ホジュン35話あらすじ・感想ネタバレ!“帰る場所があるからこそ、人は立ち直れる”

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これまでダイフウショウ(ハンセン病)の集落で苦しむ人々を目にしてきたホジュン。今回は、その中でもひときわ苦しい運命を背負う少年・サンファが物語の中心にいます。親を亡くしたサンファと、彼をなんとか救いたいサンジョクデサの思いが交錯し、いよいよクライマックスへ向けて動き出すようにも感じました。

それでは35話を一緒に見ていきましょう!

ホジュン 35話のあらすじ

サンファはサンジョクデサへの不信感と反発心から、同じ境遇の少女スヨンを連れてダイフウショウの集落を抜け出します。大人たちに縛られるのが嫌で、“外の世界”を見たかったという思いもあったようです。ですが、実際に村へ降りてみると、病を負う二人は周囲から猛烈な差別や暴力を受け、一瞬にして追い詰められます。

なんと厳しい世界なのだろうと痛感しました

そこに居合わせたホジュンが彼らを助け出し、サンファたちをなんとか無事にダイフウショウの集落へ連れ戻します。サンファは“自分が苦しむのはサンジョクデサのせいだ”と信じて疑いませんでしたが、サンジョクデサが命をかけてもダイフウショウを治したいと願う姿を目の当たりにするうちに、自分への愛情に気づき始めます。

サンジョクデサは、ダイフウショウの治療薬を自分の身を使って試そうとします。今までの人生をかけて築いてきた薬がどこまで効くかは定かでなく、それどころか副作用で倒れる危険性も高い方法。
それでも、サンファを救うためにやめられないという思いが痛いほど伝わってきました

大きなリスクを背負いながらも薬を試すサンジョクデサに、サンファはようやく自分が“確かな愛情”で守られていたことを悟ります。深い葛藤を抱えながらも、二人は“家族”として向き合う道を探り始めるのです。一方ホジュンも、目の前で繰り広げられる“帰る場所”や“守るべき人”の大切さを感じ取り、再び医術への情熱を燃やしかけているようでした。

ホジュン 35話の感想まとめ

サンジョクデサとサンファの親子に見られるように、いったん壊れかけた関係でも、強い思いと愛情があれば修復できるのだと感じました。
彼らの姿を見ていると、血のつながりだけが家族ではないのだと教えられます

そして“帰る場所”があるからこそ、人は迷いながらももう一度立ち上がれるのだとも思えます。サンファにとってはダイフウショウの集落が、ホジュンにとっては医術の道が、どんな困難があっても最終的に戻ってくる“よりどころ”なのでしょう。まだ完全に道を見いだしたわけではないホジュンが、ここで得た学びをどう活かすのかが楽しみです。

次回、サンジョクデサの選んだ“危険な治療法”がどうなっていくのか、そしてホジュンがさらに成長するきっかけとなるのか注目したいですね。苦しみに向き合うからこそ希望を見出す人々の姿に、次回も引き続き期待が高まります!

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