緑豆の花-あらすじ-40話-41話-42話-感想付きネタバレありで!

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クルミットです♪
しっかりしていて男勝りなジャインですが、そうはいってもまだ若い女性。彼女が命がけで、武田を欺いて信義軍に軍需物資を届けようとしているのに、イヒョンはいとも簡単に邪魔をします。

その結果がどうなるのか…。

今回は40話からご紹介していきますので、お楽しみください♪

【緑豆の花】(ネタバレあり)

緑豆の花 40話

イヒョンの差し金で、軍需物資は信義軍に届かない。
ドッキは責任をかぶる為全州旅閣を去り、ボンジュンのもとへ向かう。

物資を運搬中のジャインはイヒョンにつかまり、日本軍と同行するしかなかった。

参禮に続々と義兵が集まっていた。ナムさんとオクセ、“村の犬”接長の愛息子達まで駆けつけてきた。

義兵の数では圧倒的に勝るが、武器や後ろ盾のないなか勝算は見込めず、悩むボンジュン。
だが、闘志溢れる首脳部に背中を押されて全軍出征する決断をした。

1894年陰暦10月、各部隊が各方面に散らばり進撃開始。

武田のもとへジャインと戻ったイヒョンは、仁川で日本が惨敗したと知る。
だが武田はどっちみち義兵が生き残る道は無いと言う。
降伏や和約になっても、東学党員は全員殺戮する計画だと。

仁川の次は公州牛禁峠での戦いが肝になる。
ボンジュンの作戦は、圧倒的な兵士数を生かして全員総攻撃で、敵の戦意を喪失させようとするものだった。

緑豆の花 41話

罰として檻の中にいたドッキは釈放され、別動隊員に志願した。
仲間の結束は心強いが、ジャインの身が心配で気が気でないイガン。
そんなイガンを慰めるポドゥリは、自分の想いをさりげなくイガンに告白した。

ボンジュンとファン進士は、生きて帰ったら一緒に酒を呑もうと約束する。

皆が死を覚悟して挑む決戦前夜は、“村の犬”接長の愛のある歌声が時間とともに流れているような、張り詰めていて穏やかな、そんな夜だった。

牛禁峠での対戦は、日本の回旋砲でかなりの犠牲者が出た。

突撃しようとするイガンを制してナムさんが前に進み、銃弾をあびてしまう。イガンに「ユウォルと幸せに暮らすんだぞ。」といつもの優しい笑顔でしっかりと声をかけて、やさしいナムさんらしい最後だった。

義兵が退却した後、ナムさんの遺体の前でイヒョンは立ちすくんでいた。
彼は、義兵は当然降伏してくるものだと考えていた。
だが、蟻の大群のように諦めず進撃を続けてくる想定外の現実に面食らっていた。

そうして次の対戦では、“村の犬”接長が、彼の誇り、二人の愛息子と共に倒れた。最後の最後まで息子を誇りに名前を叫び、ごきげんに唄い続けていた。

全く戦意を失わない義兵に、敵軍のイ・ギュテも「もうやめてくれ」と悲痛の心境だった。

1894年陰暦11月の牛禁峠は、まさしく愛ある革命魂の象徴だった。

緑豆の花 42話

義兵の犠牲者は2万人以上と言われている。
これ以上犠牲者を出すわけにはいかないが、志半ばで諦めきれないイガンたち。
色々な意見がある中、イガンは義兵達に決めさせたいと言う。

兵士達には名前をつけてもらえず、“村の犬”接長のようにあだ名で呼ばれる人間が多くいた。
身分の低い者は名前すらなかった時代で、この数ヶ月差別のない世界を垣間見ることができた。降伏したらまたもとにもどってしまう。
平等な世界を当たり前にする為に闘いぬく!というイガンの意見に皆が共感した。

ペク家では婦人がイガンを名前で呼び、ユウォルがお嬢様をあんたと呼び、義兵の無事を祈ってミョンシムを加えた女4人で太鼓を奏でていた。

義兵は夜襲を決行し、ボンジュン始め全員で必死に峠を越えようとする。
このとき刺されてしまったギュテをドッキは見送る。
思いがけない義兵の執念に、日本軍は一瞬たじろぐが、結局回旋砲の威力にはかなわず義兵は惨敗するのだった。

翌日牛禁峠に行ったジャインは、日本兵に銃口を突きつけられているドッキを目の当たりにしてしまう。
「会えてよかった。幸せに…」と、いつもの笑顔を向けながら、とどめをさされてしまったドッキ。
ジャインはドッキの遺体と共に全州旅閣へ帰った。

武田は全羅道に生存する全ての東学党員を抹殺する計画で、ホンを道案内に任命する。 
 
古阜ではユウォルが息子の名を呼びつつ泣き崩れている。
でも牛禁峠の遺体の中で、イガンはぱっちり目を見開いた!

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40話から42話までの感想

あぁやはり不安だった展開になってしまった…。
いつも笑顔でごきげんに生きる良い人達がいなくなってしまった…。
時代劇や戦争ものを見て、こんなに感情移入したのは初めてです。今こうして書いていて、また涙があふれてきます…。

牛禁峠を四つん這いになって必死でよじ登るシーンに、リアルな“昔”を感じました。
対戦風景も「リアルにこんな感じだったんだろうなぁ…」って気持ちで見ています。

それにしても、日本の行き過ぎた発想には呆れてしまいます。
ホンの道案内で全羅道へ向かう日本軍を、イヒョンのアイデアで倒してくれないかなあと期待しています!

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