韓国ドラマ『優雅な帝国』第76話あらすじ・ネタバレ感想|愛を装い切り捨てる決断、残酷な真実で縁を断ち切る

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クルミットです♪
第76話では、ソ・ヒジェ(=シン・ジュギョン、ハン・ジワン)が大切な存在だったジョン・ウヒョク(カン・ユル)に対して冷酷な態度を貫き、彼を傷つけるシーンが印象的でした。
愛し合ってきたはずなのに、嘘や策略のためにここまで残酷な言葉を投げつけるなんて、私としては胸が痛くなる思いです。
しかし、その裏にはヒジェがウヒョクを守るためという深い事情があると知り、私は何とも言えぬ複雑な気持ちに包まれました。

「ウヒョクへの残酷な言葉、愛の否定で心を引き裂く」

ウヒョクは、ヒジェが復讐のために彼の母ジュニを利用したと知り、「許せない」と激怒します。「君を愛したと思ったが、違っていた」と言い放つウヒョクに対し、ヒジェは冷静に「よかった。私を愛していなくて」と応じます。
本当は違うはずなのに、あえて酷い言葉でウヒョクを突き放すヒジェの苦しさが、私にははっきりと感じられます。彼女自身がどれほど泣きたい気持ちでしょうか。
ヒジェは「お母さんを利用したし、復讐のためには何だってする」と、まるで自分が悪人であるかのような態度でウヒョクに接します。

「真の目的はウヒョクを守るため、スホに打ち明ける秘密」

実はヒジェは、全て計算の上でウヒョクを遠ざける発言をしたとスホ(カン・ソンフン)に打ち明けます。「復讐が終わったら本当のことを話す」と約束するヒジェに、私は心が締めつけられます。
ヒジェは大切な人を守るために、あえて憎まれ役を買っているのですね。この覚悟があまりにも重く、私の胸は熱くなります。

「ウヒョクを傷つける選択、守るための犠牲」

ウヒョクを傷つける言葉をぶつけたヒジェは、心の中でどれほど涙を流しているのでしょうか。
大切な人にあえて棘のある言葉を吐く苦しみは想像を絶します。誰にも理解されなくても、ウヒョクを危険から遠ざけるためにはそれしかなかったのでしょう。
この選択が今後どのような結果をもたらすのか、考えるたびに落ち着かない気持ちになります。

今回の感想

第76話は、ヒジェがウヒョクを守るために自ら悪役を演じ、彼を突き放すという、胸が締めつけられるような展開でした。
ウヒョクはもちろん傷つき、愛が嘘だったのかと絶望してしまうでしょう。しかし、それでもヒジェは言い訳せず、本心を隠して冷淡に振る舞う。その辛さは計り知れません。
私としては、この世界がいかに復讐と策略、残酷な運命に支配されているかを再認識した回でした。
愛する人を守るために愛を否定する、その行為がどんな悲劇を生むのか、そして復讐が終わった後、ヒジェとウヒョクは再び手を取り合えるのか、考えれば考えるほど胸が痛みます。

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