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クルミットです♪
これまで追い詰められながらも、困っている人を放っておけないホジュン。急ぎ内医院の試験を受けるべき状況でありながら、目の前にいる病人を見捨てられずに立ち止まってしまう姿が、見ている側にやるせない感情を呼び起こします。時間がない、それでも医師としての本分を守りたい――ホジュンの心の葛藤が頂点に達する38話でした。
それでは38話を一緒に見ていきましょう!
ホジュン 38話のあらすじ
ホジュンたちは試験会場がある都を目指す途中、貧しい村で大量の病人と出会います。ホジュンを慕う噂を聞きつけてやってきた人々を前に、「内医院の試験があるから急ぎたい」という気持ちがありながらも、結局は彼らを放っておけません。朝から夜遅くまで診療を続け、鍼を打ち続けるホジュンの腕は震え、体力もギリギリな状態です。周囲の仲間は「これ以上時間をつぶせない」と言いますが、ホジュンは「試験も大事だけど、いま苦しんでいる人を助けたい」と踏ん張ります。
一方、ドジは迷うことなく試験勉強に専念していました。病人の家族が助けを求めても、「診断くらいなら」と処方を伝えるだけで王道の対処をするにとどまります。ドジ曰く「すべての患者に付き合っていたら、自分自身がつぶれてしまう。今は試験を最優先にするべきだ」。それはごく合理的な方法であり、試験に向けて万全の体制を整えるドジの姿は周囲からも評価されています。
そんな折、道案内を申し出た村人ドルセに騙され、ホジュンは試験会場への近道とは違う場所へ連れていかれます。じつはドルセの家にも重病の母がおり、「どうしても見てほしい」とすがる思いでホジュンを連れ込みました。急ぎたいホジュンでしたが、母親の深刻な容体を見て「放ってはおけない」と治療に取りかかります。
治療に用いた毒性の強い薬“ブジャ”の処方で思わぬ副作用の危険性があり、経過観察が必要だとわかると、ホジュンはさらに時間を浪費することになってしまいます。試験の日程は刻一刻と迫り、ホジュンは自分の夢と医師としての本分の間で再び激しく揺れ動きます。
ホジュン 38話の感想まとめ
やはりホジュンは「医師である前に一人の人間として、人を見捨てられない」という姿勢を崩せないようです。試験会場へ急ぎたい気持ちと、目の前の患者を救いたい気持ち――究極の二択に悩む姿が痛々しくもあり、同時に「ここまで苦しんでも譲れないものがあるのはすごい」とも思わされます。
ドジの“効率的で合理的な医師像”も決して間違いではないのですが、ホジュンのように“まず患者を助ける”ことを優先する生き方も医師として尊いように感じました。両者の考え方は完全に対立しているわけではなく、あくまで“どちらを優先するか”の問題。結果的に試験に間に合うのか、それとも大切な試験を棒に振ってしまうのか――ますます次回が気になります。
誰もが「そんなに甘い考えで世の中を渡っていけるのか」と疑問に思いながらも、それを貫けるのがホジュンという人物の魅力なのでしょう。次回、ドジやオ氏の反応も含め、どのように物語が動いていくのか注目です!
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