マウス-ある殺人者の系譜-16話-17話-18話-感想付きネタバレありで!

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バルムが襲われたものの命が助かった一方、ヨハンが死亡して連続殺人事件の幕が下されたり、バルムが記憶喪失になったり、ムチと共に殺人事件の捜査を行うも少し様子がおかしかったり、色々あった前回。
そして今回、バルムにヨハンの脳が移植されていたことが判明するなか、ヘッドハンター殺人事件の犯人・ソジュンの過去が明らかに。

【マウス-ある殺人者の系譜】(ネタバレあり)

16話

殺人犯・ジェピルは次のターゲットとなる女性宅に侵入し女性を襲っていた。
その女性はなんとボンイ。
ボンイが殺されそうになるなか、バルムがそこにやって来て、ジェピルは逃走。
ボンイは助かるのだった。
バルムは逃げるジェピルを追いかけ、追いつくと一心不乱に暴行を加える。
しばらくして我に帰ったバルムは戸惑いながらもジェピルを逮捕。
ジェピルはバルムの暴行により負傷したため病院に搬送されるのだった。

バルムは自分を制御できないようで戸惑っていますね…

その後、バルムはボンイと話していた。
そこでバルムはボンイについての記憶が戻ったことを伝える。
それを聞いたボンイは笑顔を見せるのだった。
一方、ジェピルは26年前にムチの上司・ドゥソクの娘・ヒョンスを殺したと自白。
しかし、ホンジュはジェピルが嘘をついていると疑っていて、ジェピルの病室を訪ねると「なぜ嘘をつくの…?」と問いかけるのだった。

ジェピルの犯行なのか、スヒョンの犯行なのかどっちなんでしょう…?

バルムはここ最近死亡した連続殺人鬼・ヨハンが殺人を行う記憶が自分の頭の中でフラッシュバックしていて、それがなぜなのか分からないでいた。
そして病院でそのことを医師に相談する。
しかし明確な答えは分からないのだった。
その後、バルムがこの件について調べを進めると、ある事実が判明する。
実はバルムがヨハンに襲われた時に手術を行なった医師はバルムが聞かされていた医師とは別の人間だったのだ。
さらに手術をした医師は、服役中のヘッドハンター・スヒョンだったと判明しバルムは衝撃を受けるのだった。
そんななか、事件が発生する。
ムチが逮捕され入院中のジェピルの病室を訪ねると、ドゥソクの妻がジェピルを殺していたのだ。

どうやら娘を殺した犯人がジェピルだと知り復讐で殺したようです

ムチは衝撃を受けながらも「俺が罪を被る」とドゥソクに告げると駆けつけた警察に自分の犯行だと話し逮捕されるのだった。
一方、バルムは刑務所を訪ねスヒョンと面会していた。
「俺の脳に何をした?まさか俺の脳にヨハンの脳を移植したのか…?」
バルムはスヒョンにそう問いかけるのだった。

17話

バルムがヨハンに襲われた後、手術を行ったのが実はスヒョンで、さらにヨハンの脳をバルムに移植していたことが判明する。

だからヨハンの記憶がフラッシュバックしていたんですね…

それを知ったバルムは衝撃を受けるのだった。
その後、ソジュンは刑務所の獄中で医師として働いていた頃のことを回想していた。
時は遡り30数年前…。
ソジュンはアメリカの病院で医師として働いていた。
そこでソジュンは患者を医療ミスに見せかけ殺した疑いをかけられ、周りの医師から白い目で見られていた。
そんなある日、ソジュンは病院の清掃員・リーと出会う。
彼は医療関係の研究者で医師たちが解明できなかった患者の病気を特定するなどしていたことを知るとソジュンは彼に近付き親しくなる。
そして彼に協力してもらい、患者殺しの疑いも晴らすことに成功する。

ソジュンは患者殺しがバレずにしめしめですね

その後、リーから研究用のネズミを提供されたソジュンはそのネズミを使い脳移植の実験を始めるのだった。
ソジュンはその後、韓国に帰国すると脳神経外科医として名声を手に入れ、一方のリーは犯罪研究の分野で博士になり研究者として成功するのだった。
そんななか、脳移植の実験を続けていたソジュンは動物での実験では不十分だと考え、人を殺しその頭を持ち帰り人体実験を始める。

ヘッドハンターの誕生ですね…

そして人体実験のために殺人を繰り返すソジュン。
妻・ジウンが妊娠し自らの夢の達成のための実験ももう少しで成功するというところまで来ていた。
そんななか、リー博士の研究により自分の夢の実現ができなくなるかもしれないと悟ったソジュンは焦り、キャンプ場でムチの両親と兄を襲ったのだ。
そして焦りから幼いムチを生かしてしまったことで、ソジュンの連続殺人を行っていたことが明らかになり逮捕されたのだった。

ソジュンがムチの家族を襲ったのにはそんな経緯があったんですね…

18話

ソジュンが自分にヨハンの脳を移植したことを知ったバルムは、なぜ死刑囚が刑務所を出て病院に来て手術ができたのか疑問に思い、その真相について調べていた。
そしてソジュンに手術を行うよう依頼したのは大統領秘書室長・ヨンシンだと判明し、バルムはヨンシンと話をする。
「あなたのような善良な青年が死ぬと国民の希望を奪うことになると思ったの…」
ヨンシンがそう話すとバルムは呆れ憤り、その場から立ち去るのだった。
その後、ムチがジェピル殺害容疑で逮捕されたことを知ったバルムは驚く。
さらにその件についてムチの犯行ではない可能性があると知ったバルムはホンジュと共にその真相について調べ始めた。
そしてバルムはこの件の真犯人を突き止める。
実はジェピルを殺したのはドゥソクの妻ではなく、ジェピルの友人のマノだった。
ジェピルは友人だったマノの娘を殺害していて、その事実を知ったマノが激昂し病室でジェピルを殺したのだった。

どうやらドゥソクの妻はジェピルを少し切りつけただけだったようです

それを知ったドゥソクは衝撃を受け、マノを警察に連れて行く。
こうしてジェピルは殺害の件は解決し、逮捕されていたムチは解放されるのだった。
一方、ホンジュはヨハンと出会った時のことを回想しながら帰宅。
すると部屋には少し前に生まれたホンジュの赤ん坊がベビーベッドで寝ていて、ホンジュはその赤ん坊を優しい表情で見つめるのだった。

まさか、ヨハンとの子供…?

一方、バルムはヨハンの幼い頃の記憶が頭の中でフラッシュバックする頻度が増えていて困惑していた。
するとバルムの元に酒に酔ったムチが訪ねて来る。
ムチが泥酔し絡んでくるなか、バルムは突然ムチの首を絞める。
「お前のせいだ…」
バルムはそう言いながらその場に倒れたムチを石で何度も殴打するのだった。

どうやらバルムの脳がヨハンの脳にどんどん侵食されているようです…。ムチは死んだのでしょうか…

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感想

バルムにヨハンの脳が移植されていたことが判明したり、ソジュンの過去が明らかになったり、ヨハンの脳を移植されたバルムがサイコパス化するなど、今回も様々な展開がありました。
バルムにヨハンの脳が移植されていたという事実には驚かされました。
だからヨハンの記憶がフラッシュバックしていたんですね。
合点がいきました。
またソジュンの過去も明らかになりました。
リー博士との関係性や、ソジュンが殺した人の遺体の頭を持ち去っていた理由が脳移植の人体実験のためだったというのは衝撃的な事実でしたね。
ラストにはバルムの脳がどんどんヨハンに侵食されていてバルムがサイコパス化し、ムチを襲うという衝撃的な展開がありました。
ムチは無事なのか、そしてバルムはどうなってしまうのか今後の展開が気になるところです。

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