…」
あっ間違えた。歌謡って高麗歌謡の事じゃない!ホント馬鹿ね…
ヘ・ス「あっ、いいえやっぱり詩が好きです」
ワン・ウク「じゃあ、この詩をお前にやろう。よく読んでみてくれ」
ヘ・スは詩を貰ったものの漢字が読めない…
なんて書いてあるんだろう?
ヘ・ス「チェリョンちょっと来て、こんなの貰ったんだけど」
とワン・ウクに貰った詩を見せる
チェリョン「ふうん、で?」
ヘ・ス「私頭を打ってから文字を忘れて読めないのよ。ちょっと代わりに読んでみて」
チェリョン「えっ!私が文字を読めるように見えます?今やっと自分の名前だけ分かるようになったのに」
ヘ・スはハングルは読めるんですが漢字は全く読めないんです~
所謂漢詩ですね~皆さんは読めますか~?^^
ヘ・スは次の日も朝からワン・ウクが書いた詩を見つめている
ヘ・ス「あ~どうしたら読めるようになるのよ~此処じゃ文字も読めないなんて、これからどうやって生きればいいの~でもカッコイイだけあって文字も上手いわね~何書いてるか分かったらもっと良いのに~あ~読んでみたい~」
ペクア「どうした?お前字が読めないのか?」
ヘ・ス「い…いいえ、し…知ってるけど…頭を打った所為で文字を全部忘れたの…」
ペクア「貸してみろ」
とペクア(王郁)はヘ・スの手紙を取り上げ読み始める
ペクア「柳は青々と茂り、川のの水は静かに流れ、川辺で男は歌を歌い…」
ヘ氏「東に陽は昇り、西では雨が降る、晴れは無いと思ったが晴れていた…とても良い詩ね」
ペクア「お前、この詩の意味分かるか?」
ヘ・ス「美しい風景の詩よね?」
ペクア「字が読めないから直接書く筈は無いな…誰に貰った?」
ヘ・ス「8番目の皇子が勉強するようにと下さったのよ」
ペクア「…お前、字が読めないは確か?振りをしてるだけじゃなくて?」
ヘ・ス「いいえ、馬鹿な振りしてどうするのよ」
ヘ氏「皇子がいい詩を下さったのだから、あなたも何かお返しをしないと…それに明日は皇宮に行きますからね。用意しなさい。」
ヘ・ス「えっ!皇宮に行くの?」
ヘ氏「そうよ。あなたの作った洗浴剤を持ってね。」
大喜びでヘ・スは準備しに行った…
ペクア「ワン・ウク兄上は気は確かなのか?」
ヘ氏「ただの情景詩よ」
ペクア「あれは生死を懸けた必死な愛の詩だ!あの本の最後で告白を受けて心が揺れた場面の愛の告白の詩である事、姉上も知ってるでしょう?姉上が婚姻する時に私が!あの詩を贈ったでしょ!まさか…知ってて…姉上は兄上の心を既に知ってて…」
ヘ氏「ペクア。今日が終わらない内に絵を完成させなくては」
ペクア「…姉上」
あの平凡そうな詩にこんな隠れた意味があったなんて…
ヘ氏はワン・ウクの心を知りヘ・スと結ばれても良いと思ってるみたいですね~

そうとも知らないヘ・スは無邪気に姉へ氏に付いて行き皇宮に足を踏み入れる…
皇妃達にヘ・ス達が作った洗浴剤(石鹸)を差し上げる
皇妃ファンボ氏「よく来たわね。あなたがヘ・スなのね。こうして会うのは初めてね」
皇妃ユ氏「あぁ、ワン・ジョンの言ってた娘がお前か。10番目の皇子を殴った?お前の事は聞いている。皇子達とも仲良くしているそうね。」
ヘ氏「ヘ・スが皇妃様に差し上げる物がございます」
ヘ・スは持って来た洗浴剤を皇妃ファンボ氏に差し上げる
皇妃ファンボ氏「まあ、素敵。綺麗だ事。こんな綺麗なの初めて見たわ」
ヘ・ス「洗顔なさる時にお使いになれば、もっと皮膚が綺麗にになりますよ」
皇妃ファンボ氏「有難う。大切に使うわ」
ヘ氏「皇妃様のも準備いたしました」
皇妃ユ氏「私にも?」
ヘ氏「香りのある物がお好きでしょう。どうぞお受け取り下さい」
とヘ氏は皇妃ユ氏にも洗浴剤を渡す。
しかし、皇妃ユ氏はちょっと見ただけで直ぐ箱の蓋を閉じてしまった。
皇妃ユ氏「皇妃様はいい嫁を貰いましたね。家柄は劣りますが他に欠点が見つかりませんわ」
そんな話をしている時にワン・ゴン(王建)が現れた。
ヘ・ス(コ・ハジン)はワンゴンに会うのが初めてだ
あの高麗を立てた太祖王建(ワン・ゴン)?ドラマでしか見た事無かったのに…初めて見たわ!
ワン・ゴン「楽しそうだな」
ヘ氏に向かい
ワン・ゴン「体の具合が悪いと聞いていたが、大丈夫なのか?」
ヘ氏「陛下が気を遣って下さるので大丈夫な様です」
ワン・ゴンはヘ・スに目を向ける
ワン・ゴン「10番目の皇子と殴り合いの喧嘩をしたのはこの娘か?」
ワン・ウク「ちょっとふざけただけです」
ワン・ゴン「皇子の名を地に落とすのが単なるふざけだと!度が過ぎるぞ。」
ワン・ム「こんな可愛い娘がワン・ウンと殴り合いの喧嘩なんてする訳が…」
ヘ・ス「申し訳ございません」
とヘ・スはワン・ゴンに対し土下座する…
ワン・ゴン「ワシが怖いか?」
ヘ・ス「陛下は聖君なので怖くありません」
ワン・ゴン「何故ワシを聖君と言う?」
いきなり聞かれ頭が真っ白になるヘ・ス…
ワン・ゴン「やはり、そう言って誤魔化すつもりだったのか!」
ヘ・ス「えっと、三つの国を統一して国を建てられ、村の人々も差別せずに高い地位につけるようにされました。それから…あっ!渤海からの侵略から最後まで私達を守って下さいました。だから聖君です」
ワン・ゴン「…フフフ…フハハハ…」
ワン・ム「この娘、普通の賢さでは有りませんな」
あぁ~助かった!ヘ・ス(コハジン)は心の中で
あ~中高の時の社会の先生!歴史を覚える時に悪口言って御免なさい~役に立ったわ!ありがとう!!
と社会の先生に感謝してるのだった…
ヘ・スに聖君と言われ、すっかり気を良くしたワン・ゴンは
ワン・ゴン「この娘にペルシアの毛皮を与えよ!」
と高貴なペルシアの毛皮をヘ・スに褒美として与える事にした…
ワン・ウク「ヘ・スお礼を言わないと」
ヘ・ス「恐悦至極に存じます~」
とヘ・スは慣れないお辞儀をするのだった…
宮中でヘ・スはトイレを探す…
ヘ・ス「広すぎて何が何処にあるか分からないわ…」
そんな時現れたワン・ソ(王昭)
ワン・ソ「お前のような奴が何でここに居る?お前が来られる所じゃ無いだろう、此処は」
ヘ・ス「あら~別人みたいだわ~今は誰が見ても皇子に見えるわ」
ワン・ソ「生意気な!俺は生まれた時から皇子だ。でお前は?また清浴を覗きに来たのか?」
ヘ・ス「后妃様に贈り物を差し上げたお礼に、皇宮を見学させて貰ってるのよ。で皇子はここでちゃんと暮らせてるの?」
ワン・ソ「当然だろ。母や兄弟が居る俺の家なんだから」
ヘ・ス「家にしては大き過ぎよね。朝夕ちゃんと父母様に会えてるの?」
そんな時、皇妃ユ氏がこっちに来るのが見えたヘ・ス。苦手とばかりに壁の向うに隠れてしまう。
皇妃ユ氏「願い通りに皇宮で暮らせたみたいね。養子に出て親孝行しなさいと送り出したのに、我慢もせず、ここに来るとは。使えない奴。同じ息子でもワン・ウク(王旭)とお前は天と地の差だ。人を殺す事だけ成熟し教養も無いお前が、皇宮で何が出来るというのだ!」
ワン・ソ「ご心配痛み入ります。母上の重荷にならないように必死で努力します。」
そんなワン・ソを一睨みして過ぎ去る皇妃ユ氏
陰でヘ・スは全部聞いてしまった…
あれが母親?傍で聞いてられないわ…とヘ・スはこっそり立ち去った
皇妃ファンボ氏とヘ氏は二人でお茶をしていたが、ヘ氏の咳が止まらない…
咳をしながら血痰が出るのを見た皇妃ファンボ氏は医師を呼ぼうとする。
ファンボ氏「誰か医師を!」
ヘ氏「医師は呼ばないで下さい。それよりもお願いがございます。皇妃様は皇子と婚姻した時に仰いました。私が皇子の大きな支え(背後勢力)となったから何でも私の願いを叶えると…どんなに難しい願いでも聞いて下さると…」
ファンボ氏「私が何をすればいい?」
ヘ氏「ヘ・スを皇子の後妻にして下さい。私がもう、残り僅かなのご存知でしょう?」
ヘ・スはワン・ゴンからの褒美ペルシアの毛皮を身に纏い、皇宮を後にしようとした時
前からあの公園の酒飲みのおっさんが前から歩いてくるではないか!
ワン・ウクとおっさんが挨拶を交わしているのを見るヘ・ス
ヘ・ス「おじさん!私の事知ってるでしょ?会った事あるじゃない!ほら、あの時酒も一緒に飲んで」
おっさん「何を言ってるのか…?」
ワン・ウク「ヘ・ス、チェ・ジモンを知ってるのか?」
ヘ・ス「当然でしょ」
しかし、チェジ・モンは首を横に振るばかり…
ヘ・ス「私の事、本当に知らない?私が貴方をどれだけ探したと思ってるの?」
チェジモン「私はお嬢様の事全然知りませんよ~ワン・ウク皇子の妻の妹だと言うのも今日初めて知りましたよ~」
ヘ・ス「あの時は~まだこんな格好してなかったわよ~高麗じゃなくて、今から約千年後、湖のある公園で…」
チェ・ジモン「気を付けなさい…皇宮ではしーっ!」
とがらっと声色を変え、口元に人差し指を当てるジモン
ヘ・ス「えっ!」
チェ・ジモン「此処では自分の思った事を何でも口にしてはいけない所です。特に皇位や皇室に関してはね。此処に来たら、此処の方式に従って暮らすんです。…まあ、人生変わりたいからと言って、変われるものではありませんけどね」
とウインクするチェ・ジモン
ヘ・スは結局煙に巻かれてしまった…
そうなんです。ヘ・スが高麗に来る前に湖の公園で出会った
酒飲みおっさんの台詞そのままなんですよね~

ワン・ウク(王旭)とヘ・スは雪の中屋敷に帰る
ワンウクの後に続いて歩くヘ・ス
ワン・ウクの足跡にそのまま自分の自分の足をのせ歩いていく…
それを見たワン・ウクは歩幅を広げ…案の定こけそうになるヘ・スの手を取る…
ヘ・スは詩のお礼にと洗浴剤をあげるが
ワン・ウク「ヘ・ス、詩には詩で返事をするのが礼儀だ。返詩待ってるよ」
と難題を吹っかけられヘ・スは悩むのだった…
そんなヘ・スが考えた返詩は…
次の日ヘ・スは誰も居ない書斎のワン・ウクの本に自分の返事を忍ばせるが
運悪く他の皇子達に見つかってしまった…そそくさと出て行くヘ・ス…だが
いたずら心満載のワン・ウン(王恩)は
ワン・ウン「ヘ・スがなんて書いたか見てみよう。」
だが、ヘスの返事の中身をみた皇子達は首をかしげる…
ワン・ジョン「何だ?これは?字なのか?絵なのか?」
ワン・ウォン「どれどれ?貸してみろ」
とワン・ウォン(王垣)も見るが分からない…
ワン・ウォン「何だ?これは?」
ヘス返詩の宛先であるワン・ウク(王旭)も分からない…
そして、ワン・ウンはワン・ソ(王昭)にも見せてみる…すると
ワン・ソ「両手をあげろ…天に向かって…口をあけろ…もっと丸く…ほら…これだろ!」
とワン・ウン(王恩)にポーズを取らせる…
皇子達「あはは…これだ!これだ!ソックリだ!」
ワン・ソ「楽しく笑ってる顔。ワン・ウク!ヘ・スはお前の贈った詩が嬉しかったみたいだな」
そうです~ヘ・スは ^O^/ これを贈ったのでした~
ところがワン・ウク(王旭)に返詩?を書いたヘ・スに不満を抱く者が一人
ペクア(王郁)は歩いていくヘ・スを追いかけ
ペクア「お前は一体何してるんだ?お前がヘ氏姉上に対して何であんな態度がとれる!」
ヘ・スはビックリする…
ペクア「姉上がどんな人か知ってるだろ!姉上がワン・ウク兄上をどう思っているか知ってるだろ!
ヘ・ス「私が何をしたって言うの?」
ペクア「見てれば分かる!ワン・ウク兄上が何がどんな物が好きか…どうすれば笑うかとかずっと考えているだろ!何を見ても兄上を思い浮かべる心!お前と兄上が互いに恋し焦がれる思い!誰も気づかないとでも思ったのか!私が知って…ヘ氏姉上も全部知ってるんだよ!」
ヘ・ス「…姉上が?」
ペクア「よく聞け!ヘ氏姉上にはワン・ウク兄上しかいない。兄上しか見つめる事の出来ない人だ。なのに、そこにお前が入ってきたんだ!姉上を傷付けるなら…ただじゃおかないぞ!」
と立ち去るペクア…そして後ろでワン・ウクが全部聞いていた…
ワン・ウク「悪かったな…」
ヘ・ス「いいえ、私が悪いのよ…重荷にならないって約束したのに…一番の重荷でした…」
ワン・ウク「お前が悪いわけじゃない!詩を贈ったのも、詩の返事を貰うようにしたのも全部私だ…そしてお前の笑顔を見られるように色々したのも全部私なんだ…だから私の所為だから自分の所為と思うのはよせ」
ヘ・ス「愛の心は怖いって分かってたのに…どうにかなるだろうと放ってました。皇子の手を取り部屋から出た時からが私の間違いでした…皇子の前で涙まで見せて…ごめんなさい…」
こうしてヘ・スの恋は破局に終わるのだった…
ヨンファ姫は父ワン・ゴン(王建)に誂えた枕カバーを差し上げる
ワン・ゴン「上手く出来た物だ」
ヨンファ「まだまだ未熟者ですわ」
ワン・ゴン「どうしてお前は父をこうして喜ばす事が上手いのか?娘馬鹿になりそうだ。お前をどんな男に嫁がせれば良いのやら」
ヨンファ「陛下が何処に嫁がせて下さるのか待ち遠しいですわ」
ワン・ゴン「ワシはお前が気楽で貧しい所でないところに嫁がせて遣りたいんだが…」
ヨンファ「私を皇宮から遠い所に嫁がせるつもりですか?」
ワン・ゴン「何だ?嫌か?」
ヨンファ「陛下が決められた所であればきっと幸せに暮らせるでしょう…良い所を探して下さると期待しております」
ワン・ゴン「ヨンファ、お前は一言一言、父を喜ばせてくれる…お前はこの父の喜びだ…」
そんな父に対しおべっかを使うヨンファが一番目に留めているのがワン・ソだった。
通りかかったワン・ソを呼び止める。
ヨンファ「兄様。皇宮で会うのがまだ慣れませんわ」
ワン・ソ「俺もだ。この服、俺の服には思えない」
ヨンファ「陛下が私を嫁がせるみたいです」
ワン・ソ「そうか。相手は決まったのか?」
ワン・ヨ「なんだ?もしかして自分とでも思ったのか?陛下がお前を皇宮で暮らせる様にされたのは驚きだが、要らん期待はするな!陛下がお前に大切な娘をくれるとでも?」
ワン・ソ「なら、賭けてみるか?」
ワン・ヨ「結果が分かってるのに、賭けをする馬鹿が居るのか?なら、ヨンファに聞いてみろ!この醜悪な顔を一生見る覚悟はあるのかって」
ヨンファ「私は美しい人より、私を大切にしてくれる男の人がいいわ。私を大事にしてくれる人」
ワン・ヨ「お前の価値を知らないと大事にも出来んだろ。ヨンファ、俺はお前を最高の皇妃に考えている」
ヨンファ「ワン・ヨ兄様はいつも私にそういってるでしょ?では、ワン・ソ兄様は?」
ワン・ソ「まさか俺にお前の値を付けてくれとでも言うのか?俺は高貴な女より、俺を大事にする女がいい。この醜悪な顔がこんなところで役に立つな」
と言って去って行った…
ワン・ヨ「単なる言葉遊びだ。あんな風に強がりを言っても、中身はただの獣だ。お前の相手に相応しくない」
ヨンファ「その獣を人間に育てたらどうなるのか知りたいと思った事もありますわ…」
雪の降る中へ氏は一人で自分の服や物を火にくべていた…
咳が止まらないヘ氏に慌てて駆け寄るヘ・ス
ヘ・ス「誰か!誰か居ないの!チェリョン!」
ヘ氏「ヘ・ス…あなた皇子に対してどんな心で居るの?」
答えられないヘ・ス…
ヘ氏「馬鹿よヘ・スあなたは本当に…私に化粧をしてくれない?あの人の記憶に美しく残りたいわ」
ヘ・ス「…姉様」
ヘ・スは泣きながらヘ氏に化粧をする…
そんなヘ・スを見ながらヘ氏は
ヘ・ス…あなたの体は熱が多く風邪を引きやすいから体を大事にして
あなたは皇族と近い間柄だから言動には注意しないといけないわ
あなたの我慢できない性格、私は本当に心配だわ…
それとワン・ウク皇子の枕くらいはヘ・スあなたが作ってあげるのよ
あの人は心配事の多い人だから眠るときぐらいは楽に眠れるように…
あなたにあの人の事頼むわヘ・ス…
本当にヘ氏は姉では無く、お母さんみたいです~
ヘス事をこんなにも心配していたんですね~

ヘ・スは急いでワン・ウク皇子のところに行き…
ヘ・ス「ワン・ウク皇子…姉様が皇子を探しているの早く行って!早く!」
ワン・ウクはヘ氏の願いで雪の中、散歩に出かける
ワン・ウク「今日は早く部屋に戻った方がよさそうですよ」
ヘ氏「皇子…貴方と一緒に雪化粧を見てみたいと思っていました…」
と雪景色を見ながら…
ヘ氏「覚えていますか?私が初めて皇子を見た時の事を…貴方が私を負担に思われても、私は強引に婚姻しましたよね…羽をもがれた皇子、貴方を再び立ち上がらせたかったんです…」
ワン・ウク「貴方のその心、私が知らないとでも思っていましたか?」
ヘ氏「これからは貴方にヘ・スを任せたいと思っております…私の事を思って、どうかヘ・スを…」
と言い掛けて力尽きて倒れかけるヘ氏
そしてワンウクはヘ氏を背負って歩く…
ワン・ウク「以前、貴女が言った事が頭に浮かびます…私が貴女を愛して無いといった言葉…私は…」
ヘ氏「仰らなくてもいいです…」
と何かを言いかけた途中で事切れてしまった…
こうしてヘ・スの又従姉妹のヘ氏は天に旅立って行ったのだった…
6話
ヘ氏の葬式を済ませ…
ペクア(王郁)はヘ氏の絵を眺め…
ヘ・スはヘ氏を思い出しては涙を流し…
妻を亡くしたワン・ウク(王旭)は…
明かりも付けず暗い部屋に閉じこもる
ワン・ウク「何で言えなかったんだろう、聞きたがっていたのに…愛してると言えなかった…違うと思っていたから…でもヘ・ス…その心も愛だったんだ…有り難いとだけ思っていたのに…愛だったんだ…今分かったんだ…愛だったんだ…どうすればいい…ヘ・ス…」
ヘ・ス「姉様もその気持ち…きっと分かってるわ…」
ワン・ウク「何で!何で!何で言えなかったんだ~!」
とワン・ウクは号泣するのだった…
亡くなってから愛してる分かるって…なんて悲しい…
でも、考えてみると妻が手紙に一筆詩を書くことを知ってたりして
ホントお似合いのカップルだったんですよね~

心の支えのヘ氏姉様が亡くなってヘ・スは心に穴が開いたようだ…
そんな時、窓を叩く影が…なんだろうとヘ・スが窓を開けると…
人形が現れた!なんだと思ってみてみると…
ヘ・スとワン・ウンの出会いが人形劇になってたのだった…
―俺は皇子だぞ!何だその態度は!―
―皇子だからって覗き見してもいいっての!懲らしめてやる!―
ヘ・スは思わず笑ってしまう…
ヘ・ス「何でこんな人形劇を思いついたの?ちょっと感動したわ。皇子最高!」
ワン・ウン「お前が元気なくしたかと思って…でこれはなんだ?」
ヘ・ス「これ?最高って印よ。親指が一番頭でしょ。こうして親指を立てるの」
ワン・ウン「そりゃ駄目だ。一番は陛下がいらっしゃるのに…」
これならどうだと一指し指を立てる…こうして最高の合図は一指し指に決まった…
ワン・ヨ皇子とワン・ソ皇子は出会う度に喧嘩している…
ワン・ヨ「お前はまだ俺に謝っていない…母上と俺を誤解して窮地に陥れて…兄弟でも挨拶ぐらいはちゃんとしろ」
ワン・ソ「挨拶なら、俺の方が受けるべきだな。死ぬ所を助けて遣ったのに…」
ワン・ヨ「正胤(皇太子)ワン・ムは何時まで正胤で居られると思う?」
ワン・ソ「まだ死にたいみたいだな」
ワン・ヨ「何だと!」
そこに他の皇子達が入ってくる…
ワン・ウン「兄上、聞きましたか?後百済の民が高麗に入ってきたのを。陛下が難民の為に各地から金を集めてるそうです~」
ワン・ウク「渤海であり、後百済であり全てを抱擁するのが高麗でると考えておられる」
ワン・ヨ「確かに国が滅びるのは一瞬だ。13番目の皇子ペクアの親を見ろ。偉大な新羅の王が陛下に頭を下げ国の欠片もなくなったではないか。出来損ないの親戚とでも言うか」
悔しくても何も言い返せないペクア…
ワン・ソ「だが俺達も陛下を怒らせたら何も得られないのは同じだ。主人の一言で左右される存在なのに大口を叩いて、出来損ないの下に居ようと犬の下に居ようと主人(陛下)の前では何も言えない癖に、大口叩くのも大概することだな!そんな生き方するならむしろ酒でも飲む方がマシだな!ペクア!お前、酒は飲めるか?」
ペクア「ええ、ワン・ソ兄上!酒なら幾らでも!」
ペクア(王郁)はワン・ソ(王昭)に続いて出て行った…
ペクア「有難うございます。兄上」
ワン・ソ「お前を助ける為に言ったわけじゃない、礼は要らん。強者が弱者を詰るのを見てられなかっただけだ」
ペクア「代わりに言ってくださったから有り難いんですよ。私は兄上に何も言えないから…」
ヘス(コ・ハジン)はヘ氏の墓参りに来ていた…
私は何時までヘ・スで生きないといけないのかな…
姉様ともこんな話をしたかったなぁ…
ごめんなさい…そしてありがとう…
そこにペクア(王郁)がワン・ジョン(王貞)を連れて訪れる…
姉の墓参りを済ませ
屋敷に帰ってきたヘ・スは自分の婚姻の相手が決まったという
ヘ氏家から親戚が来てヘ・スの婚姻が決まり連れ帰るというのだ!
ワン・ウク「突然ですね…」
へ氏家「あの娘をこのまま此処に置いておく訳にはいかないでしょう。幸いに良い婚姻話が出てるんですよ~」
へ氏家「ヘ氏家にとってこれ以上の婚姻はありませんよ~」
ワン・ウク「妻が亡くなってまだそんなに経ってないのに婚姻ですか…あの娘にも時間が必要ですよ」
ヨンファ「むしろ良かったではありませんか。死んだ妻の家に長く住んでいたとの噂が立てばあの子の婚姻の時に良いことではありませんわ」
ヘ氏家「皇子様にもご理解願いますよ~捨てるのは惜しい婚姻なんですから」
とヘ氏家はにまにまと笑みを浮かべるのだった…
ヘ氏家の笑顔を見るとヘ・スの相手はどこかの貴族なんでしょうか?
ヘスは一体何処の家にお嫁に行く事になるんでしょうね…

ペクアはワン・ソを連れてくる
ペクア「ヘ・スが婚姻なんて…兄上も止めて下さいよ」
ワン・ソ「ヘ氏家の事だ、俺たちにそんな資格は無い」
そこにワン・ウンとワン・ジョンも走ってきた…
ワン・ウン「兄上!ヘ・スが婚姻って本当ですか?」
ワン・ジョン「ワン・ウン兄上から聞きましたが、相手は還暦を過ぎた息子の沢山いる老人だそうですよ!」
ワン・ウク「何だって!ヘ・スが何処に嫁ぐって?」
ワン・ウン「ワン・ウク兄上酷いですよ!」
ワン・ジョン「絶対にヘ氏家の安定を条件にこの婚姻を呑んだんでしょう。ヘ・スは売られるんですよ~」
ワン・ウク「ペクア私を助けてくれ…」
死んだ表情のヘ・ス(コ・ハジン)…ところがいきなり立ち上がり
ヘ・ス「駄目。この婚姻受けられない。私逃げなくちゃ」
チェリョン「ええ、お逃げ下さい…私は殴り殺されても絶対に言いませんから」
ヘ・ス「チェリョン~」
ヘ・スがどうしようと考えていると窓を叩く影が…
ワン・ウンだった。ヘ・スはワン・ウンの手引きで外に出のだった…
一方へ氏家は籠まで準備し、ヘ・スの準備を今か今かと待っている…
そこに、ワン・ウクとヘ・スと思わしき者の姿が馬に乗って駆け去って行った…
ヨンファ「兄様?ヘ・スが逃げたわ!追い掛けて早く!」
馬に乗り逃げ去るワン・ウクとヘ・ス!それを馬に乗り追いかけるヘ氏家とヨンファ!
ところがヘ・スの乗った馬は早くも追いつかれてしまった…
ワン・ジョン「何故に皇子の道を塞ぐ!」
と恫喝するワン・ジョン!
ヘ氏家「ウチの甥の娘が皇子に害を与えているようなので…」
とすっぽり覆っているヘ・スの布を無理やり引き剥がす…
「へっへ~ん」
中から出て来たのはなんとワン・ウンだった!
唖然とする一同!
「で?甥の娘ってワン・ウン兄上の事を言ってたのか?」
ハハハ…とヘ氏家を嘲笑うワン・ジョン達…
その様子に怒ったヨンファ!
「他の道に逃げたわ!急いで追いかけるのよ!」
じゃあ、一体へ・スは何処に?
ヘ・スは何とワン・ソ皇子と共に馬で逃げていた…
ワン・ソがヘ・スを抱えペクアと共に馬で駆けていく…
ヘ・ス「まさか貴方が私を助けてくれるとは思わなかったわ…」
ワン・ソ「俺は人に人生を振り回されて生きて来た…これ以上は見るのも嫌だ…そして振り回されるのがお前なのも…何か嫌だな…」
そしてずっと馬で駆けていたが何と思わぬ相手が道を塞ぐ…
ペクア「ジモン!お前が何の用だ?兵士まで連れて…」
チェ・ジモン「お連れの方は8番目の皇子の館に住むヘ・スお嬢様ですね。私と一緒に来て貰いましょう…」
ワン・ソ「お前が何故?まさかこの娘の婚姻相手の味方でもするのか?」
ペクア「ジモン!知らない振りしてくれよ。あんな酷い家に嫁ぐなんて可哀想だ」
チェ・ジモン「お嬢様に入宮令が下されました」
ワン・ウク「どう言う事だ!入宮だと!…まさか」
チェ・ジモン「陛下とヘ・スお嬢様の婚姻が決まりましたので、連れに参りました」
ワン・ウク「そんな馬鹿な!何かの誤解だ!」
チェ・ジモン「急ではありますが、ヘ氏家(解氏家)のヘ・スと陛下の婚姻が正式に決まりました」
ワン・ソ「お前、何か聞いてたか?」
ヘ・ス「いいえ、何も…」
ワン・ソ「ならいい…絶対に馬から降りないでこのまま居ろ」
へ氏家も後からやって来る
ワン・ウク「どう言う事だ?」
ヘ氏家「陛下がヘ氏家の功を認めて姻戚関係を結んで下さるのだ…嫁が亡くなったのでファンボ氏との縁は切れましたぞ。これで陛下のお子でも授かれば…ウハハハ…」
ヨンファ「まさか、私達が知ったら、この婚姻を塞ぐか心配で、相手の事を言わなかったの?」
兵士はヘ・スを連れて行こうとする
ワン・ソ「下がれ!」
チェ・ジモン「皇子~皇室に逆らうとどうなるか知ってる癖に…」
ヨンファ「皇室に逆らうなんて!兄様!この娘を早くそちらに渡して!その娘の所為で、私達兄弟、皆死んでしまいます!」
ワン・ソ「行くな!今行けば皇宮から出られなくなるぞ!」
と止めるがヘ・スは皆の為にジモンに大人しく付いて行く事にした…
ヘスの婚姻は誰にも止められないみたいです~
それにしても息子の多い老人って陛下(ワン・ゴン)のことだったんですね~

ヘ・スは皇宮タミウォンに連れていかれれる
オサングン「此処で服を脱いでもらいます」
ヘ・ス「何で?」
オサングン「傷があるかどうか調べるのです。傷のある女性は陛下と婚姻出来ません」
オサングン「今日は陛下との婚姻及び初夜になりますので無礼を御赦し下さい」
ヘ・ス「初夜~?ちょっと待って!ちょっと待ってよ!」
オサングンは無理やりヘ・スの服を脱がせ傷が無いかどうか調べたのだった。
皇室では皇妃達が今回の婚姻の事で話合っていた…
皇妃ユ氏「陛下が婚姻なさるそうよ。止めないのですか?」
皇妃ファンボ氏「国政の為の婚姻です。止めてどうするというのです?」
皇妃ユ氏「陛下の相手は29歳だそうよ。国の事より、家族を省みるべきよ」
ワン・ジョン「母上、助けてください。ヘ・スが陛下と婚姻するんです。止めないと」
皇妃ユ氏「ヘ・ス?ヘ氏家のあの娘なの?放って置きなさい!陛下との婚姻をどうやって止める?」
ワン・ジョン「ヘ・スは望んでない婚姻なのです。どうか母上~」
一方ペクアもワン・ソを説得していた…
ペクア「早く、ヘ・スを出す方法を考えないと!」
ワン・ソ「これは家の問題だ。放っとけ。」
ペクア「じゃあ、ヘ・スが行きたくないって駄々を捏ねたら私達は皆死ぬのに?」
ワン・ソ「どちらにしろ。嫌なら行かなければ良かったんだ。もう誰にも止められん。お前、もしかして、あの娘が好きなのか?」
ペクア「それは私じゃなくて…ただあの娘は普通とは違うんです。」
ペクア(王郁)はヘ氏姉上が亡くなりヘ・スと二人で酒ばかり飲んでいて…
ヘ・ス「姉上が好きなのに何で告白しなかったの?」
ペクア「私の母は亡国新羅なんだ。ヘ氏家の家柄が高くて釣り合いが取れなかった。たがら姉上をくれって言えなかったんだ…」
ヘ・ス「またまた!人を物扱いする。千年経てば人の上に人は無く、人の下に人はいないわ…」
ペクア「うわっ!馬鹿!人が聞いたら大変な事になるぞ」
ヘ・ス「此処は毎日、身分がどうの皇子がどうのうるさいのよ!どうせ何時かは皆死ぬの!
心の思うままに生きるの!遣りたい事全部やって生きるよ!OK?」
ヘ・スはペクアにOKまで教えてますよ~
とペクアはヘ・スとの話をワン・ソにする…
ワン・ソ「恐れもせずにそんな危ない事を言う奴、止めないでそのまま見てたのか?」
ペクア「間違った話でもありませんよ。家柄、容姿がよければいい待遇を受け、私達皇子だって、いい所に婿に行けばいい待遇を受ける。皇子である私達がそうなのに民はどうですか?」
ワン・ソ「だから?皇室を覆すのか?お前がこの国変えれるのか?」
ペクア「私はただ自由になりたい。兄上もそうでしょ。ヘ・スも同じです。父母兄弟も無い娘がどうやって皇室で暮らせますか?今日が終われば陛下に合う事も無いだろうし…そうなればあの娘は息が詰まって死んでしまいます」
ヘ・スは服を着替えさせられ
婚姻の時間になってしまった。ワン・ゴンはヘ・スの部屋へ訪れる為に移動する。
ところが廊下でワン・ウクが陛下の通りを待っていた…
ワン・ゴン「お前のように鋭利な者がワシの行く手を阻む。何故だ」
ワン・ウク「婚姻により既に皇族は満ち溢れ、皇族同士の争いも見受けられます。なのにまた、他家を取り込む理由を知りたく存じます」
ワン・ゴン「契丹(キタン)を防ぐ為だ。その為にはヘ氏家の力が必要だ」
つまりヘ氏家であれば誰でも言い訳であってヘ・スじゃ無いといけない訳ではないんです~
つまり、ヘ・スは運が悪かった訳です~

ワン・ソ「この方法でなくても良いならどうされますか?」
ワン・ウク「陛下どうかこの婚姻解消して下さい。」
ワン・ソ「ヘ氏家と契丹(キタン)の裏取引の証拠が挙がっています。それを明らかにし、ヘ氏家を処罰し、他の部族に任せる方法もあります。また、馬を育てる権利を彼らに与える方法もあります。婚姻でなくてもいくらでもヘ氏家の勢力を抑える方法はいくらでもあります」
とチェ・ジモンを絞めて得た情報を陛下に伝えるワン・ソだが
ワン・ゴン「内官!婚姻を即行する。ワン・ソ!お前の言葉通りにヘ氏家を処罰したとしよう。さすれば契丹(キタン)はその日の内に軍を動かし国境を突破する恐れがある。また、ヘ氏家のみ特別扱いしたならどうなると思う?他の部族がそれを黙って見ていると思うか?皇宮での事は履行しないのではなく、出来ない言い分が無ければいかんのだ!分かったか!お前達の名分は却下だ!」
ヘ・ス「ならば私がその名分を差し上げます!」
ヘ・スは花瓶を割りその欠片で自分の手首を傷付け
ヘ・ス「体に傷のある者は陛下と婚姻は出来ません。なので陛下、私を解放してください…」
ワン・ゴン「フハハハ…度胸は男よりも勝っておる!」
とワンゴンは笑いながら去って行った…
気が抜けて倒れるヘ・ス
それを抱きとめるワン・ウク…
ワン・ウクはヘ・スを抱きタミウォンへと運ぶのだった…
ヘスは気が付くとタミウォンに居た…
オサングン「怪我の痕は残るそうよ。そんなにも陛下と婚姻したくなかったの?富と栄誉の地位なのに」
ヘ・ス「でも、私がどう生きるか選ぶ権利は私にあるわ…」
オサングン「多分陛下は貴女に罰を下されるわ」
ヘ・ス「後悔してないわ。守りたいものを守ったのよ。覚悟してるわ」
ワン・ウクがヘスの様子を見に来た…
ワン・ウク「もう、大丈夫だ。もう終わったんだ。陛下はお前の体の傷を理由に婚姻を解消された。あの夜程、自分が情けないと思った事は無い…」
ヘ・ス「もう、会えないかと思いました。挨拶も碌に出来てないのに、こんな別れは嫌だと…」
ワン・ウク「もうそんな事にはならない。大丈夫だ…」
ワン・ゴンとジモンはヘ・スの処置をどうするか決めていた…
チェ・ジモン「ヘ・スお嬢様の処置は如何なさいますか?」
ワンゴン「大目にみても国婚を破談にするのは赦しがたい行為だ。官婢にでもしろ!」
チェ・ジモン「宮女にしては如何ですか?皇妃様達から宮女にに欲しいと要請が来てます。」
ワン・ゴン「皇子の願いを聞いたんだろう。それにしてもあの娘は皇子達と一体どんな関係なんだ!8番目、4番目の皇子までワシを止めおって!これ以上混乱を起こしたくない」
チェ・ジモン「それとタミウォンのオサングンからも要請が来てます。聞く所に因ると化粧や薬草に詳しいようです。オサングンに預ければ皇宮に大きく貢献するのではと思いますが…」
ワン・ゴン「あの娘は今何処にいる?」
こうしてヘ・スは宮女になった。
ワンウクとの別れを惜しむヘス…そんなヘスにワンウンは絵文字の手紙を贈る
ワン・ウクの絵文字は漢字なんですね~
そして他の皇子達も別れを惜しむ…
そんな中ヘ・スは宮女の道を歩み始めるのだった…
タミウォンに足を踏み入れるヘ・ス
そしてオサングンとの出会いが始まるのだった…
5話-6話感想
ヘ・ス(コ・ハジン)の人生って波乱万丈ですね~
現代からタイム・スリップして高麗に来て
高麗で不倫の恋をし破局を迎え
皇帝陛下に求婚されてもそれを蹴り
やっとワン・ウク皇子と結婚できるのかと思いきや
今度は宮女になってしまいました~
ヘ・スはこれから皇宮で無事過ごせるのでしょうか?
次回お楽しみに~

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