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クルミットです♪
民乱の原因は自分が行っている腐敗政治のせいなのに、全くその事を顧みようともせず、息子達を縛りつけ、自分の意にそぐわない事は権力を用いてそぐわせるようにする。
素敵な兄弟の父ペク・マンドゥク(ペク吏官)の利己主義が、今回も波乱を巻き起こします。
今回は7話からご紹介していきますので、お楽しみください♪
【緑豆の花】(ネタバレあり)
緑豆の花 7話
吏房をやめて自由がほしいと言うイガンの強い意志を前に、呆然と脱力する父マンドゥク。
「好きにするがいい」と。
この会話をたまたま聞いたイヒョンとユウォルは感激していた。
イヒョンは右手にはめる革の手袋をイガンに贈る。日本製のものだと。これは実は、ジャインからイガンへの気持ちの品だった。
イガンを縛りつけようとする父は、母ユウォルに東学教徒の濡れ衣をきせることに。この話を盗み聞きしたイヒョンは、一足早くユウォルを連れて古阜から逃げ出す。イガンに行き先を伝言して。
イガンは、イヒョンとの待ち合わせ場所に行く前に母の濡れ衣を晴らす!と、父に買われた男の家に行く。が、男はすでに殺されていて、待ち構えていたチョルドゥにイガンまで殺されかける。正当防衛でイガンはチョルドゥを殺さざるを得なかった。
イヒョンが待ち合わせ場所に指定した禅雲寺では、民への配給が行われている最中、政府のイ・ヨンテ率いる部隊に襲撃されてしまう。
ユウォルが連行されかけたところで、政府軍が次々と銃撃にあう。
遠方から狙撃しているのは若い女だった。その女は仕上げにイ・ヨンテにトドメを刺した。
イヒョンとユウォルが山林を逃げている間、チョン・ボンジュンと出会う。
チョンは、イヒョンに「仲間にならないか」と誘いをかける。
緑豆の花 8話
イヒョンは、チョンのやり方には賛同できないと答える。
野蛮な竹槍よりも、文明で新たな世界を開けるのだと。
チョンは、文明国だと自負する列強によって弱小国は攻められ搾取されてきたと。
二人の意見は分かれたが、チョンは結婚を祝福してイヒョンを見送った。
チョンを探し歩いていたジャインとチェ行首は、禅雲寺に向かう途中で倒れていたイガンを見つけ、傷の手当てをする。
イガンは二人も殺した罪を着せられ、お尋ね者のビラがあちこちに貼られていた。
それを見たイヒョンは、ここまで兄を追い詰めた父に対して、堪忍袋の緒が切れてしまう。
帰宅したイヒョンは、ユウォルを殺した、次はコシギを殺すと嘘を言い、酒を呑んで父を無視する変わり様。
イガンはジャインの助けを借りて母親に会うことができた。
そして全州旅閣の一室に泊まり、翌朝にはチョン・ボンジュン目指して発った。
ユウォルは旅閣の仕事を手伝いながら息子を待つ事になる。
民乱の兵士が4千人以上にものぼり、政府は民の若者を徴兵する事に。
イヒョンは学業を重んじる貴重な人材として徴兵されない筈だったが、ファン進士が裏で手を回し、徴兵される事になる。
そんなイヒョンのもとに、日本の村田式銃が届く。
緑豆の花 9話
銃をミョンシムに披露している時、徴兵されてしまうイヒョン。
父マンドゥクは力なく見送るしかなかった。
イガンはチョンに会う事ができたのも束の間、義兵になりたいと直談判するも追い返されてしまう。
ジャインは軍商になり白山武器庫に赴く。
そこで父の悪行の仕返しという名のイジメにあい、銃を軍曹に取られてしまうイヒョンに会う。
チョン・ボンジュンは茂長県クスネの痩せた土地に、緑豆の種を蒔く。
痩せ地でもよく育ち、痩せ地を肥えさせるのか緑豆だという。
この地で、古阜のチョンと泰仁大接主キム・ゲナムと茂長接主ソン・ファジュンが手を取り合って「人則天を遂げるまで共に闘おう」と誓いを立てた。
1894年陰暦3月20日の茂長起包である。
東学党はまず古阜に向かう。
イガンはペク家に突然現れて、父と正妻と義理の姉を連れて古阜をあとにする。
7話から9話までの感想
イヒョンは日本の慶応義塾大学に留学中、マッチに感銘を受けました。
昔の韓国では、火種を絶やさないよう努力するのが女性の役目だったらしく、マッチがあれば火の無いところにも火を起こせる。女性が楽になる。なんて素晴らしい文明だろう!と思った話が1話か2話に、描かれていました。
このように文明が開化していく事で、世の中が新しく開けていくと信じている人です。
だからチョン・ボンジュンのやり方には賛同できないと言いました。
しかし不本意にも徴兵され、戦士としての日々が始まります。
父親の利己主義にも堪忍袋の緒が切れて、常軌を逸した様子も見えたイヒョン。
コシギではなく、イガンとして生きる事に決めたイガンは、チョンに簡単には受け入れてもらえませんでした。
これから新たな道をどう切り開いていくのか。
二人の変化に注目です。
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